清里高原が観光地として注目される理由
山梨県北杜市の清里高原は、八ヶ岳南麓に位置する標高1,200~1,900mの高原リゾート地です。新宿から特急で約2時間でアクセスでき、夏の避暑、秋の紅葉、冬のスキーと四季折々の魅力があります。限られた日程で効率的に回るには、季節ごとの楽しみ方と主要スポットを理解することが重要です。
この記事では、清里の観光スポット、季節別の楽しみ方、所要時間、アクセス方法、モデルコースを、NPO法人清里観光振興会の情報を元に解説します。
初めて清里を訪れる方でも、目的に合わせて観光地を選び、効率的に回れるようになります。
この記事のポイント
- 清里高原は標高1,200~1,900mの高原リゾート、新宿から特急で約2時間でアクセス可能
- 主要スポットは清里テラス(絶景)、清泉寮(グルメ・宿泊)、萌木の村(ショッピング)の三大スポット
- 「清里ピクニックバス」で車なしでも主要観光スポットを効率的に巡れる
- 所要時間は日帰りなら4〜6時間、1泊2日で主要スポットを余裕を持って巡れる
- 夏の避暑(7〜8月)、秋の紅葉(10〜11月)が人気だが、春の新緑・冬のスキー・雪景色も魅力
清里観光の基礎知識
清里観光を楽しむには、高原リゾートならではの気候とアクセス方法を理解することが重要です。
(1) 標高1,200〜1,900mの高原リゾート
清里高原は標高が高く、夏でも朝晩は冷え込みます。快適に観光するには、季節に応じた服装が必要です。
気候の特徴:
- 夏(7〜8月): 日中25℃前後、朝晩15℃前後で涼しい避暑地
- 秋(10〜11月): 紅葉シーズン、朝晩は5℃以下に冷え込むことも
- 冬(12〜3月): 積雪・路面凍結の可能性あり、スタッドレスタイヤまたは冬用装備が必要
- 春(4〜6月): 新緑シーズン、朝晩は冷え込むため羽織るものが必須
服装のポイント: 夏でも朝晩は冷え込むため、羽織るものの持参が必須です。特に春・秋は防寒対策が重要です。
(2) アクセス方法(電車・車・ピクニックバス)
清里観光は、電車と「清里ピクニックバス」を活用すれば、車なしでも主要スポットを巡れます。
電車でのアクセス:
- 新宿駅から特急あずさで約2時間、小淵沢駅で小海線に乗り換え、清里駅まで約10分
- 運賃: 新宿駅~清里駅 片道約4,500円前後(執筆時点、最新情報はJR東日本公式サイトでご確認ください)
車でのアクセス:
- 東京方面から中央自動車道経由、小淵沢ICから約15km(約20分)
- 名古屋方面から中央自動車道経由、長坂ICから約10km(約15分)
清里ピクニックバス:
- 清里駅周辺の主要観光スポットを巡る周遊バス(土日祝日運行、執筆時点)
- ルート: 清里駅 → 清泉寮 → 萌木の村 → サンメドウズ清里等を巡回
- 料金: 1日乗車券1,000円前後(執筆時点、詳細は清里観光振興会公式サイトでご確認ください)
主要観光スポット
清里の主要スポットは、絶景・グルメ・ショッピング・自然の4つのテーマに分類されます。それぞれの魅力と所要時間を確認しましょう。
(1) 清里テラス(標高1,900mの絶景)
清里テラスは、サンメドウズ清里の山頂(標高1,900m)に位置する絶景テラスです。パノラマリフトで約10分、富士山・南アルプス・野辺山高原を一望できます。
見どころ:
- 標高1,900mからの富士山・南アルプス・八ヶ岳の大パノラマ
- プレミアムシート・ソファ席で絶景を楽しみながらカフェタイム
- 清里テラスカフェで高原スイーツ・ドリンク
所要時間: 約1〜2時間(リフト往復約20分、テラス滞在約40〜100分)
営業期間: グリーン期間(4月下旬~11月上旬、執筆時点)。冬季(12月~3月)はスキー場として営業
注意点: 天候により営業時間が変更される場合があるため、訪問前にサンメドウズ清里公式サイトで確認をおすすめします。
(2) 清泉寮(グルメ・宿泊・体験)
清泉寮(せいせんりょう)は、清里のシンボル的観光スポットです。宿泊施設・レストラン・体験プログラム・ジャージーソフトクリームが有名です。
見どころ:
- ジャージーソフトクリーム(清里観光の定番グルメ、2024年からプレミアム版も登場)
- レストラン・カフェで地元食材を使った料理
- 宿泊施設(本館・新館)
- 自然体験プログラム(ハイキング、星空観察等)
所要時間: 約1〜2時間(ソフトクリーム購入・カフェ利用のみ)、宿泊の場合は1泊
ジャージーソフトクリームの特徴: オーガニックジャージー牛乳使用、濃厚でさっぱりとした後味。2024年から「プレミアムソフトクリーム」(オーガニックジャージー牛乳3倍使用、有機砂糖使用)も登場しました(楽天トラベルより)。
(3) 萌木の村(ショッピング・レストラン)
萌木の村(もえぎのむら)は、森の中のログハウス風複合観光施設です。レストラン・カフェ・ショップ・オルゴール博物館等を併設しています。
見どころ:
- ROCKレストラン(ビール醸造所併設、地ビールと洋食)
- カフェ・ショップ(雑貨・アクセサリー・地元特産品)
- 萌木の村オルゴール博物館(ホール・オブ・ホールズ)
- 森の中の散策路
所要時間: 約1〜2時間(ショップ散策・カフェ利用)、レストランでの食事を含めると約2〜3時間
(4) 自然スポット(吐竜の滝・美し森等)
清里には、八ヶ岳の自然を楽しめる自然スポットもあります。
吐竜の滝(どりゅうのたき):
吐竜の滝は、川俣川渓谷にある名瀑です。清里駅から車で約10分、ハイキングコースとして人気です。
- 見どころ: 複数の滝が連なる渓谷美、新緑・紅葉シーズンが特におすすめ
- 所要時間: 駐車場から往復約30〜60分(ハイキング)
- アクセス: 清里駅から車で約10分、または清里ピクニックバス「吐竜の滝入口」下車、徒歩約15分
美し森(うつくしもり):
美し森は、標高1,542mの展望台です。清里駅から車で約10分、360度のパノラマビューが楽しめます。
- 見どころ: 富士山・南アルプス・八ヶ岳の大パノラマ、つつじ(6月)、紅葉(10〜11月)
- 所要時間: 駐車場から展望台まで徒歩約15分、往復約30〜45分
八ヶ岳高原橋:
八ヶ岳高原橋(やつがたけこうげんばし)は、紅葉の名所です。11月には山々が赤・黄に染まる絶景スポットです。
- 見どころ: 橋の上からの紅葉パノラマ、標高約1,375m
- 所要時間: 約15〜30分(撮影・散策)
- アクセス: 清里駅から車で約5分
季節別の楽しみ方
清里は四季折々の魅力があり、訪れる時期により異なる楽しみ方ができます。
(1) 春・夏(新緑・避暑・アクティビティ)
春(4〜6月):
- 新緑の八ヶ岳ハイキング
- つつじ(美し森、6月)
- 清泉寮で自然体験プログラム
夏(7〜8月):
- 避暑地として最適(日中25℃前後、朝晩15℃前後)
- 清里テラスで絶景カフェタイム
- サンメドウズ清里でアスレチック・アクティビティ
- 清泉寮のジャージーソフトクリーム
夏の注意点: GW・夏休み期間(7月下旬~8月)は混雑するため、平日または午前中の訪問がおすすめです。夏でも朝晩は冷え込むため、羽織るものの持参が必須です。
(2) 秋・冬(紅葉・スキー・雪景色)
秋(10〜11月):
- 紅葉シーズン(八ヶ岳高原橋、吐竜の滝、美し森)
- 清里テラスで紅葉パノラマ
- 清泉寮で収穫体験
冬(12〜3月):
- サンメドウズ清里でスキー・スノーボード
- 雪景色の八ヶ岳絶景
- 温泉(小淵沢温泉、車で約15分)
冬の注意点: 積雪・路面凍結の可能性があり、スタッドレスタイヤまたは冬用装備が必要です。清里テラスは冬季(12月~3月)は営業を休止し、スキー場として営業します(執筆時点)。
モデルコースと所要時間
清里観光は、日帰りまたは1泊2日のモデルコースがおすすめです。
日帰りコース(4〜6時間):
時間が限られている場合は、清里テラス・清泉寮・萌木の村の三大スポットに絞るのが効率的です。
ルート例:
- 新宿駅から特急あずさで小淵沢駅、小海線で清里駅へ(約2時間)
- 清里ピクニックバスまたはレンタカーで移動
- 清里テラス(約1〜2時間)
- 清泉寮でジャージーソフトクリーム(約30〜60分)
- 萌木の村でランチ・ショッピング(約1〜2時間)
- 清里駅へ戻る
- 清里駅から小淵沢駅経由で新宿駅へ(約2時間)
所要時間: 約4〜6時間(清里滞在時間)、移動時間は往復約4時間
1泊2日コース:
1泊2日あれば、主要スポットと自然スポットを余裕を持って巡れます。
1日目:
- 新宿駅から特急あずさで小淵沢駅、小海線で清里駅へ(約2時間)
- 清里テラス(約1〜2時間)
- 清泉寮でランチ・ジャージーソフトクリーム(約1〜2時間)
- 萌木の村でショッピング・カフェ(約1〜2時間)
- 清里または小淵沢の宿泊施設にチェックイン
2日目:
- 吐竜の滝ハイキング(約1〜2時間)
- 美し森または八ヶ岳高原橋で絶景散策(約30〜60分)
- 清里駅から小淵沢駅経由で新宿駅へ(約2時間)
ポイント: 1泊2日なら、清泉寮で宿泊すると自然体験プログラム(星空観察等)も楽しめます。八ヶ岳周遊(野辺山高原、小淵沢温泉等)を含める場合は2泊3日がおすすめです。
まとめ:目的別おすすめプラン
清里観光は、清里テラス(絶景)、清泉寮(グルメ・宿泊)、萌木の村(ショッピング)の三大スポットを中心に回るのが定番です。日帰りなら4〜6時間、1泊2日で主要スポットと自然スポットを余裕を持って巡れます。
「清里ピクニックバス」を活用すれば、車なしでも効率的に主要スポットを巡れます(土日祝日運行、執筆時点)。車でのアクセスなら、吐竜の滝や美し森などの自然スポットも含めたドライブ観光が楽しめます。
夏の避暑(7〜8月)、秋の紅葉(10〜11月)が人気ですが、春の新緑、冬のスキー・雪景色と、四季折々の魅力があります。清里高原は標高が高く、夏でも朝晩は冷え込むため、羽織るものの持参が必須です。冬季(12月~3月)は積雪・路面凍結の可能性があり、スタッドレスタイヤまたは冬用装備が必要です。
訪問前にNPO法人清里観光振興会で最新情報をご確認ください。
