中国ツアーとは?初めての中国旅行を安心して楽しむ方法
中国は、万里の長城や故宮などの世界遺産、上海の近代的な街並み、桂林の山水風景など、多彩な魅力を持つ観光大国です。広大な国土と豊富な観光資源があるため、効率的に回れるツアーが人気です。
この記事では、中国ツアーの人気観光地、プランの種類、費用相場、ビザ・入国手続き、注意事項を、在中国日本国大使館や外務省海外安全ホームページの情報を元に解説します。
初めての中国旅行を計画している方、添乗員付きツアーで安心して観光したい方の参考になる内容です。
この記事のポイント
- 2025年12月31日まで30日以内の観光はビザ免除、渡航しやすい時期
- 人気観光地は北京(万里の長城・故宮)、上海(外灘)、西安(兵馬俑)、桂林(漓江下り)
- 費用相場は3泊4日で5万円〜12万円、5泊6日〜7泊8日で10万円〜30万円程度
- インターネット規制があるため、VPNの事前準備が必須(Google・LINE等が使えない)
中国ツアーが注目される理由
中国ツアーが注目される理由は、以下の3点です。
(1) ビザ免除で渡航がしやすくなった
在中国日本国大使館によると、2024年11月30日から2025年12月31日まで、日本国民は30日以内の観光・商用目的であればビザ不要で中国に入国できます。
ビザ取得の手間とコストが不要になったため、気軽に中国旅行を楽しめるようになりました。
(2) 豊富な世界遺産と歴史遺産
中国には58の世界遺産(2024年時点)があり、万里の長城、故宮、兵馬俑など、日本では見られない壮大な歴史遺産を体験できます。
(3) 添乗員付きツアーで言語の壁を解消
中国は英語が通じにくい地域が多く、個人旅行では言語の壁が課題になります。添乗員付きツアーなら、日本人スタッフのサポートを受けながら安心して観光できます。
中国の人気観光地とルート(北京・上海・西安・桂林)
(1) 北京(万里の長城・故宮・天安門広場)
北京は中国の首都で、以下の観光スポットが人気です。
- 万里の長城: 全長約2万キロメートルの世界遺産、八達嶺エリアが観光客に人気
- 故宮: 明・清時代の皇帝の宮殿、世界最大の木造宮殿群
- 天安門広場: 世界最大の広場、中国のシンボル的スポット
北京は初めての中国旅行で必ず訪れたい定番都市です。
(2) 上海(外灘・豫園・東方明珠塔)
上海は中国最大の商業都市で、以下が見どころです。
- 外灘(バンド): 租界時代の西洋建築と、対岸の近代的な高層ビル群が対照的
- 豫園: 明代の庭園、中国らしい伝統的な雰囲気
- 東方明珠塔: 上海のランドマークタワー、展望台から市街を一望
上海は近代と伝統が融合した都市で、夜景観光も人気です。
(3) 西安(兵馬俑・西安城壁)
西安は古都で、以下の歴史遺産が有名です。
- 兵馬俑: 秦の始皇帝の陵墓を守る陶製の兵士像、約8,000体が発掘されている
- 西安城壁: 明代に建てられた城壁、レンタル自転車で一周できる
西安はシルクロードの起点で、歴史好きにおすすめです。
(4) 桂林(漓江下り・陽朔・山水風景)
桂林は山水風景が美しい観光地です。
- 漓江下り: 船で川下りをしながら奇岩・奇峰を眺める絶景ルート
- 陽朔: のどかな田園風景と少数民族文化が体験できる
桂林は自然を楽しみたい方におすすめです。
ツアープランの種類と選び方
(1) 周遊ツアー(複数都市を巡る)
周遊ツアーは、北京・西安・上海など複数都市を効率的に回るプランです。5泊6日〜7泊8日が一般的で、主要観光地を一度に訪れられます。
阪急交通社では3,510件のツアーが掲載されており、周遊ツアーの選択肢が豊富です。
(2) 都市別ツアー(北京・上海・西安等)
都市別ツアーは、1都市に滞在してじっくり観光するプランです。3泊4日〜5泊6日が一般的で、短期間で集中的に観光できます。
初めての中国旅行なら、北京または上海を中心としたプランがおすすめです。
(3) テーマ別ツアー(シルクロード・世界遺産等)
クラブツーリズムでは、シルクロード・世界遺産・武陵源などテーマ別のツアーが提供されています。
特定のテーマに興味がある方向けのプランです。
(4) 添乗員付きツアーと個人手配の違い
| 項目 | 添乗員付きツアー | 個人手配 |
|---|---|---|
| 言語サポート | 日本人添乗員が同行 | 自分で対応 |
| 移動手段 | 送迎バス等が手配済み | 自分で手配 |
| トラブル対応 | 添乗員がサポート | 自己責任 |
| 費用 | 割高 | 割安 |
初めての中国旅行や、言語に不安がある方は、添乗員付きツアーがおすすめです。
中国旅行の費用相場と日数別プラン
(1) 3泊4日プラン(5万円〜12万円)
短期間で主要都市を回るプランです。Klookによると、3泊4日で5万円〜12万円が相場です。
北京または上海を中心に観光する場合に適しています。
(2) 5泊6日〜7泊8日プラン(10万円〜30万円)
複数都市を巡る周遊ツアーに適した日数です。費用は10万円〜30万円程度で、プランの充実度や宿泊施設のランクにより変動します。
(3) 費用の内訳(航空券・宿泊費・食事・ガイド等)
中国旅行の費用内訳は以下の通りです(執筆時点、目安)。
| 項目 | 費用(3泊4日の場合) |
|---|---|
| 航空券(往復) | 3万円〜8万円 |
| 宿泊費(3泊) | 1万円〜3万円 |
| 食事代 | 0.5万円〜1.5万円 |
| 観光施設入場料 | 0.5万円〜1万円 |
| ガイド・送迎費 | 1万円〜2万円 |
ツアーパッケージを利用すると、個別手配より割安になる場合があります。
(4) ベストシーズン(4月〜5月・9月〜10月)と繁忙期
ベストシーズン:
- 4月〜5月: 春の気候が穏やか、桜・菜の花が美しい
- 9月〜10月: 秋の気候が快適、紅葉が楽しめる
避けるべき時期:
- 旧正月(春節、2月初旬〜中旬): 極端に混雑し、宿泊費・交通費が高騰
- 国慶節(10月1日〜7日): 中国の大型連休で、観光地が非常に混雑
ベストシーズンに旅行することで、快適に観光できます。
ビザ・入国手続きと注意事項
(1) ビザ免除措置(2025年12月31日まで30日以内観光はビザ不要)
在中国日本国大使館によると、2024年11月30日から2025年12月31日まで、日本国民は30日以内の観光・商用目的であればビザ不要で入国できます。
ただし、ビザ免除措置は期限があり変更の可能性があるため、渡航前に最新情報を外務省または大使館で確認してください。
(2) インターネット規制(Google・LINE不可・VPN必須)
中国には「グレートファイアウォール」と呼ばれるインターネット規制があり、以下のサービスが使用できません。
- Google(検索・マップ・Gmail等)
- LINE
- Twitter(X)
中国でこれらのサービスを使用するには、VPN(仮想プライベートネットワーク)の事前準備が必須です。日本で契約してから渡航してください。
(3) 水道水・飲料水の注意
中国の水道水は飲料に適していません。ペットボトルの水を購入し、歯磨き等にも使用することをおすすめします。
レストランで提供される氷も、水道水から作られている可能性があるため注意してください。
(4) 言語の壁と決済方法(WeChat Pay・Alipay)
中国では英語が通じにくい地域が多く、言語の壁が課題になります。添乗員付きツアーまたは翻訳アプリの準備をおすすめします。
また、中国ではWeChat PayやAlipayなどのスマホ決済が普及しており、現金が使えない店も増えています。事前に決済アプリを準備するか、現金を多めに用意してください。
まとめ:目的別おすすめ中国ツアー
中国ツアーは、2025年12月31日までビザ免除で渡航しやすく、万里の長城・故宮・兵馬俑など世界遺産が豊富です。費用相場は3泊4日で5万円〜12万円、5泊6日〜7泊8日で10万円〜30万円程度です。
以下のようなシーンでの利用がおすすめです。
- 初めての中国旅行: 北京・上海を中心とした周遊ツアー、添乗員付きプランで安心
- 歴史遺産好き: 北京(万里の長城・故宮)、西安(兵馬俑)を重点的に回るプラン
- 自然派: 桂林(漓江下り)、武陵源など山水風景を楽しむツアー
渡航前に、ビザ免除措置の最新情報を在中国日本国大使館で確認し、VPNの準備をしてください。安全な旅行のため、外務省海外安全ホームページで治安情報もチェックしましょう。
