海外旅行でスマホを使う方法|通信手段の選び方と料金比較

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/31

海外旅行でスマホを使う重要性と注意点

海外旅行中にスマホで地図・翻訳アプリ・SNSを使いたいと考える方は少なくありません。しかし、「高額請求が怖い」「どの通信手段が良いかわからない」と悩む方も多いのが現状です。

この記事では、海外旅行でのスマホ通信手段の選び方、設定方法、料金目安を解説します。NTTドコモや楽天モバイルの公式情報を元に、eSIM・ポケットWiFi・海外ローミングを比較し、渡航先や滞在期間に応じた最適なプランを提案します。

この記事のポイント

  • 海外でのスマホ通信手段は主にeSIM・WiFiレンタル・キャリアローミング・フリーWiFiの4種類
  • データローミングをオフにしないと1日数千〜数万円の高額請求になる可能性がある
  • eSIMは対応機種(iPhone XS以降等)なら事前設定できて便利
  • WiFiレンタルは複数人でシェアすれば1人あたり200〜500円/日程度に抑えられる

海外でのスマホ通信手段の種類と特徴

(1) eSIM(電子SIM)

eSIM(電子SIM)は、スマホに内蔵されたデジタルSIMで、物理カードが不要です。オンラインで購入・設定が完結し、到着後すぐに使えるのがメリットです。

2025年現在、eSIMは世界200カ国以上に対応するサービスが登場しており、海外旅行の通信手段として主流になりつつあります。対応機種はiPhone XS以降、一部のAndroid機種です。

(2) 現地SIMカード

現地SIMカードは、渡航先の空港やショップで購入するSIMカードです。料金は比較的安価ですが、購入の手間がかかります。長期滞在(1週間以上)の場合はコスパが良い選択肢です。

(3) ポケットWiFiレンタル

ポケットWiFi(モバイルルーター)は、海外用のルーターをレンタルして複数端末で通信する方法です。1日600〜2,000円程度が相場で、複数人でシェアすれば1人あたりのコストを抑えられます。

(4) キャリアの海外ローミング

NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど各キャリアが提供する海外ローミングサービスです。ドコモの「世界そのままギガ」やahamoの海外データ通信など、定額プランも拡充しています。

(5) フリーWiFiの活用

空港・ホテル・カフェなどで無料提供されるWiFiです。コストはかかりませんが、セキュリティリスクがあり、個人情報漏洩の恐れがあるため、重要な通信には注意が必要です。

eSIM・現地SIMの選び方と設定方法

(1) eSIMのメリットと対応機種

eSIMのメリットは以下の通りです。

項目 内容
物理SIM不要 差し替え不要で紛失リスクなし
事前設定可能 出発前にオンラインで購入・設定完了
即時利用 到着後すぐにデータ通信が使える
複数プラン 渡航先ごとに最適なプランを選択可能

対応機種はiPhone XS以降、Google Pixel 4以降などです(2025年時点)。

(2) 現地SIMの購入方法と注意点

現地SIMは渡航先の空港、コンビニ、通信キャリアショップで購入できます。購入時はパスポートが必要な場合があります。SIMロック解除済みの端末であることを事前に確認しましょう。

(3) 出発前にやるべき設定手順

出発前に以下の設定を行いましょう。

  • データローミングをオフ: 高額請求を防ぐため必須
  • アプリの自動更新をオフ: データ消費を抑える
  • クラウド同期をオフ: 写真・動画の自動バックアップを停止
  • オフラインマップをダウンロード: Google Mapを事前にダウンロード

ポケットWiFiレンタルのメリット・デメリット

(1) 複数人でシェアするメリット

ポケットWiFiは機種により5〜10台程度の端末を同時接続できます。家族やグループでシェアすれば、1人あたり200〜500円/日程度に抑えられます。

(2) 料金相場と比較ポイント

項目 相場・ポイント
料金 1日600〜2,000円程度
データ容量 無制限〜1GB/日など
対応エリア 渡航先の対応状況を確認
受取・返却 空港カウンター、宅配など

(2025年時点の相場)

(3) 空港受取・返却の流れ

多くのサービスでは出発空港のカウンターで受取、帰国時に返却ができます。事前予約が必要な場合が多いため、渡航前に申し込みましょう。紛失・破損時は弁償費用が発生する可能性があるため、取り扱いに注意が必要です。

高額請求を防ぐための設定と準備

(1) データローミングのオフ設定

データローミングとは、海外で現地の通信回線を使ってデータ通信を行う仕組みです。オフにしないまま海外で通信すると、1日数千円〜数万円の請求になる可能性があります。

iPhoneの場合: 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミング → オフ

Androidの場合: 設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → データローミング → オフ

(2) 機内モードとWiFi併用のコツ

機内モードとは、電波を発しない設定のことです。機内モードをオンにしたまま、WiFiのみオンにする方法が最も安全です。これにより、意図しないデータ通信を防げます。

(3) アプリの自動更新・クラウド同期のオフ

アプリの自動更新やクラウド同期(写真・動画のバックアップ)をオフにしておくと、データ消費を大幅に抑えられます。帰国後にWiFi環境で更新・同期を行いましょう。

まとめ:渡航先・滞在期間別おすすめプラン

海外旅行でのスマホ通信手段は、渡航先・滞在期間・利用人数に応じて選ぶのがポイントです。

条件 おすすめプラン
短期(1〜3日) eSIM(事前設定、到着後すぐ使える)
中期(4〜7日) eSIMまたはWiFiレンタル(コスパ重視)
長期(1週間以上) 現地SIM(料金が安い)
複数人旅行 WiFiレンタル(シェアでコスト削減)
通信量が少ない フリーWiFi+オフラインアプリ

出発前に「データローミングをオフ」「アプリの自動更新をオフ」の設定を必ず行いましょう。料金プラン・サービス内容は随時変更されるため、渡航前に各キャリア・サービスの公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

よくある質問

Q1海外でスマホを使うとどのくらい料金がかかる?

A1設定次第で大きく異なります。データローミングをオフにせず使うと1日数千〜数万円の請求になる可能性があります。eSIMなら1日500〜1,500円程度、WiFiレンタルなら1日600〜2,000円程度です。複数人でWiFiをシェアすれば1人あたり200〜500円/日程度に抑えられます(2025年時点)。

Q2eSIMと現地SIMどちらがおすすめ?

A2eSIMは対応機種(iPhone XS以降等)なら事前にオンラインで購入・設定でき、到着後すぐに使えて便利です。現地SIMは価格が安いですが、購入の手間がかかります。短期旅行(1週間未満)ならeSIM、長期滞在(1週間以上)なら現地SIMがコスパ面でおすすめです。

Q3高額請求を防ぐにはどうすればいい?

A3出発前に「データローミングをオフ」に設定し、海外では「機内モード+WiFiオン」で使用するのが最も安全です。アプリの自動更新やクラウド同期(写真バックアップ等)もオフにしておきましょう。Google MapやGoogle翻訳は事前にダウンロードしておくとオフラインでも使えます。

Q4WiFiレンタルは何人でシェアできる?

A4機種により5〜10台程度の端末を同時接続できます。家族やグループ(2〜3人)でシェアすれば、1人あたり200〜500円/日程度になりコスパが良いです。ただし、紛失・破損時は弁償費用が発生する可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。

T

Tripfolio編集部

Tripfolioは、旅行・観光に関する実践的な情報を提供するメディアです。観光スポット、旅行計画、宿泊施設、グルメ情報など、旅行者に役立つ情報を分かりやすく解説しています。

関連記事

おすすめ記事