海外一人ツアーとは
一人で海外旅行をしたいが個人手配には不安がある方の中には、「一人参加OKのツアーはあるのか」「追加料金はいくらかかるのか」と気になる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、海外一人ツアーの種類、おすすめの行き先、費用と一人参加追加料金、メリット・デメリット、安全対策を、大手旅行会社の公式情報を元に解説します。
一人で海外旅行を計画している方が、自分に合ったツアーを選べるようになります。
この記事のポイント
- 2024年度の海外ツアー参加者の約12%が1名申込、女性64%・男性36%と女性の参加が多い
- 一人参加限定ツアーは参加者全員が一人参加のため、気兼ねなく旅を楽しめる
- 通常は一人部屋追加代金(シングルユース料金)が発生するが、追加料金なしのツアーも増加
- 初心者には台湾、韓国、シンガポール、ハワイが治安・利便性で人気
1. 海外一人ツアーの魅力と増加の背景
(1) 一人旅の増加傾向(2024年度約12%が1名申込)
近年、海外一人旅の需要が増加しています。阪急交通社のデータによると、2024年度の海外ツアー参加者の約12%が1名申込で、そのうち女性64%、男性36%と女性の参加が多い傾向です。
コロナ禍以降、一人旅向けツアーを取り扱う旅行会社・プラン数が大幅に増加し、「女性限定ツアー」「ワンランク上のおひとり参加限定の旅」など多様なニーズに対応したプランが充実しています。
(2) 自分のペースで楽しめる自由さ
海外一人ツアーの魅力は、自分のペースで楽しめる自由さです。行きたい場所、食べたいもの、休憩のタイミングなど、すべて自分で決められます。
団体行動に縛られず、現地での出会いや予期せぬ体験を楽しめることも、一人旅の醍醐味です。
2. 一人参加ツアーの種類と特徴
(1) 一人参加限定ツアー(全員一人参加)
一人参加限定ツアーは、参加者全員が一人参加のツアーです。気兼ねなく旅を楽しめるのが特徴で、添乗員同行、1名1室確約、バス1人2席利用が一般的です。
クラブツーリズムの一人参加限定ツアーは、1グループ最大19名で、参加者同士が交流しやすい環境が整っています。
(2) 添乗員同行ツアー(初心者向け)
添乗員同行ツアーは、出発から帰国まで添乗員が同行するパッケージツアーです。初めての海外一人旅で不安がある方におすすめです。
観光地への案内、ホテルのチェックイン、トラブル対応など、添乗員がサポートしてくれるため、安心して旅行を楽しめます。
(3) フリープラン(自由度重視)
フリープランは、航空券+ホテルのセットで、現地での行動は自由なプランです。自分で観光地を回りたい、現地の雰囲気を自由に楽しみたい方に向いています。
HISや旅工房では、フリープランのカスタマイズが可能で、ホテルのグレードや滞在日数を自由に選べます。
(4) 女性限定ツアー
女性限定ツアーは、参加者が全員女性のツアーです。女性一人での参加に不安がある方や、女性同士で気兼ねなく旅を楽しみたい方におすすめです。
阪急交通社では、女性限定ツアーが充実しており、安全面や快適性に配慮されたプランが提供されています。
3. おすすめの行き先と旅行会社比較
(1) 初心者におすすめの国(台湾・韓国・シンガポール)
初めての海外一人旅におすすめの国は、以下の通りです。
| 国・地域 | おすすめポイント | 飛行時間 |
|---|---|---|
| 台湾 | 治安が良く、日本語対応も多い。食文化が豊か | 約3〜4時間 |
| 韓国 | 日本から近く、韓流文化や美容を楽しめる | 約2〜3時間 |
| シンガポール | 治安が良く、英語が通じる。多民族文化が魅力 | 約7時間 |
| ハワイ | リゾート地で日本語対応が多い、安全性高い | 約7〜8時間 |
(出典: JTB)
これらの国は、治安が良く、日本語対応や英語が通じやすいため、初心者でも安心して旅行できます。
(2) 旅行会社別の特徴(クラブツーリズム・阪急交通社・JTB・HIS・旅工房)
各旅行会社の特徴を比較しました(2025年時点)。
| 旅行会社 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| クラブツーリズム | 一人参加限定ツアー充実 | バス2席・1名1室確約 |
| 阪急交通社 | 女性限定ツアーが多い | 女性の参加者が多く安心 |
| JTB | 添乗員同行ツアーが豊富 | 初心者向けサポート充実 |
| HIS | フリープランの選択肢が多い | 自由度重視の方におすすめ |
| 旅工房 | 追加料金なしプランあり | コスパ重視の方向け |
(出典: 各社公式サイト)
自分の旅行スタイル(添乗員同行 vs フリープラン、費用重視 vs 安心重視等)に合わせて、旅行会社を選びましょう。
(3) 追加料金なしプランの有無
一人参加で追加料金が発生しないプランも増えています。旅工房では、追加料金なしで一人参加できるプランが提供されており、費用を抑えたい方におすすめです。
ただし、プランによっては一人部屋追加代金が発生する場合もあるため、予約前に「料金に含まれる項目」を必ず確認しましょう。
4. 費用と一人参加追加料金
(1) 一人部屋追加代金(シングルユース料金)の仕組み
海外のホテルは2名1室が基本料金のため、1人で部屋を使用する場合、**一人部屋追加代金(シングルユース料金)**が発生します。
この追加料金は、ツアー料金の20〜50%が目安です(行き先・ホテルグレードにより変動)。
(2) 方面別の費用相場
一人参加ツアーの費用相場は以下の通りです(2025年時点の目安、一人部屋追加代金込み)。
| 方面 | 日数 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 韓国・台湾 | 2〜3日間 | 5〜10万円 |
| 東南アジア(タイ・シンガポール等) | 4〜5日間 | 10〜15万円 |
| ハワイ・グアム | 5〜6日間 | 15〜25万円 |
| ヨーロッパ(イタリア・フランス等) | 6〜8日間 | 25〜40万円 |
料金は時期・旅行会社により変動するため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
(3) 追加料金なしで一人参加できるツアー
一人部屋追加代金が不要なツアーも増えています。以下のような条件で、追加料金なしで参加できる場合があります。
- 一人参加限定ツアー: 参加者全員が一人参加のため、追加料金が発生しない設定
- 相部屋プラン: 他の参加者と相部屋になることで、追加料金を抑える
- キャンペーン: 期間限定で一人参加追加料金が無料になるプラン
予約前に、各社の公式サイトで「一人参加追加料金」の有無を確認することをおすすめします。
5. 一人参加のメリット・デメリットと安全対策
(1) メリット(自由度・柔軟性・自己成長)
海外一人ツアーのメリットは以下の通りです。
- 自由度が高い: 行きたい場所、食べたいもの、休憩のタイミングを自分で決められる
- 柔軟性: 予定変更が簡単、現地での出会いや体験を楽しめる
- 自己成長: 異文化の中で自分で判断・行動することで、自信がつく
(2) デメリット(費用割高・孤独感)
一方で、デメリットもあります。
- 費用が割高: 一人部屋追加代金が発生するため、2名参加より高くなる
- 孤独感: 食事や観光を一人で楽しむため、孤独を感じる場合がある
- 安全面の不安: トラブル時に相談できる相手がいない
孤独感が心配な方は、一人参加限定ツアーや添乗員同行ツアーを選ぶことで、他の参加者や添乗員と交流できます。
(3) 安全対策(治安確認・保険加入・貴重品管理)
海外一人旅では、安全対策が重要です。以下の対策を推奨します。
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 治安確認 | 外務省海外安全ホームページで渡航先の治安情報を確認 |
| 保険加入 | 海外旅行保険に加入(ケガ、病気、盗難、航空機遅延等に備える) |
| 貴重品管理 | セーフティボックスに保管、現金とカードは分散して携帯 |
| 連絡手段 | eSIM・モバイルWi-Fiを手配、配車アプリ(Uber、Grab)を事前設定 |
| 夜間の行動 | 夜間の一人歩きや人通りの少ない場所は避ける |
特に、渡航先によってはビザ(電子渡航認証ESTA、ETA等)が必要な場合があるため、出発前に必ず確認しましょう。
6. まとめ:状況別のおすすめプラン
海外一人ツアーは、2024年度の参加者の約12%が1名申込で、女性64%・男性36%と女性の参加が多いです。一人参加限定ツアーは参加者全員が一人参加のため、気兼ねなく旅を楽しめます。
状況別のおすすめプラン:
- 初めての海外一人旅: 台湾・韓国・シンガポールが治安・利便性で人気、添乗員同行ツアーで安心
- 自由度重視: フリープランで自分のペースで観光(HIS、旅工房等)
- 女性一人参加: 女性限定ツアーで安心(阪急交通社等)
- 費用重視: 追加料金なしプランを活用(旅工房等)
- 交流希望: 一人参加限定ツアーで他の参加者と交流(クラブツーリズム等)
一人部屋追加代金が発生する場合もあるため、予約前に「料金に含まれる項目」を必ず確認しましょう。
治安情報は外務省海外安全ホームページで事前確認し、海外旅行保険への加入を強く推奨します。最新情報は各旅行会社の公式サイトでご確認ください。
