比叡山観光の見どころ・アクセス・おすすめコース完全ガイド

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/1

比叡山観光が選ばれる理由と世界遺産の魅力

「比叡山に行きたいけど、どこから登ればいいのかわからない」「どのくらい時間がかかるの?」という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

この記事では、世界遺産・比叡山延暦寺の見どころ、京都側・滋賀側からのアクセス方法、所要時間別のおすすめコースを、比叡山公式観光情報サイト滋賀県観光情報公式サイトの情報を元に解説します。

この記事のポイント

  • 比叡山延暦寺は東塔・西塔・横川の3エリアに分かれ、約500万坪(甲子園約500個分)の広大な敷地
  • 京都側からは叡山ケーブル・ロープウェイ、滋賀側からは坂本ケーブルでアクセス可能
  • 東塔エリアのみなら約1時間、3エリア全てを巡ると約3.5時間が目安
  • 延暦寺諸堂巡拝料は大人1,000円、比叡山フリーパス等でお得に観光できる

比叡山延暦寺の基礎知識(3エリアの特徴と見どころ)

比叡山延暦寺は、788年に最澄が創建した天台宗の総本山です。「延暦寺」という単一の建物があるのではなく、比叡山全体に点在する約100の仏堂の総称を指します。

敷地は東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の3エリアに分かれており、1994年に世界文化遺産「古都京都の文化財」の一部として登録されました。

東塔エリア(根本中堂・大講堂)

延暦寺の中心となるエリアです。国宝の根本中堂には、1200年以上灯り続ける「不滅の法灯」があります。根本中堂は現在大改修中ですが、参拝・拝観は可能です(2025年時点)。

大講堂や文殊楼など、主要な建造物が集まっており、初めての方はまずこのエリアを訪れるのがおすすめです。

施設 特徴
根本中堂 国宝、不滅の法灯(1200年以上)
大講堂 重要文化財、法要が行われる
文殊楼 入山最初の門

西塔エリア(釈迦堂・にない堂)

東塔から徒歩約20分の場所にある、静寂なエリアです。修行僧が多く、厳かな雰囲気が漂います。

釈迦堂は延暦寺に現存する最古の建物で、重要文化財に指定されています。にない堂は2つのお堂が渡り廊下でつながった独特の構造が特徴です。

横川エリア(横川中堂・元三大師堂)

西塔からさらに奥にあるエリアで、シャトルバスで約10分の距離です。横川中堂は舞台造りの朱塗りのお堂で、写真映えするスポットとして人気があります。

元三大師堂は「おみくじ発祥の地」として知られ、おみくじを引くことができます。

京都側・滋賀側からのアクセス方法比較

比叡山へは京都側と滋賀側、2つのルートからアクセスできます。目的や旅行プランに合わせて選びましょう。

京都側ルート(叡山ケーブル・ロープウェイ)

京都市内から八瀬駅経由で向かうルートです。叡山ケーブルは日本一の高低差(561m)を誇ります。

  • 叡山電鉄 八瀬比叡山口駅 → 叡山ケーブル → 叡山ロープウェイ → 比叡山頂駅
  • 所要時間:約30分
  • 運賃:片道約900円(ケーブル+ロープウェイ)

注意:叡山ケーブル・ロープウェイは1月4日~3月下旬が冬期運休となります。

滋賀側ルート(坂本ケーブル)

琵琶湖西岸の坂本から向かうルートです。坂本ケーブルは全長2,025mで日本最長のケーブルカーです。

  • JR比叡山坂本駅 → バスまたは徒歩 → ケーブル坂本駅 → 坂本ケーブル → ケーブル延暦寺駅
  • 所要時間:約40分(JR駅から)
  • 運賃:片道870円

坂本ケーブルは冬期も運行しているため、冬季の訪問にはこちらがおすすめです。

車でのアクセスと駐車場情報

比叡山ドライブウェイ・奥比叡ドライブウェイを利用して車でもアクセス可能です。

  • 駐車場:各エリアに有料駐車場あり
  • 通行料:比叡山ドライブウェイ 片道約900円~

所要時間別おすすめモデルコース

観光に使える時間に合わせて、3つのモデルコースをご紹介します。

1時間コース(東塔エリアのみ)

時間がない方向けの最短コースです。

  1. 根本中堂(参拝:約20分)
  2. 大講堂(見学:約15分)
  3. 文殊楼(参拝:約10分)

東塔エリアは延暦寺の中心なので、短時間でも十分に比叡山の魅力を感じられます。

2時間コース(東塔+西塔)

東塔と西塔を回る標準的なコースです。

  1. 東塔エリア(約1時間)
  2. 徒歩移動(約20分)
  3. 西塔エリア(約40分)

静寂な西塔エリアで、修行の雰囲気を味わえます。

半日コース(3エリア完全制覇)

3エリアすべてを巡る充実コースです。所要時間は約3.5時間です。

  1. 東塔エリア(約1時間)
  2. シャトルバスで西塔へ
  3. 西塔エリア(約40分)
  4. シャトルバスで横川へ
  5. 横川エリア(約50分)

ポイント:エリア間はシャトルバスの利用が便利です。徒歩での移動は山道のため推奨されません。動きやすい靴で訪れましょう。

費用・拝観料・お得なチケット情報

拝観料と営業時間

項目 内容
延暦寺諸堂巡拝料 大人1,000円、中高生600円、小学生300円
営業時間 東塔:8:30~16:30(季節により変動)
定休日 なし(年中無休)

※営業時間・料金は変更される場合があります。最新情報は比叡山公式サイトでご確認ください。

比叡山フリーパス・巡拝きっぷの活用法

交通費と拝観料がセットになったお得なチケットがあります。

  • 比叡山フリーパス:京阪電車・叡山ケーブル・ロープウェイ・比叡山内シャトルバス乗り放題+拝観料セット
  • 比叡山延暦寺巡拝きっぷ:JR利用の場合にお得なセット券

1日で3エリアを回る場合は、フリーパスの購入がおすすめです。

まとめ:目的別おすすめプランと注意点

比叡山延暦寺は、東塔・西塔・横川の3エリアに分かれた広大な世界遺産です。初めての方は東塔エリアから始め、時間があれば西塔・横川へ足を延ばすのがおすすめです。

目的別おすすめプラン

  • 時間がない方:東塔エリアのみ(約1時間)
  • 京都観光と組み合わせたい方:京都側ルート(叡山ケーブル)
  • 琵琶湖周辺も楽しみたい方:滋賀側ルート(坂本ケーブル)
  • 冬季に訪問したい方:坂本ケーブル(冬期も運行)

注意点

  • 叡山ケーブル・ロープウェイは1月4日~3月下旬が冬期運休
  • 山道のため動きやすい靴が必須
  • 紅葉シーズン(10-11月)は混雑するため時間に余裕を

詳細は比叡山公式観光情報サイトや各交通機関の公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q1比叡山延暦寺の観光にはどのくらい時間がかかる?

A1東塔エリアのみなら約1時間、3エリア(東塔・西塔・横川)すべてを巡ると約3.5時間が目安です。エリア間はシャトルバスで移動できます。時間に余裕がない場合は、延暦寺の中心である東塔エリア(根本中堂・大講堂)だけでも十分に比叡山の魅力を感じられます。

Q2京都側と滋賀側、どちらからアクセスするのがおすすめ?

A2京都観光と組み合わせるなら京都側(叡山ケーブル・ロープウェイ)、琵琶湖周辺を楽しむなら滋賀側(坂本ケーブル)がおすすめです。冬季(1月4日~3月下旬)は叡山ケーブル・ロープウェイが運休するため、坂本ケーブルか車でのアクセスを検討してください。

Q3拝観料はいくら?お得なチケットはある?

A3延暦寺諸堂巡拝料は大人1,000円、中高生600円、小学生300円です。比叡山フリーパスや巡拝きっぷを使えば、交通費と拝観料がセットでお得になります。1日で3エリアを回る場合はフリーパスの購入がおすすめです。

Q4冬季は観光できる?運休期間はいつ?

A4比叡山延暦寺は年中無休で拝観可能です。ただし、京都側の叡山ケーブル・ロープウェイは1月4日~3月下旬が冬期運休となります。この期間は滋賀側の坂本ケーブル(冬期も運行)か、比叡山ドライブウェイを利用した車でのアクセスを検討してください。

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Tripfolio編集部

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