ラッフルズホテルの特徴・宿泊プラン・歴史まとめ

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/9

なぜラッフルズホテルが注目されるのか

シンガポール旅行を計画する際、「どのホテルに泊まればいいのか」「高級ホテルの特徴は何か」と悩む方は少なくありません。

この記事では、1887年創業の歴史あるラッフルズホテルの特徴、客室タイプ、サービス、アクセス方法を、シンガポール政府観光局の公式情報を元に解説します。

高級ホテルでの宿泊を検討している方や、シンガポールの歴史的建造物に興味がある方にとって、選択肢の一つとして参考になります。

この記事のポイント

  • ラッフルズホテルは1887年創業、シンガポール国の歴史的建造物に指定された高級ホテル
  • 全115室がスイートルームでバトラーサービス付き(1泊数万円〜)
  • シンガポールスリング発祥の地「ロングバー」は宿泊しなくても利用可能
  • MRTエスプラネード駅から徒歩約2分と交通アクセスが良い
  • 2028年には日本初の「ラッフルズ東京」が開業予定

ラッフルズホテルの歴史と特徴

(1) 1887年創業の歴史(サーキーズ兄弟)

ラッフルズホテルは1887年、サーキーズ兄弟によって創業されました。Visit Singaporeによると、シンガポール植民地時代の面影を残す代表的な建築物として、現在は国の歴史的建造物に指定されています。

ホテル名は、シンガポールの創設者であるスタンフォード・ラッフルズ卿にちなんで名付けられました。創業当初は10室程度の小規模なホテルでしたが、その後の拡張により現在の規模に至っています。

(2) コロニアル建築・ネオ・ルネサンス様式

建築様式はコロニアル建築とネオ・ルネサンス様式を組み合わせたものです。高い天井、広いベランダ、白亜の外観が特徴で、イギリス植民地時代の優雅な雰囲気を今に伝えています。

2019年に大規模なリニューアルが実施され、歴史的外観を保ちながらも客室設備はモダンにアップグレードされました。公式サイトによると、スイート数は103室から115室に増加し、モバイルチェックインも導入されています。

(3) 著名な宿泊客(チャップリン、エリザベス2世等)

Wikipediaによると、ラッフルズホテルには多くの著名人が宿泊してきました。

  • チャーリー・チャップリン: 映画俳優
  • エリザベス2世: イギリス女王
  • ラドヤード・キップリング: ノーベル文学賞受賞作家
  • マイケル・ジャクソン: 世界的なポップシンガー

これらの著名人が選んだホテルとして、世界的に高い評価を受けています。2024年度「世界のベストホテル50」では第6位に選出されました。

客室タイプと施設の特徴

(1) 全室スイートルーム(115室)

ラッフルズホテルの最大の特徴は、全115室がスイートルームという点です。一般的な「スタンダードルーム」は存在せず、最も小さな客室でも広さ70㎡以上を確保しています。

全室に専属バトラーが配置され、滞在中のあらゆるリクエストに対応します。チェックイン時にはシンガポールスリングがウェルカムドリンクとして提供されるのも伝統の一つです。

(2) 客室の選び方(ラッフルズインクスイート〜プレジデンシャルスイート)

客室は大きく以下のカテゴリーに分かれます。

客室タイプ 広さ目安 特徴 料金目安(1泊)
ラッフルズインクスイート 70㎡〜 最もスタンダードなスイート 数万円〜
パームコートスイート 90㎡〜 パティオ(中庭)付き 十数万円〜
プレジデンシャルスイート 300㎡以上 最上級スイート、専用プール 約100万円

※料金は日程・シーズン・為替レートにより変動します(2025年執筆時点)。詳細は公式サイトや予約サイトでご確認ください。

(3) 2019年リニューアルの変更点

2019年の大規模改装では、以下の点が変更されました。

  • スイート数の増加: 103室 → 115室
  • モバイルチェックイン導入: スマートフォンでチェックイン手続き可能
  • 設備のアップグレード: Wi-Fi高速化、最新のバスルーム設備
  • バトラーサービスの維持: 全室バトラー付きは継続

歴史的建造物としての外観を守りながら、現代の快適さを両立させた改装となっています。

サービス・アメニティとレストラン・バー

(1) バトラーサービスの特徴

バトラーサービスとは、宿泊客一人ひとりに専属の執事がつき、滞在中のあらゆるリクエストに対応するサービスです。

具体的には以下のようなサービスが含まれます。

  • 荷解き・荷造りの手伝い
  • レストラン予約・ツアー手配
  • 衣類のアイロンがけ
  • ウェルカムドリンクの提供

チェックインは15時から。タクシーでエントランスに到着すると白いターバンを巻いたシーク教のドアマンが出迎えてくれます。

(2) ロングバー(シンガポールスリング発祥)

ロングバーは、1915年にシンガポールスリングが考案された歴史的なバーです。MERLION CHANNELによると、宿泊しなくても利用可能で、カクテル1杯から体験できます。

シンガポールスリングとは: ジンベースのカクテルで、パイナップルジュース、ライムジュース、チェリーブランデーなどを混ぜた、シンガポールを代表する名物ドリンクです。

ロングバーでは床にピーナッツの殻を落とす伝統があり、独特の雰囲気を楽しめます。

(3) アフタヌーンティー・レストラン

ラッフルズホテルでは英国式アフタヌーンティーも提供されています。紅茶とともにスコーン、サンドイッチ、ケーキなどを楽しむ午後のお茶の習慣で、ロビーラウンジで体験可能です。

レストランはフレンチ、中華、日本料理など多岐にわたりますが、宿泊客以外も利用できる場合があります。詳細は公式サイトで最新情報をご確認ください。

アクセス・周辺観光スポット

(1) 駅からのアクセス(エスプラネード駅・シティホール駅)

ラッフルズホテルは2駅3路線が利用可能で、交通アクセスが非常に良い立地です。

最寄駅 路線 徒歩時間
エスプラネード駅 サークルライン 約2分
シティホール駅 ノース・サウスライン、イースト・ウエストライン 約5分

周辺には以下の観光スポットがあります。

  • マーライオンパーク: 徒歩約10分
  • エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ: 徒歩約5分
  • チャイムス: 徒歩約3分

(2) チャンギ空港からのアクセス

チャンギ空港からのアクセスは以下の2つが主流です。

  • タクシー: 約20〜30分、料金は30〜40シンガポールドル程度
  • MRT: 約1時間、料金は2〜3シンガポールドル

タクシーはホテルのエントランスまで直接行けるため、荷物が多い場合や夜間到着の場合におすすめです。

(3) ラッフルズ東京(2028年開業予定)

トラベルボイスによると、2028年には日本初の「ラッフルズ東京」が東京・港区に開業予定です。

  • 場所: 世界貿易センタービル建替えプロジェクト(浜松町駅直結)
  • 客室数: 全130室(全室バトラー付きスイート)
  • 開業予定: 2028年

日本国内でもラッフルズブランドのサービスを体験できるようになる見込みです。

まとめ:状況別のおすすめポイント

ラッフルズホテルは1887年創業、シンガポールを代表する歴史的な高級ホテルです。全115室がバトラー付きスイートで、宿泊費は最安でも1泊数万円〜と高額ですが、コロニアル建築の優雅な雰囲気とシンガポールスリング発祥の地という歴史的価値を体験できます。

宿泊しなくてもロングバーやアフタヌーンティーは利用可能なため、予算に応じた楽しみ方を選べます。MRTエスプラネード駅から徒歩約2分と交通アクセスも良く、マーライオンパークなど主要観光地も徒歩圏内です。

こんな人におすすめ:

  • 歴史的建造物に興味がある方: コロニアル建築の雰囲気を体験したい
  • 高級ホテル体験を重視: バトラーサービス付きスイートで特別な滞在をしたい
  • シンガポール観光の拠点: 主要観光地へのアクセスが良い立地を選びたい

宿泊料金はシーズン・客室タイプにより変動するため、公式サイトや楽天トラベル等の予約サイトで最新情報を確認し、早期予約割引を活用することをおすすめします。

よくある質問

Q1ラッフルズホテルの料金相場は?

A1客室タイプにより大きく異なります。最もスタンダードなラッフルズインクスイートは1泊数万円〜、パームコートスイートは十数万円〜、最上級のプレジデンシャルスイートは約100万円が目安です。ただし、客室料金とは別にサービス料10%、消費税9%(2024年改定)が加算されるため、表示価格より高くなる点に注意してください。詳細は公式サイトや予約サイトでご確認ください。

Q2宿泊せずに見学はできる?

A2ロビーやショッピングアーケード、ロングバーは宿泊客以外も利用可能です。シンガポールスリング発祥の地であるロングバーでカクテルを楽しんだり、アフタヌーンティーを体験したりできます。ただし、客室フロアや庭園は宿泊者限定エリアとなっています。詳細は公式サイトでご確認ください。

Q3チャンギ空港からのアクセスは?

A3チャンギ空港からはタクシーで約20〜30分、料金は30〜40シンガポールドル程度です。MRTを利用する場合は約1時間、料金は2〜3シンガポールドルですが、乗り換えが必要です。ホテルの最寄駅はMRTエスプラネード駅(徒歩約2分)またはシティホール駅(徒歩約5分)です。荷物が多い場合や夜間到着の場合はタクシーをおすすめします。

Q4どんな有名人が泊まった?

A4チャーリー・チャップリン、エリザベス2世、ラドヤード・キップリング、マイケル・ジャクソンなど、多くの著名人が宿泊してきました。1887年創業以来、世界中のセレブリティや王族に愛されるホテルとして知られています。2024年度「世界のベストホテル50」では第6位に選出され、現在も高い評価を維持しています。

Q52019年の改装で何が変わった?

A52019年の大規模リニューアルでは、スイート数が103室から115室に増加し、モバイルチェックインが導入されました。また、Wi-Fi高速化や最新のバスルーム設備など、モダンな設備にアップグレードされています。ただし、全室バトラーサービス付きという伝統は維持され、歴史的建造物としての外観も保たれています。

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Tripfolio編集部

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