1. 石川県観光の魅力と3つのエリア
石川県観光を計画する際、「どのエリアを回ればいいのか」「何泊が適切か」と悩む方は多いのではないでしょうか。
この記事では、石川県観光の3つのエリア(金沢・加賀・能登)の特徴、主要観光スポット、モデルコース、アクセス方法を石川県公式観光サイト「ほっと石川旅ねっと」の情報を元に解説します。
初めて石川県を訪れる方でも、目的に合った観光プランを立てられるようになります。
この記事のポイント
- 石川県は金沢(歴史・文化)、加賀(温泉)、能登(絶景・海の幸)の3エリアに分かれる
- 1泊2日で金沢中心、2泊3日で加賀温泉郷や能登も含めた観光が可能
- 2024年3月に北陸新幹線の金沢-敦賀間が開業し、アクセスが向上
- 能登半島地震からの復興中だが、2024年の宿泊者数は前年比36.0%増で全国トップの伸び率
2. 金沢エリアの観光スポット
金沢は石川県の中心都市で、歴史・文化・グルメが集まるエリアです。楽天トラベルによると、兼六園・金沢城・ひがし茶屋街がコンパクトにまとまっており、バスや徒歩で観光できます。
(1) 兼六園(日本三名園、2024年開園150周年)
兼六園(けんろくえん)は日本三名園の一つで、特別名勝に指定されています。石川県公式観光サイトによると、2024年に開園150周年を迎えました。
特徴:
- 広大な庭園(約11.7ヘクタール)
- 四季折々の景観(桜・紅葉・雪吊り等)
- 入園料: 320円(大人)
- 開園時間: 7:00-18:00(季節により変動)
兼六園は1年を通じて美しい景観が楽しめますが、桜(4月上旬)と紅葉(11月中旬)の時期が特に人気です。
(2) 金沢城・ひがし茶屋街
金沢城は兼六園に隣接する史跡で、石川門・五十間長屋等の建造物が復元されています。ひがし茶屋街は金沢の伝統的な茶屋街で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
金沢城:
- 入園料: 無料(一部施設は有料)
- 石川門・五十間長屋等の見学
ひがし茶屋街:
- 江戸時代の茶屋建築が残る
- 金箔工芸品・加賀友禅等のお土産店
- カフェ・甘味処で休憩
金沢城とひがし茶屋街は徒歩圏内で、半日観光が可能です。
(3) 近江町市場・金沢21世紀美術館
阪急交通社によると、近江町市場は金沢の台所として親しまれる市場で、海鮮丼・のど黒・加能ガニ等の石川県の海の幸が味わえます。金沢21世紀美術館は現代アートを展示する美術館で、無料エリアと有料エリアがあります。
近江町市場:
- 営業時間: 9:00-17:00(店舗により異なる)
- 海鮮丼1,500-2,500円が目安
- お土産(加能ガニ・のど黒等)
金沢21世紀美術館:
- 入館料: 無料(展覧会ゾーンは有料)
- 開館時間: 10:00-18:00(金・土は20:00まで)
- 「スイミング・プール」等の現代アート作品
3. 加賀温泉郷エリアの観光スポット
加賀温泉郷は石川県南部の温泉地で、山代温泉・山中温泉・片山津温泉の3つの温泉地からなります。
(1) 山代温泉・山中温泉・片山津温泉
石川県公式観光サイトによると、加賀温泉郷は開湯1,300年の歴史を持ち、温泉街の散策・足湯・日帰り入浴が楽しめます。
| 温泉地 | 特徴 |
|---|---|
| 山代温泉 | 古総湯・総湯で外湯巡り |
| 山中温泉 | 鶴仙渓の渓谷美、芭蕉ゆかりの地 |
| 片山津温泉 | 柴山潟畔の温泉、湖畔の眺望 |
宿泊料金は1泊2食付きで15,000円~30,000円が目安です(執筆時点2025年、宿泊施設・プランにより変動)。
(2) 那谷寺・鶴仙渓
那谷寺(なたでら)は真言宗の古刹で、奇岩遊仙境・書院等の見どころがあります。鶴仙渓(かくせんけい)は山中温泉を流れる大聖寺川の渓谷で、遊歩道で散策できます。
那谷寺:
- 拝観料: 600円(大人)
- 拝観時間: 8:30-16:45
- 紅葉の名所(11月上旬~中旬)
鶴仙渓:
- 遊歩道約1.3km(散策所要時間約30分)
- あやとりはし・こおろぎ橋等の見どころ
- 川床カフェ(4月-11月限定)
(3) 加賀伝統工芸村
加賀伝統工芸村は九谷焼・山中漆器等の伝統工芸を体験できる施設です。陶芸体験・絵付け体験が楽しめます(体験料1,500円~)。
4. 能登エリアの観光スポット
能登エリアは石川県北部の半島で、絶景・海の幸が魅力です。2024年1月の能登半島地震で被害を受けましたが、復興が進んでいます。
(1) 千里浜なぎさドライブウェイ(日本唯一の砂浜ドライブ)
石川県公式観光サイトによると、千里浜なぎさドライブウェイは日本で唯一、砂浜を車で走行できる海岸道路です(約8km)。
特徴:
- 砂浜を車で走行可能(普通車・バス・バイク可)
- 日本海の波打ち際を走る爽快感
- 夕日の絶景スポット
- 無料で利用可能
注意点:
- 波の高い日・悪天候時は通行止め
- 訪問前に道路情報を確認
(2) 輪島朝市・白米千枚田
輪島朝市は日本三大朝市の一つで、新鮮な海産物・干物・野菜が並びます。白米千枚田(しろよねせんまいだ)は海に面した棚田で、約1,000枚の田んぼが連なる絶景です。
輪島朝市:
- 営業時間: 8:00-12:00
- 定休日: 第2・第4水曜日、1月1-3日
- のど黒・干物・輪島塗のお土産
白米千枚田:
- 世界農業遺産に認定
- イルミネーション(10月中旬-3月中旬)
- 入場無料
(3) 能登半島地震からの復興状況
北國新聞によると、2024年1月に能登半島地震が発生し、能登エリアの一部観光施設・宿泊施設が被害を受けました。復興中ですが、2024年の宿泊者数は前年比36.0%増で全国トップの伸び率を記録しています(外国人宿泊者数は2.21倍)。
訪問前の確認事項:
- 観光施設の営業状況を公式サイトで確認
- 道路状況を確認(一部道路で通行規制あり)
- 宿泊施設の営業状況を確認
詳細は石川県公式観光サイトでご確認ください。
5. 石川県観光のモデルコースとアクセス
石川県観光のモデルコースとアクセス方法を紹介します。
(1) 1泊2日モデルコース(金沢中心)
石川県公式観光サイトによると、1泊2日で金沢中心の観光が可能です。
【1日目】
- 10:00 金沢駅到着
- 10:30 近江町市場で海鮮丼ランチ
- 12:00 兼六園・金沢城散策(約2時間)
- 14:30 ひがし茶屋街散策(約1時間)
- 16:00 金沢21世紀美術館(約1時間)
- 18:00 金沢市内で夕食
【2日目】
- 9:00 ホテル出発
- 9:30 長町武家屋敷跡散策(約1時間)
- 11:00 金沢駅でお土産購入
- 12:00 金沢駅出発
(2) 2泊3日モデルコース(金沢+加賀温泉郷or能登)
2泊3日なら加賀温泉郷または能登エリアを組み合わせられます。
【1日目】金沢観光
- 兼六園・金沢城・ひがし茶屋街
【2日目】加賀温泉郷
- 那谷寺・鶴仙渓散策
- 山代温泉・山中温泉で宿泊
【3日目】帰路
- 加賀伝統工芸村で体験
- 金沢駅で帰路
または【2日目】能登半島
- 千里浜なぎさドライブウェイ
- 輪島朝市・白米千枚田
【3日目】帰路
- 能登半島から金沢駅へ
(3) アクセス方法(北陸新幹線・小松空港・高速道路)
石川県へのアクセス方法は以下の通りです。
北陸新幹線:
- 東京 → 金沢: 約2時間30分、片道約14,000円
- 2024年3月に金沢-敦賀間が開業し、関西方面からのアクセスも向上
小松空港:
- 羽田・札幌・福岡・那覇から国内線
- ソウル・上海・台北から国際線
- 小松空港 → 金沢駅: バス約40分、片道約1,300円
高速道路:
- 北陸自動車道(関東・関西方面から)
- 金沢西IC → 金沢駅: 約20分
(4) ベストシーズンと注意点
石川県観光のベストシーズンは以下の通りです(2025年時点)。
| 季節 | 見どころ | 注意点 |
|---|---|---|
| 春(3-5月) | 兼六園の桜、鶴仙渓の新緑 | 桜の時期(4月上旬)は混雑 |
| 夏(6-8月) | 加能ガニ・のど黒等の海鮮 | 気温が高い、台風シーズン |
| 秋(9-11月) | 兼六園・那谷寺の紅葉 | 紅葉の時期(11月中旬)は混雑 |
| 冬(12-2月) | 兼六園の雪吊り、加能ガニの旬 | 降雪が多い、防寒対策必須 |
冬季は降雪が多く、道路状況が悪化する可能性があるため、季節に応じた準備・計画が必要です。
6. まとめ:目的別おすすめエリア
石川県観光は、金沢(歴史・文化・グルメ)、加賀(温泉・自然)、能登(絶景・海の幸)の3エリアに分かれます。1泊2日で金沢中心の観光、2泊3日で加賀温泉郷や能登半島も含めた観光が可能です。主要観光スポットは兼六園(日本三名園、2024年開園150周年)、金沢城、ひがし茶屋街、近江町市場、千里浜なぎさドライブウェイ(日本唯一の砂浜ドライブ)、白米千枚田です。
2024年3月に北陸新幹線の金沢-敦賀間が開業し、東京から約2時間30分でアクセス可能になりました。小松空港からは羽田・札幌・福岡・那覇の国内線、ソウル・上海・台北の国際線が就航しています。2024年1月の能登半島地震により、能登エリアの一部観光施設が被害を受けましたが、復興が進み、2024年の宿泊者数は前年比36.0%増で全国トップの伸び率を記録しています。
能登エリア訪問前には、石川県公式観光サイトで最新の営業状況・道路状況を確認することをおすすめします。季節・目的に合わせて、石川県観光を楽しみましょう。
