トルクメニスタン旅行ガイド|ビザ取得から観光スポット・費用まで徹底解説

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/12

なぜトルクメニスタン旅行が注目されるのか

中央アジアの秘境・トルクメニスタンへの旅行を検討している方、「地獄の門」を実際に見てみたいと考えている方は少なくありません。

この記事では、トルクメニスタン旅行の基礎知識(ビザ取得方法、観光スポット、ツアー費用、注意事項)を、トルクメニスタン政府観光局外務省海外安全ホームページの公式情報を元に解説します。

初めてトルクメニスタンを訪れる方でも、安全に旅行計画を立てられるようになります。

この記事のポイント

  • トルクメニスタンはツアーガイド同行が義務付けられており、個人旅行は基本的に不可能
  • ビザ取得には招聘状が必須で、2〜4週間かかるため早めの計画が必要
  • 地獄の門(ダルヴァザ)は1971年から燃え続けるガスクレーターで、将来的に閉鎖の可能性あり
  • ツアー料金は8日間で約33万円〜、ウズベキスタンとの周遊プランが人気
  • アフガニスタン国境付近は外務省の危険度レベル2が発出されているため注意が必要

トルクメニスタン旅行の基礎知識

(1) トルクメニスタンとは

トルクメニスタンは中央アジアに位置する国で、国土の約85%がカラクム砂漠で覆われています。首都アシガバード(アシハバード)は大理石の建物が立ち並び、「中央アジアのドバイ」と呼ばれます。

トルクメニスタン政府観光局によると、地獄の門(ダルヴァザのガスクレーター)、メルブ遺跡(世界遺産)などが主要な観光スポットです。

(2) 旅行形態(個人旅行不可・ガイド同行義務)

トルクメニスタンはツアーガイドの同行が義務付けられており、自由旅行は不可能です。全日程を確定させ、必ず旅行会社を通じて手配する必要があります。

旅行の制約:

  • 全日程でガイド同行が義務
  • 宿泊先・訪問先の事前確定が必要
  • 個人での移動・観光は不可

トルクメニスタン政府観光局には、日本の旅行会社一覧が掲載されています。

(3) 治安情報と注意すべき地域

外務省海外安全ホームページによると、トルクメニスタンは重犯罪が少なく、世界的に見ても比較的安全です。

注意すべき地域:

  • アフガニスタン国境地帯: 外務省の危険度レベル2(不要不急の渡航は止めてください)が発出されている

主要観光地(アシガバード、地獄の門、メルブ遺跡等)は比較的安全ですが、最新の渡航情報を確認することをおすすめします。

ビザ取得と入国手続き

(1) 招聘状の取得方法

トルクメニスタン入国には**招聘状(しょうへいじょう)**が必須です。招聘状は、現地旅行会社または日本の旅行代理店経由で取得します。

トルクメニスタン政府観光局によると、招聘状を持っている方のみにビザ発給されます。

招聘状取得の流れ:

  1. 日本の旅行代理店に申し込み
  2. 代理店が現地旅行会社に手配
  3. 招聘状が発行される(2〜4週間)

(2) ビザ申請の流れと必要書類

招聘状取得後、ビザ申請を行います。

必要書類トルクメニスタン大使館):

  • パスポート(有効期限6ヶ月以上)
  • 招聘状
  • ビザ申請書
  • 証明写真

ビザ料金:

  • 日本人観光客: 10日ビザ25USD(2025年時点)

(3) 入国税・注意事項

阪急交通社によると、入国時に入国税15USドルの支払いが必要です(2024年5月現在)。現金(米ドル)を用意しておきましょう。

その他の注意事項:

  • 写真撮影制限: 軍事施設・政府関連施設の撮影は禁止
  • インターネット接続: SNSやVPNの利用が困難な場合がある

主要観光スポット

(1) 地獄の門(ダルヴァザ)

**地獄の門(Hell's Gate / Darvaza Gas Crater)**は、1971年から燃え続けるガスクレーターです。トルクメニスタン政府観光局によると、直径69m、深さ30mの巨大クレーターが炎を上げ続けています。

観光のポイント:

  • 首都アシガバードから約260km北に位置
  • 夜の観光がベスト(闇の中で燃えるクレーターの迫力ある光景)
  • 閉鎖計画があり、将来的に観光不可の可能性あり

CNNによると、2022年に閉鎖計画が発表されましたが、2024年現在も観光可能です。ただし、ガス採取計画により今後閉鎖される可能性があります。

(2) アシガバード(首都)

アシガバードは、大理石の建物が立ち並ぶ「中央アジアのドバイ」です。

主な見どころ:

  • 中立記念塔: トルクメニスタンのシンボル
  • 独立記念塔: 高さ91mの記念塔
  • 国立博物館: トルクメニスタンの歴史・文化を展示

(3) メルブ遺跡(世界遺産)

メルブ遺跡は、中央アジア最大の遺跡で、世界遺産に登録されています。

特徴:

  • 古代都市の遺跡(紀元前6世紀〜)
  • 大キズカラ: 高さ40mの仏教寺院跡
  • シルクロードの要衝として栄えた歴史

(4) その他の見どころ

クフナ・ウルゲンチ:

  • 世界遺産に登録された古代都市跡
  • トルベグ・ハニムのミナレット(高さ60m)が有名

ニサ遺跡:

  • 世界遺産、パルティア王国の首都跡

ツアー費用と旅行計画

(1) ツアー料金の目安

トルクメニスタン旅行のツアー料金は、日数・内容により異なります。

ツアー日数 料金目安 内容
8日間 約33万円〜 トルクメニスタン周遊
9-10日間 約60万円程度 トルクメニスタン完全周遊
10-12日間 約40万円〜 ウズベキスタン+トルクメニスタン周遊

(出典: ユーラシア旅行社西遊旅行

(2) ウズベキスタンとの周遊プラン

ウズベキスタンとの2カ国周遊ツアーが人気です。ヒヴァ・ブハラ・サマルカンドと組み合わせるのが効率的です。

周遊プランの例:

  • 日本 → タシケント(ウズベキスタン)
  • サマルカンド → ブハラ → ヒヴァ
  • 国境越え → トルクメニスタン(地獄の門、アシガバード等)
  • トルクメニスタン → 日本

(3) 旅行時期・ベストシーズン

トルクメニスタンは砂漠気候で、夏は非常に暑いです。

ベストシーズン:

  • 春(4月〜5月): 気温20〜30度で過ごしやすい
  • 秋(9月〜10月): 気温25度前後で快適

避けるべき時期:

  • 夏(6月〜8月): 気温40度を超え、砂漠観光は厳しい
  • 冬(12月〜2月): 気温0度前後で寒い

(4) 旅行会社の選び方

トルクメニスタン旅行は、ビザ手配・現地ガイドの手配が必須のため、実績のある旅行会社を選ぶことが重要です。

代表的な旅行会社:

  • ユーラシア旅行社
  • 西遊旅行
  • ファイブスタークラブ
  • 阪急交通社

トルクメニスタン政府観光局には、ツアー取扱旅行代理店の一覧が掲載されています。

まとめ:トルクメニスタン旅行の注意点

トルクメニスタン旅行は、ツアーガイド同行が義務付けられており、個人旅行は基本的に不可能です。ビザ取得には招聘状が必須で、2〜4週間かかるため、早めの旅行計画が必要です。

地獄の門(ダルヴァザ)は1971年から燃え続けるガスクレーターで、夜の観光がベストですが、将来的に閉鎖される可能性があります。ツアー料金は8日間で約33万円〜、ウズベキスタンとの周遊プランが人気です。

アフガニスタン国境付近は外務省の危険度レベル2が発出されているため、主要観光地(アシガバード、地獄の門、メルブ遺跡等)のみを訪れることをおすすめします。旅行時期は春(4月〜5月)・秋(9月〜10月)が快適です。

詳細はトルクメニスタン政府観光局または旅行代理店にご確認ください。最新の渡航情報は外務省海外安全ホームページで確認しましょう。

よくある質問

Q1トルクメニスタンで個人旅行はできますか?

A1基本的に不可能です。全日程を確定させ、ガイド同行が義務付けられており、必ず旅行会社を通じて手配する必要があります。トルクメニスタン政府観光局には日本の旅行会社一覧が掲載されているため、実績のある会社を選ぶことをおすすめします。詳細はトルクメニスタン政府観光局でご確認ください。

Q2トルクメニスタンの治安は大丈夫ですか?

A2重犯罪が少なく、世界的に見ても比較的安全です。ただし、アフガニスタン国境付近は外務省の危険度レベル2(不要不急の渡航は止めてください)が発出されています。主要観光地(アシガバード、地獄の門、メルブ遺跡等)は比較的安全ですが、最新の渡航情報を外務省海外安全ホームページで確認することをおすすめします。

Q3トルクメニスタンのビザはどう取得しますか?

A3招聘状が必須で、現地旅行会社または日本の旅行代理店経由で手配します。取得には2〜4週間かかるため、早めの計画が必要です。招聘状取得後、トルクメニスタン大使館でビザ申請を行います。日本人観光客の10日ビザは25USDです。詳細はトルクメニスタン大使館の公式サイトでご確認ください。

Q4地獄の門はいつまで見られますか?

A4閉鎖計画がありますが、2024年現在も観光可能です。2022年に閉鎖計画が発表され、ガス採取計画により今後閉鎖される可能性があります。1971年から50年以上燃え続けるガスクレーターで、夜の観光がベストです。最新情報はトルクメニスタン政府観光局またはCNNの報道でご確認ください。

Q5トルクメニスタン旅行の費用はどのくらいですか?

A5ツアー料金は8日間で約33万円〜、9-10日間の完全周遊で約60万円程度です。ウズベキスタンとの2カ国周遊プランは10-12日間で約40万円〜が目安です。ヒヴァ・ブハラ・サマルカンドと組み合わせる周遊が人気です。詳細はユーラシア旅行社や西遊旅行などの旅行会社でご確認ください。

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Tripfolio編集部

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