ハワイ島観光の完全ガイド|おすすめスポットと回り方

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/2

ハワイ島が「オアフ島卒業組」に選ばれる理由

ハワイ旅行といえばワイキキのあるオアフ島が定番ですが、2度目・3度目のハワイとして「ビッグアイランド」の愛称で知られるハワイ島を選ぶ旅行者が増えています。

ハワイ州観光局によると、ハワイ島は世界17気候帯のうち15が存在する唯一の島で、火山から熱帯雨林、雪山まで多様な自然環境を体験できます。都市型リゾートのオアフ島に対し、ハワイ島は大自然を満喫するアクティビティ重視の旅行者に支持されています。

この記事のポイント

  • ハワイ島観光には3泊5日〜4泊6日が理想的。レンタカー必須で主要スポット間の移動に時間がかかる
  • キラウエア火山国立公園、マウナケア山頂、プナルウ黒砂海岸など世界的に有名な観光スポットが集中
  • 東西で気候が大きく異なり、西側コナエリアは晴れが多く、東側ヒロエリアは雨が多い
  • 旅行費用は4泊6日で1人20〜35万円が目安(航空券・宿泊費・レンタカー・食事代・アクティビティ込み)

ハワイ島の基礎知識|エリア・気候・移動手段

(1) 東西南北4エリアの特徴

ハワイ島は東京都の約5倍の面積を持ち、東西南北で特徴が大きく異なります。

エリア 主要都市 特徴 主な観光スポット
東部 ヒロ 雨が多く緑豊か キラウエア火山国立公園
西部 コナ 晴天率高くリゾート地 コナコーヒー農園、ビーチ
北部 ワイメア 高原地帯で涼しい ワイピオ渓谷
南部 パハラ 火山活動の影響が残る プナルウ黒砂海岸

(2) 気候の違い(コナ側とヒロ側)

ハワイ島は東西で気候が大きく異なります。西側のコナエリアは年間降水量が少なく晴天率が高いため、初めてのハワイ島旅行ではコナ側に宿泊するのがおすすめです。一方、東側のヒロエリアは年間降水量が多く、熱帯雨林の緑豊かな景観が特徴です。

ハワイ州観光局によると、ベストシーズンは乾季の4月〜10月ですが、年間通して温暖なため、11月〜3月の雨季でもコナ側なら快適に過ごせます。

(3) レンタカー必須の理由と運転の注意点

ハワイ島観光にはレンタカーが必須です。公共交通機関がほとんど発達しておらず、主要観光スポット間の距離が遠いため、車なしでは効率的な観光ができません。

レンタカー利用時の注意点:

  • 国際免許証と日本の運転免許証の両方を携行すること
  • サドルロード(マウナケアへの道)はレンタカー会社により走行禁止の場合あり
  • ガソリンスタンドの数が少ないため、早めの給油を心がける
  • 島内の移動時間は予想以上にかかるため、余裕を持った計画を

エリア別おすすめ観光スポット

(1) 東部(ヒロ・火山国立公園エリア)

キラウエア火山国立公園

世界で最も活発な活火山の一つであるキラウエア火山を擁する国立公園です。ハワイ州観光局によると、溶岩トンネルや火口展望台など、火山活動を間近で観察できる世界的に希少な観光スポットです。

  • 所要時間: 3〜5時間
  • 入園料: 車1台30ドル(7日間有効、2025年時点)
  • 注意点: 火山活動状況により立入禁止区域が変わるため、公式サイトで最新情報を確認すること

レインボーフォールズ

ヒロ市街から車で10分、落差24mの滝です。午前中は虹がかかりやすいため、早朝訪問がおすすめです。駐車場から徒歩1分でアクセスできる手軽さが魅力です。

(2) 西部(コナ・コハラコーストエリア)

コナコーヒー農園

ハワイ島コナ地区は世界三大コーヒーの一つ「コナコーヒー」の産地です。多くの農園で焙煎体験や試飲ツアーを実施しており、所要時間は1〜2時間、料金は無料〜30ドル程度です。

カイルアコナの街並み

ハワイ王国の歴史的建造物が残る港町です。レストラン、カフェ、土産物店が集中しており、散策に適しています。夕暮れ時のサンセットが美しく、写真撮影スポットとしても人気です。

(3) 北部(ワイピオ渓谷・ハマクアコーストエリア)

ワイピオ渓谷展望台

ハワイ王族ゆかりの聖地とされる渓谷です。展望台から見下ろす緑豊かな渓谷と黒砂のビーチは圧巻の景観です。渓谷内へは4WD車またはツアーでのみ下りることができます。

(4) 南部(プナルウ黒砂海岸・サウスポイントエリア)

プナルウ黒砂海岸

火山活動により生まれた黒い砂のビーチで、ウミガメ(ホヌ)の休息地として有名です。ウミガメは保護動物のため、触ったり近づきすぎたりしないよう注意が必要です。2〜3m以上の距離を保って観察しましょう。

サウスポイント(カラエ岬)

米国最南端の地です。断崖から深い青色の海を見下ろす景観が印象的です。風が強いため、帽子などの飛散に注意してください。

日数別モデルコース|3泊5日・4泊6日プラン

(1) 3泊5日コース:主要スポットを効率的に回る

1日目: コナ到着・市街散策(所要3時間) 2日目: キラウエア火山国立公園・プナルウ黒砂海岸(所要8時間) 3日目: マウナケア山頂サンセット&星空観測ツアー(所要6時間) 4日目: コナコーヒー農園・ビーチでゆったり過ごす(所要4時間) 5日目: 帰国

ハワイ州観光局の公式モデルコースでも、主要スポットを回るには最低3日間の観光日数が必要とされています。

(2) 4泊6日コース:ゆったり自然を満喫する

3泊5日コースに加えて、以下のいずれかを追加できます。

  • ワイピオ渓谷ツアー(4WDツアー参加で所要4時間)
  • シュノーケリング・ダイビング(所要3〜4時間)
  • サウスポイント・グリーンサンドビーチ(所要6時間)

時間に余裕があると、移動や食事もゆったり楽しめます。

費用・予算・アクセス方法

(1) 旅行費用の目安(航空券・宿泊・レンタカー・食事)

ハワイ島旅行(4泊6日)の費用目安は以下の通りです。

項目 内容 目安額
航空券 日本〜ホノルル〜コナ往復 12〜18万円
宿泊費 ミッドクラスホテル4泊 6〜10万円
レンタカー 4日間レンタル(保険込) 3〜4万円
食事代 朝・昼・夕(6日分) 4〜6万円
観光施設 入園料・ツアー代 2〜3万円
雑費 お土産・ガソリン代等 1〜2万円

合計: 28〜43万円/1人(時期・予約タイミングにより変動)

(2) 日本からのアクセス方法

日本からハワイ島への直行便はなく、ホノルル(オアフ島)経由が一般的です。

ルート例:

  1. 成田・羽田空港 → ホノルル空港(約7時間)
  2. ホノルル空港 → コナ空港(約50分)

ホノルルでの乗り継ぎ時間を含めると、所要時間は約10〜12時間です。

(3) 予約のタイミングとコツ

楽天トラベルによると、航空券とホテルは3ヶ月前の予約で10〜20%割引になる場合が多いとされています。レンタカーも早期予約がお得です。

コスト削減のポイント:

  • 航空券・ホテル・レンタカーのセットプランを検討
  • 平日出発・平日帰国でフライト料金を抑える
  • オフシーズン(5〜6月、9月)は宿泊費が2〜3割安い

まとめ:旅行スタイル別おすすめプラン

ハワイ島は、キラウエア火山、マウナケア山頂、プナルウ黒砂海岸など、オアフ島では体験できない大自然の観光スポットが魅力です。主要スポットを効率的に回るには最低3泊5日、ゆったり過ごすなら4泊6日が理想的です。

レンタカーは必須で、東西南北のエリア特性を理解した上で、天候の安定したコナ側を拠点にすると快適に観光できます。旅行費用は4泊6日で1人28〜43万円が目安ですが、早期予約やオフシーズン利用で費用を抑えることが可能です。

公式の観光情報はハワイ州観光局で確認し、火山活動状況や法規制(イルカへの接近禁止等)の最新情報を事前にチェックしてから旅行計画を立てましょう。

よくある質問

Q1ハワイ島観光に何日必要ですか?

A1主要スポットを回るには最低3泊5日、ゆったり楽しむなら4泊6日が理想的です。ハワイ島は東京都の約5倍の面積があり、キラウエア火山国立公園、マウナケア山頂、ワイピオ渓谷など見どころが広範囲に分散しています。レンタカーでの移動時間も長くかかるため、日数に余裕を持った計画がおすすめです。詳細はハワイ州観光局の公式サイトでご確認ください。

Q2ハワイ島のベストシーズンはいつですか?

A2年間通して温暖ですが、乾季の4月〜10月がおすすめです。11月〜3月は雨季でヒロ側は雨が多くなります。ただし、コナ側は雨季でも晴天率が高く快適に過ごせます。マウナケアでの星空観測は新月の時期がより美しい星空を楽しめます。季節・曜日により混雑状況が異なるため、事前に観光協会の公式サイトで確認することをおすすめします。

Q3レンタカーは必要ですか?

A3ハワイ島観光にはレンタカーが必須です。公共交通機関がほとんど発達しておらず、主要観光スポット間の距離が遠いため、車なしでは効率的な観光ができません。国際免許証と日本の運転免許証の両方を携行してください。サドルロード(マウナケアへの道)は一部のレンタカー会社で走行禁止の場合があるため、事前に確認が必要です。

Q4コナとヒロどちらに泊まるべきですか?

A4初めてのハワイ島ならコナ側がおすすめです。コナエリアは年間降水量が少なく晴天率が高いため、快適に過ごせます。また、コナ国際空港からのアクセスも良く、ホテルやレストランの選択肢も豊富です。火山観光を重視し、キラウエア火山国立公園に近い場所に宿泊したい場合はヒロ側も検討してください。両方に分泊するプランもおすすめです。

Q5ハワイ島観光で注意すべきことは?

A52024年8月以降、イルカへの45m以内接近は法律で禁止されており、違反すると罰則の対象となります。ウミガメなど保護動物への接触も法律で禁止されているため、2〜3m以上の距離を保って観察してください。マウナケア山頂(標高4,205m)は高山病のリスクがあるため、体調管理と十分な水分補給が必要です。キラウエア火山は活火山のため、噴火状況により立入禁止区域が変わる場合があります。最新情報は公式サイトで確認してください。

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Tripfolio編集部

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