四国八十八ヶ所巡礼とは何か
四国八十八ヶ所巡礼は、弘法大師(空海)ゆかりの88ヶ所霊場を巡る約1,400kmの巡礼路です(阪急交通社)。徳島・高知・愛媛・香川の4県を巡り、各札所で納経し御朱印をいただく、約1200年の歴史を持つ日本有数の巡礼コースとなっています。
この記事では、四国八十八ヶ所ツアーの選び方、バス・タクシー巡礼の費用と日数、初心者向けの準備を、四国観光機構や主要旅行会社の公式情報を元に解説します。
体力・予算・スケジュールに合わせた最適なツアーを選び、心に残る巡礼を実現できます。
この記事のポイント
- 初心者はバスツアーがおすすめ、添乗員が礼拝マナーを教え、公認先達が同行するため安心
- バスツアーは10-13日間、タクシー巡礼は11-12日間、徒歩なら40-50日が目安
- 費用は一周バスツアー45.8万円(少人数)、県別1泊2日4.3万~4.6万円、徒歩総額40-50万円
- 春(桜の季節)がベストシーズンだが、夏は暑く冬は寒いため時期選びが重要
- 区切り打ち(分割巡拝)なら県ごとに分けて年4-16回で完結可能
巡礼の種類と日数の選び方
四国八十八ヶ所巡礼には、体力・時間・予算に合わせて複数の回り方があります。以下では、通し打ち・区切り打ち・徒歩/バス/タクシーの違いを解説します。
(1) 通し打ち(一度に全部回る)
通し打ちとは、一度に全88ヶ所を巡る方法です。徒歩なら40-50日、バスツアーなら10-13日が目安となります(お遍路オンライン)。
一度で完結するため、達成感が大きい反面、長期間の休暇と十分な体力が必要です。バスツアーなら添乗員同行で宿泊・御朱印手配も代行してくれるため、初心者でも安心して巡礼できます。
(2) 区切り打ち(分割巡拝)
区切り打ちとは、複数回に分けて88ヶ所を完結する方法で、「一国参り」とも呼ばれます(徳島→高知→愛媛→香川)。
伊予鉄によると、年16回分割巡拝も可能で、体力・時間に制約がある方や若い世代にも人気が高まっています。ただし、複数回の交通費・宿泊費がかさむため、一周ツアーとの費用比較をおすすめします。
(3) 徒歩・バス・タクシーの違い
四国巡礼の移動手段は、主に以下の3種類です。
| 移動手段 | 日数 | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 徒歩 | 40-50日 | 総額40-50万円 | 自分のペースで巡礼、体力必要 |
| バスツアー | 10-13日 | 4.3万~45.8万円 | 添乗員同行、初心者向け |
| タクシー | 11-12日 | 要見積 | 認定先達ドライバー、グループ対応 |
(出典: お遍路オンライン、四国おへんろ.net)
徒歩は1日1万円(宿泊・食事)が目安で、総額40-50万円の準備が必要です。バスツアーは旅行会社により料金・日数が大きく異なるため、複数社の比較が必須です。
ツアー費用相場と予算の目安
四国八十八ヶ所ツアーの費用は、バス・タクシー・徒歩で大きく異なります。以下では、それぞれの料金相場を解説します。
(1) バスツアーの料金相場
バスツアーの料金は、日数・定員・出発地により幅があります。
2025年版ツアーが各社から発表されており、秋出発分の予約が開始されています(クラブツーリズム)。早期予約割引がある場合もあるため、公式サイトで確認することをおすすめします。
(2) タクシー巡礼の費用
タクシー巡礼は、一周11泊12日が目安で、認定先達ドライバーが礼拝マナーを教えながら案内してくれます(四国おへんろ.net)。
グループ対応も可能で、少人数で自由なペースを希望する方に適していますが、費用は要見積のため、旅行会社に直接問い合わせることが必要です。
(3) 徒歩巡礼の日数・費用
徒歩巡礼は40-50日を要し、1日あたりの費用は宿泊・食事で約1万円が目安です(お遍路オンライン)。総額40-50万円の準備が必要で、体力・時間に余裕がある方向けとなります。
第1番札所霊山寺でお遍路用品セットを購入し、そこから始めると便利です(じゃらんニュース)。
旅行会社の比較と選び方
四国八十八ヶ所ツアーは、大手旅行会社と地元専門ツアーでそれぞれ特徴があります。以下では、それぞれの比較と選び方を解説します。
(1) 大手旅行会社のツアー比較
大手旅行会社は、全国各地から出発可能で、添乗員同行・公認先達の案内がある点が特徴です。
- 阪急交通社: 一度に全部回るツアー、ゆとりある行程
- 読売旅行: 一国参り(県ごと巡拝)、公認先達同行
- クラブツーリズム: 2025年秋出発、東海・関西発
- 西遊旅行: 12日間45.8万円、定員7名少人数ツアー
各社とも礼拝マナーを教えてくれる添乗員同行のため、初めての方でも安心して参加できます。料金・日数・出発地を比較し、自分に合ったツアーを選びましょう。
(2) 地元専門ツアーの特徴
四国地元の専門ツアーは、地域に精通したガイドが案内する点が特徴です。
地元ならではのきめ細やかなサービスや、分割巡拝のサポートが充実している場合が多いため、複数回に分けて巡礼したい方におすすめです。
初心者向けの巡礼マナーと準備
初めて四国八十八ヶ所巡礼に挑戦する場合、礼拝マナーや準備が重要です。以下では、初心者向けのポイントを解説します。
(1) 礼拝マナー(納経・お参りの手順)
各札所では、納経(写経や納札を納め、御朱印をいただく)が基本です。礼拝マナーを知らずに巡ると失礼にあたるため、事前学習または添乗員同行ツアーの利用をおすすめします(四国観光機構)。
バスツアーなら添乗員が礼拝マナーを教えてくれるため、初めての方でも安心です。
(2) 必要な準備・用品
第1番札所霊山寺でお遍路用品セット(白衣・金剛杖・納経帳等)を販売しており、そこから始めると便利です(じゃらんニュース)。
徒歩巡礼の場合、歩きやすい靴・雨具・着替え等の準備も必要です。詳細は四国観光機構の公式サイトで確認することをおすすめします。
(3) ベストシーズンと時期選び
春(桜の季節)が暑くも寒くもなく最適です(四国観光機構)。夏は暑く熱中症リスク、冬は寒く山間部で積雪の可能性があるため、時期選びが重要です。
ただし、春は混雑する場合もあるため、ゆっくり巡礼したい方は秋もおすすめです。2025年版ツアーは秋出発分の予約が開始されているため、早めの計画をおすすめします。
まとめ:状況別のおすすめプラン
四国八十八ヶ所ツアーは、バスツアー(10-13日間)、タクシー巡礼(11-12日間)、徒歩(40-50日間)から選べます。初心者はバスツアーがおすすめで、添乗員が礼拝マナーを教え、公認先達が同行するため安心して巡礼できます。
費用は一周バスツアー45.8万円(少人数)、県別1泊2日4.3万~4.6万円、徒歩総額40-50万円が目安です。旅行会社により料金・日数が大きく異なるため、複数社の比較が必須です。
春(桜の季節)がベストシーズンですが、夏は暑く冬は寒いため、時期選びが重要です。区切り打ち(分割巡拝)なら県ごとに分けて年4-16回で完結可能で、体力・時間に制約がある方にもおすすめです。
旅行会社や四国観光機構の公式サイトで最新情報を確認しながら、自分に合ったプランを立てましょう。
