なぜ国内ツアーを利用すべきなのか
国内旅行を計画する際、個人手配とツアー利用のどちらがよいか迷う方は少なくありません。国内ツアーを利用する最大のメリットは、交通手段・宿泊・観光がパッケージになっており、手配の手間が省ける点です。
さらに、ツアーならではの団体割引により、個人手配より費用を抑えられることがあります。旅行初心者や、複数の観光地を効率的に回りたい方には特におすすめです。
この記事のポイント
- 北海道・沖縄・京都・東京ディズニーリゾート・USJが定番人気(2024年注目は北陸・黒部)
- 料金相場は1泊2日3-5万円、2泊3日5-10万円が目安(観光庁調査では宿泊旅行約7万円)
- 旅行会社はJTB(国内最大手)、HIS(格安ツアーに強い)、近畿日本ツーリスト・日本旅行・阪急交通社が大手
- ツアータイプは旅行初心者向けフルパッケージ、自由派向けフリープラン、添乗員同行ツアー等から選択
人気エリア別おすすめツアー
(1) 北海道ツアー(雪景色・海鮮グルメ)
北海道ツアーは、雪景色と海鮮グルメを楽しめる人気エリアです。冬は札幌雪まつり、夏はラベンダー畑(富良野)が定番となっています。
主要観光地は札幌・小樽・函館・富良野・美瑛等で、2泊3日または3泊4日のツアーが一般的です。料金相場は1人5-10万円(航空券・宿泊・観光込み)となります。
(2) 沖縄ツアー(ビーチリゾート)
沖縄ツアーは、ビーチリゾートとマリンアクティビティを楽しめる人気エリアです。那覇・恩納村・石垣島・宮古島等が主要観光地となっています。
2泊3日のツアーが一般的で、料金相場は1人4-8万円(航空券・宿泊込み)です。海水浴シーズン(7-9月)は混雑しますが、オフシーズン(10-6月)は費用を抑えられます。
(3) 京都・奈良ツアー(歴史・文化体験)
京都・奈良ツアーは、歴史的建造物と文化体験を楽しめる人気エリアです。清水寺・金閣寺・伏見稲荷大社(京都)、東大寺・奈良公園(奈良)が定番観光地となっています。
1泊2日または2泊3日のツアーが一般的で、料金相場は1人3-6万円(新幹線・宿泊込み)です。桜(3-4月)と紅葉(10-11月)の時期は混雑するため、早めの予約をおすすめします。
(4) 東京ディズニーリゾート・USJツアー
東京ディズニーリゾート(東京)とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪)は、テーマパークツアーの定番です。2024年春には両パークに新エリアがオープンし、さらに注目が集まっています。
1泊2日のツアーが一般的で、料金相場は1人3-6万円(交通費・宿泊・パークチケット込み)です。混雑状況はシーズン・曜日により大きく異なるため、事前確認をおすすめします。
(5) 北陸ツアー(2024年注目:北陸新幹線開業)
楽天トラベルによると、2024年3月に北陸新幹線金沢~敦賀間が開業し、福井・石川エリアへのアクセスが大幅に向上しました。金沢・福井・富山が主要観光地となっています。
1泊2日のツアーが一般的で、料金相場は1人3-5万円(新幹線・宿泊込み)です。金沢の兼六園・ひがし茶屋街、福井の東尋坊・永平寺等が人気観光地です。
(6) 黒部ツアー(黒部宇奈月キャニオンルート開業)
2024年6月に黒部宇奈月キャニオンルートが開業し、黒部ダムと黒部峡谷鉄道をつなぐ新観光ルートが完成しました。富山県の黒部エリアが注目されています。
1泊2日のツアーが一般的で、料金相場は1人4-6万円(交通費・宿泊込み)です。詳細は各旅行会社の公式サイトでご確認ください。
ツアータイプ別の選び方
(1) フルパッケージツアー(交通・宿泊・観光すべてセット)
フルパッケージツアーは、交通手段・宿泊・観光がすべてセットになったツアーです。旅行初心者や、複数の観光地を効率的に回りたい方に向いています。
メリット:
- 手配の手間が省ける
- 団体割引で費用を抑えられる
- 添乗員同行の場合、観光をサポートしてもらえる
デメリット:
- 自由時間が少ない
- 行程が決まっているため、柔軟性に欠ける
(2) フリープラン(交通・宿泊のみ)
フリープランは、交通手段・宿泊のみがセットで、現地での観光は自由です。自由に旅行したい人向けとなっています。
メリット:
- 自由に観光できる
- 行程を自分で決められる
デメリット:
- 観光地の手配は自分で行う必要がある
- フルパッケージツアーより費用が高くなることがある
(3) ダイナミックパッケージ(自由に組み合わせ)
ダイナミックパッケージは、交通手段と宿泊を自由に組み合わせて予約できるプランです。航空券・新幹線と宿泊を同時予約することで、個別手配より割引が適用されることがあります。
メリット:
- 交通手段・宿泊を自由に選べる
- 個別手配より割引が適用される
デメリット:
- 観光地の手配は自分で行う必要がある
(4) 添乗員同行ツアー(旅行初心者向け)
添乗員同行ツアーは、旅行会社のスタッフが同行し、観光をサポートするツアーです。旅行初心者やシニア層に人気があります。
メリット:
- 添乗員が観光をサポート
- 団体行動で安心
デメリット:
- 自由時間が少ない
- 他のツアータイプより費用が高い
国内ツアーの料金相場と費用を抑えるコツ
(1) 観光庁調査による平均費用(宿泊約7万円・日帰り約2万円)
楽天カードによると、観光庁の調査では、日本国内旅行の1人1回あたりの支出は約4万6,585円で、宿泊旅行は約6万9,362円、日帰り旅行は約1万9,533円となっています。
(2) 1泊2日3-5万円・2泊3日5-10万円が目安
一般的な国内ツアーの料金相場は以下の通りです。
| 旅行日数 | 料金相場(1人あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| 日帰り | 1-2万円 | 交通費・観光施設入場料込み |
| 1泊2日 | 3-5万円 | 交通費・宿泊費・観光施設入場料込み |
| 2泊3日 | 5-10万円 | 交通費・宿泊費・観光施設入場料込み |
| 3泊4日 | 8-15万円 | 交通費・宿泊費・観光施設入場料込み |
料金は旅行先・宿泊施設のグレード・シーズンにより大きく異なります。
(3) 費用の内訳(交通費・宿泊費・飲食費・観光施設入場料)
国内旅行の費用内訳は、一般的に以下のように分類されます。
- 交通費: 航空券・新幹線・レンタカー等(全体の30-40%)
- 宿泊費: ホテル・旅館・民宿等(全体の30-40%)
- 飲食費: 朝・昼・夕食代(全体の20-30%)
- 観光施設入場料: 博物館・テーマパーク等(全体の5-10%)
(4) 費用を抑えるコツ(早割・キャンペーン・閑散期狙い)
国内ツアーの費用を抑えるコツとして、以下が挙げられます。
- 早割の活用: 航空券や新幹線の早期予約割引を活用(3ヶ月前予約で10-20%割引)
- キャンペーンの活用: Web予約サイトのキャンペーン・クーポンを活用
- 閑散期狙い: 1月後半から2月の閑散期は宿泊費が2-3割安くなる
- ツアー比較サイトの活用: トラベルjp等の比較サイトで100万件以上のツアーから最安値を検索
旅行会社比較と予約・キャンセルのポイント
(1) 大手旅行会社の特徴(JTB・HIS・近畿日本ツーリスト・日本旅行・阪急交通社)
マイベストによると、大手旅行会社の特徴は以下の通りです。
| 旅行会社 | 特徴 |
|---|---|
| JTB | 日本最大手の旅行会社。国内ツアーは「エースJTB」ブランドで展開。信頼性が高い |
| HIS | 格安ツアーに強い。若年層に人気 |
| 近畿日本ツーリスト | 近鉄グループの大手旅行会社。修学旅行等の団体旅行に強い |
| 日本旅行 | JR西日本系の旅行会社。「赤い風船」「MACH」「BEST」ブランドで展開 |
| 阪急交通社 | 阪急阪神グループの旅行会社。シニア向けツアーに強い |
複数の旅行会社を比較し、自分に合ったツアーを選ぶことをおすすめします。
(2) ツアー比較サイトの活用(トラベルjp等で100万件以上から最安値検索)
ツアー比較サイトを活用すると、JTB・HIS・近畿日本ツーリスト・日本旅行・阪急交通社等の100万件以上のツアーから最安値を検索できます。
代表的なツアー比較サイトとして、トラベルjp、じゃらんnet、楽天トラベル等があります。同じ旅行先でも旅行会社により料金・行程が異なるため、複数サイトで比較することをおすすめします。
(3) 予約のタイミングと方法
国内ツアーの予約は、旅行日の3ヶ月前~1ヶ月前が一般的です。早期予約割引(早割)を活用するなら、3ヶ月前までに予約することをおすすめします。
Web予約が主流ですが、旅行会社の店舗窓口・電話でも予約できます。不明点がある場合は、店舗窓口で相談することをおすすめします。
(4) キャンセルポリシーの確認(出発日からの日数により異なる)
キャンセル料は出発日からの日数により異なります。一般的なキャンセル料は以下の通りです。
| 出発日からの日数 | キャンセル料 |
|---|---|
| 20日前まで | 無料 |
| 19-8日前 | 旅行代金の20% |
| 7-2日前 | 旅行代金の30% |
| 前日 | 旅行代金の40% |
| 当日 | 旅行代金の50% |
| 無連絡不参加 | 旅行代金の100% |
旅行会社により異なるため、予約時にキャンセルポリシーを確認することをおすすめします。
まとめ:状況別のおすすめ国内ツアープラン
国内ツアーは、北海道・沖縄・京都・東京ディズニーリゾート・USJが定番人気で、2024年注目は北陸(北陸新幹線開業)と黒部(黒部宇奈月キャニオンルート開業)です。料金相場は1泊2日3-5万円、2泊3日5-10万円が目安となります。
旅行初心者にはフルパッケージツアー(交通・宿泊・観光すべてセット)、自由派にはフリープラン(交通・宿泊のみ)、添乗員サポートが必要なら添乗員同行ツアーがおすすめです。
JTB(国内最大手)、HIS(格安ツアーに強い)、近畿日本ツーリスト・日本旅行・阪急交通社が大手旅行会社として知られており、トラベルjp等の比較サイトで100万件以上のツアーから最安値を検索できます。
早割・キャンペーン・閑散期(1月後半~2月)狙いで費用を抑え、自分に合ったツアーを選びましょう。詳細は各旅行会社の公式サイトでご確認ください。
