東京の離島観光ガイド|伊豆諸島・小笠原諸島の魅力

著者: Tripfolio編集部公開日: 2026/1/12

東京都の離島観光の魅力

東京都には、伊豆諸島9島と小笠原諸島2島の計11の有人島があり、都心から船や飛行機でアクセスできます。透明度の高い海、豊かな自然、星空、温泉など、非日常の体験を求める旅行者に人気があります。

東京アイランドドットコムの公式サイトによると、各島には独自の魅力があり、目的に応じて選択できます。2025年5月には「島じまん2025」が開催され、10万人以上が来場しました。

この記事のポイント

  • 東京都の離島は伊豆諸島9島(大島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島・利島)と小笠原諸島2島(父島・母島)の計11の有人島
  • 大島は東京から高速ジェット船で約1時間45分、日帰りも可能。小笠原諸島は船で約24時間と遠方で最低5泊6日が必要
  • 神津島は東京都初の「星空保護区」認定で、星空観察に最適
  • 往復船賃1-4万円、宿泊費5,000-15,000円/泊が目安。電子しまぽ(7,000円で10,000円分利用可)でお得に旅行可能
  • ダイビング・シュノーケリング・ホエールウォッチング・トレッキング・温泉など、多彩なアクティビティを楽しめる

(1) 東京から行ける非日常体験

東京都の離島は、都心から船や飛行機でアクセスできながら、透明度の高い海、星空、火山、固有種など、非日常の自然体験ができる場所です。世界自然遺産に登録された小笠原諸島や、星空保護区に認定された神津島など、国際的にも評価された自然が楽しめます。

(2) 11の有人島(伊豆諸島9島・小笠原諸島2島)

東京都の離島は以下の11の有人島で構成されています。

伊豆諸島(9島):

  • 大島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、利島

小笠原諸島(2島):

  • 父島、母島

各島には独自の特徴があり、目的に応じて選択できます。

伊豆諸島の特徴とおすすめの島

伊豆諸島は、東京から比較的近く、日帰りから1泊2日で楽しめる島が多いため、初心者にもおすすめです。東海汽船が竹芝桟橋から各島への船を運航しています。

(1) 大島(東京から最もアクセスしやすい、三原山・椿)

大島は、伊豆諸島最大の島で、東京から高速ジェット船で約1時間45分とアクセスしやすい点が特徴です。大島観光協会によると、活火山の三原山トレッキング、椿(1-3月)、ダイビングが人気です。日帰り観光も可能ですが、1泊2日でゆっくり回ることが推奨されます。

(2) 八丈島(温泉・ダイビング・釣り)

八丈島は、東京から飛行機で約1時間、船で約10時間でアクセスできます。温泉が豊富で、裏見ヶ滝温泉、みはらしの湯などの日帰り温泉施設があります。ダイビング・シュノーケリングでは、黒潮の影響を受けた透明度の高い海でウミガメに出会える可能性があります。

(3) 式根島・神津島(海遊び・星空保護区)

式根島は、周囲約12kmの小さな島で、天然温泉が海岸に湧き出る「地鉈温泉」が有名です。海水浴・シュノーケリングに最適な透明度の高い海が特徴です。

神津島は、東京アイランドドットコムによると、東京都で初の「星空保護区(国際ダークスカイ協会認定)」に認定されており、星空観察に最適です。また、白砂の海岸と透明度の高い海で海水浴・ダイビングが楽しめます。

(4) その他の島(新島・三宅島・御蔵島・青ヶ島・利島)

新島: サーフィン・海水浴が人気。温泉「湯の浜露天温泉」が無料で入浴可能

三宅島: バードウォッチング・ダイビングが人気。2000年の噴火後、復興が進む

御蔵島: イルカと泳げる「ドルフィンスイム」が有名。上級者向け

青ヶ島: 二重カルデラの火山島。東京から最も遠い有人島で、秘境感が魅力

利島: 椿が島の約8割を占める。椿油の生産が盛ん

小笠原諸島の特徴と世界自然遺産

小笠原諸島は、2011年に世界自然遺産に登録された、父島・母島の2つの有人島です。船で片道約24時間かかるため、最低5泊6日の長期休暇が必要ですが、ボニンブルーの海と固有種の自然が魅力です。

(1) 父島・母島の特徴(世界自然遺産・ボニンブルー)

小笠原村観光協会によると、父島は小笠原諸島の玄関口で、港周辺に宿泊施設・飲食店が集まります。母島は父島からさらに船で約2時間の場所にあり、より静かな自然を楽しめます。

ボニンブルーは、小笠原諸島の透明度の高いコバルトブルーの海のことで、世界トップクラスの美しさと評価されています。

(2) 固有種と自然体験(ホエールウォッチング・ドルフィンスイム)

小笠原諸島には、固有種が多く生息しており、オガサワラオオコウモリ、メグロ(鳥)などが観察できます。ホエールウォッチング(12-5月)、ドルフィンスイムなどのマリンアクティビティが人気です。

(3) 最低5泊6日が必要な理由

小笠原諸島は、小笠原海運が週1便運航する「おがさわら丸」でのアクセスのみで、片道約24時間かかります。船の運航スケジュールにより、最低5泊6日(船中2泊、島内3泊)が必要となります。長期休暇が取れる方におすすめです。

アクセス方法と費用

(1) 船でのアクセス(竹芝桟橋から、東海汽船・小笠原海運)

伊豆諸島への船は、東海汽船が竹芝桟橋から運航しています。所要時間と運賃の目安は以下の通りです。

所要時間 往復運賃(2等、2025年時点)
大島 高速ジェット船約1時間45分 約1.5万円
八丈島 高速ジェット船約2時間45分 約2.5万円
神津島 高速ジェット船約3時間15分 約2.8万円

小笠原諸島への船は、小笠原海運が週1便運航しており、片道約24時間、往復運賃(2等)は約4万円(2025年時点)です。

注意: 天候により欠航・運休の可能性があるため、余裕のあるスケジュールが推奨されます。

(2) 飛行機でのアクセス(調布飛行場から大島・新島・神津島・三宅島へ)

調布飛行場から、大島・新島・神津島・三宅島への飛行機が就航しています。所要時間は約40分-1時間で、往復運賃は約2-3万円(2025年時点)です。船よりも早く到着できますが、便数が限られるため、早めの予約が推奨されます。

(3) 費用相場(往復船賃1-4万円、宿泊費5,000-15,000円/泊、電子しまぽで割引)

東京都の離島観光の費用目安は以下の通りです。

項目 費用目安
往復船賃 1-4万円(伊豆諸島1-3万円、小笠原諸島約4万円)
宿泊費 5,000-15,000円/泊(民宿5,000-8,000円、ホテル10,000-15,000円)
食事代 1,000-3,000円/食
アクティビティ 3,000-10,000円/回(ダイビング8,000-12,000円、ホエールウォッチング6,000-8,000円)

電子しまぽでお得に: 電子しまぽは、東京都が発行するプレミアム旅行券で、7,000円で10,000円分利用可能です。11島での宿泊・飲食・アクティビティに使用できます。

注意: 料金は季節・曜日・施設により変動するため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。

アクティビティと楽しみ方

(1) マリンアクティビティ(ダイビング・シュノーケリング・ホエールウォッチング)

東京都の離島は、透明度の高い海でマリンアクティビティを楽しめます。

  • ダイビング・シュノーケリング: 大島・八丈島・神津島・小笠原諸島で、ウミガメ・熱帯魚・イルカに出会える可能性があります
  • ホエールウォッチング: 小笠原諸島で12-5月に実施。ザトウクジラを間近で観察できます
  • ドルフィンスイム: 御蔵島・小笠原諸島で、野生のイルカと泳げます

(2) 陸のアクティビティ(トレッキング・星空観察・温泉)

海だけでなく、陸のアクティビティも充実しています。

  • トレッキング: 大島の三原山、小笠原諸島のジョンビーチ等
  • 星空観察: 神津島の星空保護区で、天の川を肉眼で観察可能
  • 温泉: 八丈島、式根島、新島で天然温泉を楽しめます

(3) グルメと特産品(島じまん2025等のイベント)

各島には独自のグルメと特産品があります。

  • 大島: 椿油、明日葉(野菜)
  • 八丈島: 島寿司(わさびの代わりに辛子を使う)、くさや(発酵干物)
  • 小笠原諸島: 島レモン、ラム酒

島じまん2025では、島グルメ・特産品を試食・購入できます。年1回開催され、2025年5月には10万人以上が来場しました。

まとめ:島選びのポイントと注意点

東京都の離島は、伊豆諸島9島と小笠原諸島2島の計11の有人島で、目的に応じて選択できます。大島・八丈島は日帰り~1泊2日で楽しめ、小笠原諸島は最低5泊6日が必要です。

東京アイランドドットコムや各島の観光協会の公式サイトで最新情報を確認しながら、自分に合った島を選びましょう。

(1) 目的別のおすすめの島(初心者・海遊び・世界遺産)

初心者向け(アクセス良好):

  • 大島(高速ジェット船で約1時間45分、日帰り可)
  • 八丈島(飛行機で約1時間、温泉・ダイビング充実)

海遊び重視:

  • 式根島(天然温泉と透明度の高い海)
  • 神津島(星空保護区、透明度の高い海)

世界自然遺産:

  • 小笠原諸島(ボニンブルーの海、固有種、ホエールウォッチング)

(2) 注意点(天候・欠航・長期休暇・島内移動)

以下の点に注意してください。

  • 天候による欠航・運休: 離島のため天候に左右されやすく、余裕のあるスケジュールが推奨される
  • 長期休暇が必要: 小笠原諸島は船で片道24時間かかり、最低5泊6日が必要
  • 島内移動: レンタカー・レンタサイクル・バスが主で、公共交通機関が限られる。事前に移動手段を確認することが推奨される
  • 料金・営業時間の変更: 施設により異なり、変更される可能性があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認

観光協会や宿泊施設に相談しながら、自分に合ったプランを立てましょう。

よくある質問

Q1おすすめの島は?

A1初心者なら大島・八丈島がおすすめです。大島は東京から高速ジェット船で約1時間45分でアクセスしやすく、日帰り観光も可能です。八丈島は飛行機で約1時間で、温泉・ダイビング・釣りが充実しています。海遊び重視なら式根島・神津島(透明度の高い海・星空保護区)、世界自然遺産なら小笠原諸島(ボニンブルー・固有種・ホエールウォッチング)が人気です。詳細は東京アイランドドットコムでご確認ください。

Q2アクセス方法と所要時間は?

A2伊豆諸島へは竹芝桟橋から東海汽船の船で1-10時間(大島約1時間45分、八丈島約2時間45分)、または調布飛行場から飛行機で約40分-1時間です。小笠原諸島へは竹芝桟橋から小笠原海運の船で約24時間かかります。天候により欠航・運休の可能性があるため、余裕のあるスケジュールが推奨されます。詳細は東海汽船・小笠原海運の公式サイトでご確認ください。

Q3滞在日数はどれくらい必要?

A3大島・八丈島は日帰り~1泊2日が一般的です。大島は日帰りも可能ですが、1泊2日でゆっくり回ることが推奨されます。小笠原諸島は船で片道約24時間かかるため、最低5泊6日(船中2泊、島内3泊)が必要です。長期休暇が取れる方におすすめです。詳細は小笠原村観光協会の公式サイトでご確認ください。

Q4費用相場は?

A4往復船賃は伊豆諸島1-3万円、小笠原諸島約4万円が目安です。宿泊費は民宿5,000-8,000円/泊、ホテル10,000-15,000円/泊程度です。アクティビティはダイビング8,000-12,000円、ホエールウォッチング6,000-8,000円が相場です。電子しまぽ(7,000円で10,000円分利用可能)を活用するとお得です。季節・曜日により変動するため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。

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