静岡観光の特徴|広域エリアと効率的な回り方
静岡への旅行を計画する際、「どこを回れば効率的か」「何日必要か」「富士山・伊豆・浜松、どのエリアを選ぶべきか」と迷う方は少なくありません。
この記事では、静岡の4つの観光エリア(富士・伊豆・静岡市・浜松)、日帰り・1泊2日・2泊3日のモデルコース、予算の目安を、ハローナビしずおか(静岡県観光協会公式)や楽天トラベルの最新情報を元に解説します。
初めて静岡を訪れる方でも、日数・目的に合った効率的な観光プランを立てられるようになります。
この記事のポイント
- 静岡県は東西に約155kmあり、エリアを絞った計画が重要で、富士・伊豆・静岡市・浜松の4エリアに大別される
- 東京から静岡駅まで新幹線で約1時間、熱海まで約40分で日帰り観光も可能
- 1エリアなら日帰り〜1泊2日、複数エリア周遊なら2泊3日以上が目安
- 予算は東京発1泊2日で2〜4万円、2泊3日で4〜6万円が相場(新幹線・宿泊・食事込み)
(1) 静岡県は東西に約155km、エリアを絞った計画が重要
静岡県は東西に約155km、南北に約118kmの広大な面積を持ちます。ハローナビしずおかによると、エリアを絞って計画するのがコツで、主要な観光エリアは以下の4つです。
- 富士エリア:富士山ビュー、三島スカイウォーク、朝霧高原
- 伊豆エリア:熱海温泉、修善寺温泉、河津桜、寸又峡
- 静岡市エリア:久能山東照宮、日本平夢テラス、三保の松原
- 浜松エリア:浜名湖、うなぎ、浜松城
全エリアを1回で回るのは困難なため、日数と目的に応じてエリアを選択することが推奨されます。
(2) 東京から新幹線で約1時間、日帰りも可能
東京から静岡へのアクセスは新幹線が便利です。
- 東京駅→熱海駅:約40分(東海道新幹線こだま・ひかり)
- 東京駅→静岡駅:約1時間(東海道新幹線ひかり)
- 東京駅→浜松駅:約1時間40分(東海道新幹線ひかり)
東京から日帰り観光が可能なため、週末の旅行にも適しています。
(3) 移動手段(新幹線・レンタカー・ローカル線)の選び方
静岡市内:静鉄バス・静岡鉄道でアクセス可能です。
伊豆半島:レンタカーまたは伊豆急行線が便利です。じゃらんnetによると、伊豆半島は道路が混雑しやすく、特に土日・連休は渋滞を想定した計画が必要です。
富士山周辺:レンタカー推奨です。公共交通機関は本数が限られるため、自由度が低くなります。
静岡の4つの観光エリア|富士・伊豆・静岡市・浜松
静岡の主要4エリアの特徴と見どころを紹介します。
(1) 富士エリア(富士山ビュー・三島スカイウォーク・朝霧高原)
富士山ビューは富士エリアの最大の魅力です。富士山本宮浅間大社、田貫湖、朝霧高原などから富士山を一望できます。富士山周辺の観光は天候に左右されるため、晴れた日を狙うか、雨天時の代替プランを用意することが推奨されます。
三島スカイウォークは全長400mの日本一長い歩行者専用吊橋で、富士山と駿河湾のパノラマが絶景です。ロングジップスライド(約560m)も人気のアクティビティです。
富士宮やきそばは富士宮市のご当地B級グルメで、蒸し麺と肉かす、だし粉が特徴です。B-1グランプリ初代王者として知られています。
(2) 伊豆エリア(熱海温泉・修善寺温泉・河津桜・寸又峡)
熱海温泉は東京から約40分の温泉リゾートで、熱海城・MOA美術館・來宮神社などの観光スポットがあります。
修善寺温泉は伊豆半島中央部の温泉街で、修善寺や竹林の小径が風情ある雰囲気を醸し出します。
河津桜は2月中旬〜3月上旬に見頃を迎える早咲きの桜で、河津町の河津川沿いに約8,000本が咲き誇ります。
寸又峡の夢の吊橋は全長90mの吊橋で、エメラルドグリーンの湖面が幻想的です。楽天トラベルによると、紅葉シーズン(11月)は混雑するため平日がおすすめです。
(3) 静岡市エリア(久能山東照宮・日本平夢テラス・三保の松原)
久能山東照宮は徳川家康を祀る神社で、国宝に指定されています。日本平からロープウェイでアクセス可能です。
日本平夢テラスは日本平山頂の展望施設で、隈研吾設計の360度ガラス張り展望台から富士山と駿河湾を一望できます。2018年オープンで人気上昇中です(2024-2025年)。
三保の松原は世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産で、松林と富士山の絶景が楽しめます。
静岡市周辺の定番コースは「久能山東照宮→日本平夢テラス→三保の松原」の3点セットです。
(4) 浜松エリア(浜名湖・うなぎ・浜松城)
浜名湖は静岡県西部の湖で、舘山寺温泉・浜名湖ガーデンパーク・浜名湖パルパル(遊園地)があります。
浜松うなぎは浜松の名物で、養鰻が盛んな地域として知られています。うなぎ料理店が多数あり、予算は1,500〜3,000円程度です(2025年執筆時点)。
浜松城は徳川家康が17年間居城とした城で、出世城として知られています。
日帰りモデルコース|エリア別の効率的プラン
日帰りで回れる代表的なモデルコースを紹介します。
(1) 静岡市3点セット(久能山東照宮→日本平夢テラス→三保の松原)
所要時間:6時間
| 時間 | スポット | 内容 |
|---|---|---|
| 10:00 | 久能山東照宮 | 日本平ロープウェイで到着、参拝(1時間) |
| 11:30 | 日本平夢テラス | 展望台から富士山・駿河湾を一望(30分) |
| 13:00 | 清水港で海鮮ランチ | 桜えび・マグロ料理(1時間) |
| 14:30 | 三保の松原 | 富士山と松林の絶景(1時間) |
| 16:00 | 帰路 | 静岡駅へ |
予算:交通費2,000円 + 食事2,000円 + 観光1,000円 = 約5,000円
(2) 富士山ビューコース(三島スカイウォーク→富士山本宮浅間大社)
所要時間:6時間
| 時間 | スポット | 内容 |
|---|---|---|
| 10:00 | 三島スカイウォーク | 全長400mの吊橋、富士山パノラマ(1.5時間) |
| 12:00 | 富士宮でランチ | 富士宮やきそば(1時間) |
| 13:30 | 富士山本宮浅間大社 | 富士山信仰の総本宮、参拝(1時間) |
| 15:00 | 白糸の滝 | 高さ20mの滝、世界遺産(30分) |
| 16:00 | 帰路 | 三島駅へ |
予算:交通費3,000円 + 食事1,500円 + 観光1,500円 = 約6,000円
(3) 熱海・伊豆高原コース(熱海城→MOA美術館→伊豆ぐらんぱる公園)
所要時間:6時間
| 時間 | スポット | 内容 |
|---|---|---|
| 10:00 | MOA美術館 | 国宝・重要文化財の展示(1.5時間) |
| 12:00 | 熱海で海鮮ランチ | 金目鯛料理(1時間) |
| 13:30 | 來宮神社 | 樹齢2,000年の大楠、パワースポット(30分) |
| 14:30 | 伊豆ぐらんぱる公園 | イルミネーション・アトラクション(2時間) |
| 17:00 | 帰路 | 熱海駅へ |
予算:交通費2,000円 + 食事2,500円 + 観光2,000円 = 約6,500円
(4) 所要時間と予算の目安
日帰りモデルコースの所要時間は6〜8時間、予算は5,000〜7,000円程度が目安です(東京発の交通費は別途)。
1泊2日モデルコース|温泉+観光の組み合わせ
1泊2日で温泉と観光を組み合わせたモデルコースを紹介します。
(1) 熱海温泉+伊豆観光(1日目:熱海観光、2日目:伊豆高原)
1日目:東京→熱海(新幹線40分)→MOA美術館→熱海城→熱海温泉宿泊
2日目:伊豆高原→伊豆ぐらんぱる公園(グランイルミ)→伊豆テディベア・ミュージアム→東京
予算:新幹線10,000円 + 宿泊10,000〜20,000円 + 食事5,000円 + 観光5,000円 = 約30,000〜40,000円
(2) 修善寺温泉+中伊豆観光(1日目:修善寺温泉、2日目:天城越え・浄蓮の滝)
1日目:東京→三島(新幹線50分)→レンタカーで修善寺温泉→修善寺・竹林の小径→修善寺温泉宿泊
2日目:天城越え(天城隧道・旧天城トンネル)→浄蓮の滝→わさび田→東京
予算:新幹線10,000円 + レンタカー8,000円 + 宿泊10,000〜20,000円 + 食事5,000円 + 観光3,000円 = 約36,000〜46,000円
(3) 静岡市+三保の松原(1日目:久能山東照宮・日本平、2日目:三保の松原・清水港)
1日目:東京→静岡(新幹線1時間)→久能山東照宮→日本平夢テラス→静岡市内宿泊
2日目:三保の松原→清水港(マグロ・桜えび)→静岡おでん→東京
予算:新幹線10,000円 + 宿泊8,000〜15,000円 + 食事5,000円 + 観光3,000円 = 約26,000〜33,000円
(4) 予算の目安(2〜4万円)
1泊2日の予算は2〜4万円が目安です。宿泊施設のランク(ビジネスホテル・温泉旅館)により大きく変動します。
2泊3日モデルコース|複数エリア周遊プラン
2泊3日で複数エリアを周遊するモデルコースを紹介します。
(1) 静岡市+伊豆周遊(1日目:静岡市、2日目:伊豆半島東海岸、3日目:西海岸)
1日目:東京→静岡→久能山東照宮→日本平夢テラス→三保の松原→静岡市内宿泊
2日目:静岡→熱海→MOA美術館→來宮神社→熱海温泉宿泊
3日目:熱海→伊豆高原→伊豆ぐらんぱる公園→城ヶ崎海岸→東京
予算:新幹線10,000円 + レンタカー12,000円 + 宿泊20,000〜30,000円 + 食事8,000円 + 観光6,000円 = 約56,000〜66,000円
(2) 富士山+伊豆周遊(1日目:富士山周辺、2日目:伊豆高原、3日目:熱海)
1日目:東京→三島→三島スカイウォーク→富士山本宮浅間大社→白糸の滝→富士宮宿泊
2日目:富士宮→修善寺温泉→天城越え→伊豆高原宿泊
3日目:伊豆高原→城ヶ崎海岸→熱海城→來宮神社→東京
予算:新幹線10,000円 + レンタカー12,000円 + 宿泊20,000〜30,000円 + 食事8,000円 + 観光6,000円 = 約56,000〜66,000円
(3) グルメ巡り(富士宮やきそば・静岡おでん・桜えび・金目鯛・浜松うなぎ)
静岡のご当地グルメは各エリアで楽しめます。
- 富士宮やきそば(富士宮市):B-1グランプリ初代王者
- 静岡おでん(静岡市):黒はんぺんと濃い色のだし、青のり・だし粉
- 桜えび(清水港):駿河湾の名産、漁期は春(3〜6月)と秋(10〜12月)
- 金目鯛(伊豆):煮付け・しゃぶしゃぶ
- 浜松うなぎ(浜松市):養鰻が盛んな地域
桜えび・金目鯛などの季節食材は漁期・時期により入手状況が異なるため、事前に確認することが推奨されます。
(4) 予算の目安(4〜6万円)
2泊3日の予算は4〜6万円が目安です。レンタカー利用・宿泊施設のランクにより変動します。
まとめ|静岡観光の計画で押さえるべきポイント
静岡観光は東西に約155kmの広域エリアのため、エリアを絞った計画が重要です。富士・伊豆・静岡市・浜松の4エリアに大別され、1エリアなら日帰り〜1泊2日、複数エリア周遊なら2泊3日以上が目安です。
東京から静岡駅まで新幹線で約1時間、熱海まで約40分で日帰り観光も可能です。予算は東京発1泊2日で2〜4万円、2泊3日で4〜6万円が相場(新幹線・宿泊・食事込み)です。
伊豆半島は道路が混雑しやすく、特に土日・連休は渋滞を想定した計画が必要です。富士山周辺の観光は天候に左右されるため、晴れた日を狙うか、雨天時の代替プランを用意することが推奨されます。ハローナビしずおかや各施設の公式サイトで最新情報を確認しながら、自分に合った観光プランを立てましょう。
