金沢観光完全ガイド|兼六園・ひがし茶屋街・金沢21世紀美術館とモデルコース

著者: Tripfolio編集部公開日: 2026/1/12

なぜ金沢観光が注目されているのか

金沢は石川県の県庁所在地で、江戸時代に加賀百万石の城下町として栄えた歴史を持つ都市です。2015年の北陸新幹線開通により、東京から約2.5時間でアクセスできるようになり、観光客が急増しました。

2025年、金沢はNational Geographic「Best of the World 2025」(世界の旅行先25選)に選出され、国際的な注目度が高まっています。兼六園、金沢城、ひがし茶屋街などの歴史的建造物と、金沢21世紀美術館などの現代アートが融合した独自の魅力が評価されています。

金沢は日本の金箔生産の99%を占め、金箔工芸体験や金箔グルメ(金箔ソフトクリーム等)が観光客に人気です。冬は加能ガニ(11/6〜3/20)と香箱ガニが旬で、グルメ目的の旅行にも最適です。

金沢の基本情報とアクセス

金沢の地理・気候・旅行日数の目安

地理:

  • 石川県の県庁所在地、日本海側に位置
  • 面積: 約468.6㎢
  • 人口: 約46万人(2023年)

気候:

  • 日本海側気候、冬は雪が多い
  • 春(3-5月): 桜が見頃、気温10-20℃
  • 夏(6-8月): 気温25-30℃、梅雨あり
  • 秋(9-11月): 紅葉が見頃、気温10-20℃
  • 冬(12-2月): 雪が多い、気温0-10℃、防寒着・雪対策の靴が必要

旅行日数の目安:

  • 1泊2日: 主要観光地(兼六園、金沢城、ひがし茶屋街、近江町市場、金沢21世紀美術館)を効率的に回れる
  • 日帰り: 東京から北陸新幹線で約2.5時間、日帰りも可能だが時間が限られる
  • 2泊3日: 周辺観光(能登半島、白川郷等)を組み合わせられる

アクセス|北陸新幹線で東京から約2.5時間

北陸新幹線:

  • 東京-金沢: 約2時間30分、片道14,120円(通常期、自由席)
  • 大阪-金沢: サンダーバード特急で約2時間40分、片道7,650円(自由席)
  • 名古屋-金沢: しらさぎ特急で約3時間、片道7,340円(自由席)

飛行機:

  • 小松空港(金沢市から車で約40分、リムジンバスで約1時間)
  • 東京(羽田)-小松: 約1時間

注意点:

  • 冬は雪による交通機関の遅延・運休があるため、余裕を持った旅行計画を推奨
  • 料金は時期により変動(繁忙期・閑散期)

金沢駅|世界の美しい駅14選6位、鼓門が有名

金沢駅:

  • 2014年、米国旅行誌「世界の美しい駅14選」で6位に選出
  • 鼓門(つづみもん): 金沢駅東口の巨大な木製の門、金沢の伝統芸能「能」の鼓をモチーフ
  • もてなしドーム: 鼓門の奥にあるガラス張りのドーム、雨・雪の多い金沢の「もてなしの心」を表現

おすすめ:

  • 金沢駅到着時に鼓門を撮影(金沢観光の定番フォトスポット)

市内交通|バス・徒歩で主要観光地を回れる

バス:

  • 城下まち金沢周遊バス: 主要観光地を循環(1日フリー乗車券800円、土日祝600円)
  • まちバス: 金沢駅-武蔵ヶ辻-香林坊-片町を循環(1回100円、2025年時点)
  • 北鉄バス1日フリー乗車券: 1,000円

徒歩:

  • 兼六園-ひがし茶屋街: 徒歩約15分
  • ひがし茶屋街-近江町市場: 徒歩約10分
  • 主要観光地はコンパクトにまとまっているため、徒歩でも回れる

タクシー:

  • 初乗り: 610円(1.2kmまで、2025年時点)

レンタサイクル:

  • まちのり(シェアサイクル): 1日パス1,650円

主要観光スポット

兼六園・金沢城|日本三名園とミシュラン三つ星

兼六園:

  • 日本三名園の一つ(他は岡山後楽園、水戸偏楽園)
  • ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン: 三つ星評価
  • 加賀藩前田家の庭園、約11.7万㎡
  • 見どころ: 徽軫灯籠(ことじとうろう)、雁行橋、霞ヶ池
  • 開園時間: 7:00-18:00(3/1〜10/15)、8:00-17:00(10/16〜2/末)
  • 入園料: 大人320円、小人100円(2025年時点)
  • 早朝開園: 4-9月の6:00-7:00、10-3月の6:00-8:00は無料開放
  • 夜間ライトアップ: 季節限定(桜、紅葉、雪吊り期間)

金沢城:

  • 加賀藩前田家の居城、加賀百万石の歴史を伝える
  • 石川門、三十間長屋、鶴丸倉庫は国の重要文化財
  • 兼六園と隣接、セット観光が効率的
  • 開園時間: 7:00-18:00(3/1〜10/15)、8:00-17:00(10/16〜2/末)
  • 入園料: 無料(一部施設は有料)

おすすめの人:

  • 日本庭園が好きな方
  • 歴史・伝統文化に興味がある方
  • 早朝開園で静かな庭園を楽しみたい方

ひがし茶屋街|赤格子の茶屋建築が並ぶ重要伝統的建造物群

ひがし茶屋街:

  • 国の重要伝統的建造物群保存地区(1820年代の茶屋街の町並みを保存)
  • 赤格子の茶屋建築が並ぶ石畳の通り、全長約130m
  • 金箔工芸品店、和菓子店、カフェが集まる
  • 志摩: 江戸時代のお茶屋建築を公開(入館料500円)
  • 懐華樓: 現役のお茶屋を一般公開(入館料750円、金箔入り金粉茶付き)

おすすめの人:

  • 江戸時代の町並みを散策したい方
  • 金箔グルメ・金箔工芸品を楽しみたい方
  • 写真撮影が好きな方

注意点:

  • 観光シーズン(春・秋)は混雑
  • 早朝(8:00前)は人が少なく、ゆっくり散策できる

近江町市場|約300年の歴史を持つ「金沢の台所」

近江町市場:

  • 約300年の歴史を持つ市場、「金沢の台所」と呼ばれる
  • 約170店舗が集まり、海鮮、青果、惣菜等を販売
  • 海鮮丼、寿司、刺身が人気
  • 営業時間: 店舗により異なる(一般的に9:00-17:00、水曜定休の店舗多い)

冬の味覚:

  • 加能ガニ(ズワイガニの雄): 11/6〜3/20が漁期、1杯5,000円〜(大きさにより変動)
  • 香箱ガニ(ズワイガニの雌): 11/6〜年末までの限定販売、1杯1,000円〜
  • カニ漁の期間は年により変動するため、最新情報は市場で確認してください

おすすめグルメ:

  • 海鮮丼(1,500円〜3,000円)
  • 寿司(握り1貫200円〜)
  • のどぐろ(高級魚)

おすすめの人:

  • 新鮮な海鮮を楽しみたい方
  • 冬のカニ(加能ガニ、香箱ガニ)を味わいたい方
  • 市場の雰囲気を楽しみたい方

金沢21世紀美術館|現代アートと無料ゾーン

金沢21世紀美術館:

  • 2004年開館、現代アートの美術館
  • 円形のガラス張りの建物(直径113m)
  • 無料ゾーン: 館内の一部は無料で見学可能
  • 有料ゾーン: 企画展・常設展(一般450円、2025年時点)
  • 人気作品: レアンドロ・エルリッヒ「スイミング・プール」(プールを上下から見る作品)
  • 開館時間: 10:00-18:00(金土は20:00まで)、月曜休館(祝日の場合は翌平日)

おすすめの人:

  • 現代アートが好きな方
  • 無料ゾーンで気軽にアートを楽しみたい方
  • 家族連れ(子供向けプログラムあり)

金沢グルメと伝統文化体験

冬の味覚|加能ガニ(11/6〜3/20)と香箱ガニ

加能ガニ:

  • 石川県で水揚げされるズワイガニの雄
  • 漁期: 11/6〜3/20(年により変動)
  • 近江町市場、割烹・料亭で味わえる
  • 料金: 1杯5,000円〜(大きさ・時期により変動)

香箱ガニ:

  • ズワイガニの雌
  • 漁期: 11/6〜年末までの限定販売
  • 小ぶりだが濃厚な味わい、卵(内子・外子)が人気
  • 料金: 1杯1,000円〜(大きさ・時期により変動)

おすすめの楽しみ方:

  • 近江町市場で購入し、その場で食べる
  • 割烹・料亭でカニ懐石コース(10,000円〜)

金箔グルメと金箔工芸体験|日本の金箔生産99%

金箔生産:

  • 金沢は日本の金箔生産の99%を占める
  • 金箔の厚さ: 約0.0001mm(1万分の1mm)

金箔グルメ:

  • 金箔ソフトクリーム(800円〜): ひがし茶屋街、兼六園周辺で販売
  • 金箔寿司、金箔カステラ、金箔日本酒等

金箔工芸体験:

  • 金箔貼り体験(小物、箸、皿等): 1,500円〜3,000円、所要時間1-2時間
  • 金沢市内の工芸体験施設で実施

おすすめの人:

  • 金沢ならではの体験をしたい方
  • インスタ映えする金箔グルメを楽しみたい方

伝統工芸体験|九谷焼・加賀友禅

九谷焼:

  • 石川県の伝統工芸、色鮮やかな陶磁器
  • 絵付け体験: 1,500円〜3,000円、所要時間1-2時間

加賀友禅:

  • 石川県の伝統工芸、豪華な着物の染色技法
  • 染色体験、着物レンタル(1日5,000円〜)

その他の伝統工芸:

  • 加賀水引、輪島塗、加賀てまり等

おすすめの人:

  • 伝統工芸に興味がある方
  • 手作り体験を楽しみたい方

近江町市場のグルメ|海鮮丼・寿司

海鮮丼:

  • のどぐろ丼、まぐろ丼、海鮮丼等
  • 料金: 1,500円〜3,000円
  • 近江町市場内の飲食店で提供

寿司:

  • 回転寿司、立ち食い寿司
  • 料金: 握り1貫200円〜

おすすめの人:

  • 新鮮な海鮮を手頃な価格で楽しみたい方
  • 市場の活気を楽しみたい方

モデルコースと季節別の楽しみ方

1泊2日モデルコース|定番スポット巡り

1日目(到着日):

  • 金沢駅到着 → 鼓門撮影
  • ホテルチェックイン(荷物預け)
  • 近江町市場で昼食(海鮮丼、寿司)
  • ひがし茶屋街散策(赤格子の町並み、金箔工芸品店)
  • 金沢21世紀美術館(無料ゾーン、有料ゾーン)
  • 香林坊・片町エリアで夕食・買い物

2日目:

  • 兼六園早朝開園(6:00-7:00無料、静かな庭園を楽しむ)
  • 金沢城観光
  • 金箔工芸体験(1-2時間)
  • 近江町市場でお土産購入
  • 金沢駅へ移動 → 帰路

カスタマイズのコツ:

  • 冬ならカニ(加能ガニ、香箱ガニ)を近江町市場で堪能
  • 伝統工芸体験(九谷焼絵付け、加賀友禅染色)を追加
  • 夜の兼六園ライトアップ(季節限定)を組み込む

日帰りコース|時間別プラン

東京発の日帰り例(北陸新幹線利用):

  • 東京駅発8:00 → 金沢駅着10:30
  • 近江町市場で昼食(11:00-12:00)
  • 兼六園・金沢城観光(12:30-14:30)
  • ひがし茶屋街散策(15:00-16:30)
  • 金沢駅へ移動(17:00)
  • 金沢駅発17:30 → 東京駅着20:00

注意点:

  • 日帰りは時間が限られるため、主要スポット(兼六園、ひがし茶屋街、近江町市場)に絞る
  • 冬は交通機関の遅延リスクがあるため、余裕を持った計画を

ベストシーズン|春(桜)、秋(紅葉)、冬(カニ)

春(3-5月):

  • 桜の見頃: 4月上旬〜中旬
  • 兼六園、金沢城の桜が美しい
  • 気温10-20℃、過ごしやすい

秋(9-11月):

  • 紅葉の見頃: 11月上旬〜中旬
  • 兼六園の紅葉ライトアップ
  • 気温10-20℃、過ごしやすい

冬(12-2月):

  • 加能ガニ(11/6〜3/20)、香箱ガニ(〜年末)が旬
  • 兼六園の雪吊り(冬の風物詩)
  • 気温0-10℃、防寒着・雪対策の靴が必要
  • 交通機関の遅延・運休リスクあり

夏(6-8月):

  • 気温25-30℃、梅雨あり
  • 観光客が少なめ、料金が安い時期

2025年の注目トピック|National Geographic選出

2025年の注目:

  • National Geographic「Best of the World 2025」(世界の旅行先25選)に選出
  • 日本の金箔生産の99%を占める金沢の伝統工芸が国際的に評価
  • ひがし茶屋街、兼六園など歴史・伝統文化と現代アートの融合が魅力

冬の金沢観光キャンペーン:

  • 2025年度版の冬の金沢観光キャンペーンが開催予定
  • カニ・グルメ・温泉・体験の特集
  • 詳細は金沢市観光協会で確認してください

まとめ:金沢観光を成功させるポイント

金沢観光は、北陸新幹線の開通により東京から約2.5時間でアクセスでき、1泊2日で主要観光地を効率的に回れます。

観光のポイント:

  • 旅行日数: 1泊2日で主要観光地(兼六園、金沢城、ひがし茶屋街、近江町市場、金沢21世紀美術館)を回れる
  • ベストシーズン: 春(桜)、秋(紅葉)が人気。冬は加能ガニ・香箱ガニが旬でグルメ目的に最適
  • 必見スポット: 兼六園(日本三名園、ミシュラン三つ星)、ひがし茶屋街(赤格子の町並み)、近江町市場(金沢の台所)
  • 伝統文化: 金箔工芸体験、九谷焼絵付け、加賀友禅染色
  • グルメ: 加能ガニ(11/6〜3/20)、香箱ガニ(〜年末)、海鮮丼、金箔ソフトクリーム
  • 2025年注目: National Geographic「Best of the World 2025」選出

アクセス・交通:

  • 北陸新幹線: 東京-金沢約2.5時間
  • 市内交通: 城下まち金沢周遊バス(1日フリー乗車券800円)、徒歩でも主要観光地を回れる
  • 冬の注意: 雪による交通機関の遅延・運休リスクあり

予算目安(1泊2日、1人あたり):

  • 交通費: 往復28,000円〜(東京発、北陸新幹線)
  • 宿泊費: 8,000円〜15,000円(1泊、中級ホテル)
  • 食事: 5,000円〜10,000円(海鮮丼、カニ等)
  • 観光施設: 2,000円〜5,000円(兼六園、金沢21世紀美術館等)
  • 合計: 43,000円〜58,000円

料金・営業時間は変更される可能性があるため、詳細は金沢市観光協会「金沢旅物語」、石川県観光連盟「ほっと石川旅ねっと」等で最新情報を確認してください。

よくある質問

Q1金沢観光は何日必要ですか?

A1主要観光地(兼六園、金沢城、ひがし茶屋街、近江町市場、金沢21世紀美術館)は1泊2日で効率的に回れます。北陸新幹線で東京から約2.5時間とアクセスも良好で、日帰りも可能ですが時間が限られます。周辺観光(能登半島、白川郷等)を組み合わせるなら2泊3日がおすすめです。

Q2金沢のベストシーズンはいつですか?

A2春(4月上旬〜中旬の桜)、秋(11月上旬〜中旬の紅葉)が人気です。冬(11/6〜3/20)は加能ガニと香箱ガニが旬で、グルメ目的なら最適です。ただし冬は雪が多く、交通機関の遅延・運休リスクがあるため、防寒着・雪対策の靴が必要です。夏(6-8月)は観光客が少なめで料金が安い時期です。

Q3金沢グルメのおすすめは何ですか?

A3近江町市場の海鮮丼(1,500円〜3,000円)、寿司(握り1貫200円〜)、冬の加能ガニ(1杯5,000円〜)・香箱ガニ(1杯1,000円〜)が人気です。金沢は日本の金箔生産の99%を占めるため、金箔ソフトクリーム(800円〜)、金箔寿司などの金箔グルメも楽しめます。

Q4冬の金沢は寒いですか?服装は?

A4冬(12-2月)は雪が多く気温も低い(0-10℃)ため、防寒着(ダウンジャケット等)、雪対策の靴(防水・滑り止め付き)が必要です。兼六園の雪吊り(冬の風物詩)が見られる一方、交通機関の遅延・運休リスクがあるため、余裕を持った旅行計画を推奨します。

Q5金沢で伝統工芸体験はできますか?

A5金箔工芸体験(小物、箸、皿等への金箔貼り、1,500円〜3,000円)、九谷焼絵付け体験(1,500円〜3,000円)、加賀友禅染色体験などが可能です。金沢は日本の金箔生産の99%を占めるため、金箔工芸体験が特に人気です。所要時間は1-2時間で、金沢市内の工芸体験施設で実施されています。

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Tripfolio編集部

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