結論:予算と日本語環境で選ぶクルーズ会社
世界一周クルーズを運航している会社は複数ありますが、「どの会社を選べばいいのか」は予算と日本語環境の優先度で決まります。
結論から言うと、以下の優先順位で選ぶことをおすすめします。
- 予算200万円以下でコスパ重視:サン・プリンセス(125万円〜)またはピースボート(198万円〜)
- 日本語環境必須で日本発着希望:飛鳥II(690万円〜)またはミツイ オーシャン フジ(683万円〜)
- ラグジュアリー重視で最高級サービス:シルバー・ウィスパー($89,100〜)
この記事では、世界一周クルーズを運航している主要会社6社を徹底比較し、あなたに合う選択肢を見つける手順を解説します。
比較の前提:予算・日数・発着地で絞り込む
世界一周クルーズを選ぶ際、まず確認すべきは以下の3つです。
1. 予算
世界一周クルーズの料金は、最安値125万円(サン・プリンセス)から最高額3,390万円(飛鳥II)まで幅広い価格帯があります。予算200万円以下、500万円以下、それ以上の3つの価格帯で選択肢が大きく変わります。
2. 日数
世界一周クルーズの日数は78日〜119日程度が一般的です。サン・プリンセスは78日と比較的短めで、MSCマニフィカは119日と長めです。休暇の取得期間に合わせて選びましょう。
3. 発着地
日本発着(ピースボート、飛鳥II、ミツイ オーシャン フジ)と海外発着(サン・プリンセス、MSCマニフィカ、シルバー・ウィスパー)で選択肢が分かれます。日本語環境を重視する場合は日本発着が有利ですが、海外発着の方が選択肢が豊富です。
迷う人はこの3軸で決める
世界一周クルーズの会社選びで迷う方は、以下の3軸で優先順位を明確にしましょう。
軸1: 予算(125万円〜3,390万円の価格帯)
予算200万円以下ならサン・プリンセスまたはピースボート、500万円以上なら飛鳥IIまたはミツイ オーシャン フジ、それ以上ならシルバー・ウィスパーなどの高級クルーズが選択肢となります。
軸2: 日本語環境(日本発着 vs 海外発着)
日本語環境が必須なら日本発着のピースボート、飛鳥II、ミツイ オーシャン フジがおすすめです。海外発着でも日本語一部対応のサン・プリンセスもあります。
軸3: クルーズスタイル(カジュアル vs ラグジュアリー)
カジュアル船(ピースボート、サン・プリンセス)は国際交流やエンタメを重視し、ラグジュアリー船(飛鳥II、シルバー・ウィスパー)は上質なサービスと設備を提供します。
世界一周クルーズ運航会社比較表
主要6社の世界一周クルーズを比較表にまとめました。
| 会社名 | 料金(円) | 日数 | 発着地 | 船のサイズ | 言語対応 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| サン・プリンセス | 125万〜390万 | 78日 | 海外発着 | 77,000トン | 日本語一部 | 大型船のエンタメと多国籍旅仲間 |
| ピースボート | 198万〜842万 | 約100日 | 日本発着 | 35,265トン | 日本語対応 | 国際交流・学び重視、コスパ良し |
| MSCマニフィカ | 287万〜 | 119日 | イタリア発着 | 不明 | 日本語なし | 長期間、ヨーロッパ発着 |
| ミツイ オーシャン フジ | 683万〜2,970万 | 約100日 | 日本発着(横浜) | 不明 | 日本語対応 | 日本発着、中〜高価格帯 |
| 飛鳥II | 690万〜3,390万 | 103日 | 日本発着(神戸) | 50,142トン | 日本語対応 | 日本語環境と上質サービス |
| シルバー・ウィスパー | $89,100〜 | 不明 | 海外発着 | 不明 | 日本語なし | 高級志向、最高級サービス |
※料金は2名1室1人あたりの目安です。時期や部屋タイプにより変動します。
比較軸の定義:何をもって「良い」とするか
比較表を読む前に、評価基準を明確にしておきましょう。
料金: コスパで評価
単純な料金の安さだけでなく、含まれるものの範囲で評価します。たとえばピースボートは198万円〜で船内宿泊・食事・船内イベントが含まれますが、オプショナルツアーは別料金です。飛鳥IIは690万円〜と高額ですが、バリエーション豊かな食事とエンターテイメントが含まれます。
船のサイズ: 設備の充実度で評価
船のサイズが大きいほど設備が充実している傾向があります。サン・プリンセス(77,000トン)は大型船でエンタメ施設が豊富ですが、ピースボート(35,265トン)は小型船で設備が限られます。
日本語環境: 言語対応の充実度で評価
日本発着のピースボート、飛鳥II、ミツイ オーシャン フジは日本語対応が充実しています。海外発着のサン・プリンセスは日本語一部対応、MSCマニフィカやシルバー・ウィスパーは日本語なしです。
表の読み方:結局どれを優先すべきか
比較表から以下の判断基準で選ぶことをおすすめします。
コスパ重視ならサン・プリンセスまたはピースボート
予算200万円以下で世界一周を実現したい場合、サン・プリンセス(125万円〜)が最もコスパが良いです。日本発着希望ならピースボート(198万円〜)が選択肢となります。
日本語環境必須なら飛鳥IIまたはミツイ オーシャン フジ
日本語環境が必須で、上質なサービスを求める場合は飛鳥II(690万円〜)がおすすめです。同じく日本発着のミツイ オーシャン フジ(683万円〜)も選択肢です。
ラグジュアリー重視ならシルバー・ウィスパー
最高級のサービスと設備を求める場合、シルバー・ウィスパー($89,100〜)などの高級クルーズが選択肢となります。
まずは世界一周クルーズの全体像を把握するために、各社の資料請求から始めてみましょう。
ピースボートの強み・弱み
ピースボートは日本発着の世界一周クルーズで、費用を抑えつつ国際交流・学びを重視したい層に人気があります。ここではピースボートの強み・弱みを深掘りします。
強み: 約198万円〜のコスパ、国際交流・学び重視
ピースボートは約198万円〜842万円で世界一周クルーズを提供しており、飛鳥IIの1/2〜1/3程度の価格帯です。相部屋制度や早期申込割引、ボランティア割引を利用すればさらに費用を抑えられます。
また、船内講演会やワークショップ、国際交流プログラムが充実しており、単なる観光ではなく学びや視野を広げたい人に向いています。
弱み: 船のサイズ(35,265トン)、設備の豪華さ
ピースボートの船(オーシャンドリーム)は35,265トンと小型で、飛鳥II(50,142トン)やサン・プリンセス(77,000トン)に比べて設備が限られます。大型船の多彩なエンターテイメント施設やラグジュアリーなサービスを求める場合は、他の選択肢を検討した方が良いでしょう。
強みが刺さるケース
ピースボートが特に向いている人は以下の通りです。
費用を抑えつつ世界一周を実現したい人
予算200万円程度で世界一周を実現したい場合、ピースボートは有力な選択肢です。相部屋制度を利用すればさらに費用を抑えられます。
国際交流・学びを重視する人
船内講演会や国際交流プログラムを通じて、平和・環境・異文化理解について学びたい人に向いています。
日本語環境より国際色を求める人
日本発着ですが国際色が強く、多国籍な参加者との交流を求める人に向いています。
弱みが致命傷になるケース
ピースボートが不向きな人は以下の通りです。
大型船の設備・エンタメを求める人
サン・プリンセス(77,000トン)などの大型船は、プールやシアター、カジノなど多彩なエンタメ施設があります。ピースボートは小型船のため、大型船の設備を求める場合はミスマッチです。
ラグジュアリーなサービスを求める人
飛鳥II(690万円〜)やシルバー・ウィスパー($89,100〜)などのラグジュアリー船は、バトラーサービスやペントハウススイートなど上質なサービスを提供します。ピースボートはカジュアル船のため、豪華さを求める場合は他の選択肢が適しています。
完全な日本語環境を求める人
ピースボートは日本語対応ですが、国際色が強いため英語が必要な場面もあります。完全な日本語環境を求める場合は、飛鳥IIなどの高級日本船が適しています。
代替案を深掘り:日本発着・海外発着それぞれの選択肢
ピースボート以外の選択肢を、日本発着と海外発着に分けて深掘りします。
日本発着の選択肢
- 飛鳥II(690万円〜3,390万円):神戸発着、103日間。日本語環境と上質サービスが充実。リタイア層や夫婦に支持されています。
- ミツイ オーシャン フジ(683万円〜2,970万円):横浜発着、約100日間。日本発着で中〜高価格帯。
海外発着の選択肢
- サン・プリンセス(125万円〜390万円):プリンセス・クルーズ、78日間。大型船77,000トンで多国籍エンタメが豊富。日本語一部対応で安心。
- MSCマニフィカ(287万円〜):イタリア発着、119日間。長期間でヨーロッパ周遊を楽しめる。
- シルバー・ウィスパー($89,100〜):フォートローダーデール発コペンハーゲン着。高級志向で最高級サービスを提供。
代替の方が向く人
それぞれの会社が向いている人を明確にします。
飛鳥IIが向く人
日本語環境必須で、上質なサービスを求める人。バリエーション豊かな食事とエンターテイメントを楽しみたい人。予算に余裕があるリタイア層や夫婦に向いています。
サン・プリンセスが向く人
海外発着でもOKで、中価格帯(125万円〜390万円)で大型船のエンタメを楽しみたい人。多国籍な旅仲間との交流を求める人に向いています。
シルバー・ウィスパーが向く人
ラグジュアリー重視で、高額でも最高級サービスを求める人。海外発着で高級志向のクルーズを楽しみたい人に向いています。
どれも決めきれない時の順番
世界一周クルーズの会社選びで迷う場合、以下の順番で判断することをおすすめします。
ステップ1: 予算を明確にする
予算200万円以下、500万円以下、それ以上の3つの価格帯で選択肢が変わります。まずは予算を明確にしましょう。
ステップ2: 日本発着必須かを確認
日本語環境を重視する場合は日本発着(ピースボート、飛鳥II、ミツイ オーシャン フジ)がおすすめです。海外発着でもOKなら選択肢が広がります。
ステップ3: クルーズスタイル(カジュアル vs ラグジュアリー)を確認
カジュアル船(ピースボート、サン・プリンセス)は国際交流やエンタメを重視し、ラグジュアリー船(飛鳥II、シルバー・ウィスパー)は上質なサービスと設備を提供します。
ステップ4: 資料請求で比較
最終的には各社の資料請求をして、詳細な料金やコース、設備を比較しましょう。
口コミ・不安点の整理
世界一周クルーズを運航している各社の口コミと不安点を整理します。
ピースボート
費用を抑えつつ出会いや学びを重視したい層に人気があります。「国際交流が楽しかった」「船内講演会で視野が広がった」という声がある一方、「日本語環境より国際色が強い」という意見もあります。
サン・プリンセス
海外大型クルーズのエンタメと多国籍旅仲間が好評です。「プールやシアターなど施設が充実」「多国籍な参加者との交流が楽しい」という声がある一方、「日本語一部対応のため英語が必要な場面もある」という意見もあります。
飛鳥II
高額だが日本語環境と優雅なサービスでリタイア層や夫婦に支持されています。「バリエーション豊かな食事」「日本語環境で安心」という声がある一方、「料金が高すぎる」という意見もあります。
よくある不満と原因
各社のよくある不満と原因を分析します。
ピースボート: 船のサイズが小さく設備が劣る可能性
ピースボート(35,265トン)は小型船のため、飛鳥II(50,142トン)やサン・プリンセス(77,000トン)に比べて設備が限られます。大型船の多彩なエンタメ施設を期待すると、物足りなさを感じる可能性があります。
飛鳥II・ミツイ: 料金が高すぎる
飛鳥II(690万円〜3,390万円)やミツイ オーシャン フジ(683万円〜2,970万円)は高額なため、予算オーバーで諦める人も多いです。
サン・プリンセス・MSC: 日本語対応が一部のみ
海外発着のサン・プリンセスやMSCマニフィカは日本語対応が一部のみのため、英語が必要な場面があります。完全な日本語環境を求める場合は、日本発着のクルーズがおすすめです。
船・コース・時期で変わるポイント
世界一周クルーズは、船・コース・時期によって条件が変わります。
船のサイズ
ピースボート(35,265トン)は小型船、サン・プリンセス(77,000トン)は大型船で、設備の充実度が異なります。
コース
日本発着は日本語環境が充実し、海外発着は多国籍な参加者との交流が楽しめます。航路により寄港地が異なるため、希望の観光地に合わせて選びましょう。
時期
出発時期により料金が変動します。早期申込割引を利用すると費用を抑えられます。
まとめ:あなたに合う世界一周クルーズ会社はこれ
世界一周クルーズを運航している会社6社を比較した結果、以下の優先順位で選ぶことをおすすめします。
- 予算200万円以下でコスパ重視:サン・プリンセス(125万円〜)またはピースボート(198万円〜)
- 日本語環境必須で日本発着希望:飛鳥II(690万円〜)またはミツイ オーシャン フジ(683万円〜)
- ラグジュアリー重視で最高級サービス:シルバー・ウィスパー($89,100〜)
- 国際交流・学び重視:ピースボート(198万円〜)
あなたの優先順位を明確にして、まずは資料請求から始めてみましょう。世界一周クルーズの全体像を把握し、自分に合った選択肢を見つけてください。
