ドバイ旅行の費用相場|3泊5日・5泊7日の予算目安
ドバイ旅行を計画する際、「実際にどれくらいの費用がかかるのか」「予算に合わせたプランはあるのか」と悩む方は少なくありません。
この記事では、ドバイ旅行の費用相場(航空券、ホテル、現地滞在費)、予算別プラン(節約・中級・高級)、費用を抑える方法を、SMBC信託銀行プレスティア・大手旅行予約サイト(KKday、Klook等)の公式情報を元に解説します。
ドバイ旅行を検討している方でも、予算に応じた旅行プランを立てられるようになります。
この記事のポイント
- ドバイ旅行の費用は3泊5日で1人あたり13〜26万円、5泊7日で閑散期30万円・繁忙期40万円程度が目安
- 航空券は乗継便8万円〜、直行便(エミレーツ航空)13〜18万円が相場で、ベストシーズン(11〜3月)は高くなる
- 旅行費用が安い時期は4〜10月(ドバイの夏・気温30〜40℃)、高い時期は11〜3月(ドバイの冬・ベストシーズン)
- ドバイの物価は日本の1.2〜1.3倍程度で、円安の影響により2020年比で約1.5倍の費用感
3泊5日の費用目安|1人あたり13〜26万円
KKdayによると、3泊5日のドバイ旅行は1人あたり13〜26万円が目安です。個人の旅行スタイル(節約・中級・高級)により大きく異なります。
3泊5日の費用内訳(目安):
| 項目 | 節約プラン | 中級プラン | 高級プラン |
|---|---|---|---|
| 航空券(往復) | 8万円(乗継便) | 13〜15万円(直行便) | 15〜20万円(直行便・繁忙期) |
| ホテル代(3泊) | 1.6〜3万円 | 3〜6万円 | 6万円以上 |
| 食費 | 1.5〜2万円 | 3〜4万円 | 4万円以上 |
| 交通費・観光費 | 1〜2万円 | 2〜3万円 | 3万円以上 |
| 合計 | 13〜15万円 | 20〜26万円 | 30万円以上 |
(参考: KKday、SMBC信託銀行プレスティア)
5泊7日の費用目安|閑散期30万円・繁忙期40万円程度
ななめうえトラベルによると、5泊7日のドバイ旅行は閑散期(4〜10月)約30万円、繁忙期(11〜3月)約40万円が目安です。
5泊7日の費用内訳(目安、中級プラン):
| 項目 | 閑散期 | 繁忙期 |
|---|---|---|
| 航空券(往復、直行便) | 13〜15万円 | 18〜25万円 |
| ホテル代(5泊) | 5〜8万円 | 8〜12万円 |
| 食費 | 4〜6万円 | 4〜6万円 |
| 交通費・観光費・通信費 | 3〜4万円 | 3〜4万円 |
| 合計 | 25〜33万円 | 33〜47万円 |
1日あたりの滞在費用|2〜4万円程度
SMBC信託銀行プレスティアによると、1日あたりの滞在費用(ホテル代・食事代・観光費用・交通費・Wi-Fi・通信費含む)は2〜4万円程度が目安です。
1日あたりの費用内訳(目安、中級プラン):
- ホテル代: 1.0〜1.5万円
- 食費: 0.6〜1.5万円
- 交通費: 0.1〜0.3万円
- 観光費: 0.5〜1.0万円
- 通信費・保険費: 0.1〜0.2万円
航空券の費用|直行便・乗継便の違いと安い時期
航空券の相場|乗継便8万円〜、直行便13〜18万円
SMBC信託銀行プレスティアによると、東京〜ドバイの航空券は乗継便(往復)が9万円台〜、直行便が15万円台〜が目安です。KKdayでは、往復7〜18万円、ピークシーズンは24万円近くになる場合もあります。
航空券の料金目安(往復、東京発):
| 航空会社 | 乗継便 | 直行便 |
|---|---|---|
| エミレーツ航空 | - | 13〜18万円(閑散期)、18〜25万円(繁忙期) |
| カタール航空(乗継) | 8〜12万円 | - |
| ターキッシュエアラインズ(乗継) | 8〜12万円 | - |
(参考: SMBC信託銀行プレスティア、KKday)
安い時期|4〜10月(ドバイの夏)、高い時期|11〜3月(ドバイの冬・ベストシーズン)
ドバイ旅行の費用が安い時期は4〜10月(ドバイの夏)です。気温が30〜40℃で暑いですが、旅行費用を抑えられます。一方、11〜3月(ドバイの冬)はベストシーズンで、気温20〜30℃と快適ですが、旅行費用が高く混雑します。
時期別の特徴:
| 時期 | 気温 | 航空券 | ホテル代 | 混雑度 |
|---|---|---|---|---|
| 4〜10月(夏) | 30〜40℃ | 安い | 安い | 低 |
| 11〜3月(冬) | 20〜30℃ | 高い | 高い | 高 |
エミレーツ航空の直行便|往復13〜18万円
エミレーツ航空は、ドバイに拠点を置くUAEのフラッグキャリアです。東京(成田・羽田)〜ドバイ直行便を運航しており、往復13〜18万円が相場です。
エミレーツ航空の特徴:
- 東京(成田・羽田)〜ドバイ直行便(約11時間)
- 機内エンターテインメント充実
- 価格は直行便の中では標準的
ホテル代・現地滞在費の内訳|食費・交通費・観光費
ホテル代の相場|1泊5,300円〜(グレードにより大きく変動)
KKdayによると、ドバイのホテル代は3泊1.6万円〜(1泊約5,300円〜)が目安です。ホテルのグレードにより大きく変動します。
ホテルのグレード別料金目安(1泊):
| グレード | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| エコノミー | 5,000〜10,000円 | 3つ星ホテル、市街地 |
| 中級 | 10,000〜20,000円 | 4つ星ホテル、ドバイメトロ沿線 |
| 高級 | 20,000円以上 | 5つ星ホテル、ブルジュ・ハリファ周辺、ビーチリゾート |
食費|1日6,000〜15,000円(ローカルフードなら節約可能)
Klookによると、1日あたりの食費は6,000円程度が目安です。レストランのグレードにより大きく異なり、ローカルフードを活用すれば節約可能です。
レストランのグレード別料金目安(1食):
| グレード | ランチ | ディナー |
|---|---|---|
| ローカルフード | 50〜60ディルハム(2,100〜2,520円) | 60〜100ディルハム(2,520〜4,200円) |
| 一般レストラン | 80〜120ディルハム(3,360〜5,040円) | 120〜200ディルハム(5,040〜8,400円) |
| 高級レストラン | 150ディルハム以上(6,300円以上) | 300ディルハム以上(12,600円以上) |
(為替レート: 1ディルハム=約42円、2024年11月時点)
食費の節約ポイント:
- ローカルフード(アラビア料理、インド料理等)を活用
- ランチセットを利用(ディナーより安い)
- ホテルの朝食付きプランを選ぶ
交通費|ドバイメトロ初乗り2ディルハム、タクシー初乗り12ディルハム
ドバイの交通費は、ドバイメトロ(都市高速鉄道)が最も安く、初乗り2ディルハム(約84円)です。タクシーは初乗り12ディルハム(約504円)で、1kmごとに1.82ディルハム(約76円)加算されます。
交通手段別料金目安:
| 交通手段 | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ドバイメトロ | 初乗り2ディルハム(約84円) | 観光地へのアクセス便利 |
| タクシー | 初乗り12ディルハム(約504円)、1kmごとに1.82ディルハム(約76円) | 快適だがメトロより高い |
| バス | 初乗り2ディルハム(約84円) | 路線が複雑 |
観光費・通信費・保険費|1日あたり6,000円程度
Klookによると、観光費・通信費・保険費は1日あたり約6,000円(観光費5,000円、通信費720円、保険費340円)が目安です。
主要観光施設の入場料目安:
- ブルジュ・ハリファ展望台: 149ディルハム〜(約6,260円〜)
- ドバイモール水族館: 115ディルハム(約4,830円)
- デザートサファリツアー: 300ディルハム〜(約12,600円〜)
予算別ドバイ旅行プラン|節約・中級・高級の3パターン
節約プラン(3泊5日13〜15万円)|乗継便・エコノミーホテル・ローカルフード
節約プランでは、乗継便・エコノミーホテル・ローカルフードを活用し、3泊5日13〜15万円で旅行できます。
節約プランの費用内訳:
- 航空券(往復、乗継便): 8〜10万円
- ホテル代(3泊、エコノミー): 1.6〜3万円
- 食費(ローカルフード中心): 1.5〜2万円
- 交通費(ドバイメトロ中心): 0.5万円
- 観光費(主要施設のみ): 1〜1.5万円
- 合計: 13〜15万円
中級プラン(3泊5日20〜26万円)|直行便・中級ホテル・一般レストラン
中級プランでは、直行便・中級ホテル・一般レストランを利用し、3泊5日20〜26万円で快適に旅行できます。
中級プランの費用内訳:
- 航空券(往復、直行便): 13〜15万円
- ホテル代(3泊、中級): 3〜6万円
- 食費(一般レストラン): 3〜4万円
- 交通費(メトロ+タクシー): 1万円
- 観光費(主要施設+ツアー): 2〜3万円
- 合計: 20〜26万円
高級プラン(3泊5日30万円以上)|直行便・高級ホテル・高級レストラン
高級プランでは、直行便・5つ星ホテル・高級レストランを利用し、3泊5日30万円以上で豪華に旅行できます。
高級プランの費用内訳:
- 航空券(往復、直行便・繁忙期): 15〜20万円
- ホテル代(3泊、高級): 6〜12万円
- 食費(高級レストラン): 4〜6万円
- 交通費(タクシー中心): 1.5万円
- 観光費(プライベートツアー等): 3〜5万円
- 合計: 30〜44万円
旅行費用を抑える方法|安い時期・節約術・実例紹介
安い時期を狙う|4〜10月(ドバイの夏・気温30〜40℃)
旅行費用を抑えるには、4〜10月(ドバイの夏)を狙うことが最も効果的です。気温が30〜40℃で暑いですが、航空券・ホテル代が安くなります。
安い時期の特徴:
- 航空券: 繁忙期の6〜7割程度
- ホテル代: 繁忙期の5〜7割程度
- 観光地: 空いている(混雑少ない)
節約術|乗継便・エコノミーホテル・ローカルフード活用
節約術のポイント:
- 乗継便を利用: 直行便より5〜8万円安い
- エコノミーホテルに宿泊: 3つ星ホテル(1泊5,000〜10,000円)
- ローカルフードを活用: 一般レストランの半額程度
- ドバイメトロを活用: タクシーより大幅に安い
- 観光施設は主要スポットのみ: 入場料を絞る
実例紹介|7泊8日19万円の節約旅行(2024年実例)
くますけブログによると、2024年の実例で7泊8日19万632円(男性1人旅)の節約旅行が報告されています。
7泊8日19万円の費用内訳(実例):
- 航空券(往復、乗継便): 約10万円
- ホテル代(7泊、エコノミー): 約4万円
- 食費(ローカルフード中心): 約3万円
- 交通費(ドバイメトロ中心): 約1万円
- 観光費(主要施設のみ): 約1万円
- 合計: 約19万円
この実例は、節約術を徹底的に活用した旅行プランです。
まとめ|ドバイ旅行の予算計画と注意点
ドバイ旅行の費用は、3泊5日で1人あたり13〜26万円、5泊7日で閑散期30万円・繁忙期40万円程度が目安です。個人の旅行スタイル(節約・中級・高級)により大きく異なります。
航空券は乗継便8万円〜、直行便(エミレーツ航空)13〜18万円が相場で、ベストシーズン(11〜3月)は高くなります。旅行費用が安い時期は4〜10月(ドバイの夏・気温30〜40℃)で、ローカルフード・ドバイメトロを活用すれば節約可能です。
ドバイの物価は日本の1.2〜1.3倍程度で、円安の影響により2020年比で約1.5倍の費用感(1ディルハム=2020年約28円 → 2024年11月約42円)です。為替レートは変動するため、最新情報は金融機関サイトで確認することをおすすめします。
航空券・ホテル料金は時期・予約タイミングにより大きく変動するため、執筆時点(2025年)の情報はあくまで目安です。最新情報は各旅行会社・ホテル公式サイトでご確認ください。
