谷地温泉の魅力と宿泊情報|秘湯・源泉かけ流し・アクセスを解説

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/11/30

谷地温泉とは?八甲田山中の秘湯の魅力

青森県十和田市の八甲田山中、標高800mにある谷地温泉は、日本三秘湯の一つとして秘湯ファンに愛されています。「どんな温泉なのか」「アクセスは?」「日帰り入浴はできる?」と気になる方も多いでしょう。

この記事では、谷地温泉の歴史・泉質・宿泊情報・アクセス方法を、谷地温泉公式サイト八甲田山九湯会の情報を元に解説します。

初めて谷地温泉を訪れる方でも、秘湯の魅力・源泉かけ流しの温泉・アクセス手段を理解し、充実した温泉旅行を計画できるようになります。

この記事のポイント

  • 谷地温泉は八甲田山中・標高800mにある開湯400年の歴史を持つ日本三秘湯の一つ
  • 38度の下の湯(霊泉)と42度の上の湯(白濁)の2つの浴槽があり、源泉かけ流しで八甲田の自然を感じながら入浴できる
  • 日帰り入浴は10:00~15:00(最終入館14:30)、料金は大人800円、子供450円、冬期(11月1日~4月30日)は火・水・木曜定休
  • 宿泊料金は1泊17,000円~で、南八甲田高田大岳の湧水で育てた新鮮イワナ料理が名物
  • JR青森駅からJRバス約100分(冬期11月中旬~4月中旬は運休)、無料送迎バスあり(要7日前予約)

日本三秘湯・谷地温泉の特徴と歴史

(1) 開湯400年の歴史と日本三秘湯

谷地温泉は開湯400年の歴史を持つ温泉で、日本三秘湯の一つとして知られています。日本三秘湯とは、谷地温泉、ニセコ薬師温泉、祖谷温泉の3つの温泉を指します(諸説あり)。

江戸時代から湯治場として利用され、現在も檜造りの浴槽で源泉かけ流しの温泉を楽しめます。秘湯ならではの野趣あふれる環境と自然の魅力が、多くの温泉愛好家を惹きつけています。

(出典: 谷地温泉公式サイト、Wikipedia「谷地温泉」)

(2) 八甲田山中・標高800mの立地

谷地温泉は八甲田山中・標高800mに位置する一軒宿です。周囲は豊かな自然に囲まれ、四季折々の景色を楽しめます。

夏季は新緑、秋季は紅葉(9月下旬~10月中旬が見頃)、冬季は雪景色と、季節ごとに異なる魅力があります。ただし、標高800mの立地のため、天候や季節により気温が大きく変動します。訪問時は防寒対策や季節に応じた服装が必要です。

(出典: 八甲田山九湯会

源泉かけ流しの泉質・効能と2つの浴槽

(1) 38度の下の湯(霊泉)と42度の上の湯(白濁)

谷地温泉には38度の下の湯(霊泉)と42度の上の湯(白濁)の2つの浴槽があります。下の湯は「霊泉」と呼ばれるぬるめの湯で、ゆっくり長時間浸かることができます。上の湯は白濁した湯が特徴で、体を温める効果があります。

どちらも源泉かけ流しで、檜造りの浴槽で八甲田の自然を感じながら入浴できます。温泉の泉質や効能は個人の体質により感じ方が異なります。詳細はニフティ温泉でご確認ください。

(出典: 八甲田山九湯会谷地温泉公式サイト

(2) 日帰り入浴の営業時間・料金・定休日

谷地温泉では日帰り入浴も可能です。

日帰り入浴:

  • 営業時間: 10:00~15:00(最終入館14:30)
  • 料金: 大人(中学生以上)800円、子供450円、未就学児無料
  • 定休日: 冬期(11月1日~4月30日)は火・水・木曜定休

山中の一軒宿のため、周辺に店舗やコンビニはありません。飲食物や必要な物品は事前に準備しておくことをおすすめします。

(出典: 谷地温泉公式サイト、2025年時点)

宿泊料金・プラン・イワナ料理の魅力

(1) 宿泊料金は1泊17,000円~

谷地温泉の宿泊料金は1泊17,000円~(2025年時点)です。チェックインは15:00~17:00、チェックアウトは10:00です。

宿泊プランや季節により料金は変動するため、最新情報はじゃらんnet楽天トラベルでご確認ください。

(出典: じゃらんnet、2025年時点)

(2) 南八甲田の湧水で育てた新鮮イワナ料理

谷地温泉の名物は、南八甲田高田大岳の湧水で育てた新鮮イワナ料理です。刺身、塩焼き、唐揚げなど、様々な調理法でイワナを楽しめます。

イワナ以外にも、季節の地元山菜やキノコを使った料理が提供され、八甲田の自然の恵みを味わえます。秘湯の一軒宿ならではの素朴で温かい食事を楽しめます。

(出典: 楽天トラベル八甲田山九湯会

アクセス方法と無料送迎バス・冬季の注意点

(1) JRバス利用と無料送迎バス(要予約)

JRバス:

  • JR青森駅からJRバス十和田湖行きで約100分
  • 「谷地温泉」バス停下車、徒歩5分

無料送迎バス:

  • 4月~11月: 青森駅・新青森駅発
  • 12月~3月: 八戸駅発
  • 1日1便のみ、7日前までに要事前予約

無料送迎バスは事前予約が必須です。詳細は谷地温泉公式サイトでご確認ください。

(出典: 谷地温泉公式サイト「アクセス」

(2) 冬季(11月中旬~4月中旬)の路線バス運休

冬期(11月中旬~4月中旬)はJRバスの路線バスが運休します。この期間は無料送迎バス(八戸駅発、要7日前予約)を利用するか、車でアクセスする必要があります。

冬期は雪深く、アクセスが制限されるため、事前に谷地温泉公式サイトで運行状況や営業状況を確認することをおすすめします。

(出典: 谷地温泉公式サイト「アクセス」

まとめ:谷地温泉を満喫するためのポイント

谷地温泉は、八甲田山中・標高800mにある開湯400年の歴史を持つ日本三秘湯の一つです。38度の下の湯(霊泉)と42度の上の湯(白濁)の2つの浴槽があり、源泉かけ流しで檜造りの浴槽で八甲田の自然を感じながら入浴できます。

日帰り入浴は10:00~15:00(最終入館14:30)、料金は大人800円、子供450円で利用可能です。ただし、冬期(11月1日~4月30日)は火・水・木曜定休です。

宿泊料金は1泊17,000円~で、南八甲田高田大岳の湧水で育てた新鮮イワナ料理が名物です。季節の地元山菜やキノコを使った料理も楽しめます。

アクセスはJR青森駅からJRバス約100分(冬期11月中旬~4月中旬は運休)、または無料送迎バス(要7日前予約)を利用できます。冬期は路線バスが運休するため、事前に運行状況や営業状況を確認しましょう。

秘湯ならではの野趣あふれる環境と自然の魅力を満喫できる谷地温泉で、充実した温泉旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。詳細は谷地温泉公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q1日帰り入浴はできますか?

A1可能です。営業時間は10:00~15:00(最終入館14:30)、料金は大人(中学生以上)800円、子供450円、未就学児無料です。ただし、冬期(11月1日~4月30日)は火・水・木曜日が定休日です。山中の一軒宿のため、周辺に店舗やコンビニはありません。飲食物や必要な物品は事前に準備しておくことをおすすめします(2025年時点)。

Q2谷地温泉へのアクセス方法は?

A2JR青森駅からJRバス十和田湖行きで約100分、「谷地温泉」バス停下車、徒歩5分です。ただし、冬期(11月中旬~4月中旬)はJRバスの路線バスが運休します。無料送迎バスあり(4月~11月は青森駅・新青森駅発、12月~3月は八戸駅発、1日1便のみ、7日前までに要事前予約)。詳細は谷地温泉公式サイトでご確認ください。

Q3温泉の特徴は何ですか?

A338度の下の湯(霊泉)と42度の上の湯(白濁)の2つの浴槽があり、どちらも源泉かけ流しです。下の湯は「霊泉」と呼ばれるぬるめの湯で、ゆっくり長時間浸かることができます。上の湯は白濁した湯が特徴で、体を温める効果があります。檜造りの浴槽で八甲田の自然を感じながら入浴できます。温泉の泉質や効能は個人の体質により感じ方が異なります。詳細はニフティ温泉でご確認ください。

Q4宿泊料金はいくらですか?

A41泊17,000円~です(2025年時点)。チェックインは15:00~17:00、チェックアウトは10:00です。南八甲田高田大岳の湧水で育てた新鮮イワナ料理(刺身・塩焼き・唐揚げ等)が名物です。季節の地元山菜やキノコを使った料理も楽しめます。宿泊プランや季節により料金は変動するため、最新情報はじゃらんnetや楽天トラベルでご確認ください。

Q5無料送迎バスはありますか?

A5あります。4月~11月は青森駅・新青森駅発、12月~3月は八戸駅発(1日1便のみ)です。7日前までに要事前予約が必要です。冬期(11月中旬~4月中旬)はJRバスの路線バスが運休するため、無料送迎バスまたは車でのアクセスが必要です。雪深い時期のため、事前に谷地温泉公式サイトで運行状況や営業状況を確認することをおすすめします。

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Tripfolio編集部

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