夏の北海道観光を満喫!おすすめスポット・モデルコース・楽しみ方ガイド

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/10

夏の北海道観光が人気な理由

夏の北海道は、本州が猛暑に見舞われる時期でも平均気温20〜25℃と涼しく、日本有数の避暑地として人気です。7月中旬〜8月上旬は、ラベンダーやひまわりが見頃を迎え、富良野・美瑛エリアでは一面の花畑が広がります。また、知床では世界自然遺産の大自然を体感でき、札幌・小樽では新鮮な海鮮グルメを楽しめるなど、観光の幅が広いのが特徴です。

北海道観光振興機構によると、2024年度の北海道観光客数は4,964万人(前年比4%増)で、夏季(7〜8月)が最も多い時期です。インバウンド観光客も283万人と過去2番目の多さを記録しており、世界的にも注目される観光地となっています。

この記事のポイント

  • 夏の北海道のベストシーズンは7月中旬〜8月上旬で、ラベンダー・ひまわりの見頃と涼しい気候が魅力
  • 観光に必要な日数は2泊3日で1エリア、3泊4日で2エリア周遊が目安
  • 旅行費用は2泊3日で5〜8万円、3泊4日で8〜15万円が相場(繁忙期は高騰)
  • レンタカーがあれば効率的に周遊できるが、札幌・小樽・函館は公共交通機関でも可能
  • 7月下旬〜8月中旬は予約が混雑するため、1〜5月の早期予約がおすすめ

基礎知識:夏の北海道観光のポイント

(1) ベストシーズンと見頃

夏の北海道観光のベストシーズンは7月中旬〜8月上旬です。この時期はラベンダー(7月中旬〜下旬)、ひまわり(7月下旬〜8月上旬)が見頃を迎え、富良野・美瑛エリアでは色鮮やかな花畑が広がります。

ファーム富田(富良野市)は、ラベンダー畑の定番スポットで、早朝(6:30〜8:00頃)は観光客が少なく、写真撮影に最適です。雲海テラス(トマム)は、気象条件が揃えば雲海が見られますが、出現確率は約40%のため、2〜3日滞在して複数回チャレンジするのがおすすめです。

北海道観光振興機構の公式サイトでは、エリア別の花の見頃カレンダーが掲載されています。年により開花時期が前後するため、訪問前に最新情報を確認することをおすすめします。

(2) 観光に必要な日数と移動手段

北海道は広大なため、観光に必要な日数は訪問エリア数により異なります。

日数 周遊エリア 目安プラン
2泊3日 1エリア 札幌+富良野・美瑛
3泊4日 2エリア 道央+道東(知床) or 道南(函館)
5泊6日 3エリア 道央+道東+道南周遊

移動手段はレンタカーが基本です。富良野〜美瑛間は車で30分以上、札幌〜富良野間は2時間以上かかるため、レンタカーがあれば効率的に周遊できます。ただし、札幌・小樽・函館エリアは公共交通機関(JR、市電、バス等)でも観光可能です。

1日の移動距離は200km以内が目安です。無理のないスケジュールを組むことで、ゆとりを持って観光できます。

(3) 予約のタイミングと混雑状況

夏休み期間(7月下旬〜8月中旬)は、宿泊施設・レンタカーが高騰し、満室・満車になりやすい時期です。じゃらんリサーチセンターによると、人気宿は3〜4ヶ月前に予約が埋まる場合もあるため、1〜5月の早期予約が推奨されます。

早期予約割引を活用すると、宿泊費・レンタカー代が10〜20%割安になる場合もあります。繁忙期を避けたい場合は、6月下旬や9月上旬もおすすめです。気候は穏やかで、宿泊費も2〜3割安くなります。

エリア別おすすめスポット

(1) 富良野・美瑛エリア(ラベンダー畑・雲海テラス)

富良野・美瑛エリアは、夏の北海道観光で最も人気のエリアです。主要スポットは以下の通りです。

  • ファーム富田(富良野市): ラベンダー畑の定番スポット。7月中旬〜下旬が見頃。入場無料、早朝6:30〜営業
  • 雲海テラス(トマム): 標高1,088mの展望台から雲海を一望。出現確率約40%、早朝5:00〜8:00が狙い目
  • 青い池(美瑛町): 青く澄んだ池と立ち枯れた木々が幻想的。24時間見学可能、駐車場有料(500円)
  • 四季彩の丘(美瑛町): 7種類の花が咲く丘陵地帯。入場無料、トラクターバス(500円)で周遊可能

所要時間は、富良野・美瑛エリアを1日で回る場合、6〜8時間が目安です。レンタカーがあれば効率的に周遊できます。

(2) 知床エリア(世界自然遺産・野生動物)

知床は、2005年に世界自然遺産に登録された、手つかずの大自然が残るエリアです。

  • 知床五湖: 5つの湖を巡る遊歩道。ガイドツアー参加が推奨(ヒグマ対策のため)。所要時間約3時間
  • オシンコシンの滝: 日本の滝百選。駐車場から徒歩5分、無料で見学可能
  • 知床クルーズ: 船上から断崖絶壁やヒグマ、イルカ等の野生動物を観察。所要時間1〜3時間、料金3,000〜8,000円

ヒグマ出没リスクがあるため、ガイドツアー参加熊鈴携帯が推奨されます。単独行動は避け、早朝・夕方の行動は控えることが安全です。

(3) 札幌・小樽エリア(グルメ・夜景)

札幌・小樽は、グルメと街歩きが楽しめるエリアです。

  • 大通公園(札幌市): 市内中心部の広大な公園。夏はビアガーデンが開催(7月下旬〜8月中旬)
  • 二条市場(札幌市): 新鮮な海鮮丼・カニ・ホタテ等のグルメスポット。朝7:00〜営業
  • 小樽運河(小樽市): ガス灯と石造倉庫が並ぶ観光名所。夕暮れ〜夜間のライトアップが人気
  • 天狗山ロープウェイ(小樽市): 標高532mの展望台から小樽市街を一望。往復1,400円

札幌・小樽は公共交通機関(JR、地下鉄、市電等)が充実しており、レンタカーなしでも観光可能です。

(4) 函館エリア(夜景・朝市)

函館は、夜景と海鮮グルメが魅力のエリアです。

  • 函館山ロープウェイ: 日本三大夜景の一つ。往復1,500円、夕暮れ時は混雑するため早めの乗車を推奨
  • 函館朝市: 新鮮な海鮮丼・カニ・イカ等のグルメスポット。朝6:00〜14:00頃営業
  • 五稜郭タワー: 星形の城郭跡を一望。入場料1,000円、所要時間約1時間

函館は公共交通機関(市電、バス)が充実しており、1日乗車券(800円)を活用すれば効率的に周遊できます。

日数別モデルコース

(1) 2泊3日プラン(札幌・富良野・美瑛)

初めての北海道旅行におすすめのプランです。

1日目(札幌)

  • 午前: 新千歳空港到着 → レンタカー借用
  • 午後: 札幌市内観光(大通公園、二条市場)
  • 夜: すすきので夕食

2日目(富良野・美瑛)

  • 早朝: 札幌 → 富良野(車で約2時間)
  • 午前: ファーム富田(ラベンダー畑)
  • 午後: 青い池、四季彩の丘
  • 夜: 富良野市内で宿泊

3日目(札幌 → 帰路)

  • 午前: 富良野 → 札幌(車で約2時間)
  • 午後: 新千歳空港へ、レンタカー返却

移動距離は1日150〜200km程度で、無理のないスケジュールです。

(2) 3泊4日プラン(道央+道東or道南)

2エリア周遊で、観光の幅が広がるプランです。

道央+道東(知床)プラン

  • 1日目: 札幌市内観光
  • 2日目: 札幌 → 富良野・美瑛(ラベンダー畑、青い池)
  • 3日目: 富良野 → 知床(車で約4時間、途中休憩含む)
  • 4日目: 知床観光(知床五湖、クルーズ)→ 女満別空港へ

道央+道南(函館)プラン

  • 1日目: 札幌市内観光
  • 2日目: 札幌 → 富良野・美瑛(ラベンダー畑、青い池)
  • 3日目: 富良野 → 函館(車で約5時間、途中休憩含む)
  • 4日目: 函館観光(函館山、朝市、五稜郭)→ 函館空港へ

3泊4日は、移動時間が長い日もあるため、1日の移動距離を200km以内に抑えることを推奨します。

(3) 5泊6日プラン(道央+道東+道南周遊)

じっくり周遊したい方向けのプランです。

  • 1日目: 札幌市内観光
  • 2日目: 札幌 → 富良野・美瑛(ラベンダー畑、青い池)
  • 3日目: 富良野 → 知床(知床五湖、クルーズ)
  • 4日目: 知床 → 函館(車で約6時間、途中休憩含む)
  • 5日目: 函館観光(函館山、朝市、五稜郭)
  • 6日目: 函館 → 小樽 → 新千歳空港へ

5泊6日は、移動距離が長い日もあるため、余裕を持ったスケジュールが推奨されます。

費用・予算・服装・注意点

(1) 旅行費用の目安(日数別・シーズン別)

夏の北海道旅行の費用は、日数・シーズンにより異なります。

日数 通常期(6月・9月) 繁忙期(7月下旬〜8月中旬)
2泊3日 5〜8万円 8〜12万円
3泊4日 8〜15万円 15〜20万円
5泊6日 15〜25万円 25〜35万円

(出典: HIS

費用内訳の例(2泊3日、東京発):

項目 内容 目安額
航空券 羽田-新千歳往復 2.5〜4万円
宿泊費 ビジネスホテル2泊 1.5〜3万円
レンタカー 2泊3日(乗り捨て無) 1.5〜2万円
食事代 朝・昼・夕(3日分) 1.5〜2万円
観光施設 入場料・ロープウェイ等 0.5〜1万円

繁忙期は航空券・宿泊費が2〜3割高騰するため、早期予約(1〜5月)がおすすめです。

(2) 夏の服装と持ち物リスト

夏の北海道は、日中は半袖でOKですが、朝晩は15℃前後まで冷えるため、服装には注意が必要です。

服装:

  • 日中: 半袖Tシャツ、ショートパンツ、サンダル
  • 朝晩: 薄手の長袖シャツ、カーディガン、長ズボン
  • 雨天: ウインドブレーカー、折りたたみ傘

持ち物リスト:

  • 帽子、サングラス、日焼け止め(日中は30℃超えの日もあるため)
  • 虫除けスプレー(富良野・美瑛・知床等の自然エリア)
  • 熊鈴(知床等のヒグマ生息エリア)
  • モバイルバッテリー(レンタカー移動で充電機会が限られるため)

(3) ヒグマ対策と自然エリアの注意点

知床等の自然エリアでは、ヒグマ出没リスクがあります。以下の対策を推奨します。

  • ガイドツアー参加: 知床五湖等はガイド同行が安全
  • 熊鈴携帯: 音を出してヒグマに人間の存在を知らせる
  • 単独行動を避ける: 複数人で行動する
  • 早朝・夕方の行動を控える: ヒグマの活動時間帯を避ける
  • 食べ物の管理: ゴミは必ず持ち帰り、食べ物を放置しない

北海道観光振興機構の公式サイトでは、ヒグマ対策の詳細が掲載されています。訪問前に必ず確認することをおすすめします。

まとめ:状況別おすすめプラン

夏の北海道観光は、ラベンダー畑や雲海、世界自然遺産の大自然など、本州では体験できない魅力が詰まっています。観光に必要な日数は、2泊3日で1エリア、3泊4日で2エリア周遊が目安で、レンタカーがあれば効率的に周遊できます。

旅行費用は2泊3日で5〜8万円、3泊4日で8〜15万円が相場ですが、繁忙期(7月下旬〜8月中旬)は高騰するため、1〜5月の早期予約が推奨されます。服装は日中は半袖でOKですが、朝晩は薄手の長袖やカーディガンが必須です。

状況別おすすめプラン:

  • 初めての北海道旅行: 2泊3日、札幌+富良野・美瑛プラン
  • 家族旅行: 3泊4日、道央+道東(知床)プラン
  • カップル旅行: 3泊4日、道央+道南(函館)プラン
  • じっくり周遊: 5泊6日、道央+道東+道南周遊プラン

北海道観光振興機構や各自治体の観光協会に相談しながら、自分に合ったプランを立てましょう。

よくある質問

Q1夏の北海道旅行は何泊がベスト?

A12泊3日で1エリア(札幌+富良野・美瑛)、3泊4日で2エリア(道央+道東or道南)周遊が目安です。北海道は広大なため、1日の移動距離は200km以内に抑えることをおすすめします。無理のないスケジュールを組むことで、ゆとりを持って観光できます。

Q2夏の北海道の服装はどうすればいい?

A2日中は半袖Tシャツでokですが、朝晩は15℃前後まで冷えるため、薄手の長袖シャツやカーディガンは必須です。日中は30℃超えの日もあるため、帽子・日焼け止め・虫除けスプレーも持参することをおすすめします。雨天に備えてウインドブレーカーも用意しておくと安心です。

Q3ラベンダーの見頃はいつ?

A3ラベンダーの見頃は7月中旬〜下旬です。ファーム富田(富良野市)が定番スポットで、早朝(6:30〜8:00頃)は観光客が少なく、写真撮影に最適です。見頃は年により前後するため、訪問前に各施設の公式SNSや北海道観光振興機構の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

Q4レンタカーなしでも観光できる?

A4札幌・小樽・函館は公共交通機関(JR、地下鉄、市電、バス等)が充実しており、レンタカーなしでも観光可能です。ただし、富良野・美瑛・知床エリアは公共交通機関が限られるため、レンタカー推奨です。移動距離が長いため、1日200km以内の計画が目安です。

Q5夏の北海道旅行の費用はどれくらい?

A52泊3日で5〜8万円、3泊4日で8〜15万円が目安です(東京発、航空券・宿泊費・レンタカー・食事代・観光施設入場料込み)。7月下旬〜8月中旬は繁忙期で航空券・宿泊費が2〜3割高騰するため、1〜5月の早期予約がおすすめです。早期予約割引を活用すると10〜20%割安になる場合もあります。

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Tripfolio編集部

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