佐原観光ガイド|小江戸の街並みと見どころを満喫するモデルコース

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/31

小江戸の街並みを楽しみたい方へ

千葉県で歴史的な街並みを楽しめる場所を探す際、「関東で小江戸と呼ばれる場所はどこ?」「日帰りで行ける風情ある観光地は?」と悩む方は少なくありません。

この記事では、佐原の観光スポット、見どころ、グルメ、アクセス方法、モデルコースを、千葉県公式観光サイト水郷佐原観光協会じゃらんnetの情報を元に解説します。

初めて佐原を訪れる方でも、効率的に観光スポットを回れるようになります。

この記事のポイント

  • 佐原は「北総の小江戸」と呼ばれ、関東初の重要伝統的建造物群保存地区に選定
  • 東京駅から高速バスで約1時間20分(1,900円)とアクセス良好、日帰り観光に最適
  • さわら舟めぐり、伊能忠敬旧宅・記念館、樋橋など佐原ならではの見どころが充実
  • 創業300年のうなぎ、黒切りそば、地元醤油のジェラートなど名物グルメも豊富

佐原が「北総の小江戸」として注目される理由

佐原は千葉県香取市にあり、成田空港から車で約30分、東京都心から約90分の「北総の小江戸」です。小江戸(江戸時代の風情が残る歴史的な町並みを持つ地域の愛称、川越・栃木・佐原が関東三大小江戸)として知られています。

佐原は江戸時代に利根川水運で栄えた水郷(河川や湖沼に囲まれた水辺の地域)の町で、小野川沿いに商家が軒を連ねます。1996年に関東初の重要伝統的建造物群保存地区(文化庁が選定する歴史的な町並みの保存制度)に選定され、江戸・明治期の商家建築が今も残ります。

伊能忠敬(江戸時代に日本初の実測による全国地図を完成させた人物)が17歳から暮らした土地としても知られ、伊能忠敬旧宅・記念館が観光の目玉になっています。

佐原観光の基礎知識(アクセス・街の特徴)

佐原観光を始める前に、アクセス方法と街の特徴を理解しておきましょう。

(1) 東京からのアクセス(高速バス・電車)

佐原へは、高速バスまたは電車でアクセスできます。

高速バス:東京駅八重洲口から高速バス「佐原経由銚子行」で約1時間20分、佐原駅北口下車。運賃は片道1,900円です(2024年時点)。予約不要で先着順のため、週末や祝日は早めに並ぶことを推奨します。

電車:東京駅からJR総武本線・成田線で約2時間、佐原駅下車。運賃は片道1,694円〜です(2024年時点)。乗り換えが1回程度あります。

(出典:トラベルタウンズ 佐原アクセス、2024年時点の情報)

(2) 重要伝統的建造物群保存地区とは

佐原の小野川沿いエリアは、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。江戸・明治期の商家建築が今も残り、黒壁の土蔵や格子窓が連なる風景は江戸情緒たっぷりです。

多くの店舗は16時半頃に閉店するため、午前中〜午後早めの訪問がおすすめです。

(3) レンタサイクルの活用方法

レンタサイクルは、佐原駅前ツーリズムインフォメーションセンター等3箇所で借りられます。料金は1日300円と格安で、主要スポットを効率的に回れます。

佐原の主要観光スポットと見どころ

佐原には、歴史・文化施設から水辺の景観まで多彩な見どころがあります。

(1) さわら舟めぐり(小野川沿いの水上散策)

さわら舟めぐりは、小野川を約30分かけて巡る水上散策です。船頭さんのガイド付きで、江戸情緒あふれる町並みを水上から楽しめます。柳の木が風に揺れる景色は、佐原ならではの体験です。

料金は大人1,500円、小学生700円です(2024年時点)。10時〜16時頃まで運行していますが、天候や水量により運休することがあります。

(出典:千葉県公式観光サイト さわら舟めぐり、2024年時点の情報)

(2) 伊能忠敬旧宅・記念館

伊能忠敬旧宅は、伊能忠敬が17歳から50歳まで暮らした家で、9時〜16時半まで無料で見学できます。隣接する伊能忠敬記念館では、国宝「伊能図」や測量器具が展示されています(入館料大人500円、2024年時点)。

伊能忠敬記念館の国宝「伊能図」は2か月ごとに展示替えされるため、訪問時期により見られる地図が異なります。

(3) 樋橋(ジャージャー橋)と小野川沿いの街並み

樋橋(ジャージャー橋)は、小野川にかかる木造橋で、9時〜17時まで30分ごとに約5分間水が落ちる様子が見られます。「残したい日本の音風景100選」に選ばれており、水が落ちる音が「ジャージャー」と聞こえることから親しまれています。

小野川沿いには、江戸・明治期の商家建築が軒を連ね、散策を楽しめます。道端にベンチが多く、休憩しながらゆったり観光できます。

佐原グルメと食べ歩きスポット

佐原には、歴史ある老舗の名物グルメや地元の食材を使ったスイーツがあります。

(1) 創業300年のうなぎ・黒切りそば

佐原には創業300年のうなぎ店があり、香ばしく焼き上げられたうなぎが絶品です。利根川で獲れたうなぎを使った伝統の味を楽しめます。

黒切りそばは、200年以上の歴史ある佐原名物で、黒っぽい太めの麺が特徴です。風味豊かなそばは、地元で愛され続けています。

(2) 地元醤油を使ったスイーツ・ジェラート

佐原には醤油の老舗が多く、地元醤油を使ったジェラートやスイーツが人気です。醤油の香ばしさと甘さが絶妙にマッチした味わいは、佐原ならではです。

食べ歩きスポットとして、小野川沿いの商店街にはカフェや和菓子店が点在しており、観光の合間に休憩できます。

モデルコースと所要時間の目安

佐原を効率的に観光するモデルコースを紹介します。

(1) 半日コース(主要スポット周遊)

午前:佐原駅→伊能忠敬旧宅・記念館

佐原駅から徒歩10分で伊能忠敬旧宅・記念館に到着。旧宅(無料)と記念館(500円)を見学。所要時間:1.5時間程度

午後:さわら舟めぐり→小野川沿い散策→ランチ

さわら舟めぐり(30分)で水上から町並みを楽しんだ後、小野川沿いを散策。樋橋(ジャージャー橋)で水が落ちる様子を見学し、うなぎ店や黒切りそば店でランチ。所要時間:2時間程度

(2) 1日コース(香取神宮・水郷あやめパーク併せ)

午前:佐原観光(上記半日コース)

伊能忠敬旧宅・記念館、さわら舟めぐり、小野川沿い散策を楽しむ。所要時間:3時間程度

午後:香取神宮→水郷あやめパーク

東国三社(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の三社、古くから東国の守護神として信仰される)の一つ・香取神宮を参拝。その後、水郷佐原あやめパークで自然豊かな園内をゆったり散策。所要時間:3時間程度

(出典:千葉県公式観光サイト モデルコース、2024年時点の情報)

まとめ:季節別・目的別おすすめプラン

佐原は「北総の小江戸」として、関東初の重要伝統的建造物群保存地区に選定された歴史的な町並みが魅力です。東京駅から高速バスで約1時間20分とアクセス良好で、日帰り観光に最適です。

さわら舟めぐり、伊能忠敬旧宅・記念館、樋橋など佐原ならではの見どころが充実しており、主要スポットは駅から徒歩圏内に集中しています。半日〜1日で十分楽しめます。

創業300年のうなぎ、黒切りそば、地元醤油のジェラートなど名物グルメも豊富で、食べ歩きも楽しめます。レンタサイクルを活用すれば、効率的に観光できます。最新情報は水郷佐原観光協会でご確認ください。

よくある質問

Q1佐原は日帰りで観光できる?

A1駅から徒歩圏内に主要スポットが集中しており、半日〜1日で十分楽しめます。東京駅から高速バスで約1時間20分(1,900円)とアクセス良好で、日帰り観光に最適です。さわら舟めぐり、伊能忠敬旧宅・記念館、小野川沿い散策などを効率的に回れます。

Q2佐原の名物グルメは?

A2創業300年のうなぎ、200年以上の歴史ある「黒切りそば」、地元醤油を使ったジェラート等が人気です。利根川で獲れたうなぎを使った伝統の味や、黒っぽい太めの麺が特徴の黒切りそばは、佐原ならではのグルメです。食べ歩きも楽しめます。

Q3川越と佐原どちらがおすすめ?

A3佐原は関東初の重要伝統的建造物群保存地区で、川越より静かで落ち着いた雰囲気です。さわら舟めぐりは佐原ならではの体験で、水上から江戸情緒あふれる町並みを楽しめます。川越は「蔵造りの街並み」、佐原は「水郷の小江戸」という違いがあり、どちらも魅力的です。

Q4佐原のおすすめ観光スポットは?

A4さわら舟めぐり(約30分、船頭さんのガイド付き)、伊能忠敬旧宅・記念館(国宝「伊能図」展示)、樋橋(ジャージャー橋、残したい日本の音風景100選)、小野川沿いの街並み散策がおすすめです。レンタサイクル(1日300円)を活用すると、効率的に回れます。

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Tripfolio編集部

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