国内クルーズ旅行完全ガイド:人気航路から費用まで徹底解説

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/11/30

国内クルーズ旅行の魅力と記事の目的

「クルーズ旅行に興味はあるけれど、海外は不安」「どんな航路があるのか分からない」と感じている方は少なくありません。

この記事では、国内クルーズ旅行の具体的な情報を網羅的に解説します。人気航路、クルーズ客船の特徴、費用、予約方法など、初めての方でも自分に合ったクルーズを見つけられるようになります。国土交通省の最新データや大手旅行会社の公式情報を元に、実践的な内容をお届けします。

この記事のポイント

  • 国内クルーズは瀬戸内海、九州周遊、日本一周など多彩な航路から選べる
  • 早期割引を利用すれば1泊1万円台から気軽に乗れる格安クルーズもある
  • 日本船(飛鳥II、にっぽん丸等)は大浴場・和食が充実、外国船はカジュアルで家族向け
  • 現在のクルーズ客船は横揺れをコンピューターで制御する「フィン・スタビライザー」完備で船酔いの心配は少ない

国内クルーズの人気航路と寄港地

(1) 瀬戸内海クルーズ(広島・愛媛・香川等)

瀬戸内海クルーズは、穏やかな海と美しい島々を巡る人気航路です。広島(宮島・原爆ドーム)、愛媛(道後温泉)、香川(小豆島)など、観光地を効率的に回れます。

特徴:

  • 所要日数: 2泊3日〜4泊5日
  • 寄港地: 広島、尾道、今治、高松、小豆島等
  • ベストシーズン: 桜(3-4月)、新緑(5-6月)、紅葉(10-11月)

(2) 九州周遊クルーズ(長崎・鹿児島・福岡等)

九州周遊クルーズは、長崎、鹿児島、福岡など九州の主要都市を巡る航路です。温泉、グルメ、歴史的建造物など、九州の魅力を満喫できます。

特徴:

  • 所要日数: 3泊4日〜5泊6日
  • 寄港地: 長崎、佐世保、鹿児島、福岡、別府等
  • ベストシーズン: 春(3-5月)、秋(9-11月)

(3) 日本一周クルーズ(10日間前後の長期航路)

日本一周クルーズは、日本列島を一周する長期クルーズです。北は北海道、南は沖縄まで、日本の多様な文化・自然を体験できます。

特徴:

  • 所要日数: 10日間〜14日間
  • 寄港地: 函館、新潟、金沢、広島、長崎、鹿児島、沖縄等
  • 費用目安: 平均約35万円(1日あたり約3.5万円)

主要クルーズ客船の特徴と船内施設

(1) 日本船の特徴(飛鳥II・にっぽん丸・三井オーシャンフジ)

日本船は、日本語対応、和食充実、大浴場完備など、日本人向けのサービスが特徴です。

客船名 特徴 定員
飛鳥II 日本最大のクルーズ客船、ラグジュアリークラス 約800名
にっぽん丸 アットホームな雰囲気、演奏やショーが人気 約500名
三井オーシャンフジ 2024年就航の最新鋭客船 約700名

日本船のメリット:

  • 全館日本語対応、スタッフも日本人
  • 大浴場・露天風呂完備
  • 和食レストラン充実(寿司、天ぷら、懐石料理等)
  • フォーマルな雰囲気でゆったりとした船旅

(2) 外国船の特徴(MSCベリッシマ等)

外国船は、カジュアルで家族連れや初心者向けのクルーズ船です。

外国船のメリット:

  • 比較的リーズナブルな価格帯
  • 子供向けプログラム充実
  • カジュアルな雰囲気で気軽に楽しめる
  • 多国籍料理(イタリアン、中華、ビュッフェ等)

(3) 船内施設(レストラン・大浴場・エンターテイメント)

レストラン:

  • メインダイニング(基本料金に含まれる)
  • 専門レストラン(寿司、天ぷら、鉄板焼き等、別途料金)
  • ビュッフェレストラン(朝食・昼食)

娯楽施設:

  • シアター(演奏、ショー、映画上映)
  • ラウンジ・バー
  • カジノ(外国船のみ)
  • プール、ジャグジー
  • スパ、ジム
  • ショッピングモール

大浴場(日本船のみ):

  • 大浴場・露天風呂完備
  • 海を眺めながらの入浴体験

クルーズ旅行の費用と料金体系

(1) 客室タイプ別の料金相場(内側・海側・バルコニー・スイート)

クルーズ料金は客室タイプ、シーズン、航路により大きく変動します。以下は2025年時点の目安金額です。

客室タイプ 特徴 1泊あたりの料金目安
内側客室 窓なし、最もリーズナブル 1万円〜2万円
海側客室 窓あり、海を眺められる 2万円〜3万円
バルコニー客室 専用バルコニー付き 3万円〜5万円
スイート 広々とした客室、専用サービス 5万円〜10万円以上

早期割引を利用すれば、内側客室で1泊1万円台から乗れる格安クルーズもあります。

(2) 基本料金に含まれるもの・含まれないもの(船内チップ等)

基本料金に含まれるもの:

  • 宿泊
  • メインダイニングでの食事(朝・昼・夕)
  • エンターテイメント(演奏、ショー、映画等)
  • プール、ジム等の基本施設

別途料金がかかるもの:

  • 船内チップ(サービスチャージ): 1人1日あたり1,500円〜2,000円前後
  • アルコール飲料
  • 有料レストラン(寿司、天ぷら、鉄板焼き等)
  • スパ、マッサージ
  • ショッピング
  • 寄港地でのオプショナルツアー

(3) 早期割引と格安クルーズの選び方(1泊1万円台〜)

早期割引:

  • 出発3-6ヶ月前の予約で10-30%割引
  • 2025-2026年のクルーズプランが既に販売開始

格安クルーズの選び方:

  • 内側客室を選ぶ
  • オフシーズン(夏休み・年末年始以外)を狙う
  • 短期間プラン(2泊3日〜4泊5日)を選ぶ
  • 旅行会社のパッケージプランを利用

予約方法と初心者向けの選び方

(1) 予約方法(旅行会社・直接予約)

旅行会社経由:

  • JTB、HIS、クラブツーリズム等
  • パッケージプランが充実
  • 相談しながら選べる

直接予約:

  • 各クルーズ会社の公式サイトから予約
  • 早期割引やキャンペーン情報が早く入手できる

(2) 初心者におすすめのクルーズプラン(2泊3日〜5日間)

初心者向けポイント:

  • 5日程度の短期間プランで気軽に体験
  • カジュアル客船(外国船)でリーズナブルに
  • 瀬戸内海クルーズなど穏やかな海の航路を選ぶ
  • 海側以上の客室で海を楽しむ(最低でも1日2〜3万円程度の予算)

(3) 持ち物・服装・注意点(パスポートは必須)

必須の持ち物:

  • パスポート(海外寄港地がある場合は絶対必須)
  • 船内チップ用の現金
  • 常備薬
  • フォーマルウェア(ドレスコード日がある場合)

服装:

  • 日中: カジュアル(ポロシャツ、チノパン等)
  • 夕食: スマートカジュアル〜フォーマル(航路により異なる)
  • 寄港地観光: 歩きやすい靴、帽子、日焼け止め

注意点:

  • 船内チップは自動請求される場合が多い
  • 寄港地では現地時間に注意
  • 船酔いが心配な方は船医に相談可能(現在の客船はフィン・スタビライザー完備で揺れは少ない)

まとめ:旅行スタイル別おすすめクルーズ

国内クルーズ旅行は、瀬戸内海、九州周遊、日本一周など多彩な航路から選べます。日本船は大浴場・和食が充実し、ゆったりとした船旅を楽しめます。外国船はカジュアルで家族連れや初心者におすすめです。

早期割引を利用すれば1泊1万円台から気軽に乗れる格安クルーズもあります。5日程度の短期間プランで、まずは気軽に体験してみるのがおすすめです。

詳細は各船会社・旅行会社の最新情報をご確認ください。2024年の訪日クルーズ客数は143.8万人(国土交通省発表)で、クルーズ市場は着実に回復しています。

よくある質問

Q1クルーズ旅行の費用はどのくらいかかるのか?

A1早期割引を利用すれば1泊1万円台から気軽に乗れる格安クルーズもあります。10日間程度の日本一周クルーズで平均約35万円(1日あたり約3.5万円)が目安です。ただし、船内チップ(1人1日あたり1,500〜2,000円前後)やオプション料金(アルコール飲料、有料レストラン、スパ等)は別途必要です。客室タイプやシーズンにより大きく変動するため、詳細は各旅行会社・クルーズ会社の最新情報をご確認ください。

Q2船酔いが心配だが大丈夫か?

A2現在のクルーズ客船は横揺れをコンピューターで制御する「フィン・スタビライザー」を完備しており、時化に遭遇しない限り大きく揺れることはありません。瀬戸内海など穏やかな海の航路を選べば、さらに船酔いの心配は少なくなります。万が一体調が悪くなった場合は、船内に船医が常駐しているため、すぐに相談できます。

Q3初心者におすすめのクルーズはどれか?

A3家族でクルーズ旅行を楽しみたい人や、クルーズがはじめてで不安な人にはカジュアル客船(外国船)がおすすめです。5日程度の短期間プランで、まずは気軽に試してみましょう。瀬戸内海クルーズなど穏やかな海の航路を選べば、船酔いの心配も少なく、初めての方でも安心です。早期割引を利用すれば、内側客室で1泊1万円台から乗れるプランもあります。

Q4何を持っていけば良いか?

A4パスポートは絶対必須です(海外寄港地がある場合)。その他、船内チップ用の現金、常備薬、フォーマルウェア(ドレスコード日がある場合)などを準備しましょう。寄港地観光用に歩きやすい靴、帽子、日焼け止めもあると便利です。詳細な持ち物リストは、予約時に旅行会社またはクルーズ会社から案内があります。

Q5料金に何が含まれているのか?

A5基本料金には宿泊、メインダイニングでの食事(朝・昼・夕)、エンターテイメント(演奏、ショー、映画等)、プールやジムなどの基本施設が含まれます。一方、船内チップ(1人1日あたり1,500〜2,000円前後)、アルコール飲料、有料レストラン(寿司、天ぷら、鉄板焼き等)、スパ、ショッピング、寄港地でのオプショナルツアーは別途料金がかかります。

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Tripfolio編集部

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