兵庫県観光完全ガイド|エリア別おすすめスポット・モデルコース・アクセス

著者: Tripfolio編集部公開日: 2026/1/4

なぜ兵庫県が多様な観光体験を提供できるのか

兵庫県への観光を検討する際、「どのエリアを優先すべきか」「どれくらいの日数が必要か」と悩む方は少なくありません。

この記事では、兵庫県の主要観光地をエリア別に紹介し、モデルコース・アクセス方法・費用の目安を、兵庫県観光公式サイト HYOGO!ナビ観光庁の情報を元に解説します。

初めて兵庫県を訪れる方でも、自分に合ったプランを選べるようになります。

この記事のポイント

  • 兵庫県は5つのエリア(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)に分かれ、神戸・姫路城・城崎温泉・淡路島等、多様な観光体験が可能
  • 神戸は異国情緒と夜景、姫路は世界遺産の城、城崎温泉は7つの外湯めぐり、淡路島は花とグルメが特徴
  • 1泊2日なら神戸集中プラン、2泊3日なら神戸+姫路または城崎温泉+但馬の周遊が効率的
  • 2泊3日の旅行費用は1人あたり5~8万円が目安(交通費・宿泊費・食事代・入場料込み)

兵庫県の基礎知識:5エリアと主要観光資源

兵庫県は、日本海から瀬戸内海まで広がる広大な県で、5つのエリアに分かれ、それぞれ異なる魅力があります。兵庫県観光公式サイト HYOGO!ナビによると、歴史・文化・自然・グルメが揃い、多様な観光体験が可能です。

(1) 5つのエリア(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)の特徴

エリア 主要都市 特徴 代表的観光地
摂津 神戸市 異国情緒・港町・夜景 北野異人館街・六甲山・神戸ポートタワー
播磨 姫路市 世界遺産・歴史的建造物 姫路城・好古園
但馬 豊岡市 温泉・山岳・絶景 城崎温泉・竹田城跡
丹波 丹波篠山市 里山・伝統文化・グルメ 篠山城・丹波焼
淡路 淡路市 島・海・花・グルメ 淡路花博・明石海峡大橋

(出典: 兵庫県観光公式サイト HYOGO!ナビ

各エリアは車で1~2時間程度離れているため、1日で複数エリアを回るには時間管理が重要です。

(2) 世界遺産(姫路城)と日本三大夜景(六甲山)

姫路城は、1993年に日本で初めてユネスコ世界文化遺産に登録された城です。白漆喰の美しい外観から「白鷺城」とも呼ばれ、江戸時代初期の城郭建築の最高傑作とされています。天守閣からは姫路市街を一望できます。

六甲山からの神戸夜景は、日本三大夜景の一つ(函館・長崎と並ぶ)に数えられます。標高約900mから見下ろす神戸港・大阪湾の夜景は圧巻で、特に夕暮れ時の「マジックアワー」が人気です。

(3) 温泉地(有馬温泉・城崎温泉)の特色

有馬温泉は、日本三古湯の一つ(道後温泉・白浜温泉と並ぶ)で、神戸市内からアクセスしやすい温泉地です。「金泉」(鉄分・塩分が豊富な赤褐色の湯)と「銀泉」(無色透明の炭酸泉・ラドン泉)の2種類の泉質があり、湯めぐりが楽しめます。

城崎温泉は、但馬エリアの温泉街で、7つの外湯(一の湯・御所の湯・まんだら湯等)があります。城崎温泉観光協会によると、浴衣姿で外湯めぐりをするのが伝統的な楽しみ方で、7つ全て制覇する「七湯めぐり」が人気です。

エリア別主要観光スポット:神戸・姫路・城崎温泉・淡路島・但馬

(1) 神戸エリア:北野異人館街・神戸ポートタワー・六甲山夜景・中華街

北野異人館街は、明治時代に外国人居留地として発展したエリアで、西洋建築の洋館が並びます。神戸北野異人館街公式サイトによると、主要な異人館(うろこの家・萌黄の館等)を回る所要時間は2~3時間が目安です。

神戸ポートタワーは、2024年4月に全面リニューアルされ、屋上デッキが新たに設置されました。高さ約108mから神戸港・市街を360度見渡せます。

六甲山夜景は、六甲ケーブルカーで山頂へアクセスし、展望台から神戸・大阪湾の夜景を楽しめます。夕暮れ時(17~18時頃)が最も美しいとされています。

**中華街(南京町)**は、日本三大中華街の一つ(横浜・長崎と並ぶ)で、中華料理店・食材店が集まります。食べ歩きグルメ(豚まん・小籠包等)が人気です。

(2) 姫路エリア:姫路城(世界遺産)・好古園

姫路城は、江戸時代初期(1609年完成)の城郭で、天守閣・櫓・門が現存する国宝です。城内見学の所要時間は1.5~2時間が目安で、混雑時(GW・紅葉シーズン)は2~3時間かかる場合があります。

好古園は、姫路城西側に隣接する日本庭園で、9つの庭園群があります。四季折々の景観が楽しめ、特に紅葉シーズン(11月)が見頃です。

(3) 城崎温泉エリア:7つの外湯めぐり・カニ料理

7つの外湯めぐりは、城崎温泉の代表的な体験です。城崎温泉観光協会によると、各外湯の特徴は以下の通りです。

外湯名 特徴 営業時間
一の湯 洞窟風呂 7:00~23:00
御所の湯 庭園露天風呂 7:00~23:00
まんだら湯 商売繁盛の湯 15:00~23:00
さとの湯 サウナ・露天風呂完備 13:00~21:00
柳湯 子授安産の湯 15:00~23:00
地蔵湯 家内安全の湯 15:00~23:00
鴻の湯 幸福を招く湯 7:00~23:00

(出典: 城崎温泉観光協会、2025年時点)

7つ全て巡る所要時間は、移動・入浴を含めて4~6時間が目安です。

カニ料理は、城崎温泉の冬の名物です。11月~3月がズワイガニ(松葉ガニ)のシーズンで、旅館・料亭でカニ尽くしのコースが楽しめます。

(4) 淡路島エリア:淡路花博・明石海峡大橋・淡路島グルメ

淡路花博(淡路夢舞台・あわじ花さじき等)は、四季折々の花が楽しめる施設です。春はチューリップ・菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが見頃です。

明石海峡大橋は、全長約3,911mの世界最長の吊橋で、淡路島と本州(神戸)を結びます。橋の上からは瀬戸内海を一望でき、夜間はライトアップされます。

淡路島グルメは、淡路牛・淡路島玉ねぎ・しらす丼等が有名です。海鮮丼・海鮮バーベキューも人気です。

(5) 但馬エリア:竹田城跡・天空の城

竹田城跡は、標高約353mの山頂にある城跡で、「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも呼ばれます。9月~11月の早朝(6~8時頃)に雲海が発生し、城跡が雲の上に浮かぶ幻想的な景観が見られます。

雲海発生条件は、前日の気温差(昼夜)が大きく、湿度が高い朝です。事前に気象予報を確認することが推奨されます。

モデルコース提案:1泊2日・2泊3日の効率的な回り方

兵庫県観光公式サイト HYOGO!ナビを参考に、旅行日数別のプランを提案します。

(1) 1泊2日コース:神戸集中プラン(異人館・夜景・中華街)

1日目:

  • 午前:大阪・京都から神戸へ移動(電車で30分~1時間)
  • 午後:北野異人館街観光(2~3時間)
  • 夕方:六甲山ケーブルカーで山頂へ、夜景鑑賞
  • 夜:神戸市内または有馬温泉宿にチェックイン

2日目:

  • 午前:神戸ポートタワー・メリケンパーク観光
  • 午後:南京町(中華街)でランチ・食べ歩き
  • 夕方:帰路(大阪・京都へ)

このプランは、短期間で神戸の代表的な観光地と夜景を楽しみたい方におすすめです。

(2) 2泊3日コース:神戸+姫路の歴史・観光プラン

1日目:

  • 午前:大阪・京都から神戸へ移動
  • 午後:北野異人館街・神戸ポートタワー観光
  • 夕方:六甲山夜景鑑賞
  • 夜:神戸市内宿にチェックイン

2日目:

  • 午前:神戸から姫路へ移動(電車で約40分)
  • 午後:姫路城・好古園観光(2~3時間)
  • 夕方:姫路市内または有馬温泉宿にチェックイン

3日目:

  • 午前:有馬温泉で金泉・銀泉湯めぐり
  • 午後:帰路(大阪・京都へ)

このプランは、神戸の異国情緒と姫路の歴史的建造物を両方体験したい方に適しています。

(3) 2泊3日コース:城崎温泉+但馬の温泉・絶景プラン

1日目:

  • 午前:大阪・京都から城崎温泉へ移動(電車で約2.5~3時間)
  • 午後:城崎温泉到着、外湯めぐり開始(一の湯・御所の湯等)
  • 夜:城崎温泉宿にチェックイン(カニ料理コース)

2日目:

  • 午前:外湯めぐり続き(さとの湯・鴻の湯等)
  • 午後:竹田城跡へ移動(車で約1時間)、城跡観光
  • 夜:城崎温泉宿に戻る

3日目:

  • 早朝:竹田城跡で雲海鑑賞(9~11月限定、要事前確認)
  • 午後:帰路(大阪・京都へ)

このプランは、温泉と絶景を満喫したい方におすすめです。

アクセス・移動手段・費用の目安

(1) 主要都市からのアクセス(大阪・京都・東京から)

出発地 交通手段 所要時間 費用目安
大阪 JR神戸線(神戸) 約30分 片道 約400円
京都 JR東海道本線(神戸) 約50分 片道 約1,100円
大阪 JR山陽本線(姫路) 約1時間 片道 約1,500円
大阪 JR特急こうのとり(城崎温泉) 約2.5時間 片道 約5,000円
東京 新幹線(東京→新神戸) 約2時間50分 片道 約1.5万円

(出典: 兵庫県観光公式サイト HYOGO!ナビ

(2) 車・電車・バスの移動時間比較

兵庫県内の移動は、電車が便利です。車の場合、高速道路利用で時間短縮が可能ですが、駐車場の確保が必要です。

区間 電車
神戸~姫路 約1時間(高速道路) JR約40分
神戸~城崎温泉 約2時間(高速道路) JR特急約2.5時間
姫路~城崎温泉 約1.5時間(高速道路) JR特急約2時間

(3) 2泊3日の費用目安(交通費・宿泊費・食事代・入場料)

2泊3日(神戸+姫路周遊プラン)の費用目安は以下の通りです。

項目 内容 目安額(1人あたり)
交通費 大阪~神戸~姫路往復(電車) 0.5~1万円
宿泊費 ビジネスホテル・温泉宿2泊(1泊1~2万円×2) 2~4万円
食事代 朝・昼・夕(3日分) 1~1.5万円
入場料 姫路城、異人館、六甲山ケーブル等 0.5~1万円
雑費 お土産、交通費等 0.5~1万円
合計 5~8万円

(出典: じゃらんリサーチセンター

費用を抑えるには、早期予約割引の活用、平日旅行、ビジネスホテル利用が有効です。

まとめ:旅行日数・目的別のおすすめプラン

兵庫県の観光は、神戸の異国情緒・姫路城の歴史・城崎温泉の外湯めぐり・淡路島のグルメという多様な柱があり、旅行日数や興味に応じてプランを選択できます。

1泊2日なら神戸集中プランで異人館・夜景・中華街を楽しみ、2泊3日なら神戸+姫路または城崎温泉+但馬の周遊プランで複数のエリアを体験できます。2泊3日の旅行費用は1人あたり5~8万円が目安です。

移動は電車が便利で、神戸~姫路は約40分、神戸~城崎温泉は約2.5時間です。料金・営業時間は施設により異なるため、訪問前に兵庫県観光公式サイト HYOGO!ナビや各施設の公式サイトでご確認ください。

旅行会社や宿泊施設に相談しながら、自分に合ったプランを立てましょう。

よくある質問

Q1兵庫県のおすすめ観光スポットは?

A1神戸(北野異人館街・六甲山夜景・中華街)、姫路城(世界遺産)、城崎温泉(7つの外湯めぐり)、淡路島(淡路花博・グルメ)、竹田城跡(天空の城)が人気です。神戸は異国情緒と港町、姫路は歴史的建造物、城崎温泉は外湯めぐり、淡路島は花とグルメと、エリアにより特徴が大きく異なります。興味や旅行日数に応じて選択することをおすすめします。

Q2兵庫県観光の所要時間は?

A21泊2日で神戸集中プラン(異人館・夜景・中華街)、2泊3日で神戸+姫路または城崎温泉+但馬の周遊が可能です。県内移動は電車で神戸~姫路が約40分、神戸~城崎温泉が約2.5時間かかります。1日で複数エリアを回るには時間管理が重要です。余裕を持った計画を推奨します。

Q3兵庫県観光のベストシーズンは?

A3春(3~5月)は桜・新緑、秋(9~11月)は紅葉が見頃で人気があります。夏(7~8月)は淡路島の海水浴が楽しめ、冬(12~2月)は城崎温泉のカニ料理が魅力です。GW・夏休み・紅葉シーズン(特に姫路城)は混雑するため、平日利用がおすすめです。竹田城跡の雲海は9~11月の早朝が狙い目です。

Q4兵庫県観光の費用はどれくらい?

A42泊3日の旅行費用は1人あたり5~8万円が目安です。内訳は、交通費(大阪~神戸~姫路往復)0.5~1万円、宿泊費(ビジネスホテル・温泉宿2泊)2~4万円、食事代1~1.5万円、入場料0.5~1万円、雑費0.5~1万円です。費用を抑えるには、早期予約割引の活用、平日旅行、ビジネスホテル利用が有効です。詳細はじゃらんリサーチセンターの調査データをご参照ください。

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Tripfolio編集部

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