エジプト観光とは
エジプト観光とは、エジプト国内の遺跡・博物館・砂漠を巡り、古代エジプト文明・ピラミッド・ナイル川クルーズを楽しむ海外旅行のことです。
この記事では、エジプトのおすすめ観光スポット、モデルコース、ベストシーズン、治安・安全情報、注意点を、エジプト政府観光局、外務省海外安全情報、HIS海外旅行等の情報を元に解説します。
エジプトへの観光を計画している方の参考になれば幸いです。
この記事のポイント
- エジプト観光のベストシーズンは11-2月で、日中気温20℃前後と過ごしやすく、砂嵐も少ない。ピラミッド観光は10-11月が特に最適
- 主要観光地(カイロ・ルクソール・アスワン)を巡るには最低5泊6日、余裕を持って観光するなら7泊8日が推奨される
- 外務省は北シナイ県・南シナイ県(一部除く)を危険レベル3(渡航中止勧告)に設定。カイロ・ルクソール等は危険レベル1(十分注意)
- 主要観光スポットはギザの三大ピラミッド、スフィンクス、エジプト考古学博物館、大エジプト博物館、ルクソールのカルナック神殿・王家の谷、アスワンのアブシンベル神殿
エジプト観光の基礎知識
エジプト観光の基本情報を確認しておきましょう。
エジプトの基本情報
エジプトはアフリカ大陸北東部に位置し、首都はカイロです。主要観光都市はカイロ(ピラミッド・エジプト考古学博物館)、ルクソール(カルナック神殿・王家の谷)、アスワン(アブシンベル神殿)、アレクサンドリア(地中海沿岸の歴史都市)です。
古代エジプト文明の歴史
エジプトは約5,000年前から古代エジプト文明が栄えた地で、ピラミッド・スフィンクス・神殿等が数多く残されています。ギザの三大ピラミッド(クフ王・カフラー王・メンカウラー王)は約4,500年前に建設され、古代エジプトの代表的遺跡です。
ビザ・入国要件
日本国籍は空港到着時にTourist Visa(観光ビザ)を取得できます。最大30日滞在可能です。パスポートは入国時6ヶ月以上の残存期間が必要です。
ビザ要件は変更される可能性があるため、詳細は旅行会社・エジプト大使館でご確認ください(執筆時点: 2025年)。
エジプトのおすすめ観光スポット
エジプトの主要観光スポットをエリア別に紹介します。
カイロ周辺(ギザ・サッカラ)
ギザの三大ピラミッドは、クフ王・カフラー王・メンカウラー王のピラミッドです。約4,500年前に建設され、古代エジプトの代表的遺跡として世界的に有名です。
スフィンクスは、ギザの三大ピラミッド近くにあるライオンの体と人間の頭を持つ巨大な石像です。
エジプト考古学博物館は、カイロ市内にあり、ツタンカーメンの黄金のマスク等、約20万点の古代エジプト遺物を展示しています。
大エジプト博物館は、2024年末にグランドオープン予定で、単一文明を扱う博物館としては世界最大規模です。
ルクソール(古代テーベ)
カルナック神殿は、ルクソール東岸にあるエジプト最大級の神殿複合体です。巨大な列柱が並ぶ大列柱室が有名です。
王家の谷は、ルクソール西岸にある歴代ファラオの墓が集まる遺跡です。ツタンカーメンの墓等、60以上の墓が発見されています。
アスワン(ナイル川上流)
アブシンベル神殿は、アスワン南部にあるラムセス2世が建設した巨大岩窟神殿です。高さ約20mの巨像4体が並ぶ大神殿が見どころです。
イシス神殿は、フィラエ島にある古代エジプトの女神イシスを祀る神殿です。
アレクサンドリア(地中海沿岸)
アレクサンドリアは地中海沿岸の歴史都市で、古代アレクサンドリア図書館・カーイト・ベイの要塞等が有名です。カイロから車で約3時間です。
エジプト観光のモデルコース
5泊6日・7泊8日のモデルコースを紹介します。
5泊6日モデルコース(カイロ→ルクソール→アスワン)
1日目
- 日本→カイロ(到着)
- カイロ市内:ホテルチェックイン
2日目
- ギザの三大ピラミッド・スフィンクス(半日)
- エジプト考古学博物館(半日)
- カイロ:宿泊
3日目
- カイロ→ルクソール(国内線で約1時間)
- カルナック神殿(午後)
- ルクソール:宿泊
4日目
- 王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿(午前)
- ルクソール神殿(午後)
- ルクソール:宿泊
5日目
- ルクソール→アスワン(車で約3時間)
- アブシンベル神殿(日帰りツアー、往復約6時間)
- アスワン:宿泊
6日目
- アスワン→カイロ(国内線で約1時間30分)
- カイロ→日本(帰国便)
7泊8日モデルコース(主要都市ゆったり巡り)
1-2日目
- 日本→カイロ(到着)
- ギザの三大ピラミッド・スフィンクス
- エジプト考古学博物館・大エジプト博物館
- サッカラ階段ピラミッド(日帰り)
- カイロ:2泊
3-5日目
- カイロ→ルクソール
- カルナック神殿・ルクソール神殿
- 王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿
- ナイル川フェルッカ(帆船)クルーズ
- ルクソール:3泊
6-7日目
- ルクソール→アスワン
- アブシンベル神殿(日帰りツアー)
- イシス神殿・ナイル川クルーズ
- アスワン:2泊
8日目
- アスワン→カイロ→日本(帰国便)
エジプト観光のベストシーズン
エジプト観光のベストシーズンと目的別の推奨時期を紹介します。
ベストシーズンは11-2月の冬季
NEWTによると、エジプト観光のベストシーズンは11-2月の冬季です。日中気温20℃前後で過ごしやすく、砂嵐も少ないため、観光に最適です。
ピラミッド観光は10-11月が特に最適で、日が長く天気が安定しています。
避けるべき時期
夏季(6-9月): 40℃近くまで気温が上がるため、体調管理に注意が必要です。熱中症対策(水分補給・日焼け止め・帽子等)が必須です。
春季(3-5月): 砂嵐(ハムシーン)が発生する可能性があります。砂嵐時は視界不良・観光スポット閉鎖の可能性があります。
旅行費用と安い時期
スカイスキャナーによると、往復航空券は11-12月が最も安く、相場は8.4万円前後(エコノミークラス)です。安い時期はGW除く4-5月と10月頃です。
旅行費用の目安は、往復航空券8-15万円、宿泊・食事・観光費で10-20万円程度、総額20-35万円が目安です(執筆時点: 2025年)。
エジプトの治安・安全情報と注意点
エジプト観光で最も重要な治安・安全情報を確認しておきましょう。
外務省危険レベル(2025年時点)
外務省海外安全ホームページによると、以下の危険レベルが設定されています。
| エリア | 危険レベル | 内容 |
|---|---|---|
| 北シナイ県・南シナイ県(一部除く) | レベル3 | 渡航中止勧告 |
| カイロ・ルクソール・アスワン等 | レベル1 | 十分注意 |
北シナイ県・南シナイ県(一部除く)への渡航は中止してください。カイロ・ルクソール等は危険レベル1(十分注意)ですが、安全対策が必要です。
犯罪発生状況と安全対策
エジプトでは銃器・刃物を使用した犯罪、詐欺(偽警官等)、スリ、ひったくりが多数発生しています。
安全対策:
- 早朝・夜間や人の少ない場所での単独行動は避ける
- 貴重品は分散して携行し、人混みではバッグを前に持つ
- 偽警官に注意(身分証明書の確認、公的な場所への移動を要求)
- 不審者からの話しかけには応じない
緊急連絡先
- 警察: 122
- 観光警察: 126
- 消防: 180
- 救急: 123
最新情報の確認を推奨
料金・営業時間・ビザ要件・治安情報は変更される可能性があります(執筆時点: 2025年)。最新情報は外務省海外安全ホームページ・旅行会社・各施設公式サイトでご確認ください。
まとめ
エジプト観光は、ギザの三大ピラミッド、スフィンクス、エジプト考古学博物館、大エジプト博物館、カルナック神殿、王家の谷、アブシンベル神殿等、約5,000年の歴史を持つ古代エジプト文明の遺跡を巡る旅です。
主要観光地(カイロ・ルクソール・アスワン)を巡るには最低5泊6日、余裕を持って観光するなら7泊8日が推奨されます。ベストシーズンは11-2月の冬季で、ピラミッド観光は10-11月が特に最適です。
外務省は北シナイ県・南シナイ県(一部除く)を危険レベル3(渡航中止勧告)に設定しています。カイロ・ルクソール等は危険レベル1(十分注意)ですが、安全対策(単独行動回避・貴重品分散携行等)が必要です。
最新情報・予約は、外務省海外安全ホームページ・旅行会社・各施設公式サイトでご確認ください。
