結論:ハワイでSIM・Wi-Fiを使う全体の流れと最短ルート
ハワイでインターネットを使うには、eSIM、SIMカード、レンタルWi-Fiの3つの選択肢があります。最短で利用開始できるのはeSIMで、Webサイトから購入後、その日のうちに利用を開始することもできます。SIMカードとレンタルWi-Fiは、事前に予約してから宅配や空港で受け取るため、利用開始までに1〜3日かかります。
eSIMは、物理的なSIMカードを挿入せずに、スマートフォンにデータをダウンロードして使う方式です。eSIM対応のスマートフォンを持っていれば、日本出発前にWebサイトから購入し、Eメールで届いたQRコードをスキャンするだけで設定が完了します。荷物が増えず、即日利用開始できる点が魅力です。
SIMカードは、現地の通信会社のSIMカードを自分のスマートフォンに挿入して使う方式です。SIMフリーまたはSIMロック解除されたスマートフォンが必要で、宅配または空港で受け取り、到着後に挿入して設定します。
レンタルWi-Fiは、専用の端末を借りて複数のデバイスでインターネットを共有できる方式です。家族旅行やグループ旅行で複数人がインターネットを使う場合に便利で、設定も簡単です。
自分に合った選択肢を見極めるために、まず自分のスマートフォンがeSIM対応かSIMフリーかを確認することが重要です。
まず最初にやること3つ
ハワイでSIM・Wi-Fiを使うための準備は、以下の3ステップで進めます。
①自分のスマホがeSIM対応かSIMフリーか確認
iPhoneの場合、iPhone XS以降の機種がeSIMに対応しています。Androidの場合、Google Pixel 3以降やSamsung Galaxy S20以降など、機種によって異なります。設定アプリから「モバイル通信」または「ネットワークとインターネット」を開き、「eSIM」や「モバイルプランを追加」といった項目があるか確認してください。
SIMフリーかどうかは、購入時の契約内容で判断できます。ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアで購入した端末は、初期状態ではSIMロックがかかっている場合があります。
②SIMロックがかかっている場合は解除手続き
SIMロック付きのスマートフォンの場合、事前にキャリアに連絡してSIMロックを解除してもらう必要があります。ドコモ、au、ソフトバンクのいずれも、オンラインまたは店舗で解除手続きが可能です。オンライン手続きなら無料、店舗では手数料がかかる場合があります。
③eSIM/SIMカード/レンタルWi-Fiから選択して予約
自分の端末の対応状況と旅行スタイルに合わせて選択します。1人旅で荷物を減らしたいならeSIM、家族旅行で複数人がシェアするならレンタルWi-Fiが適しています。
かかる時間の目安
それぞれの準備期間は以下の通りです。
eSIM:即日〜数時間
Webサイトから購入後、Eメールに届いたQRコードをスキャンしてダウンロードするだけで利用開始できます。出発当日でも間に合う可能性がありますが、余裕を持って数日前に購入しておくと安心です。
SIMカード:1〜3日
オンラインで購入する場合、宅配便で自宅に届くまでに1〜2日かかります。空港受け取りの場合、予約から受け取りまで1日前後が目安です。出発の3〜5日前には予約を済ませておくことをおすすめします。
レンタルWi-Fi:1〜3日
SIMカードと同様に、宅配または空港受け取りで1〜3日かかります。繁忙期は在庫が少なくなることもあるため、出発の1週間前には予約しておくと安心です。
出発前日に慌てないためには、少なくとも出発の3日前までには準備を始めることが理想的です。
ハワイ旅行の準備と一緒に、航空券とホテルの手配も早めに済ませることをおすすめします。ファーストワイズ(エアトリハワイ)では、ダイナミックパッケージで航空券とホテルをまとめて予約でき、専任コンシェルジュが旅程のサポートをしてくれます。オンラインで完結するため、SIM・Wi-Fiの準備と同じタイミングで手配できます。
ステップ別の手順:eSIM・SIMカード・レンタルWi-Fi
ここからは、eSIM、SIMカード、レンタルWi-Fiそれぞれの具体的な手順を順序立てて説明します。
Step1 事前準備(チェックリスト)
利用開始前に確認すべき項目をリスト化しました。
【eSIM】
- eSIM対応機種か確認(iPhone XS以降、Google Pixel 3以降など)
- 有効なEメールアドレス(eSIMの登録と受け取りに必要)
- アクティベート前のインターネット接続が可能な環境(自宅Wi-Fi、空港Wi-Fiなど)
- SIMロック解除済みであることを確認
【SIMカード】
- SIMフリーまたはSIMロック解除済み端末
- スマホ購入時に付属しているSIM取り出し器具(ない場合はクリップで代用可能)
- 対応周波数帯(バンド)の確認(特にiPhone以外の機種)
- ハワイで使うSIMカードの周波数帯に対応しているか事前確認
【レンタルWi-Fi】
- 受取・返却場所の確認(自宅宅配、空港カウンター)
- 充電器・予備バッテリーの準備(1日フル稼働すると電池切れの可能性あり)
- 返却期限の確認(延滞料金が発生する場合あり)
Step2 申し込み〜確認
購入・予約から受け取り・ダウンロードまでの流れを説明します。
【eSIM】
- Webサイトから購入(日本語対応のサービスを選ぶと安心)
- Eメールに届いたQRコードを保存(スクリーンショットしておくと便利)
- 購入完了メールを確認し、利用期間やデータ容量を再確認
日本語で申し込みや使い方の説明があるサービスと、英語のみのサービスがあります。英語のみの場合は準備に手間がかかるため、初めての方は日本語対応のサービスを選ぶことをおすすめします。
【SIMカード】
- オンラインまたは空港で購入
- 宅配の場合:指定した住所に届くまで1〜2日待つ
- 空港受け取りの場合:出発当日に指定カウンターで受け取り
- SIMカードのサイズ(nano/micro/標準)が自分の端末に合っているか確認
【レンタルWi-Fi】
- オンラインで予約(利用日数、データ容量、受取方法を選択)
- 宅配の場合:出発前日または当日に届く(配送日時を指定可能)
- 空港受け取りの場合:出発当日に指定カウンターで受け取り
- 端末、充電器、取扱説明書が揃っているか確認
Step3 利用開始・初期設定
ハワイ到着後の設定手順を具体的に説明します。
【eSIM】
- 設定アプリを開く
- 「モバイル通信」(iPhoneの場合)または「ネットワークとインターネット」(Androidの場合)を選択
- 「モバイル通信プランを追加」を選択
- Eメールに届いたQRコードをスキャン
- eSIMのインストールが完了したら、「設定」→「モバイル通信」→「eSIM」の順に進み、eSIMを有効(オン)にする
- 到着後に現地の回線に切り替わったか確認
iPhoneとAndroidで手順が若干異なりますが、基本的な流れは同じです。
【SIMカード】
- SIM取り出し器具を使って、既存のSIMカードを取り出す
- ハワイ用SIMカードを挿入(向きに注意、慎重に扱う)
- スマートフォンを再起動
- 必要に応じてAPN設定を行う(一部機種のみ、説明書に記載あり)
- 現地の回線に接続されたか確認
SIMカードを挿入する場合は、小さいカードを取り扱うため、慎重な作業が必要です。向きを間違えると故障の原因になるため、説明書をよく確認してください。
【レンタルWi-Fi】
- 端末の電源をオンにする
- スマートフォンのWi-Fi設定を開く
- レンタルWi-Fiの機器に記載されているSSID(ネットワーク名)を選択
- パスワードを入力
- 接続完了を確認(ブラウザで適当なサイトを開いて確認)
レンタルWi-Fiは設定が最も簡単で、パスワード入力だけで完了します。
よくある詰まりポイントと回避策
多くの人が直面するトラブルと、その解決策を明示します。
SIMロック付き端末で使えない
SIMロックが解除されていない場合、eSIMやSIMカードは使えません。事前にキャリアで解除手続きが必要です。ドコモ、au、ソフトバンクのいずれも、オンラインで手続き可能です。
eSIMのQRコードがスキャンできない
QRコードをスキャンするには、インターネット接続が必要です。日本出発前に自宅Wi-Fiでダウンロードとアクティベートを済ませておくことをおすすめします。空港のフリーWi-Fiでも可能ですが、接続が不安定な場合があります。
SIMカードが小さくて扱いにくい
SIMカードは非常に小さく、慎重に扱わないと落としたり、向きを間違えたりする可能性があります。SIM取り出し器具を使い、明るい場所で作業することが重要です。
周波数帯が非対応で通信できない
iPhone以外の機種の場合、自分の持っているスマホが、ハワイで使うSIMカードの周波数帯(バンド)に対応しているか確認が必要です。購入前に対応バンドを確認しましょう。
入力・設定で起きがちなミス
設定ミスを事前に防ぐ情報を提供します。
eSIMのアクティベート時にモバイルデータ通信がオフになっている
eSIMを有効にしても、モバイルデータ通信がオフのままだとインターネットに接続できません。設定アプリから「モバイルデータ通信」がオンになっているか確認してください。
SIMカード挿入時に向きを間違える
SIMカードには正しい向きがあり、逆に挿すと故障の原因になります。説明書に記載されているイラストをよく確認し、慎重に挿入してください。
APN設定が必要なのに未設定で通信できない
一部のSIMカードでは、APN設定が必要です。設定方法は購入時の説明書に記載されているため、事前に確認しておきましょう。
レンタルWi-Fiのパスワード入力ミス
レンタルWi-Fiのパスワードは、大文字・小文字を区別します。入力ミスがないか、よく確認してください。
トラブル時の代替手段
現地でトラブルが起きた場合の対処法を示します。
ホテルのWi-Fiを利用
ワイキキエリアの多くのホテルでは、宿泊客向けに無料Wi-Fiを提供しています。ホテル滞在中はホテルのWi-Fiで対応できます。
スターバックスやマクドナルドなどのフリーWi-Fi
ワイキキ周辺には、スターバックス、マクドナルド、ショッピングセンターなど、フリーWi-Fiを提供している場所が多数あります。緊急時はこれらを利用できます。
現地で改めてSIMカードを購入
ハワイには、T-Mobile、AT&Tなどの現地通信会社があり、空港やショッピングセンターでプリペイドSIMカードを購入できます。ただし、英語でのやり取りが必要になる場合があります。
日本の携帯キャリアの海外ローミング
ドコモ、au、ソフトバンクの海外ローミングサービスを利用すれば、設定不要でそのまま使えます。ただし、料金が割高になるため、緊急時の選択肢として考えておくと良いでしょう。
事前に確認しておきたいこと
期待値ギャップを防ぐため、よくある誤解を明示します。
eSIM・SIMカードで通話はできるか
データ通信専用のSIMカードやeSIMが多く、通話機能が含まれていない場合があります。日本の電話番号での通話はできませんが、LINEやSkypeなどのアプリ通話は利用可能です。
日本の電話番号は使えるか
eSIMやSIMカードを使っている間、日本の電話番号での通話やSMSは受信できない場合があります。重要な連絡がある場合は、事前に家族や友人にLINEやメールでの連絡を依頼しておくと安心です。
データ容量無制限プランの通信速度制限
「無制限」と表記されているプランでも、一定量のデータ使用後に通信速度が低速化する場合があります。購入前に利用規約をよく確認してください。
レンタルWi-Fiは複数人で同時接続できるか
レンタルWi-Fiは複数台のデバイスを同時に接続できますが、機種によって同時接続数に制限があります。一般的に5〜10台まで接続可能ですが、接続台数が多いと通信速度が遅くなる場合があります。
期待しがちな点(実際はこうなりがち)
よくある誤解を解いて、正しい期待値を設定します。
【期待】eSIMならすぐ使える → 【実際】アクティベート前にWi-Fi環境が必要
eSIMは購入後すぐにダウンロードできますが、アクティベート(有効化)する際にインターネット接続が必要です。初めてセットアップする場合は、あらかじめ安定したインターネット接続が必須です。
【期待】SIMカードなら通話も可能 → 【実際】データ通信専用が多い
ハワイ用のSIMカードの多くは、データ通信専用で通話機能が含まれていません。通話が必要な場合は、通話対応プランを選ぶか、アプリ通話を利用します。
【期待】無制限プランなら速度制限なし → 【実際】一定量超過で低速化
無制限プランでも、1日あたり数GB以上使用すると速度制限がかかる場合があります。動画視聴やテザリングを頻繁に行う場合は注意が必要です。
【期待】レンタルWi-Fiは何人でも使える → 【実際】同時接続数に制限あり
レンタルWi-Fiは複数人でシェアできますが、同時接続数が多いと通信速度が遅くなります。家族旅行なら3〜4人程度のシェアが快適です。
ここはケースで変わる(人による違い)
個人の状況によって最適な選択肢が異なることを示します。
1人旅:eSIMまたはSIMカードが軽量・安価
1人旅の場合、eSIMまたはSIMカードが最も軽量で、荷物を減らせます。価格も比較的安く、1週間で1,000〜3,000円程度が相場です。
家族旅行・グループ旅行:レンタルWi-Fiを複数人でシェアがコスパ良
家族やグループで旅行する場合、レンタルWi-Fi1台を複数人でシェアする方が、1人あたりの費用を抑えられます。
初海外・設定が不安:レンタルWi-Fiが設定不要で楽
海外旅行が初めての方や、スマートフォンの設定に不安がある方には、レンタルWi-Fiが最も簡単です。電源を入れてパスワードを入力するだけで使えます。
旅慣れた人・スマホ操作に慣れた人:eSIMが最速・最軽量
海外旅行に慣れていて、スマートフォンの設定に抵抗がない方には、eSIMが最もスマートです。荷物が増えず、即日利用開始できます。
向いている人・向いていない人
eSIM・SIMカード・レンタルWi-Fiそれぞれが向いている人を明示します。
【eSIM向き】
- eSIM対応スマホを持っている(iPhone XS以降、Google Pixel 3以降など)
- 即日利用開始したい(出発当日でも間に合わせたい)
- 荷物を減らしたい(物理的なSIMカードやWi-Fi端末を持ち歩きたくない)
- 設定に慣れている(スマートフォンの操作に抵抗がない)
【SIMカード向き】
- SIMフリー端末を持っている
- eSIM非対応機種を使っている
- 複数国周遊予定(ハワイとグアム、ハワイとアメリカ本土など)
- SIMカードの扱いに慣れている
【レンタルWi-Fi向き】
- 複数人でシェアしたい(家族旅行、グループ旅行)
- 設定が不安(スマートフォンの操作に慣れていない)
- 複数デバイス(タブレット・PC)を使いたい
- 初めての海外旅行で安心感を重視
【向いていない】
- SIMロック付き端末でキャリアローミングを使う人(割高だが設定不要)
- ホテルWi-Fiのみで十分な人(外出時にインターネットを使わない)
まとめ:ハワイのSIM・Wi-Fi準備で今日できる最短の一歩
ハワイでインターネットを使うには、eSIM、SIMカード、レンタルWi-Fiの3つの選択肢があります。最短で利用開始できるのはeSIMで、即日〜数時間で使えるようになります。SIMカードとレンタルWi-Fiは1〜3日かかるため、出発の3〜5日前には準備を始めることをおすすめします。
【今日できる最短の一歩】
①自分のスマホがeSIM対応・SIMフリーか確認
設定アプリから「モバイル通信」または「ネットワークとインターネット」を開き、eSIM対応か確認してください。SIMロックがかかっている場合は、キャリアでSIMロック解除手続きを行いましょう。
②eSIM・SIMカード・レンタルWi-Fiから選択
1人旅で荷物を減らしたいならeSIM、家族旅行で複数人がシェアするならレンタルWi-Fiが適しています。自分の旅行スタイルに合った選択肢を選びましょう。
③出発前にオンラインで予約または購入
eSIMはWebサイトから購入し、Eメールに届いたQRコードを保存します。SIMカードやレンタルWi-Fiは、宅配または空港受け取りを選択して予約します。
ハワイ旅行の準備は、SIM・Wi-Fiだけでなく、航空券やホテルの手配も早めに済ませることが重要です。ファーストワイズ(エアトリハワイ)では、ダイナミックパッケージで航空券とホテルをまとめて予約でき、専任コンシェルジュが旅程のサポートをしてくれます。オンラインで完結するため、SIM・Wi-Fiの準備と同じタイミングで手配できます。
ハワイでのインターネット環境を整えて、快適な旅行を楽しみましょう。
