青ヶ島観光が魅力的な理由
青ヶ島への旅行を検討する際、「どうやって行くのか」「何が見られるのか」と悩む方は少なくありません。
この記事では、青ヶ島観光のアクセス方法、観光スポット、宿泊情報、旅行費用を、青ヶ島村公式サイト・東京都島しょ振興公社「東京愛らんど」等の公式情報を元に解説します。
初めて青ヶ島を訪れる方でも、アクセス方法と観光プランを理解できるようになります。
この記事のポイント
- 青ヶ島は世界でも珍しい二重カルデラ(外輪山と内輪山「丸山」)を持つ火山島で、日本一アクセスが難しい有人島
- 人口162人・年間観光客900~1,800人の秘境で、静寂な環境が魅力
- アクセスは八丈島経由でヘリコプター(片道11,530円、約20分、就航率80%)または船(片道約3,000円、約3時間、就航率50~60%)
- 主な観光スポットは二重カルデラ絶景、地熱サウナ「ふれあいサウナ」(300円)、星空観察、ひんぎゃの地熱窯
- ベストシーズンは海が穏やかな4月~6月、宿泊は民宿数軒のみで事前予約必須
世界でも珍しい二重カルデラの絶景
青ヶ島の最大の魅力は、世界でも珍しい二重カルデラです。
全国観光資源台帳(日本交通公社)によると、外輪山と内輪山(丸山)からなる二重カルデラは、大凸部(標高423m)から全景が一望できます。
尾山展望公園(標高400m)からは360度パノラマビューで、南側に二重カルデラ、周囲に太平洋が広がります。
日本一アクセスが難しい有人島の秘境感
青ヶ島は日本一アクセスが難しい有人島として知られています。
八丈島からヘリコプター(1日1便9名定員)または船(週3-4便、欠航多い)でのみアクセス可能で、予約困難な状況が続いています。
このアクセスの難しさが、秘境感を生み出しています。
人口162人・年間観光客900~1,800人の静寂
東京都島しょ振興公社「東京愛らんど」によると、青ヶ島の人口は162人(2024年5月1日現在)で、日本で最も人口が少ない市町村です。
年間観光客は900~1,800人程度で、混雑とは無縁の静寂な環境が保たれています。
青ヶ島の基礎知識
青ヶ島の地理(東京都最南端、八丈島から南へ約70km)
青ヶ島は東京都最南端の有人島で、本州から約360km、八丈島から南へ約70kmの位置にあります。
伊豆諸島に属する火山島で、複式火山(二重カルデラ)の地形が特徴です。
人口・面積・歴史(人口162人、日本最小の市町村)
青ヶ島の基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 162人(2024年5月1日現在) |
| 面積 | 約5.98km² |
| 位置 | 本州から約360km、八丈島から南へ約70km |
| 所属 | 東京都青ヶ島村 |
日本で最も人口が少ない市町村です。
ベストシーズン(4月~6月が海が穏やかでアクセス良好)
青ヶ島のブログによると、ベストシーズンは海が穏やかな4月~6月です。
悪天候の多い時期は1月~3月で、船の着岸困難な日が増加します。ヘリ就航率約80%、船就航率約50~60%のため、余裕を持った日程(前後に予備日)が推奨されます。
アクセス方法と予約のコツ
ヘリコプター(八丈島から約20分、片道11,530円、就航率80%)
ヘリコプターは最も確実なアクセス方法です。
青ヶ島村公式サイトおよび東京愛らんどシャトル公式によると、以下の詳細があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運航 | 365日運航、1日1往復、朝9時20分八丈島発 |
| 所要時間 | 約20分 |
| 定員 | 9名 |
| 料金 | 大人11,530円、子ども8,230円(片道) |
| 預け荷物 | 5kgまで無料、超過1kg毎に230円 |
| 就航率 | 約80% |
| 予約 | 東邦航空予約センター: 04996-2-5222、またはHPから1ヶ月前予約必須 |
定員9名のため、予約は1ヶ月前から早めに行う必要があります。
連絡船(八丈島から約3時間、片道約3,000円、就航率50~60%)
連絡船「くろしお丸」は費用を抑えたい方向けです。
青ヶ島村公式サイトによると、以下の詳細があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航路 | 八丈島底土港-青ヶ島三宝港 |
| 所要時間 | 約3時間 |
| 料金 | 2等大人約3,000円、子ども約1,600円(燃料調整金により毎月変動) |
| 就航率 | 約50~60% |
| 運航 | 週3-4便程度(天候により欠航多い) |
船は欠航が多いため、ヘリとの併用計画が安全です。
予約方法と予備日の重要性(ヘリは1ヶ月前予約必須、船は欠航多い)
アクセスの予約は以下のポイントが重要です。
ヘリコプター予約:
- 1ヶ月前から予約開始
- 東邦航空HPまたは電話(04996-2-5222)で予約
- 定員9名のため早めの予約が必須
連絡船予約:
- 天候により欠航が多い(就航率50~60%)
- 予備日を前後に設けることが重要
予備日の重要性:
- ヘリ就航率80%、船就航率50~60%のため、欠航に備えて前後1~2日の予備日を設けることを推奨
- 最低2泊3日、余裕を持って3泊4日以上が推奨されます
青ヶ島の観光スポット
二重カルデラ絶景(大凸部・尾山展望公園)
二重カルデラの絶景は青ヶ島観光のハイライトです。
全国観光資源台帳(日本交通公社)によると、以下のスポットがあります。
大凸部(標高423m):
- 新東京百景の一つ
- 二重カルデラ全景が一望可能
- 外輪山と内輪山(丸山)を見渡せる
尾山展望公園(標高400m):
- 360度パノラマビュー
- 南側に二重カルデラ、周囲に太平洋
- 絶好の撮影スポット
地熱サウナ「ふれあいサウナ」(300円、ひんぎゃの地熱利用)
ふれあいサウナは、火山の地熱を利用した自然サウナです。
とうきょうの恵みTOKYO GROWNによると、以下の詳細があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 大人300円(タオル・マット込み) |
| 営業時間 | 平日16:00~20:00、土日祝14:00~20:00(最終入館19:00) |
| 定休日 | 水曜日、毎月最終火曜日 |
| 特徴 | 火山の地熱(ひんぎゃ)を利用、室温約60℃ |
| 場所 | 池の沢地区 |
サウナ後に星空観察が可能です。
星空観察(池の沢地区「星空コロシアム」、10月~4月にカノープス観測)
青ヶ島は星空観察の名所です。
青ヶ島村公式サイト「星の箱船」によると、池の沢地区は外輪山に囲まれた「星空コロシアム」と呼ばれています。
星空観察のポイント:
- サウナ後に寝転がって星空観察が可能
- 自動販売機・トイレが24時間利用可能で終夜観察も可能
- 10月下旬~4月上旬に南天の星「カノープス」が観測できる(北半球では珍しい)
ひんぎゃの地熱窯(蒸し調理体験)
ひんぎゃは、地熱による水蒸気が噴出する噴気孔です。
地熱窯で蒸し調理が可能で、芋や卵などを蒸して食べることができます。
丸山遊歩道(内輪山を約30分で一周)
丸山遊歩道は、内輪山を約30分で一周できる遊歩道です。
季節の草花・鳥を観察しながら、二重カルデラの内側を散策できます。
宿泊・食事と旅行費用
宿泊施設(民宿数軒のみで事前予約必須)
青ヶ島村公式サイトによると、宿泊施設は以下の通りです。
宿泊施設:
- おやど為朝、あおがしまや、杉の沢、まつみ荘等の民宿
- 施設数が限られるため事前予約必須
宿泊料金は1泊2食付きで8,000円~12,000円程度が目安です(2025年時点、施設により異なる)。
食事・買い物(飲食店・商店が限定的、コンビニなし)
島内にコンビニ・大型商業施設はなく、飲食店・商店も限定的です。
食事・買い物の注意点:
- 飲食店は数軒のみ
- 商店も小規模で、品揃えが限定的
- 事前の情報収集が重要
- 宿泊施設の食事付きプランを推奨
旅行費用目安(ヘリ往復約2.3万円、宿泊・食事・観光費)
青ヶ島旅行(2泊3日)の費用は以下の通りです。
| 項目 | 金額(1人あたり) |
|---|---|
| 東京-八丈島往復航空券 | 約2万円~3万円 |
| 八丈島-青ヶ島往復ヘリ | 約2.3万円(11,530円×2) |
| 宿泊費(2泊2食付き) | 約1.6万円~2.4万円 |
| 観光費(サウナ等) | 約1,000円 |
| 合計 | 約6万円~8万円 |
(参考: 2025年時点、船利用の場合は往復約6,000円で費用を抑えられますが、欠航リスクがあります)
特産品(青酎・島焼酎)
青ヶ島の特産品は「青酎」(島焼酎)です。
島内で製造される焼酎で、お土産として人気です。
まとめ:状況別の青ヶ島旅行プラン
青ヶ島観光は、世界でも珍しい二重カルデラの絶景、地熱サウナ「ふれあいサウナ」(300円)、星空観察、ひんぎゃの地熱窯が魅力です。
人口162人・年間観光客900~1,800人の秘境で、静寂な環境が楽しめます。アクセスは八丈島経由でヘリコプター(片道11,530円、約20分、就航率80%)または船(片道約3,000円、約3時間、就航率50~60%)です。
ベストシーズンは海が穏やかな4月~6月で、宿泊は民宿数軒のみで事前予約必須です。最低2泊3日、余裕を持って3泊4日以上が推奨され、欠航に備えて前後に予備日を設けることが重要です。
秘境重視なら二重カルデラ・星空観察・地熱サウナを満喫、アクセス重視ならヘリコプター利用でベストシーズン(4~6月)訪問、予算重視なら船利用(ただし欠航リスクあり)がおすすめです。
詳細な情報は青ヶ島村公式サイト・東京都島しょ振興公社「東京愛らんど」でご確認ください。
初めての青ヶ島旅行なら、ヘリコプター利用で2泊3日(予備日含めて3泊4日)、二重カルデラ絶景・ふれあいサウナ・星空観察を中心に回るプランがおすすめです。状況に応じて、自分に合った旅行プランを立てましょう。
