北九州市観光の魅力と押さえておきたいポイント
北九州市への観光を計画しているけれど、「どこを回ればいいのか」「工業都市のイメージしかない」「福岡市との違いは何か」と疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
この記事では、北九州市の観光スポット、グルメ、モデルコース、アクセス方法を、北九州市観光情報サイト「北九州パレット」(公式)や各施設公式情報を元に解説します。
門司港レトロや皿倉山の夜景など、北九州ならではの観光の楽しみ方をお届けします。
この記事のポイント
- 門司港レトロは明治〜大正期の歴史的建造物が集積する観光エリア、JR門司港駅から徒歩圏内で観光可能
- 皿倉山は「100億ドルの夜景」と称され、「新日本三大夜景」に選定された絶景スポット
- 焼きカレー・焼うどん・ぬか炊きなど、北九州ならではのグルメが充実
- JR小倉駅は新幹線停車駅で博多から約15分、アクセスの良さも魅力
北九州市が観光地として注目される理由
北九州市は福岡県北部に位置し、かつては日本の四大工業地帯の一つとして発展した都市です。工業都市のイメージが強いですが、歴史的建造物や自然景観、独自のグルメなど、観光資源も豊富です。
福岡県の観光入込客推計調査によると、福岡県への観光客は年々増加傾向にあり、北九州市も門司港レトロや皿倉山を中心に観光地としての注目度が高まっています。
福岡市と比較すると、北九州市は歴史的な街並みや工業遺産、山から望む夜景など、異なる魅力を持っています。両方を訪れることで、福岡県観光をより深く楽しめます。
エリア別定番スポット(門司港レトロ・皿倉山・小倉城)
門司港レトロ(明治〜大正期の歴史的建造物)
門司港レトロは1995年3月に開業した観光エリアで、明治から大正時代にかけて建てられた歴史的建造物が集積しています。
門司港レトロの主な見どころ
| スポット | 特徴 |
|---|---|
| JR門司港駅 | 1914年建築、国の重要文化財に指定 |
| 旧門司三井倶楽部 | アインシュタイン博士が宿泊した歴史ある建物 |
| 九州鉄道記念館 | 九州の鉄道の歴史を学べる博物館 |
| 門司港レトロ展望室 | 高さ103mから関門海峡を一望できる |
JR門司港駅を中心に徒歩圏内で観光でき、名物の焼きカレーや関門海峡の海鮮グルメも楽しめます。
皿倉山(新日本三大夜景・100億ドルの夜景)
皿倉山は標高622mの北九州市のシンボル的な山で、山頂からの夜景は「100億ドルの夜景」と称されています。「新日本三大夜景」にも選定されており、夜景目当てに訪れる観光客が多いスポットです。
ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで山頂まで約10分でアクセスできます。展望台からは北九州の工業地帯と市街地を一望でき、昼間の景色も楽しめます。
注意: ケーブルカー・スロープカーは運休日や整備点検期間があるため、訪問前に公式サイトで運行状況を確認することをおすすめします。
小倉城・旦過市場・関門海峡人道トンネル
小倉城は1602年に細川忠興が築城した福岡県唯一の天守閣を持つ城です。宮本武蔵と佐々木小次郎に関する展示もあり、歴史ファンに人気があります。
旦過市場は大正時代に創業した歴史ある市場で、約120店舗が集積しています。「北九州の台所」として知られ、新鮮な魚介類や地元食材が揃います。市場の雰囲気を楽しみながら買い物や食事ができます。
関門海峡人道トンネルは本州(山口県下関市)と九州(北九州市門司区)を結ぶ海底トンネルです。徒歩で海峡を渡る体験ができ、片道約15分で往復可能です。
北九州グルメ(焼きカレー・焼うどん・ぬか炊き)
門司港名物「焼きカレー」
焼きカレーは門司港発祥のご当地グルメです。カレーライスにチーズや卵をのせ、オーブンで焼き上げた料理で、門司港レトロエリアには多くの焼きカレー専門店があります。
各店舗によって味付けや具材が異なるため、食べ比べを楽しむ観光客も多くいます。
小倉発祥「焼うどん」・八幡餃子
焼うどんは小倉が発祥の地とされるB級グルメです。終戦直後、焼きそばの麺がなかったため、うどんで代用したのが始まりと言われています。
八幡餃子は八幡地区で親しまれる餃子で、一口サイズの餃子を酢で食べるのが特徴です。
旦過市場でのグルメ体験
旦過市場では、新鮮な魚介類や地元の食材を購入できるほか、市場内の飲食店で食事も楽しめます。
| グルメ | 特徴 |
|---|---|
| 焼きカレー | 門司港発祥、チーズと卵をオーブンで焼いたカレー |
| 焼うどん | 小倉発祥、ソース味のうどん炒め |
| ぬか炊き | 北九州の伝統料理、魚をぬか床で炊いた郷土料理 |
| 八幡餃子 | 一口サイズ、酢で食べるのが特徴 |
1日モデルコース・効率的な回り方
JR小倉駅・門司港駅発着のモデルコース
半日コース(門司港レトロ中心)
- JR門司港駅到着 → 駅舎見学(国の重要文化財)
- 門司港レトロエリア散策(約2時間)
- 焼きカレーで昼食
- 関門海峡人道トンネル体験(往復約30分)
1日コース(門司港+小倉)
午前:門司港レトロエリア 昼食:焼きカレーまたは焼うどん 午後:JR小倉駅へ移動 → 小倉城 → 旦過市場 夕方:皿倉山で夜景鑑賞
皿倉山ケーブルカー・スロープカーの利用方法
皿倉山の山頂へは、ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで約10分で到着します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アクセス | JR八幡駅から無料シャトルバスまたは徒歩約25分 |
| 所要時間 | 山麓駅から山頂まで約10分 |
| 夜景鑑賞 | 日没後〜21時頃まで運行(季節により変動) |
※運休日・料金は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
所要時間の目安(半日〜2日)
| プラン | 所要時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 門司港レトロのみ | 半日(4〜5時間) | 門司港レトロエリア+焼きカレー |
| 門司港+小倉 | 1日(8〜10時間) | 門司港+小倉城+皿倉山夜景 |
| じっくり観光 | 2日 | 上記+旦過市場+産業観光 |
アクセス方法・ベストシーズン・注意点
北九州空港から羽田まで1時間30分・新幹線で博多から約15分
| 出発地 | 交通手段 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 東京(羽田) | 北九州空港(飛行機) | 約1時間30分 |
| 博多 | JR山陽新幹線 | 約15分 |
| 福岡空港 | 地下鉄+新幹線またはバス | 約1時間 |
| 大阪 | JR山陽新幹線 | 約2時間 |
車の場合は九州自動車道・東九州自動車道を利用できます。
皿倉山ケーブルカーの運休日・整備点検に注意
皿倉山のケーブルカー・スロープカーは、定期点検や悪天候により運休する場合があります。夜景鑑賞を目的に訪れる場合は、事前に公式サイトで運行状況を確認することをおすすめします。
2025年イベント情報(クリスマスマーケット・小倉城65周年)
2025年は北九州市で様々なイベントが開催されています。
- 小倉城65周年記念キャンペーン(2025年9月30日まで): 小倉城の展示内容が充実
- KOKURA CHRISTMAS MARKET & CASTLE(2025年11月21日〜12月25日): 小倉城周辺でクリスマスマーケット開催
- KitaQ おもてなしキャンペーン2025(10月11日〜12月25日): 市内各所でお得なキャンペーン
イベント期間中は混雑が予想されるため、時間に余裕を持った行動をおすすめします。
まとめ:目的別おすすめプラン
北九州市観光は、目的と時間に応じて以下のようなプランが組めます。
- 歴史・街歩き派: 門司港レトロ+小倉城+旦過市場
- 夜景・絶景派: 皿倉山の夜景鑑賞(日没前に到着がおすすめ)
- グルメ派: 門司港で焼きカレー+小倉で焼うどん+旦過市場で海鮮
- ファミリー: 九州鉄道記念館+関門海峡人道トンネル+門司港レトロ散策
福岡市とは異なる、歴史と自然景観が楽しめる北九州市。日帰りでも宿泊でも、多彩な観光を楽しめます。
観光施設の営業時間・料金は変更される場合があるため、訪問前に各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。
