国内旅行はなぜ人気なのか
次の休暇で「どこに旅行しようか」と迷っている方、季節や目的に合った最適な旅行先を知りたい方は少なくありません。
この記事では、国内旅行のおすすめスポット(季節別・目的別)、予算相場、旅行費用を抑えるコツを、観光庁やじゃらんnetの公式情報を元に解説します。
初めて旅行計画を立てる方でも、目的や予算に合った行き先を選べるようになります。
この記事のポイント
- 2024年の国内旅行消費額は25.1兆円で過去最高、1人あたり旅行単価は4.7万円
- 冬は北海道の雪景色・沖縄の暖かさ、春は桜の名所、夏は避暑地や海、秋は紅葉スポットが人気
- 家族旅行なら沖縄・北海道・大阪・静岡、カップル旅行なら温泉・絶景スポットがおすすめ
- 早期予約や平日・オフシーズン利用で宿泊費・交通費を2-3割抑えられる
- GW・お盆・年末年始の繁忙期は早めの予約が必要
国内旅行の基礎知識
(1) 国内旅行市場の現状(2024年統計)
観光庁の「旅行・観光消費動向調査 2024年年間値」によると、2024年の国内旅行消費額は25兆1,175億円で過去最高を記録しました。前年比14.6%増で、円安・物価高の影響で海外旅行より国内旅行を選ぶ傾向が継続しています。
2024年の主要データ:
- 国内旅行消費額: 25兆1,175億円(過去最高)
- 1人あたり旅行単価: 4万6,579円(過去最高)
- 宿泊旅行: 延べ2億9,305万人
- 日帰り旅行: 延べ2億4,619万人
「量より質」を求める旅行スタイルが定着し、旅行単価は上昇傾向にあります。
(2) 旅行費用の内訳
旅行費用は、主に宿泊費・交通費で全体の約5割を占めます。
| 項目 | 割合目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 約30% | 1泊1万円〜2万円が一般的 |
| 交通費 | 約20% | 新幹線・飛行機代が大きい |
| 食事代 | 約20% | 1日3,000円〜5,000円程度 |
| 観光施設 | 約15% | テーマパーク・入場料等 |
| 雑費 | 約15% | お土産・交通費等 |
(出典: 観光庁)
(3) 繁忙期・オフシーズン
繁忙期とオフシーズンでは、宿泊費・交通費が2-3割変動します。
繁忙期(混雑・料金高騰):
- ゴールデンウィーク(4月末〜5月初旬)
- お盆(8月中旬)
- 年末年始(12月末〜1月初旬)
- 3連休
オフシーズン(混雑少・料金安):
- 1月〜2月(年始後)
- 6月(梅雨時期)
- 11月(紅葉後)
旅行費用を抑えたい方は、オフシーズンや平日利用がおすすめです。
季節別おすすめ旅行先
(1) 冬旅行(12月〜2月)
北海道の雪景色・流氷は、冬の国内旅行の定番です。楽天トラベルによると、札幌雪まつり、函館の夜景、知床の流氷が人気スポットです。
沖縄の暖かさも冬旅行に最適です。12月〜2月は気温20度前後で過ごしやすく、混雑も比較的少ないです。
温泉地:
- 箱根(神奈川)
- 草津(群馬)
- 別府(大分)
(2) 3月旅行(春の訪れ・桜の名所)
沖縄の海開きは3月下旬から始まります。じゃらんnetによると、卒業旅行シーズンで人気です。
北海道のスキーは3月まで楽しめます。雪質が良く、比較的混雑も少ないです。
桜の名所:
- 東京(上野公園・千鳥ヶ淵)
- 京都(哲学の道・円山公園)
- 奈良(吉野山)
3月下旬〜4月上旬は桜の見頃ですが、混雑に注意が必要です。
(3) 夏旅行(6月〜8月)
北海道は梅雨がなく、6月でも快適に観光できます。トラベルコによると、ラベンダー畑(富良野)、青い池(美瑛)が人気です。
沖縄は梅雨明け後(6月下旬〜7月初旬)がベストシーズンです。マリンスポーツ・ダイビングが楽しめます。
避暑地:
- 軽井沢(長野)
- 日光(栃木)
- 箱根(神奈川)
8月は台風シーズンのため、沖縄・九州方面は天候リスクを考慮した計画が必要です。
(4) 秋旅行(9月〜11月)
紅葉スポットは、10月〜11月が見頃です。
人気の紅葉名所:
- 京都(嵐山・清水寺)
- 日光(いろは坂・中禅寺湖)
- 箱根(芦ノ湖・大涌谷)
9月は台風シーズンですが、10月〜11月は気候も穏やかで旅行に最適です。
目的別おすすめ旅行先
(1) 家族旅行(テーマパーク・水族館)
沖縄は、海・マリンスポーツが楽しめるため家族旅行に人気です。JTBによると、美ら海水族館、国際通りがファミリー向けスポットです。
北海道は、自然・動物園が充実しています。旭山動物園、富良野のラベンダー畑がおすすめです。
大阪は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)や海遊館があり、テーマパーク・水族館が楽しめます。
**静岡(伊豆・熱海)**は、温泉と海が楽しめるファミリー向けエリアです。
(2) カップル旅行(温泉・絶景スポット)
温泉地は、カップル旅行の定番です。
人気の温泉地:
- 箱根(神奈川): 東京から近く、芦ノ湖の絶景
- 草津(群馬): 日本三名泉、湯畑が有名
- 別府(大分): 地獄めぐり、温泉の種類が豊富
絶景スポット:
- 富士山周辺(静岡・山梨)
- 屋久島(鹿児島)
- 白川郷(岐阜)
(3) 一人旅(観光名所・グルメ)
京都は、一人旅に人気の観光名所です。清水寺、金閣寺、伏見稲荷などの寺社仏閣が充実しています。
広島は、原爆ドーム・厳島神社などの世界遺産があり、牡蠣・お好み焼きなどのグルメも楽しめます。
金沢は、兼六園・ひがし茶屋街などの観光スポットと、海鮮・加賀料理が魅力です。
予算・費用の目安
(1) 1泊2日・2泊3日の費用相場
旅行費用は、行き先・宿泊施設により異なります。
| 泊数 | 予算目安(1人) | 内訳 |
|---|---|---|
| 1泊2日 | 3万円〜5万円 | 宿泊費1.5万円、交通費1万円、食事代0.5万円 |
| 2泊3日 | 5万円〜8万円 | 宿泊費3万円、交通費1.5万円、食事代1万円、観光施設0.5万円 |
(2) 宿泊費・交通費の内訳
宿泊費:
- ビジネスホテル: 5,000円〜1万円/泊
- 旅館・温泉宿: 1.5万円〜3万円/泊
- リゾートホテル: 2万円〜5万円/泊
交通費:
- 新幹線(東京-大阪往復): 約2.8万円
- 飛行機(東京-北海道往復): 約3万円〜5万円
- 高速バス(東京-大阪往復): 約1万円
(3) 費用を抑えるコツ(早割・平日利用)
旅行費用を抑えるなら、以下の方法が有効です。
早期予約(早割):
- 新幹線・飛行機: 3ヶ月前予約で10-20%割引
- ホテル・旅館: 早期予約で5-15%割引
平日利用:
- 宿泊費: 平日は週末より2-3割安い
- 交通費: 平日割引がある場合も
オフシーズン利用:
- 1月〜2月、6月、11月は料金が安い
- 混雑も少なく快適に観光できる
(4) 予約のタイミング
繁忙期(GW・お盆・年末年始):
- 2-3ヶ月前には予約を完了
- 人気宿は半年前から満室になることも
通常期:
- 1ヶ月前の予約で十分
- 直前割引プランもある
まとめ:目的・季節別の選び方
国内旅行のおすすめスポットは、季節や目的によって異なります。冬は北海道の雪景色・沖縄の暖かさ、春は桜の名所、夏は避暑地や海、秋は紅葉スポットが人気です。家族旅行なら沖縄・北海道・大阪・静岡、カップル旅行なら温泉・絶景スポット、一人旅なら京都・広島・金沢がおすすめです。
2024年の国内旅行消費額は過去最高の25.1兆円、1人あたり旅行単価は4.7万円で、「量より質」を求める旅行スタイルが定着しています。早期予約や平日・オフシーズン利用で宿泊費・交通費を2-3割抑えることも可能です。
繁忙期(GW・お盆・年末年始)は早めの予約が必要ですが、オフシーズンなら混雑も少なく快適に観光できます。目的や予算に合わせて最適な行き先を選び、国内旅行を満喫しましょう。
