円高時の海外旅行完全ガイド|お得な国・費用比較・予約タイミング徹底解説

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/22

円高が海外旅行に与える影響|なぜお得になるのか?

円高のメリットを活かして海外旅行を計画する際、「どの国がお得か」「予約タイミングはいつが良いか」「為替はどのくらい影響するか」と悩む方は少なくありません。

この記事では、円高時の海外旅行のメリット・お得な国・予約タイミング・費用比較を、SMBC信託銀行三菱UFJ銀行等の公式情報を元に解説します。

初めて円高のメリットを活かした旅行を計画する方でも、為替の仕組み・旅行先選び・費用シミュレーションが理解できるようになります。

この記事のポイント

  • 円高時は同じ日本円でより多くの外貨が手に入るため、海外旅行がお得になる
  • 円高傾向のおすすめ旅行先はトルコ・ラオス・エジプト・ハンガリー・インドネシア等
  • 円表示の旅行代金は予約時点で確定するため、為替変動の影響を受けにくい
  • クレジットカード決済時は「現地通貨」を選ぶ方がカード会社の通常レートが適用されお得

円高・円安の基礎知識|為替レートの仕組みと見方

円高・円安の基本を理解すると、海外旅行のタイミングや旅行先選びに役立ちます。

(1) 円高とは:円の価値が上がり、同じ円でより多くの外貨と交換できる状態

円高は、円の価値が上がり、同じ日本円でより多くの外貨と交換できる状態のことです。

例えば、1ドル=110円から1ドル=100円に変わった場合、これは円高です。100円で1ドルと交換できるようになり、以前より少ない円で同じ量の外貨が手に入ります。

海外旅行では、円高時の方がホテル・食事・観光費用が安くなります

(2) 円安とは:円の価値が下がり、同じ円で交換できる外貨が少なくなる状態

円安は、円の価値が下がり、同じ日本円で交換できる外貨が少なくなる状態のことです。

例えば、1ドル=110円から1ドル=150円に変わった場合、これは円安です。150円を払わないと1ドルと交換できず、以前より多くの円が必要になります。

海外旅行では、円安時の方がホテル・食事・観光費用が高くなります

(3) 為替レートの見方:1ドル=110円と150円ではどちらが円高か

為替レートの見方は、以下のように理解すると分かりやすいです。

  • 1ドル=110円(円高): 110円で1ドルと交換できる
  • 1ドル=150円(円安): 150円で1ドルと交換できる

数字が小さいほど円高、大きいほど円安です。

(4) 海外旅行への影響:円高なら旅行費用が安く、円安なら高くなる

為替レートが海外旅行費用に与える影響は以下の通りです。

  • 円高時(1ドル=110円): 100ドルのホテルが11,000円
  • 円安時(1ドル=150円): 100ドルのホテルが15,000円

同じホテルでも、円高時と円安時で4,000円の差が出ます。5泊6日の旅行全体では、数万円の差になる可能性があります。

円高時にお得な国ランキング|トルコ・ラオス・エジプト等の魅力

円高時にお得な旅行先を紹介します。

(1) トルコ:円高傾向+物価安で世界遺産巡りがコスパ良好

トルコは、円高傾向に加えて物価が安く、世界遺産巡りがコスパ良好です。

  • 主要観光地: イスタンブール(ブルーモスク・トプカプ宮殿)、カッパドキア(奇岩・気球ツアー)、パムッカレ(石灰棚温泉)
  • 物価: 食事代1食500〜1,000円、ホテル1泊3,000〜8,000円程度
  • アクセス: 日本からトルコ航空直行便で約12時間

世界遺産が豊富で、円高のメリットを最大化できる旅行先です。

(2) ラオス・エジプト・ハンガリー・インドネシア:円高+物価安の組み合わせ

円高傾向+物価安の組み合わせが魅力的な国は以下の通りです。

  • ラオス: 首都ビエンチャン・ルアンパバーン、物価が非常に安く1日1,000〜2,000円で過ごせる
  • エジプト: ピラミッド・ルクソール神殿、歴史好きにおすすめ
  • ハンガリー: ブダペスト(世界遺産の街並み・温泉)、東欧の物価安を活かせる
  • インドネシア: バリ島・ジャカルタ、リゾートとアジアの物価安の両立

いずれも円高のメリットを活かせる旅行先です。

(3) アジア圏:タイ・ベトナム・台湾など物価の安い国

アジア圏は、円高でなくても物価が安く、円高時にさらにお得になります。

  • タイ: バンコク・チェンマイ・プーケット、食事代1食200〜500円
  • ベトナム: ホーチミン・ハノイ・ダナン、物価が安く観光地も豊富
  • 台湾: 台北・台南・高雄、食事代1食300〜800円、日本から近い

円高時なら、アジア圏で贅沢な旅行ができます。

(4) 欧米圏:円高時なら欧米も狙い目

円高時なら欧米方面も狙い目です。通常は物価が高い欧米も、円高のメリットで旅行費用を抑えられます。

  • ヨーロッパ: フランス・イタリア・スペイン・ドイツ等
  • アメリカ: ニューヨーク・ロサンゼルス・ラスベガス等

2025年は円安が落ち着き、欧米方面への旅行人気が戻りつつあると予測されています(JTB予測で夏の海外旅行者21%増)。

費用シミュレーション|円高・円安でどれだけ差が出るか具体例で比較

円高・円安で旅行費用がどれだけ変わるかをシミュレーションします。

(1) ホテル宿泊費:1泊100ドルのホテルが円高時は11,000円、円安時は15,000円

ホテル宿泊費の比較(1泊100ドルのホテル):

  • 円高時(1ドル=110円): 11,000円
  • 円安時(1ドル=150円): 15,000円
  • 差額: 4,000円/泊

5泊の場合、合計20,000円の差が出ます。

(2) 食事代:1食30ドルが円高時は3,300円、円安時は4,500円

食事代の比較(1食30ドル):

  • 円高時(1ドル=110円): 3,300円
  • 円安時(1ドル=150円): 4,500円
  • 差額: 1,200円/食

1日3食×6日間で、合計21,600円の差が出ます。

(3) ツアー代金:円表示なら予約時点で確定、為替変動の影響を受けにくい

ツアー代金は、円表示で提供される場合が多く、予約時点で金額が確定します。

例えば、「アメリカ5泊6日ツアー 300,000円」のように円表示で予約した場合、その後の為替変動の影響を受けません。円高時に予約すれば、その後円安になっても300,000円のままです。

(4) トータル費用:5泊6日の旅行で数万円の差が出る

5泊6日のアメリカ旅行(1人あたり)の費用比較(2025年時点目安):

項目 内容 円高時(1ドル=110円) 円安時(1ドル=150円) 差額
ホテル 1泊100ドル×5泊 55,000円 75,000円 20,000円
食事代 1食30ドル×18食 59,400円 81,000円 21,600円
観光・交通 現地での支出200ドル 22,000円 30,000円 8,000円
航空券 往復(円表示で予約) 150,000円 150,000円 0円
合計 286,400円 336,000円 49,600円

円高時と円安時で約5万円の差が出ます。

予約タイミング・両替のコツ・注意事項|為替変動リスクへの対応

為替変動リスクに対応するためのコツと注意事項を解説します。

(1) 予約タイミング:円表示の旅行代金は予約時点で確定するため、円高時に予約

予約タイミングは、円高時に予約するのがおすすめです。

  • 円表示のツアー代金: 予約時点で金額が確定し、その後の為替変動の影響を受けない
  • 航空券: 航空会社の公式サイトで円表示予約すれば、予約時点で確定
  • ホテル: 事前決済のプランなら予約時点で確定

円高時に予約すれば、その後円安になっても旅行費用は変わりません。

(2) 両替のコツ:出発前の両替がおすすめ、現地での両替は手数料が高い

外貨両替は、出発前の両替がおすすめです。

  • 出発前の両替: 銀行・空港の両替所で事前に両替
  • 現地での両替: 手数料が高い場合が多く、レートが不利
  • クレジットカード: 多くの場所で使えるため、最小限の現金で対応可能

SMBC信託銀行によると、円高のタイミングで両替すると同じ円でより多くの外貨が手に入ります。

(3) クレジットカード利用時の注意:請求日の為替レートで計算、「現地通貨」選択がお得

クレジットカードを使う際の注意点は以下の通りです。

  • 請求日の為替レート: クレジットカードは請求日(購入時の1〜2ヶ月後)の為替レートで計算される
  • 現地通貨での決済: 「現地通貨」を選ぶ方が、カード会社の通常レートが適用されお得
  • 円建て決済: 店舗独自のレートが適用され、手数料が上乗せされる場合が多い

決済時に「円建て」か「現地通貨」かを選べる場合は、「現地通貨」を選ぶことをおすすめします

(4) 外貨預金対応デビットカード:為替を気にせず外貨をそのまま使える

外貨預金対応のデビットカードを使えば、為替を気にせず外貨をそのまま使えます。

  • 外貨預金口座: 円高時に外貨を預金しておく
  • デビットカード: その外貨を現地で直接使える
  • 為替手数料なし: 両替せずに使えるため、為替手数料がかからない

三菱UFJ銀行等で外貨預金対応デビットカードが提供されています。

為替レートは日々変動するため、渡航前に最新レートを確認してください。

まとめ:為替状況別おすすめプラン|円高・円安に応じた旅行先選び

円高時の海外旅行は、同じ日本円でより多くの外貨が手に入るため、旅行費用を大幅に抑えられます。円高傾向のおすすめ旅行先はトルコ・ラオス・エジプト・ハンガリー・インドネシア等で、アジア圏(タイ・ベトナム・台湾)も物価が安く円高のメリットを最大化できます。

円表示のツアー代金は予約時点で確定するため、円高時に予約すれば為替変動の影響を受けません。クレジットカード決済時は「現地通貨」を選ぶ方がカード会社の通常レートが適用されお得です。

為替レートは日々変動するため、旅行前に最新レートを確認し、銀行や旅行会社に相談しながら自分に合ったプランを立てましょう。

よくある質問

Q1円高と円安、海外旅行はどちらがお得ですか?

A1円高の方がお得です。円高時は同じ日本円でより多くの外貨が手に入るため、海外旅行の費用が安くなります。例えば1ドル=110円(円高)と1ドル=150円(円安)では、100ドルのホテルが11,000円と15,000円で4,000円の差が出ます。5泊6日の旅行全体では約5万円の差になる可能性があります。

Q2円高時のおすすめ旅行先はどこですか?

A2トルコ、ラオス、エジプト、ハンガリー、インドネシアなど円高傾向の国がコスパ良好です。アジア圏(タイ・ベトナム・台湾)も物価が安く円高のメリットを最大化できます。円高時なら欧米方面(フランス・イタリア・アメリカ等)も狙い目で、2025年は円安が落ち着き欧米への旅行人気が戻りつつあります。

Q3為替レートはいつ適用されますか?

A3クレジットカードは請求日(購入時の1〜2ヶ月後)の為替レートで計算されます。事前決済のツアー代金や航空券は予約時点で円表示に確定するため、為替変動の影響を受けにくいです。現地での現金決済は使用時点のレートが適用されます。円高時に予約すれば、その後円安になっても旅行費用は変わりません。

Q4円安でも海外旅行を楽しむ方法はありますか?

A4アジア圏など物価の安い国(タイ・ベトナム・台湾等)を選ぶことで、円安の影響を最小限に抑えられます。円表示のツアーパックを早めに予約すれば、その後の為替変動の影響を受けません。クレジットカード決済時は「現地通貨」を選ぶ方が、カード会社の通常レートが適用されお得です。

Q5外貨両替のベストタイミングは?

A5円高のタイミングで両替すると、同じ円でより多くの外貨が手に入ります。出発前の両替がおすすめで、現地での両替は手数料が高い場合が多いです。外貨預金対応のデビットカードがあれば、円高時に外貨を預金しておき、現地で為替を気にせず外貨をそのまま使えます。為替レートは日々変動するため、渡航前に最新レートを確認してください。

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Tripfolio編集部

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