結論:退職金で世界一周を実現する3ステップ
退職金が振り込まれると「世界一周クルーズに行こう」と考える方は少なくありません。しかし、勢いで決断してしまうと、老後資金が心許なくなり、後悔することもあります。退職金で世界一周を実現するには、まず冷静に現実を整理し、計画的に進めることが重要です。
以下の3ステップを踏めば、後悔のない決断ができます。
ステップ0:老後資金全体を見える化する
世界一周クルーズの費用は夫婦で600万円前後かかることも珍しくありません。例えば退職金が1,500万円だった場合、600万円を使うと残金は900万円になります。老後資金として900万円で足りるかどうかは、年金見込み額や必要生活費次第です。
まずは以下を試算してみましょう。
- 退職金の総額:いくら受け取ったか
- 年金見込み額:年金定期便やねんきんネットで確認
- 必要生活費:毎月の生活費と予備費(医療・介護含む)
- クルーズ後の残金:退職金から旅費を引いた額
年金収入と貯蓄を合わせても老後資金が不安な場合は、クルーズの時期を数年先に延ばすか、代替案(短期旅行の分割など)を検討するのが現実的です。貯金3,000万円あり、住宅ローンも完済している方が夫婦で世界一周クルーズ(約950万円、3ヶ月)を実行し、一生に一度の贅沢として良い思い出となったケースもありますが、金額次第では慎重な判断が必要です。
ステップ1:旅の方法を決める(飛行機 or クルーズ船)
世界一周を実現する方法は大きく分けて2つあります。
1. 飛行機を乗り継ぐ型
- 自由度が高い(好きな国に好きな期間滞在できる)
- 予算は柔軟に調整可能(宿泊先や移動手段を自分で選べる)
- ただし計画が大変(航空券・宿・移動の手配が必要)
2. クルーズ船パッケージ型
- 予約後は全ておまかせ(航路・寄港地・宿泊・食事が一体化)
- オールインクルーシブで予算が立てやすい
- ただし柔軟性は低い(寄港地滞在が1〜2日と短い)
自由度を重視するなら飛行機型、手軽さと予算管理のしやすさを重視するならクルーズ型が適しています。クルーズは予約後おまかせで手軽ですが、船酔いや柔軟性の欠如がデメリットです。
ステップ2:クルーズ船を選ぶなら早期割引をチェック
クルーズ船で世界一周を検討する場合、料金は船会社やグレードによって大きく異なります。主な選択肢は以下の通りです。
- ピースボート地球一周(104日間):1人130万円〜395万円
- JTBチャーター(98日間):1人210万円〜870万円
- ぱしふぃっくびいなす(32日間):1人100万円〜540万円
ピースボートは飛鳥IIの1/2〜1/3程度の価格帯で、相部屋制度や早期申込割引、ボランティア割引を活用すれば費用をさらに抑えられます。早めの申し込みで割引が期待できるため、予定が決まったら早めに資料を取り寄せて検討しましょう。
ピースボートの世界一周に興味がある方は、早めの資料請求で割引情報や最新の航路をチェックできます。
なぜ決めきれないのか(よくある詰まり)
退職金で世界一周クルーズに行きたいと思っても、なかなか決断できない方は多いものです。その背景には、いくつかの「あるある」な不安や迷いがあります。
みんながハマる落とし穴:残金不安と健康リスク
定年直後に退職金で世界一周クルーズ(夫婦で約600万円)に行くと、残りの老後資金が900万円に減少し、心許なくなるという懸念があります。年金収入が少ない場合や医療・介護費用が予想以上にかかる可能性を考えると、「本当に使って大丈夫だろうか」と不安になるのは自然です。
また、退職金の額は個人差が大きく、世界一周クルーズの費用を一概に賄えるかは不明です。健康状態次第では旅行そのものが難しくなる可能性もあり、「今行かないと後悔するかもしれない」という焦りと「老後資金が足りなくなるかもしれない」という恐れの間で揺れ動くことになります。
ここは人によって正解が変わる:クルーズの向き不向き
クルーズ船での世界一周は、向き不向きがはっきり分かれる旅行スタイルです。
向かない可能性があるケース:
- 船酔いしやすい体質の方(3ヶ月の船旅は厳しい)
- 好きな国に長く滞在したい方(寄港地滞在が1〜2日と短い)
- パッケージツアーが苦手で自由に動きたい方
クルーズ船が苦手だったり退屈する可能性があり、パッケージゆえに好きな国を訪れられない場合もあります。寄港地では限られた時間で観光することになるため、「この街にもう少し滞在したかった」と感じることもあるでしょう。
一方で、船内コミュニティで仲間ができやすく、講演会やワークショップを通じて学びや交流を楽しめる方には非常に充実した旅になります。
選択肢マップ:世界一周の実現方法を目的別に整理
世界一周の方法は複数あり、目的や優先事項によって適した選択肢が変わります。ここでは、予算・自由度・手軽さの3軸で整理します。
目的別に合う選択肢:予算・自由度・手軽さで選ぶ
以下の表で、世界一周の主な選択肢を比較します。
| 方法 | 予算目安(1人) | 自由度 | 手軽さ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 飛行機乗り継ぎ型 | 100万円〜 | 高 | 低 | 好きな国に好きな期間滞在可能。計画・手配が大変 |
| ピースボート | 130万円〜395万円 | 中 | 高 | オールインクルーシブ、相部屋制度あり |
| JTBチャーター | 210万円〜870万円 | 中 | 高 | 手厚いサポート、日本語対応万全 |
| ぱしふぃっくびいなす | 100万円〜540万円 | 低 | 高 | 短期間(32日間)で世界一周の雰囲気を味わえる |
飛行機乗り継ぎ型は自由度が高いですが、計画が大変です。航空券・宿・現地移動をすべて自分で手配する必要があり、旅慣れていない方には負担が大きいでしょう。
クルーズパッケージ型は予約後おまかせで手軽です。オールインクルーシブなので予算立てがしやすく、船内で講演会や国際交流プログラムを楽しめます。ピースボートは相部屋制度があり、一人参加でもコミュニティで仲間ができやすいのが特徴です。
代替の方が楽なケース:短期分割旅行という選択肢
世界一周クルーズに魅力を感じつつも、老後資金や健康リスクが心配な方には、短期分割旅行という選択肢もあります。
短期分割旅行のメリット:
- 毎年1〜2週間の海外旅行を複数回に分ける
- 健康リスクを分散できる(体調不良時は延期可能)
- 予算を分散できる(一度に大金を使わない)
- 訪れたい国を厳選して深く楽しめる
例えば、毎年50万円ずつ海外旅行に使えば、10年間で500万円使っても年金生活への影響を抑えられます。また、体調や興味に合わせて行き先を選べるため、「行ったけど体力が持たなかった」というリスクも減ります。
ピースボート世界一周クルーズが効くのはこういう時
ピースボートの世界一周クルーズは、すべての人に適しているわけではありません。向いているケースと向かないケースを明確にしておくことで、後悔のない選択ができます。
手軽に実現したい・計画の手間を省きたい人向け
ピースボートが特に適しているのは、以下のような方です。
- 予約後おまかせで手配不要:航空券・宿・移動・食事をすべて手配する手間を省きたい
- オールインクルーシブで予算管理しやすい:食事・イベント・講演会が料金に含まれている
- 船内講演・国際交流プログラムで学びもある:単なる観光ではなく、学びや視野を広げたい
定年退職時のご褒美として退職金からクルーズ費用を捻出する場合、金額次第で老後生活資金の目減りを最小限に抑えられます。老後資金や年金収入に余裕があり、医療・介護リスクを考慮しても手が届く範囲で計画的に行う場合に適します。
ピースボートの世界一周クルーズは、手軽さと予算管理のしやすさを重視する方に適しています。資料請求で詳細な航路や料金プランを確認できます。
逆に向かない時:ラグジュアリー志向・長期滞在希望
一方で、ピースボートが向かないケースもあります。
向かない方の特徴:
- 豪華客船サービスを求める方:ピースボートはカジュアル船のため、ラグジュアリーな体験を求める方は飛鳥IIなどが適しています
- 1都市に長期滞在したい方:寄港地滞在が1〜2日と短いため、数日〜数週間滞在したい方には不向きです
- 1世帯2回以上の申込:成果対象外のため、過去に申し込んだことがある場合は注意が必要です
また、船酔いしやすい体質の方や、パッケージツアーの制約が苦手な方には、飛行機乗り継ぎ型の世界一周の方が適しているでしょう。
まとめ:迷ったらこの順で決める
退職金で世界一周を実現するかどうか迷ったら、以下の順序で判断してください。
- 老後資金全体を見える化する:退職金・年金・生活費を試算し、クルーズ後の残金を確認
- 旅の方法を決める:飛行機型(自由度高)かクルーズ型(手軽)か
- 早期割引をチェック:ピースボートなら早期申込で割引あり
- 代替案も検討:短期分割旅行という選択肢もある
- 資料請求で詳細確認:料金プラン・航路・割引情報を取り寄せる
まずは資料を取り寄せて、具体的な金額や航路を確認することが第一歩です。老後資金とのバランスを考えながら、後悔のない決断をしましょう。
