五島列島観光ガイド|教会群・絶景・グルメの見どころと旅行計画

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/3

世界遺産の教会群と美しい海が魅力の五島列島

五島列島は長崎県に属する140余りの島々からなる列島で、2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録された教会群と、エメラルドグリーンの海が織りなす絶景が魅力です。下五島(福江島・久賀島・奈留島)と上五島(中通島・若松島)に大きく分かれ、それぞれ異なる魅力を持ちます。

五島の島たび(長崎県五島市公式)によると、長崎空港・福岡空港から飛行機で約40分、長崎港からジェットフォイルで約1時間30分でアクセスできます。五島市観光協会によると、島内の公共交通機関は限られるため、レンタカーや貸切タクシーでの移動がおすすめです。

この記事では、五島列島の基本情報、アクセス方法、世界遺産の教会群、絶景スポット、グルメ、モデルコースを、五島市公式観光サイト・五島市観光協会の情報を元に解説します。五島列島観光を計画している方に役立つガイドです。

この記事のポイント

  • 五島列島は長崎県の離島で、2018年に世界文化遺産に登録された教会群と絶景が魅力
  • 飛行機(長崎・福岡から約40分)または船(長崎港からジェットフォイル約1時間30分)でアクセス
  • 頭ヶ島天主堂、堂崎天主堂など石造りの教会が必見スポット
  • ベストシーズンは4-5月・10-11月、海水浴なら7-8月
  • 島内の移動はレンタカーまたは貸切タクシーが推奨される

五島列島の基本情報とアクセス方法

(1) 五島列島の構成(下五島・上五島)

五島の島たびによると、五島列島は大きく「下五島」と「上五島」に分かれます。

  • 下五島: 福江島(五島市の中心)、久賀島、奈留島などを含む南側エリア
  • 上五島: 中通島と若松島を含む北側エリア(新上五島町)

最も大きく観光拠点となるのは下五島の福江島で、五島市役所や福江港があります。上五島の中通島には頭ヶ島天主堂など世界遺産の教会が多く集まっています。

(2) 飛行機でのアクセス(長崎・福岡から約40分)

五島の島たびによると、飛行機でのアクセスは以下の通りです。

出発地 所要時間 運航会社 便数
長崎空港 → 福江空港 約30分 オリエンタルエアブリッジ 1日3便程度
福岡空港 → 福江空港 約40分 オリエンタルエアブリッジ 1日1便程度

飛行機は天候の影響を受けにくく、船便よりも確実性が高い移動手段です。料金は片道15,000円〜20,000円程度が目安ですが、早期予約割引で安く購入できる場合があります。執筆時点(2025年)の運航ダイヤ・料金は変更される可能性があるため、最新情報は各航空会社でご確認ください。

(3) 船でのアクセス(ジェットフォイル・フェリー)

五島の島たびによると、船でのアクセスは以下の通りです。

航路 所要時間 運航会社 料金目安
長崎港 → 福江港(ジェットフォイル) 約1時間30分 九州商船 片道6,000円〜
長崎港 → 福江港(フェリー) 約3時間 九州商船 片道2,500円〜
博多港 → 福江港(フェリー) 約8時間30分 九州郵船 片道5,000円〜

ジェットフォイルは高速船で、フェリーより早く到着しますが、料金は高めです。フェリーはゆっくり移動でき、車ごと乗船できる点がメリットです。ただし、船便は天候(台風・荒天)により欠航の可能性があるため、余裕を持った日程計画が必要です。

(4) 島内の移動手段(レンタカー・貸切タクシー)

五島市観光協会によると、島内の公共交通機関(バス)は便数が限られるため、レンタカーまたは貸切タクシーでの移動がおすすめです。

  • レンタカー: 福江空港・福江港周辺にレンタカー会社あり。事前予約必須(特に観光シーズン)
  • 貸切タクシー: 観光ガイド付きプランあり。1日20,000円〜が目安
  • 路線バス: 福江島内は西肥バスが運行。便数が少ないため、観光には不向き

レンタカーは1日5,000円〜8,000円程度が目安で、ガソリン代は別途必要です。島内はガソリンスタンドが限られるため、給油タイミングに注意しましょう。

(5) 島間の移動方法

五島の島たびによると、島間移動は以下の方法があります。

  • 福江島 ⇄ 中通島: フェリー(約1時間30分)または飛行機(約10分)
  • 福江島 ⇄ 久賀島・奈留島: フェリー(約30分〜1時間)
  • 中通島 ⇄ 若松島: 橋で陸続き(車で移動可能)

複数の島を巡る場合は、島間移動の時間を考慮したスケジュールが必要です。フェリーの運航ダイヤは事前に確認してください。

世界遺産の教会群を巡る

(1) 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」とは

五島の島たびによると、2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がユネスコ世界文化遺産に登録されました。潜伏キリシタンとは、江戸時代の禁教令下で密かに信仰を守り続けたキリスト教徒のことです。

五島列島には、明治以降に信仰の自由が認められた後、潜伏キリシタンたちが建てた教会が多数残っています。頭ヶ島天主堂、旧五輪教会堂など、世界遺産に登録された教会を巡ることで、五島列島のキリシタン史を学べます。

(2) 頭ヶ島天主堂(石造りの教会)

近畿日本ツーリストによると、頭ヶ島天主堂は西日本では珍しい石造りの教会で、2018年に世界文化遺産に登録されました。中通島の頭ヶ島にあり、青い海をバックにした美しい外観が特徴です。

内部は花の装飾が施された「花の御堂」として知られ、白とブルーを基調とした優美な空間が広がります。見学には事前連絡が必要で、公式サイトまたは電話で予約してください。

(3) 堂崎天主堂

五島の島たびによると、堂崎天主堂は福江島にある赤レンガ造りの教会で、1908年に完成しました。現在は「キリシタン資料館」として公開されており、五島列島のキリシタン史を学べる資料が展示されています。

堂崎天主堂は海沿いに建ち、青い海と赤レンガのコントラストが美しい撮影スポットとしても人気です。入館料は大人300円、高校生以下無料です。

(4) 旧五輪教会堂

五島の島たびによると、旧五輪教会堂は久賀島にある木造の教会で、2018年に世界文化遺産に登録されました。1881年に建てられた歴史ある教会で、素朴な木造建築が特徴です。

見学には事前連絡が必要で、久賀島へのアクセスはフェリーを利用します。教会巡りと合わせて、久賀島の自然や集落を散策することもおすすめです。

(5) 教会見学のマナーと注意事項

五島市観光協会によると、教会見学には以下のマナーを守る必要があります。

  • 事前連絡: 多くの教会は事前連絡(予約)が必要
  • 静粛に: 教会は信者の祈りの場であるため、静かに見学
  • 撮影禁止: フラッシュ撮影や内部撮影が禁止されている場合あり
  • 服装: 肌の露出が多い服装は避ける
  • ミサ中の立ち入り禁止: ミサの時間帯は見学不可

教会見学のマナーを守り、信仰の場を尊重しましょう。

絶景スポットとビーチの楽しみ方

(1) 鬼岳(溶岩ドーム)

五島の島たびによると、鬼岳は福江島にある標高315mの溶岩ドームで、360度のパノラマビューが楽しめます。鬼岳は約1万年前の噴火でできた溶岩ドームで、草原に覆われた美しい景観が特徴です。

鬼岳火口周辺には遊歩道が整備されており、約30分で一周できます。晴れた日には福江島全体や海を一望でき、五島列島の自然美を堪能できます。駐車場完備で、福江港から車で約20分でアクセス可能です。

(2) 大瀬崎断崖

近畿日本ツーリストによると、大瀬崎断崖は福江島の西端にある断崖絶壁で、約200mの高さから海を見下ろす絶景スポットです。東シナ海に沈む夕日が美しく、「日本の夕日百選」に選ばれています。

大瀬崎灯台も併設されており、断崖と灯台、海が織りなす景色は圧巻です。福江港から車で約1時間でアクセスできます。

(3) 高浜海水浴場

五島の島たびによると、高浜海水浴場は福江島にある「日本の渚百選」に選ばれた美しいビーチです。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がり、透明度の高さで知られています。

海水浴シーズン(7月〜8月)には多くの観光客が訪れ、シャワー・更衣室・駐車場が完備されています。福江港から車で約30分でアクセス可能です。

(4) ベストシーズン(4-5月・10-11月)

五島の島たびによると、五島列島のベストシーズンは4-5月と10-11月です。この時期は気候が穏やかで、海も穏やかなため、教会巡りや自然スポット観光に最適です。

春は新緑が美しく、秋は涼しくて過ごしやすい季節です。夏のような混雑もなく、ゆっくり観光を楽しめます。

(5) 海水浴シーズン(7-8月)

海水浴を楽しみたい方には、7月〜8月がおすすめです。高浜海水浴場や頓泊海水浴場など、美しいビーチで海水浴を満喫できます。ただし、夏は台風シーズンでもあるため、天候に注意が必要です。

冬季(12月〜2月)は風が強く気温も低いですが、旅行代金が安く、オフシーズンならではの静かな観光を楽しめます。教会巡りや文化体験は通年可能です。

五島グルメと宿泊情報

(1) 五島手延うどん(日本三大うどん)

五島市観光協会によると、五島手延うどんは遣唐使時代に伝わったとされる日本三大うどんの一つです。細麺でコシが強く、あご(飛び魚)出汁で食べるのが特徴です。

地獄炊き(釜揚げうどん)が定番で、熱々のうどんをあご出汁のつゆにつけて食べます。福江島内には五島うどんの専門店が多数あり、観光の際はぜひ味わってください。

(2) きびなご・ごんあじ

五島の島たびによると、五島列島は新鮮な海の幸が豊富で、きびなご、ごんあじ(丸アジ)、カンパチなどが名物です。

  • きびなご: 刺身や酢の物で食べるのが一般的。新鮮なきびなごは甘みがあり絶品
  • ごんあじ: 五島近海で獲れる丸アジ。刺身、塩焼き、フライで楽しめる

その他、五島牛、椿油を使った料理など、島ならではの食文化を堪能できます。

(3) 宿泊施設の選び方

五島の島たびによると、五島列島には以下のような宿泊施設があります。

  • ホテル: 福江市街地にビジネスホテル・シティホテルあり(1泊6,000円〜)
  • 民宿: 地元の家庭的な雰囲気を楽しめる(1泊2食付き8,000円〜)
  • 旅館: 温泉付きの旅館もあり(1泊2食付き12,000円〜)
  • ゲストハウス: 素泊まりの格安宿(1泊3,000円〜)

観光シーズン(GW、夏休み、10-11月)は早めの予約が推奨されます。

(4) しま旅滞在促進事業(助成金情報)

五島市観光協会によると、長崎県の「しま旅滞在促進事業」助成金で、最大8,800円引きの割引が受けられます。対象は長崎県の離島(五島列島、壱岐、対馬等)に2泊以上宿泊する場合です。

助成金の詳細・申請方法は長崎県観光連盟または五島市観光協会の公式サイトでご確認ください。執筆時点(2025年)の制度内容は変更される可能性があります。

まとめ:島巡りモデルコースと旅行計画

(1) 1泊2日の福江島満喫プラン

福江島を中心に、教会と自然スポットを巡るプランです。

1日目:

  • 10:00 福江港到着(ジェットフォイル)、レンタカー借りる
  • 11:00 堂崎天主堂見学
  • 12:00 五島手延うどんで昼食
  • 14:00 鬼岳ハイキング
  • 16:00 ホテルチェックイン
  • 18:00 市内で夕食(きびなご、ごんあじ等)

2日目:

  • 8:00 朝食
  • 9:00 高浜海水浴場
  • 11:00 大瀬崎断崖(夕日スポット)
  • 13:00 昼食、空港・港へ
  • 15:00 福江港出発

(2) 2泊3日の上五島・下五島周遊プラン

複数の島を巡り、世界遺産の教会群を満喫するプランです。

1日目: 福江島(堂崎天主堂、鬼岳) 2日目: フェリーで中通島へ、頭ヶ島天主堂見学 3日目: 中通島周遊、福江島へ戻り帰路

(3) 冬季(オフシーズン)の楽しみ方

冬季(12月〜2月)は風が強く気温も低いですが、以下のメリットがあります。

  • 旅行代金が安い: 宿泊費・航空券が安くなる
  • 観光客が少ない: ゆっくり教会巡りができる
  • 教会イルミネーション: CHURCH WEEK(12月初旬〜1月初旬)に上五島の教会29カ所がイルミネーションで彩られる

教会巡りや文化体験は通年可能で、冬ならではの静かな五島列島を楽しめます。

(4) 船便欠航リスクと余裕を持った日程計画

五島の島たびによると、船便は天候(台風・荒天)により欠航の可能性があります。特に台風シーズン(8月〜10月)は注意が必要です。

余裕を持った日程計画を立て、船便が欠航した場合の代替手段(飛行機への変更)も検討してください。旅行保険に加入することもおすすめです。

まとめ

五島列島は長崎県の離島で、2018年に世界文化遺産に登録された教会群と美しい海が魅力です。飛行機(長崎・福岡から約40分)または船(長崎港からジェットフォイル約1時間30分)でアクセスでき、島内の移動はレンタカーまたは貸切タクシーが推奨されます。頭ヶ島天主堂、堂崎天主堂など石造りの教会が必見スポットで、鬼岳、大瀬崎断崖、高浜海水浴場などの絶景も楽しめます。

ベストシーズンは4-5月・10-11月で、海水浴なら7-8月がおすすめです。五島手延うどん、きびなご、ごんあじなど、島ならではのグルメも堪能できます。船便は天候により欠航の可能性があるため、余裕を持った日程計画が必要です。最新情報は五島の島たびまたは五島市観光協会でご確認ください。

世界遺産の教会群と美しい海を巡る五島列島の旅を楽しみましょう。

よくある質問

Q1五島列島へのアクセス方法は?

A1飛行機または船でアクセスできます。五島の島たびによると、飛行機は長崎空港から約30分、福岡空港から約40分で福江空港に到着します。船は長崎港からジェットフォイルで約1時間30分、フェリーで約3時間です。船便は天候(台風・荒天)により欠航の可能性があるため、余裕を持った日程計画が必要です。飛行機は天候の影響を受けにくく、確実性が高い移動手段です。

Q2五島列島観光に必要な日数は?

A21島(福江島または中通島)なら1泊2日、複数島を巡るなら2泊3日以上推奨です。五島市観光協会によると、教会巡りや自然スポットをじっくり回るには3泊4日が理想的です。福江島のみなら1泊2日で堂崎天主堂、鬼岳、高浜海水浴場などの主要スポットを回れます。上五島と下五島を両方回る場合は2泊3日以上が必要です。

Q3五島列島のベストシーズンはいつ?

A34-5月と10-11月が過ごしやすく、海も穏やかでベストシーズンです。五島の島たびによると、海水浴なら7-8月がおすすめですが、台風シーズンでもあるため天候に注意が必要です。冬(12月〜2月)は風が強く気温も低いですが、旅行代金が安く、教会巡りには最適です。CHURCH WEEKでは12月初旬〜1月初旬に上五島の教会29カ所がイルミネーションで彩られます。

Q4島内の移動手段は?

A4公共交通機関(バス)が限られるため、レンタカーまたは貸切タクシーが推奨されます。五島市観光協会によると、レンタカーは福江空港・福江港周辺にあり、事前予約必須(特に観光シーズン)です。貸切タクシーは観光ガイド付きプランがあり、1日20,000円〜が目安です。島間移動はフェリーや飛行機を利用します。中通島と若松島は橋で陸続きで車で移動可能です。

Q5五島列島の名物グルメは?

A5五島手延うどん(日本三大うどん)、きびなご、ごんあじなどが名物です。五島市観光協会によると、五島手延うどんは遣唐使時代に伝わったとされ、細麺でコシが強く、あご(飛び魚)出汁で食べるのが特徴です。地獄炊き(釜揚げうどん)が定番で、福江島内には専門店が多数あります。新鮮な海の幸(きびなご、ごんあじ、カンパチ等)も堪能できます。

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Tripfolio編集部

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