札幌市内観光の完全ガイド|定番から穴場まで35スポット+モデルコース

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/11/30

札幌市内観光の魅力|なぜ多くの旅行者が訪れるのか

札幌市内への観光を計画する際、「どこを回ればいいのか」「何日必要か」と悩む方は少なくありません。

この記事では、札幌市内の観光スポット、エリア別の見どころ、モデルコース、交通手段、費用の目安を、札幌市観光統計北海道観光振興機構の公式情報を元に解説します。

初めて札幌を訪れる方でも、効率的に観光地を回れるようになります。

この記事のポイント

  • 札幌市の公式統計によると、2024年度の来札観光客数は約1,526万人(前年度比4.9%増)、総観光消費額は過去最高の約6,941億円
  • 市内中心部(大通公園・時計台・赤れんが庁舎・テレビ塔)は半日で回れる。1-2日あれば郊外スポットも含めて充実した観光が可能
  • 地下鉄3路線(南北線・東豊線・東西線)が充実し、週末は「ドニチカキップ」(520円で乗り放題)がお得
  • 1泊2日で1人2-3万円が目安(宿泊費・食事代・交通費・入場料含む)

(1) 札幌観光の統計データ|観光客数と消費額の推移

札幌市の公式統計によると、2024年度の来札観光客数は約1,526万人(前年度比4.9%増)、外国人宿泊者数は約218万人(前年度比35.2%増)、総観光消費額は過去最高の約6,941億円(前年度比41.1%増)となっています。

札幌は北海道最大の都市でありながら、自然と都市の融合が魅力です。特にさっぽろ雪まつり(2月)やYOSAKOIソーラン祭り(6月)、大通ビアガーデン(7-8月)など、四季折々のイベントが人気です。

(2) 札幌観光の強み|都市と自然の融合・グルメの宝庫

札幌観光の強みは、以下の3点に集約されます。

  • 都市と自然の融合: 大通公園や円山、藻岩山など、市内中心部から30分以内で自然を楽しめる
  • グルメの宝庫: 味噌ラーメン、スープカレー、ジンギスカン、海鮮丼、白い恋人など、北海道名物が集結
  • 公共交通機関の充実: 地下鉄3路線、市電、バスが整備され、車なしでも主要スポットへアクセス可能

札幌市内観光の基礎知識|エリア区分と交通手段

札幌市内の観光を効率的に回るには、エリア区分と交通手段を理解することが重要です。

(1) 札幌市内の主要エリア|中央区・北区・南区・東区・白石区

札幌市内は以下のエリアに分類されます。

エリア 主要スポット 特徴
中央区(中心部) 大通公園、時計台、赤れんが庁舎、テレビ塔、すすきの、二条市場 観光の中心地。徒歩圏内で主要スポットを回れる
中央区(円山) 円山動物園、北海道神宮、円山公園 自然と歴史を楽しめる。地下鉄東西線で約15分
北区 北海道大学、札幌ビール博物館 学術と産業の歴史を感じる。地下鉄南北線で約10分
南区 藻岩山、定山渓温泉 絶景と温泉。市内中心部から車・バスで30-60分
豊平区 羊ヶ丘展望台 「少年よ、大志を抱け」のクラーク像。地下鉄+バスで約40分

(2) 市内交通手段|地下鉄・市電・バス・ドニチカキップ

札幌市内の移動は地下鉄が最も便利です。北海道唯一の地下鉄で、3路線(南北線・東豊線・東西線)が大通駅を中心に運行しています。

交通手段の比較

交通手段 料金目安 メリット デメリット
地下鉄 1回210円~ 時間通り、主要スポットにアクセス良好 郊外には行けない
ドニチカキップ 520円(土日祝) 地下鉄乗り放題(3回以上乗るなら元が取れる) 平日は使えない
市電 1回200円 すすきの~西4丁目を循環 路線が限定的
バス 1回210円~ 郊外スポットへアクセス可能 時間がかかる場合がある

週末に観光する方は、「ドニチカキップ」(520円で地下鉄全線乗り放題)を活用すると交通費を節約できます。

(3) ベストシーズン|雪まつり・夏のイベント・紅葉・ライラック

札幌観光のベストシーズンは、以下の通りです。

季節 時期 イベント・見どころ 混雑度
2月 さっぽろ雪まつり 非常に混雑
4-5月 桜、ライラック やや混雑
6-8月 YOSAKOIソーラン祭り、大通ビアガーデン やや混雑
9-10月 紅葉 空いている

夏(6-8月)は涼しく快適で、冬(2月)は雪まつり開催で最も賑わいます。秋(9-10月)は紅葉が楽しめる上に混雑せず、宿泊費も2-3割安くなる傾向があります。

エリア別・札幌市内のおすすめ観光スポット35選

札幌市内の観光スポットをエリア別に紹介します。

(1) 中心部エリア|大通公園・時計台・赤れんが庁舎・テレビ塔

中心部エリアは、札幌観光の起点です。徒歩圏内で主要スポットを回れます。

大通公園

札幌市の中心を東西に貫く約1.5kmの公園。さっぽろ雪まつり、YOSAKOIソーラン祭り、大通ビアガーデンなど、年間を通じてイベントが開催されます。

時計台

札幌市時計台(旧札幌農学校演武場)は、1878年建設の歴史的建造物。札幌のシンボル的存在で、内部見学も可能です(入場料200円)。

赤れんが庁舎

北海道庁旧本庁舎の通称。赤レンガ造りの歴史的建造物で、2025年7月25日にリニューアルオープン予定です。

札幌テレビ塔

大通公園の東端に立つ高さ147.2mのテレビ塔。展望台(地上90m)からは、大通公園や石狩平野を一望できます(入場料1,000円)。

(2) すすきの・二条市場エリア|すすきの・二条市場・AOAO SAPPORO

すすきの

北海道最大の歓楽街。飲食店が集中し、味噌ラーメン、スープカレー、ジンギスカンなど、北海道名物を味わえます。元祖さっぽろラーメン横丁も人気です。

二条市場

明治初期から続く歴史ある市場。新鮮な海鮮丼や海産物の購入が可能です。札幌駅・大通駅・すすきの駅から徒歩圏内で、朝から営業しています。

AOAO SAPPORO

2023年夏オープンの都市型水族館。狸小路商店街内にあり、夜22時まで営業。全フロア飲食可能でお酒も楽しめます。

(3) 円山・北大エリア|円山動物園・北海道神宮・北海道大学

円山動物園

札幌市内で最も人気の動物園。2024年に「オランウータンとボルネオの森」が新規オープンしました。地下鉄東西線円山公園駅から徒歩15分(入場料800円)。

北海道神宮

円山公園内に鎮座する北海道の総鎮守。初詣や例大祭(札幌まつり、6月)には多くの参拝者が訪れます。四季折々の自然も楽しめます。

北海道大学

キャンパス内は一般開放され、ポプラ並木やイチョウ並木が有名です。札幌駅から徒歩10分でアクセス可能。秋の紅葉が特に人気です。

(4) 郊外エリア|羊ヶ丘展望台・モエレ沼公園・藻岩山・札幌国際スキー場

羊ヶ丘展望台

「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士像がある展望台。石狩平野を一望でき、羊が放牧されています(入場料600円)。地下鉄+バスで約40分。

モエレ沼公園

彫刻家イサム・ノグチが設計した公園。ガラスのピラミッド「HIDAMARI」や人工山「モエレ山」があります。地下鉄+バスで約30分。

藻岩山

標高531mの山。山頂展望台からは札幌市街を360度見渡せます。夜景が特に人気で、「日本新三大夜景」の一つです。ロープウェイ+ミニケーブルカーで山頂へ(往復2,100円)。

札幌国際スキー場

市内中心部から車で約60分。冬季(11月~5月)は初心者から上級者まで楽しめるスキー場として人気です。

テーマ別おすすめ観光|グルメ・自然・歴史・ショッピング

テーマ別に札幌市内の観光スポットを紹介します。

(1) グルメスポット|味噌ラーメン・スープカレー・ジンギスカン・海鮮丼

札幌はグルメの宝庫です。以下が代表的な名物です。

グルメ 説明 おすすめスポット
味噌ラーメン 札幌発祥の味噌味ラーメン 元祖さっぽろラーメン横丁、すすきの
スープカレー 北海道名物のカレー料理 すすきの、大通周辺
ジンギスカン 羊肉料理(専用鍋で焼く) すすきの、中心部の専門店
海鮮丼 新鮮な海鮮を使った丼 二条市場、場外市場
白い恋人 札幌土産の定番 白い恋人パーク(製造工程見学可能)

人気飲食店は行列ができることが多く、特にラーメン店は開店直後や昼食時に混雑します。

(2) 自然・絶景スポット|大通公園・藻岩山展望台・モエレ沼公園

札幌市内は、都市でありながら自然を身近に感じられます。

  • 大通公園: 季節の花々やイベントを楽しめる都市公園
  • 藻岩山展望台: 「日本新三大夜景」の一つ。360度のパノラマビュー
  • モエレ沼公園: イサム・ノグチ設計のアート公園。ピクニックやサイクリングに最適
  • 円山公園: 桜と紅葉の名所。北海道神宮の参拝と合わせて訪れる人が多い

(3) 歴史・文化スポット|時計台・赤れんが庁舎・北海道開拓の村

札幌の歴史と文化を学べるスポットです。

  • 時計台: 1878年建設の歴史的建造物。札幌のシンボル
  • 赤れんが庁舎: 2025年7月リニューアルオープン予定。北海道の歴史を展示
  • 北海道開拓の村: 明治・大正期の建造物を移築・復元した野外博物館(入場料800円)

(4) ショッピング・体験スポット|狸小路商店街・札幌ビール博物館・白い恋人パーク

札幌のショッピングや体験型観光も人気です。

  • 狸小路商店街: 全長約900mの屋根付きアーケード。お土産や飲食店が集中
  • 札幌ビール博物館: 無料見学コースとプレミアムツアー(有料・要予約)。限定ビールの試飲やジンギスカンも楽しめる
  • 白い恋人パーク: 製造工程見学、手作り体験、お菓子のミュージアム(入場料800円)

札幌観光を成功させる実践ノウハウ|モデルコース・費用・混雑回避

札幌観光を効率的に回るための実践ノウハウを紹介します。

(1) 半日モデルコース|大通公園→時計台→赤れんが→テレビ塔

半日で市内中心部の主要スポットを回るコースです。

時間 スポット 所要時間 アクセス
10:00 大通公園 30分 地下鉄大通駅
10:30 時計台 30分 徒歩5分
11:00 赤れんが庁舎 30分 徒歩10分
11:30 札幌テレビ塔 40分 徒歩10分
12:10 二条市場(昼食) 60分 徒歩10分
13:10 すすきの(観光) 30分 徒歩5分

合計所要時間: 約3時間10分(移動時間含む)

(2) 1泊2日モデルコース|市内中心部+円山動物園+すすきの

1泊2日で市内中心部と郊外スポットを回るコースです。

1日目:

  • 10:00 札幌駅到着 → 大通公園・時計台・赤れんが庁舎
  • 12:00 二条市場で海鮮丼(昼食)
  • 13:30 円山動物園(地下鉄東西線で約15分)
  • 16:00 北海道神宮(徒歩15分)
  • 18:00 すすきのでジンギスカン(夕食)

2日目:

  • 9:00 北海道大学(札幌駅から徒歩10分)
  • 11:00 札幌ビール博物館
  • 12:30 すすきので味噌ラーメン(昼食)
  • 14:00 狸小路商店街でお土産購入
  • 16:00 札幌駅出発

(3) 観光費用の目安|交通費・食事代・入場料の内訳

札幌観光(1泊2日)の費用は、以下のように分類されます。

項目 内容 目安額
交通費 地下鉄・バス 1,500円
宿泊費 ビジネスホテル1泊 8,000円
食事代 朝・昼・夕(2日分) 8,000円
観光施設 入場料・拝観料 3,000円
雑費 お土産等 2,000円
合計 22,500円

(出典: じゃらんリサーチセンターの調査を元に作成)

週末に地下鉄の「ドニチカキップ」(520円で乗り放題)を活用すると、交通費を節約できます。

(4) 混雑を避けるコツ|シーズン別の注意点と事前予約の必要性

札幌観光の混雑を避けるコツは、以下の通りです。

  • オフシーズン旅行: 5-6月・9月は混雑せず、宿泊費も2-3割安い
  • 平日訪問: 土日祝日は観光客が多く、特に円山動物園や白い恋人パークは混雑
  • 事前予約: 札幌ビール博物館のプレミアムツアーや人気レストランは事前予約を推奨
  • 早朝訪問: 二条市場や時計台は朝早い時間帯が空いている

冬季(11月~3月)は積雪・路面凍結があり、滑りにくい靴や防寒対策が必須です。

まとめ|状況別おすすめプランと次のステップ

札幌市内観光は、大通公園・時計台・赤れんが庁舎・テレビ塔を中心に、半日で主要スポットを回れます。1-2日あれば郊外スポット(円山動物園・羊ヶ丘展望台・藻岩山等)も含めて充実した観光が可能です。

地下鉄3路線(南北線・東豊線・東西線)が充実し、週末は「ドニチカキップ」(520円で乗り放題)を活用すると交通費を節約できます。1泊2日で1人2-3万円が目安(宿泊費・食事代・交通費・入場料含む)です。

状況別おすすめプラン:

  • 初めての札幌: 半日コース(大通公園→時計台→赤れんが→テレビ塔→二条市場)
  • 1泊2日: 市内中心部+円山動物園+すすきの
  • グルメ重視: 二条市場(海鮮丼)→すすきの(ジンギスカン・ラーメン)
  • 自然重視: 円山公園→モエレ沼公園→藻岩山展望台

料金・営業時間は変更される場合があるため、訪問前に札幌市観光協会や各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。札幌の魅力を存分に楽しみましょう。

よくある質問

Q1札幌市内観光にかかる時間はどれくらいですか?

A1半日で市内中心部の主要スポット(大通公園・時計台・赤れんが庁舎・テレビ塔)を回れます。1-2日あれば郊外スポット(円山動物園・羊ヶ丘展望台・藻岩山等)も含めて充実した観光が可能です。公共交通機関でのアクセスも良好なため、車がなくても効率的に観光できます。詳細は札幌市観光協会の公式サイトでご確認ください。

Q2札幌観光のベストシーズンはいつですか?

A2夏(6-8月)は涼しく快適で、冬(2月)はさっぽろ雪まつり開催で最も賑わいます。秋(9-10月)は紅葉が楽しめる上に混雑せず、宿泊費も2-3割安くなる傾向があります。春(4-5月)は桜とライラックが楽しめます。四季折々の楽しみ方があるため、目的に応じてシーズンを選ぶことをおすすめします。

Q3札幌市内観光の費用はどれくらいかかりますか?

A31泊2日で1人2-3万円が目安です(宿泊費・食事代・交通費・入場料含む)。週末に地下鉄の「ドニチカキップ」(520円で乗り放題)を活用すると、交通費を節約できます。オフシーズン(5-6月・9月)に旅行すると、宿泊費が2-3割安くなる場合があります。詳細な予算計画はじゃらんリサーチセンターの調査データが参考になります。

Q4車がなくても札幌観光はできますか?

A4可能です。札幌市内は地下鉄3路線(南北線・東豊線・東西線)、市電、バスが充実し、主要スポットは公共交通機関でアクセスできます。郊外スポット(羊ヶ丘展望台、モエレ沼公園等)へは観光バスやタクシーも利用可能です。週末は「ドニチカキップ」(520円で地下鉄乗り放題)がお得です。

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Tripfolio編集部

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