四国宿泊

著者: Tripfolio編集部公開日: 2026/1/12

なぜ四国の宿泊施設選びが重要なのか

四国は徳島、香川、愛媛、高知の4県から成る地域で、それぞれの県に個性豊かな観光地があります。道後温泉、小豆島、直島、四国カルスト、桂浜など、温泉、アート、自然、歴史と多様な魅力が集まっています。

四国は広いエリアのため、観光地間の移動時間が長くなることがあります。例えば、徳島県の祖谷温泉から愛媛県の道後温泉まで車で約3時間、香川県の高松から高知県の桂浜まで約2時間30分かかります。

宿泊施設選びを間違えると、移動時間のロスや、目的地へのアクセスの不便さに悩まされます。短くても5日間、しっかり観光するなら1週間以上の滞在がおすすめです。観光の拠点として、どのエリアに宿泊するかを計画的に選ぶことで、効率的で快適な旅行が可能になります。

四国の主要宿泊エリアと特徴

ツーリズム四国および阪急交通社のガイドによると、四国の主要宿泊エリアは4県それぞれの特徴に分かれます。

徳島県エリア|大塚国際美術館・剣山と祖谷温泉

徳島県は鳴門海峡の渦潮、大塚国際美術館、阿波踊りが有名です。

主要観光地:

  • 大塚国際美術館: 世界の名画を陶板で再現した美術館(鳴門市)
  • 剣山: 西日本第2位の高峰(標高1,955m)
  • 祖谷温泉: 祖谷渓谷沿いの秘境温泉

宿泊施設の特徴:

  • 祖谷温泉エリアに温泉旅館が集中(渓谷沿いの絶景が魅力)
  • 徳島市内にビジネスホテル(阿波踊り期間は混雑)
  • 鳴門エリアに観光向けホテル(大塚国際美術館近く)

おすすめの人:

  • 秘境の温泉を楽しみたい方
  • 大塚国際美術館をじっくり鑑賞したい方
  • 剣山登山の拠点として

香川県エリア|小豆島・直島のアートと瀬戸内海

香川県は「うどん県」として知られ、小豆島、直島などの離島がアートの島として人気です。

主要観光地:

  • 小豆島: オリーブとエンジェルロード(引き潮時に現れる砂の道)が有名
  • 直島: 現代アート(ベネッセアートサイト直島)と古い町並みが融合
  • 高松市: 栗林公園(日本三名園の一つ)

宿泊施設の特徴:

  • 小豆島・直島に温泉旅館、リゾートホテル、ペンション
  • 高松市内にビジネスホテル(フェリーターミナル近く)
  • 2025年に東横イン高松駅前が開業予定

アクセス:

  • 小豆島・直島は高松港からフェリーで約1時間(時刻表確認が必須)

おすすめの人:

  • アートを楽しみたい方
  • 瀬戸内海の絶景を満喫したい方
  • 離島の静かな環境でリフレッシュしたい方

愛媛県エリア|道後温泉・松山城と四国カルスト

愛媛県は道後温泉、松山城、四国カルストなど、温泉、歴史、自然の魅力が集まっています。

主要観光地:

  • 道後温泉: 四国を代表する温泉地、源泉かけ流しの宿も多い
  • 松山城: 現存12天守の一つ(松山市)
  • 四国カルスト: 愛媛県・高知県にまたがる高原地帯、「日本のスイス」とも呼ばれる

宿泊施設の特徴:

  • 道後温泉エリアに温泉旅館が集中(客室に個室露天風呂完備の高級旅館も)
  • 松山市内にビジネスホテル(松山城・道後温泉へのアクセス良好)
  • 四国カルストエリアに高原リゾートホテル

2024年10月時点の人気: じゃらんnetのランキングによると、道後温泉は中国・四国エリアで人気1位です。

おすすめの人:

  • 四国を代表する温泉でゆっくり過ごしたい方
  • 歴史ある温泉旅館に宿泊したい方
  • 高原リゾートを楽しみたい方

高知県エリア|桂浜・足摺岬と自然スポット

高知県は坂本龍馬ゆかりの地として知られ、桂浜、足摺岬など太平洋に面した雄大な自然が魅力です。

主要観光地:

  • 桂浜: 高知市の海岸、坂本龍馬の銅像が有名
  • 足摺岬: 高知県南西端の岬、太平洋の絶景
  • 四万十川: 「日本最後の清流」

宿泊施設の特徴:

  • 高知市内にビジネスホテル(桂浜へのアクセス良好)
  • 足摺岬エリアに温泉旅館(足摺温泉)
  • 四万十川沿いに民宿・ペンション

おすすめの人:

  • 太平洋の雄大な自然を楽しみたい方
  • 坂本龍馬ゆかりの地を訪れたい方
  • 四万十川でカヌー・釣りを楽しみたい方

宿泊施設の種類と料金相場

楽天トラベルのデータによると、四国の宿泊施設は温泉旅館、ビジネスホテル、リゾートホテル、格安民宿に分類されます。

温泉旅館(1泊2食付き1万円〜)|道後温泉・祖谷温泉の特徴

価格帯: 1泊2食付き10,000円〜30,000円

特徴:

  • 道後温泉、祖谷温泉、足摺温泉などに集中
  • 源泉かけ流しの温泉が楽しめる
  • 地元の食材を使った会席料理
  • 高級旅館は客室に個室露天風呂・プライベートサウナ・ジャグジー完備

道後温泉の特徴:

  • 四国を代表する温泉地、アクセス良好(松山空港から車で約30分)
  • 源泉かけ流しの宿が多い
  • 道後温泉本館(国の重要文化財)が近く、外湯巡りも楽しめる

祖谷温泉の特徴:

  • 祖谷渓谷沿いの秘境温泉
  • ケーブルカーで渓谷の底まで降りる露天風呂が有名
  • アクセスは車が必要(高松駅から車で約2時間)

おすすめの人:

  • 温泉でゆっくり過ごしたい方
  • 地元の料理を楽しみたい方
  • 高級旅館でラグジュアリーな滞在をしたい方

ビジネスホテル(5,000円〜10,000円)|主要駅周辺

価格帯: 5,000円〜10,000円(素泊まり)

特徴:

  • 高松駅、松山駅、徳島駅、高知駅周辺に集中
  • デスク・Wi-Fi・コンセント完備
  • 朝食バイキング付きプランあり
  • 駅近でアクセス便利

2025年新規開業: 東横イン高松駅前が開業予定(詳細は予約サイトで確認してください)。

おすすめの人:

  • ビジネス利用で駅近が必須な方
  • 費用を抑えたい方
  • 短期滞在の方

リゾートホテル(1万円〜)|小豆島・直島・四国カルスト

価格帯: 10,000円〜30,000円(1泊2食付き)

特徴:

  • 小豆島、直島、四国カルストエリアに多い
  • 瀬戸内海・高原の絶景を楽しめる
  • アクティビティ(サイクリング、ハイキング等)が充実
  • 個室露天風呂・プライベートサウナ完備の高級リゾートも

2025年新規開業: Hotel O. Setouchiが開業予定(詳細は予約サイトで確認してください)。

おすすめの人:

  • アートと自然を楽しみたい方
  • 絶景リゾートでラグジュアリーな滞在をしたい方
  • アクティブに過ごしたい方

格安民宿(1万円以下)|コストパフォーマンス重視

価格帯: 6,000円〜10,000円(1泊2食付き)

特徴:

  • 四万十川沿い、祖谷温泉エリア、小豆島等に多い
  • 1泊2食付きで1万円以下のプランあり
  • 地元の家庭料理が楽しめる
  • アットホームな雰囲気

おすすめの人:

  • 費用を最優先したい方
  • 地元の人との交流を楽しみたい方
  • 長期滞在の方

目的別おすすめエリアと宿泊施設

温泉目的|道後温泉と祖谷温泉の違い

道後温泉:

  • アクセス: 松山空港から車で約30分、JR松山駅から路面電車で約25分
  • 特徴: 四国を代表する温泉地、源泉かけ流しの宿が多い、道後温泉本館で外湯巡りも楽しめる
  • おすすめの人: アクセス重視、歴史ある温泉地でゆっくり過ごしたい方

祖谷温泉:

  • アクセス: 高松駅から車で約2時間(公共交通機関は不便)
  • 特徴: 祖谷渓谷沿いの秘境温泉、ケーブルカーで渓谷の底まで降りる露天風呂が有名
  • おすすめの人: 秘境の温泉を楽しみたい方、絶景を重視する方

選び方のポイント:

  • アクセス重視なら道後温泉、秘境・絶景重視なら祖谷温泉
  • 道後温泉は松山城観光と組み合わせやすい
  • 祖谷温泉は車が必須、レンタカーの手配を検討

アート・絶景目的|小豆島・直島のフェリーアクセス

小豆島:

  • アクセス: 高松港からフェリーで約1時間
  • 観光: オリーブ園、エンジェルロード、寒霞渓
  • 宿泊施設: 温泉旅館、リゾートホテル、ペンション

直島:

  • アクセス: 高松港からフェリーで約1時間
  • 観光: ベネッセアートサイト直島、地中美術館、古い町並み
  • 宿泊施設: リゾートホテル、ゲストハウス

選び方のポイント:

  • フェリーの時刻表確認が必須(特に最終便)
  • 小豆島・直島は1泊以上でじっくり観光するのがおすすめ
  • 高松市内を拠点に日帰りも可能だが、時間が限られる
  • 2025年開業予定のHotel O. Setouchiも選択肢に

自然・アウトドア目的|四国カルストと足摺岬

四国カルスト:

  • アクセス: 松山駅から車で約2時間30分
  • 観光: 高原ドライブ、ハイキング、「日本のスイス」の絶景
  • 宿泊施設: 高原リゾートホテル、ペンション、ロッジ

足摺岬:

  • アクセス: 高知駅から車で約2時間30分
  • 観光: 太平洋の絶景、足摺海底館(海中展望塔)
  • 宿泊施設: 温泉旅館(足摺温泉)、民宿

選び方のポイント:

  • 四国カルスト・足摺岬は車が必須
  • 四国カルストは高原リゾート、足摺岬は温泉旅館が主流
  • 自然を満喫するなら連泊がおすすめ

観光周遊|四国4県を回る拠点選び

四国4県を周遊する場合、宿泊拠点を計画的に選ぶことが重要です。

おすすめルート例(7泊8日):

  1. 高松市(1泊): 栗林公園、小豆島・直島へのフェリー拠点
  2. 小豆島(1泊): オリーブ園、エンジェルロード
  3. 松山市・道後温泉(2泊): 松山城、道後温泉
  4. 祖谷温泉(1泊): 祖谷渓谷、秘境温泉
  5. 高知市(1泊): 桂浜、高知城
  6. 足摺岬(1泊): 足摺岬、足摺温泉

選び方のポイント:

  • 移動距離を考慮し、無理のないルートを組む
  • 温泉地は連泊でゆっくり過ごす
  • 離島(小豆島・直島)はフェリーの時刻表を事前確認

宿泊エリア選びのコツと注意点

四国は広いエリア、観光地間の移動時間に注意

四国は広いエリアのため、観光地間の移動時間が長くなることがあります。

主要観光地間の移動時間(車の場合):

  • 高松(香川)→松山(愛媛): 約2時間30分
  • 松山(愛媛)→高知(高知): 約2時間30分
  • 高知(高知)→徳島(徳島): 約2時間
  • 徳島(徳島)→高松(香川): 約1時間30分

注意点:

  • 1日に複数の県を移動するのは時間的に厳しい
  • レンタカーが便利だが、長距離運転の疲労に注意
  • 公共交通機関(JR、バス)は本数が少ないエリアもあるため、事前確認が必要

小豆島・直島はフェリーの時刻表確認が必須

小豆島・直島は離島のため、フェリーの時刻表確認が必須です。

フェリー情報:

  • 高松港→小豆島: 1日10便程度(所要時間約1時間)
  • 高松港→直島: 1日5便程度(所要時間約1時間)
  • 最終便を逃すと帰れないため、余裕を持った計画を

注意点:

  • 繁忙期(GW、お盆、秋の行楽シーズン)は混雑するため、早めの乗船を
  • 荒天時は欠航の可能性あり、天候を事前確認

2025年新規開業ホテルの最新トレンド

2025年は四国で新規開業ホテルが予定されています。

2025年開業予定:

  • Hotel O. Setouchi: 瀬戸内海リゾート(詳細は公式サイトで確認)
  • 東横イン高松駅前: ビジネスホテル(詳細は公式サイトで確認)

最新トレンド:

  • 個室露天風呂・プライベートサウナ・ジャグジー完備の高級リゾートが増加
  • ビジネスホテルでも天然温泉付きが増加
  • アート・自然と融合したリゾートホテル

注意点: 新規開業ホテルは最新設備が魅力ですが、口コミが少ないため、公式サイトで詳細を確認することをおすすめします。

まとめ:状況別おすすめエリアと予約のポイント

四国の宿泊施設選びは、目的とエリアの特徴を理解することが重要です。

状況別おすすめエリア:

  • 温泉目的: 道後温泉(アクセス重視)、祖谷温泉(秘境重視)
  • アート・絶景: 小豆島・直島(フェリーアクセス、アートと自然)
  • 自然・アウトドア: 四国カルスト(高原ドライブ)、足摺岬(太平洋の絶景)
  • 観光周遊: 高松→松山→高知のルート、各拠点で連泊

予算別おすすめ:

  • 格安: 民宿1万円以下(1泊2食付き)
  • スタンダード: ビジネスホテル5,000円〜10,000円、温泉旅館1万円〜
  • 高級: リゾートホテル・高級旅館2万円〜(個室露天風呂・プライベートサウナ完備)

予約のポイント:

  • 繁忙期(GW、お盆、秋の行楽シーズン)は早期予約(3ヶ月前)
  • 複数の予約サイト(楽天トラベル、じゃらん等)で料金比較
  • 離島(小豆島・直島)はフェリーの時刻表を事前確認
  • 移動時間を考慮し、無理のないルートを組む
  • 口コミで温泉の質・料理の評価・アクセスを確認

料金・空室状況は時期により変動するため、詳細はツーリズム四国「四国のおすすめ観光・旅行情報」、楽天トラベル、じゃらんnet等で最新情報を確認してください。

よくある質問

Q1四国観光は何日必要ですか?

A1短くても5日間、しっかり観光するなら1週間以上の滞在がおすすめです。四国は徳島、香川、愛媛、高知の4県それぞれに個性ある観光地があり、主要観光地間の移動時間が1時間30分〜3時間かかります。例えば、高松→松山→高知→徳島を周遊するなら7泊8日程度が理想的です。

Q2道後温泉と祖谷温泉、どちらがおすすめですか?

A2アクセス重視なら道後温泉、秘境・絶景重視なら祖谷温泉がおすすめです。道後温泉は松山空港から車で約30分、源泉かけ流しの宿が多く、道後温泉本館で外湯巡りも楽しめます。祖谷温泉は高松駅から車で約2時間、祖谷渓谷沿いの秘境温泉で、ケーブルカーで渓谷の底まで降りる露天風呂が有名です。

Q3小豆島・直島への宿泊はどう選びますか?

A3小豆島・直島は離島のため、フェリーの時刻表確認が必須です。高松港から小豆島・直島へフェリーで約1時間、1日5-10便程度です。1泊以上でじっくり観光するのがおすすめで、アートと自然が融合した人気エリアです。宿泊施設は温泉旅館、リゾートホテル、ペンション、ゲストハウスなどがあります。

Q4四国の宿泊料金の目安はどれくらいですか?

A4格安民宿1万円以下(1泊2食付き)、ビジネスホテル5,000円〜10,000円(素泊まり)、温泉旅館1万円〜3万円(1泊2食付き)、高級リゾート2万円〜(個室露天風呂・プライベートサウナ完備)が目安です(2025年時点)。繁忙期(GW、お盆、秋の行楽シーズン)は料金が上昇するため、早期予約で料金を抑えることができます。

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Tripfolio編集部

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