台湾観光モデルコース完全ガイド:2泊3日・3泊4日で巡る台北と地方都市

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/29

台湾観光が注目される理由:親日的で治安の良い初心者向け海外旅行先

台湾観光を計画する際、「何泊がベストか」「どのスポットを優先すべきか」「費用はどれくらいか」と悩む方は少なくありません。

この記事では、台湾観光のモデルコース(2泊3日・3泊4日)、主要スポットの特徴、旅行費用の目安を、台湾観光局日本事務所台北市政府観光伝播局の公式情報を元に解説します。

初めて台湾を訪れる方でも、効率的に台湾の魅力を満喫できるようになります。

この記事のポイント

  • 台湾は日本から約4時間、親日的で治安が良く初心者にも安心な海外旅行先
  • 2泊3日は台北中心(故宮博物院・九份・夜市)、3泊4日は台北+九份・十分をゆっくり巡るプランがおすすめ
  • 旅行費用は2泊3日で8〜10万円、3泊4日で11〜13万円が目安(航空券・宿泊・食事・観光込み)
  • 2025年10月以降、入国カードはオンライン申請のみ。2025年1月からホテルのアメニティ持参が必要

(1) 日本から約4時間:週末旅行も可能な近さ

台湾は日本から約3〜4時間のフライトで到着する近さが魅力です。羽田・成田・関西などから台北(桃園国際空港または松山空港)への直行便が多数運航しており、金曜夜発・日曜夜帰りの2泊3日週末旅行も可能です。

桃園国際空港から台北市内までは、MRTエクスプレス(桃園機場捷運)で約40分、料金は約160台湾ドル(約800円)です(2025年時点)。

時差も1時間のみで、時差ボケの心配がほとんどありません。短期旅行でも十分に楽しめる距離です。

(2) 親日的で治安が良く、初心者にも安心

台湾は親日的な国として知られており、日本語が通じる場所も多く、初めての海外旅行先としても人気です。

台湾観光局日本事務所によれば、台湾は治安が良く、夜でも比較的安全に観光できます。ただし、スリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要です。

主要都市ではMRT(地下鉄)やバスなどの公共交通機関が発達しており、言語が不安でも移動しやすい環境です。

(3) 多彩な魅力:グルメ・歴史・自然・夜市

台湾の魅力は、グルメ、歴史、自然、夜市など多彩です。

グルメ:

  • 小籠包、魯肉飯、牛肉麺、タピオカミルクティー等

歴史:

  • 故宮博物院(世界四大博物館の一つ)
  • 中正記念堂(台北のシンボル)

自然:

  • 九份(山間の景観)
  • 淡水(夕日鑑賞スポット)

夜市:

  • 士林夜市、饒河街夜市、寧夏夜市等

KKdayによれば、台湾観光は短期間でも多様な体験ができるため、リピーターが多い旅行先です。

台湾観光2泊3日モデルコース:台北中心で効率的に巡る

(1) 1日目:台北到着→中正記念堂→永康街→夜市

スケジュール:

  1. 午前:日本→桃園国際空港→台北市内(ホテルチェックイン)
  2. 午後:中正記念堂見学(滞在1時間)
  3. 夕方:永康街でグルメ巡り(滞在1〜2時間、鼎泰豊本店で小籠包等)
  4. 夜:士林夜市または饒河街夜市(滞在2〜3時間)

ポイント:

  • 中正記念堂は台北のシンボル的建築物で、衛兵交代式(毎時0分)が見どころ
  • 永康街は小籠包の名店「鼎泰豊」本店やマンゴーかき氷の有名店が集まるグルメエリア
  • 夜市は台湾名物の屋台街で、B級グルメや買い物を楽しめる

台北市政府観光伝播局によれば、中正記念堂は台北観光の定番スポットで、広大な敷地内を散策できます。

(2) 2日目:故宮博物院→九份(夕暮れ時)

スケジュール:

  1. 午前:故宮博物院見学(滞在2〜3時間)
  2. 昼:台北市内でランチ
  3. 午後:台北→九份へ移動(バスまたは現地ツアー、約1時間半)
  4. 夕暮れ時:九份散策(滞在2〜3時間、赤提灯が灯る夕暮れ時が最も美しい)
  5. 夜:台北へ戻る

ポイント:

  • 故宮博物院は世界四大博物館の一つで、翡翠の「翠玉白菜」、豚の角煮を模した「肉形石」などの名品を展示
  • 九份は「千と千尋の神隠し」のモデルとされ、赤提灯が灯る夕暮れ時が最も雰囲気が良い
  • 九份は雨が多いエリアのため、レインコートを持参すると便利

KKdayによれば、九份観光は夕暮れ時がベストですが、混雑するため、レインコートの方が傘よりスムーズに移動できます。

(3) 3日目:龍山寺→問屋街→帰国

スケジュール:

  1. 午前:龍山寺参拝(滞在30分〜1時間)
  2. 午前:迪化街(問屋街)で買い物(滞在1〜2時間、ドライフルーツ・茶葉・雑貨等)
  3. 昼:台北市内でランチ
  4. 午後:桃園国際空港へ移動→帰国

ポイント:

  • 龍山寺は台北最古の寺院で、地元の信仰を集めるパワースポット
  • 迪化街は乾物・茶葉・漢方薬などの問屋街で、お土産購入に最適
  • 空港までの移動時間(約1時間)を考慮し、早めに出発

台湾観光3泊4日モデルコース:台北+近郊または地方都市を満喫

(1) 1日目:台北到着→中正記念堂→台北101→夜市

スケジュール:

  1. 午前:日本→桃園国際空港→台北市内(ホテルチェックイン)
  2. 午後:中正記念堂見学(滞在1時間)
  3. 夕方:台北101展望台(滞在1時間、台北の夜景を楽しむ)
  4. 夜:夜市(士林夜市または饒河街夜市、滞在2〜3時間)

ポイント:

  • 台北101は高さ508m、かつて世界一高いビルだった台北のランドマーク
  • 展望台(89階・91階)からは台北の夜景を一望できる

(2) 2日目:故宮博物院→迪化街→淡水(夕日鑑賞)

スケジュール:

  1. 午前:故宮博物院見学(滞在2〜3時間)
  2. 昼:迪化街で買い物・ランチ(滞在2時間)
  3. 夕方:MRTで淡水へ(約40分)
  4. 夕暮れ時:淡水で夕日鑑賞(淡水老街散策、滞在2〜3時間)
  5. 夜:台北へ戻る

ポイント:

  • 淡水は台北郊外の港町で、夕日の名所として有名
  • 淡水老街では海鮮料理やスイーツを楽しめる

(3) 3日目:九份+十分の1日周遊(天燈上げ体験)

スケジュール:

  1. 午前:台北→十分へ移動(電車で約1時間)
  2. 午前:十分で天燈(ランタン)上げ体験(滞在1〜2時間)
  3. 昼:十分→九份へ移動(バスまたはタクシー、約30分)
  4. 午後〜夕暮れ時:九份散策(滞在2〜3時間)
  5. 夜:台北へ戻る

ポイント:

  • 十分は天燈上げで有名。願い事を書いたランタンを空に飛ばす体験ができる
  • 九份と十分は同じ方向にあるため、1日で両方回ると効率的

KKdayによれば、九份+十分の1日ツアーを利用すると、移動がスムーズで初心者にも安心です。

(4) 4日目:台北市内で買い物→帰国

スケジュール:

  1. 午前:台北市内で最後の買い物(西門町または東門エリア)
  2. 昼:台北市内でランチ
  3. 午後:桃園国際空港へ移動→帰国

ポイント:

  • 西門町は若者の街で、ファッション・雑貨・グルメが充実
  • 東門エリアは永康街周辺で、茶葉・雑貨・グルメのお土産購入に最適

(5) 地方都市追加プラン:台南または高雄を組み込む

3泊4日で地方都市も回りたい場合、以下のプランも可能です。

台南追加プラン:

  • 2日目または3日目に台北→台南へ移動(台湾高鐵で約2時間)
  • 台南は古都で、グルメの街として有名(担仔麺、牛肉湯等)
  • 主要スポット:赤崁楼、安平古堡、神農街

高雄追加プラン:

  • 2日目または3日目に台北→高雄へ移動(台湾高鐵で約2時間)
  • 高雄は港湾都市で、蓮池潭、愛河、六合夜市が有名

JTBによれば、台南は台湾グルメの聖地として人気が高まっています。

台湾観光の主要スポットと特徴:台北・九份・十分・台南

(1) 故宮博物院:世界四大博物館の一つ

故宮博物院は、世界四大博物館の一つで、中国の歴代王朝の宝物約70万点を収蔵しています。

主な展示品:

  • 翠玉白菜(翡翠の白菜)
  • 肉形石(豚の角煮を模した石)
  • 古代書画・陶磁器・青銅器等

開館時間: 9:00〜17:00(金・土は夜間開館) 入館料: 350台湾ドル(約1,750円、2025年時点)

滞在時間の目安は2〜3時間です。見どころが多いため、事前に優先したい展示を決めておくと効率的です。

(2) 中正記念堂:台北のシンボル的建築物

中正記念堂は、台湾の初代総統・蒋介石を記念して建てられた建築物です。広大な敷地内には国家音楽庁、国家戯劇院もあります。

見どころ:

  • 本堂(蒋介石の銅像)
  • 衛兵交代式(毎時0分)
  • 広大な広場

入場料: 無料

衛兵交代式は約10分間で、厳格な動作が見どころです。

(3) 九份:赤提灯が灯るノスタルジックな街並み

九份は、台北から約1時間半の山間にある観光地で、赤提灯が灯る夕暮れ時のノスタルジックな街並みが人気です。

主な見どころ:

  • 阿妹茶酒館(赤提灯が灯る茶屋)
  • 基山街(食べ歩きストリート)
  • 豎崎路(石段の坂道)

アクセス:

  • 台北からバスまたはタクシーで約1時間半
  • 現地ツアー参加も便利

KKdayによれば、九份は雨が多いエリアのため、レインコートの準備を推奨します。

(4) 十分:天燈(ランタン)上げ体験

十分は、天燈(ランタン)上げで有名な観光地です。願い事を書いたランタンを空に飛ばす体験ができます。

主な見どころ:

  • 天燈上げ体験(200台湾ドル程度/個)
  • 十分瀑布(台湾のナイアガラと呼ばれる滝)
  • 線路沿いの街並み

アクセス:

  • 台北から台湾鉄道で約1時間

十分と九份は同じ方向にあるため、1日で両方回ると効率的です。

(5) 台北の夜市:士林・饒河街・寧夏夜市

夜市は台湾名物の屋台街で、夕方から深夜まで営業し、グルメと買い物を楽しめます。

士林夜市:

  • 台北最大規模の夜市
  • グルメ(大腸包小腸、豪大大鶏排等)、ゲーム、買い物が充実

饒河街夜市:

  • グルメに特化した夜市
  • 胡椒餅、薬膳スープ等が人気

寧夏夜市:

  • 地元密着型の夜市
  • 小ぶりで観光客が少なめ、地元の雰囲気を楽しめる

台北市政府観光伝播局によれば、夜市は台北観光の必須体験で、複数の夜市を訪れて食べ比べするのもおすすめです。

(6) 台南(地方都市):古都とグルメの街

台南は台湾の古都で、グルメの街として有名です。台北から台湾高鐵(新幹線)で約2時間です。

主な見どころ:

  • 赤崁楼(オランダ統治時代の要塞跡)
  • 安平古堡(台湾最古の城塞)
  • 神農街(レトロな街並み)

台南グルメ:

  • 担仔麺、牛肉湯、度小月、虱目魚(サバヒー)等

台南は歴史とグルメを楽しみたい方におすすめです。

台湾観光の費用と予算:航空券・宿泊・食事・交通の内訳

(1) 航空券:往復3〜5万円(時期により変動)

航空券の費用は、時期や航空会社により大きく変動します。

航空会社 費用目安
LCC(格安航空) 往復3〜4万円
フルサービス航空 往復4〜5万円
繁忙期(旧正月、GW等) 往復6〜8万円

(2025年時点の目安。料金は変更される場合があります)

早期予約やオフシーズンを狙うことで、費用を抑えることができます。

(2) 宿泊費:1泊5,000〜15,000円

宿泊費は、ホテルのグレードにより大きく異なります。

ホテルグレード 1泊費用
ゲストハウス・ホステル 2,000〜5,000円
ビジネスホテル 5,000〜10,000円
中級ホテル 10,000〜15,000円
高級ホテル 15,000円〜

(2025年時点の目安。料金は変更される場合があります)

NEWTによれば、台北市内のビジネスホテルは1泊7,000〜10,000円程度が一般的です。

(3) 食事代:1日3,000〜5,000円

食事代は、外食の頻度や店のグレードにより変動します。

食事 費用目安
朝食(豆漿店・ホテル) 100〜500円
昼食(麺類・ローカル食堂) 300〜800円
夕食(レストラン) 1,000〜3,000円
夜市(食べ歩き) 1,000〜2,000円

1日の食事代は3,000〜5,000円が目安です。夜市やローカル食堂を活用すれば、さらに抑えることができます。

(4) 交通費:MRT・バスで1日500円程度

台北市内の交通費は、MRT・バス中心であれば1日500円程度です。

交通手段 費用目安
MRT(1回) 20〜65台湾ドル(約100〜325円)
悠遊卡(EASY CARD) 最初に100台湾ドル購入+チャージ
台北→九份(バス) 片道約100台湾ドル(約500円)
台湾高鐵(台北→台南) 片道約1,350台湾ドル(約6,750円)

悠遊卡(EASY CARD)を購入すれば、MRT・バス・コンビニで利用でき、運賃も割引されます。

(5) 2泊3日総額:8〜10万円、3泊4日総額:11〜13万円

台湾観光の総費用は、以下の通りです。

2泊3日:

  • 航空券: 3〜5万円
  • 宿泊費(2泊): 1〜2万円
  • 食事代(3日): 0.9〜1.5万円
  • 交通費: 0.2〜0.5万円
  • 観光費用・お土産: 1〜2万円

合計: 約8〜10万円

3泊4日:

  • 航空券: 3〜5万円
  • 宿泊費(3泊): 1.5〜3万円
  • 食事代(4日): 1.2〜2万円
  • 交通費: 0.3〜1万円
  • 観光費用・お土産: 1〜2万円

合計: 約11〜13万円

(2025年時点の目安。料金は変更される場合があります)

LCC利用やゲストハウス宿泊、夜市中心の食事で、さらに費用を抑えることも可能です。

まとめ:あなたに合った台湾観光プランの選び方

台湾は日本から約4時間、親日的で治安が良く初心者にも安心な海外旅行先です。2泊3日は台北中心(故宮博物院・中正記念堂・九份・夜市)、3泊4日は台北+九份・十分をゆっくり巡るプランがおすすめです。地方都市(台南・高雄)を含める場合は、台湾高鐵を利用して1日追加しましょう。

旅行費用は、2泊3日で8〜10万円、3泊4日で11〜13万円が目安です(航空券・宿泊・食事・観光込み)。LCC利用やゲストハウス宿泊で費用を抑えることも可能です。

2025年10月以降、入国カードはオンライン申請のみ(入国3日前から可能)、2025年1月からホテルの使い捨てアメニティ無料提供が廃止されるため、歯ブラシ等の持参が必要です。詳細は台湾観光局日本事務所で最新情報を確認しながら、自分に合ったプランを立てましょう。

よくある質問

Q1台湾観光は何泊がおすすめ?

A1初めての台湾なら3泊4日がおすすめです。台北市内の主要スポット+九份・十分をゆっくり回れます。週末旅行なら2泊3日でも台北中心に楽しめます。地方都市(台南・高雄)を含める場合は、さらに1〜2日追加すると余裕を持って観光できます。

Q2台湾観光の費用はどれくらい?

A22泊3日で8〜10万円、3泊4日で11〜13万円が目安です(航空券・宿泊・食事・観光込み)。LCC利用やゲストハウス宿泊、夜市中心の食事でさらに費用を抑えることができます。繁忙期(旧正月、GW)は航空券・宿泊費が高騰するため、オフシーズンがおすすめです。

Q3台湾観光のベストシーズンはいつ?

A33〜5月の春と10〜11月の秋が気候が良くおすすめです。6〜9月は暑く台風シーズンのため避ける方が無難です。12〜2月は比較的涼しいですが観光しやすい気候です。旧正月(1月下旬〜2月)は混雑するため、時期をずらすことを推奨します。

Q4台湾観光で必要な準備は?

A42025年10月以降、入国カードはオンライン申請のみ(入国3日前から可能)になります。2025年1月からホテルの使い捨てアメニティ無料提供が廃止されるため、歯ブラシ等の持参を推奨します。MRT車内の飲食は罰金対象なので注意しましょう。詳細は台湾観光局日本事務所でご確認ください。

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Tripfolio編集部

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