蔵王温泉大露天風呂とは何か
蔵王温泉への旅行を計画しているが、「大露天風呂の営業時間は」「料金はいくらか」「どうやってアクセスするのか」と疑問を持つ方は少なくありません。
この記事では、蔵王温泉大露天風呂の基本情報、営業時間・料金、泉質・効能、アクセス方法、入浴の楽しみ方を蔵王温泉大露天風呂公式サイトや山形県公式観光サイトの公式情報を元に解説します。
初めて蔵王温泉を訪れる方でも、大露天風呂を安全に楽しめるようになります。
この記事のポイント
- 蔵王温泉大露天風呂は男女合わせて約200人が入れる迫力の広さで、日本を代表する大露天風呂
- シャワー・石鹸・シャンプーがないため、強酸性泉の特性を活かした「石鹸いらずの湯」として利用する
- 貴金属(アクセサリー等)は黒く腐食するため、入浴前に必ず外すこと
- 営業期間は4月下旬〜11月下旬頃、冬季(11月下旬〜4月下旬)は休業
- 入浴料金は大人800円、子ども400円で、タオル販売・コインロッカー完備
蔵王温泉大露天風呂とは
標高900mの大自然に佇む野外温泉
蔵王温泉大露天風呂は、山形県山形市にある標高900mの大自然に佇む野外温泉です。蔵王温泉大露天風呂公式サイトによると、大自然の中で温泉を堪能できる開放的な雰囲気が魅力です。
男女合わせて約200人が入れる迫力の広さ
蔵王温泉大露天風呂は男女合わせて約200人が入れる迫力の広さで、日本を代表する大露天風呂の一つです。
源泉かけ流しの本格温泉
蔵王温泉大露天風呂は源泉かけ流しの本格温泉で、強酸性硫黄泉(pH1.9)の泉質を活かした「石鹸いらずの湯」として利用します。
営業時間・料金・施設情報
営業期間(4月下旬〜11月下旬)
蔵王温泉大露天風呂の営業期間は例年4月下旬〜11月下旬頃までで、冬季(11月下旬〜4月下旬)は休業します。
2024年の営業実績
- 営業期間: 4月20日〜11月24日
- 来季(2025年): 4月下旬頃オープン予定
(出典: 蔵王マウンテン&スノーリゾート公式サイト)
訪問前に公式サイトで最新の営業状況を確認することをおすすめします。
営業時間と料金(大人800円、子ども400円)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間(平日) | 9:30〜17:00 |
| 営業時間(休日) | 9:30〜18:00 |
| 料金(大人) | 800円 |
| 料金(子ども) | 400円 |
| タオル販売 | あり |
| コインロッカー | あり |
(出典: 山形県公式観光サイト)
平日は17:00まで、休日は18:00までと営業時間が異なるため注意してください。
施設設備(更衣室・ロッカー・タオル販売)
蔵王温泉大露天風呂には更衣室・コインロッカーが完備されており、タオル販売もあるため手ぶらでも立ち寄り可能です。
施設設備
- 更衣室: 男女別に完備
- コインロッカー: 貴重品を預けられる
- タオル販売: 手ぶらでも立ち寄り可能
- シャワー・石鹸・シャンプー: なし(石鹸いらずの湯として利用)
泉質・効能と入浴時の注意点
強酸性硫黄泉(pH1.9)の特徴
蔵王温泉大露天風呂の泉質は強酸性硫黄泉(pH1.9)で、酸性度が非常に高いのが特徴です。
山形県公式観光サイトによると、蔵王温泉は開湯1900年の歴史ある温泉地で、強酸性硫黄泉が特徴です。
美人づくりの湯としての効能
強酸性硫黄泉は殺菌作用があり、「美人づくりの湯」と呼ばれています。肌の古い角質を取り除く効果が期待できます。
入浴時の注意点(貴金属・肌の弱い方)
強酸性泉のため、以下の点に注意してください。
必ず外すもの
- 貴金属(アクセサリー等): 黒く腐食するため、入浴前に必ず外すこと
肌の弱い方への注意
- 刺激を感じる場合: 強酸性泉のため、肌の弱い方や傷がある場合は刺激を感じる可能性がある
- 入浴時間: 長時間の入浴は避け、10-15分程度が目安
シャワー・石鹸・シャンプーなし(石鹸いらずの湯)
蔵王温泉大露天風呂にはシャワー・石鹸・シャンプーがありません。強酸性泉の特性を活かした「石鹸いらずの湯」として利用します。
入浴の流れ
- 更衣室で着替え、貴金属を外す
- かけ湯をして体を慣らす
- 10-15分程度入浴
- 上がり湯をして更衣室へ
アクセス方法と駐車場情報
山形駅からのバスアクセス
JR山形駅から蔵王温泉バスターミナルまでバスで約40分、そこからさらに徒歩またはタクシーで大露天風呂まで移動します。
バスアクセス
- JR山形駅 → 山交バス「蔵王温泉行き」(約40分)
- 蔵王温泉バスターミナル → 徒歩約15分またはタクシー約5分
車でのアクセス・駐車場
車でのアクセスは、山形市内から約30分です。駐車場も利用可能です。
車でのアクセス
- 山形市内から: 約30分
- 山形自動車道 山形蔵王ICから: 約30分
- 駐車場: あり(無料)
蔵王温泉街からの距離
蔵王温泉大露天風呂は蔵王温泉街から徒歩約15分の距離にあります。温泉街の宿泊施設から歩いて立ち寄ることも可能です。
入浴の楽しみ方と周辺観光
夜の星空大露天風呂体験(日にち限定)
蔵王温泉大露天風呂では、日にち限定で「夜の大露天風呂特別営業(星空大露天風呂)」が開催されます。カンテラを掲げて入浴する特別体験ができます。
共同浴場巡り(上湯・下湯・川原湯)
蔵王温泉には大露天風呂のほかに、共同浴場が3ヶ所(上湯・下湯・川原湯)あります。地域住民や観光客が共同で利用する公衆浴場で、リーズナブルに温泉を楽しめます。
共同浴場の特徴
- 上湯: 蔵王温泉街の上部にある共同浴場
- 下湯: 蔵王温泉街の下部にある共同浴場
- 川原湯: 川沿いにある共同浴場
(出典: 山形県公式観光サイト)
蔵王の御釜・樹氷観光
蔵王温泉周辺には、蔵王の御釜(火口湖)や樹氷(冬季)など見どころが豊富です。
- 蔵王の御釜: エメラルドグリーンの火口湖、5月下旬〜10月下旬頃観光可能
- 樹氷: 冬季(12月下旬〜3月上旬)にスキー場で観賞できる
周辺の宿泊施設
蔵王温泉には温泉旅館が充実しており、1泊2食付きで1万円前後から選べます。
じゃらんnetによると、深山荘高見屋(創業300年)、蔵王四季のホテルなど、規模・スタイルが様々な宿泊施設があります。
まとめ:蔵王温泉大露天風呂を満喫するコツ
蔵王温泉大露天風呂は、標高900mの大自然に佇む野外温泉で、男女合わせて約200人が入れる迫力の広さが魅力です。営業期間は例年4月下旬〜11月下旬頃までで、冬季(11月下旬〜4月下旬)は休業します。
入浴料金は大人800円、子ども400円で、タオル販売・コインロッカー完備のため手ぶらでも立ち寄り可能です。ただし、シャワー・石鹸・シャンプーはないため、強酸性泉の特性を活かした「石鹸いらずの湯」として利用します。
貴金属(アクセサリー等)は黒く腐食するため、入浴前に必ず外してください。強酸性泉(pH1.9)のため、肌の弱い方や傷がある場合は刺激を感じる可能性があります。訪問前に公式サイトで最新の営業状況を確認しながら、蔵王温泉大露天風呂を満喫しましょう。
