ケニア旅行の完全ガイド|費用・ベストシーズン・注意点を解説

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/15

なぜケニア旅行が注目されるのか

ケニア旅行を計画する際、「サファリはどこが良いのか」「費用はどのくらいか」「治安は大丈夫か」と悩む方は少なくありません。

この記事では、ケニア旅行のおすすめスポット、費用相場、ベストシーズン、ビザ・予防接種・安全対策を、外務省や観光局の公式情報を元に解説します。

初めてのアフリカ旅行でも、安心して計画を立てられるようになります。

この記事のポイント

  • マサイマラ国立保護区はビッグファイブ(ライオン、ゾウ、サイ、バッファロー、ヒョウ)の遭遇率が高く、初心者向けサファリに最適
  • ベストシーズンは7-9月の乾季で、ヌー(ウィルドビースト)の川渡りが観察できる貴重な時期
  • 2泊3日で1人あたり20-45万円が目安、サファリツアーは1日1万-10万円程度
  • 2024年からeTA(電子渡航認証)が必須、承認まで約3営業日
  • 外務省が全域でレベル1以上を指定、特に北東部(ソマリア国境付近)はレベル3-4(渡航中止勧告・退避勧告)

ケニア旅行の魅力(サファリ・野生動物)

ケニア旅行の最大の魅力は、野生動物との出会いです。ここでは3つの主要な魅力を紹介します。

(1) ビッグファイブ(ライオン、ゾウ、サイ、バッファロー、ヒョウ)

ビッグファイブとは、アフリカサファリで人気の5大動物(ライオン、ゾウ、サイ、バッファロー、ヒョウ)を指します。

マサイマラ国立保護区は、ビッグファイブの遭遇率が高く、初心者向けサファリに最適な場所として知られています。早朝と夕方のゲームドライブ(サファリカーで野生動物を観察する活動)が、動物観察に最適な時間帯です。

(2) ヌーの川渡り(ウィルドビーストマイグレーション)

ヌーの川渡りは、7-9月にマサイマラで観察できる、数百万頭のヌーの大移動です。

マラ川を渡る際、ワニに襲われるヌーや、川を渡りきったヌーの群れなど、自然の営みを間近で観察できる貴重な体験です。この時期は観光のベストシーズンで、予約が混み合うため早めの手配が推奨されます。

(3) バルーンサファリ(マサイマラ上空から野生動物を観察)

バルーンサファリとは、熱気球でマサイマラ上空から野生動物を観察する特別な体験です。

上空から野生動物の群れを一望でき、サバンナの広大な景色とともに、朝日に照らされた光景が楽しめます。通常のゲームドライブとは異なる視点で、ケニアの自然を満喫できます。

ベストシーズンと費用相場

ケニア旅行のベストシーズンと、費用の目安を紹介します。

(1) ベストシーズン(7-9月の乾季、ヌーの川渡り)

7-9月の乾季がベストシーズンです。この時期は、ヌー(ウィルドビースト)の川渡りが観察できる貴重な時期で、多くの旅行者が訪れます。

7-2月は野生動物が豊富で、年中楽しめる気候です。特に12-3月は降水量が少なく、野生動物が水場に集まるため観察しやすくなります。

(2) 費用相場(2泊3日で20-45万円、サファリツアー1日1万-10万円)

ケニア旅行の費用は、2泊3日で1人あたり20-45万円が目安です。

費用内訳(2泊3日、1人あたり)

項目 金額
航空券(往復) 約10-20万円
宿泊費(2泊) 約5-10万円
サファリツアー(1日) 約1-10万円
食事代 約1-3万円
その他(ビザ、保険等) 約3-5万円

サファリツアーは1日1万-10万円程度で、ツアー内容(ガイドの質、車両のグレード、食事の有無等)により価格が異なります。

(3) 気候・服装(年中20-25℃、朝晩は冷え込むため防寒着必要)

ケニアは年中20-25℃の快適な気候ですが、朝晩は冷え込むため防寒着(長袖セーター、フリース、ウィンドブレーカー等)が必要です。

サファリツアーでは、早朝のゲームドライブが含まれることが多く、この時間帯は特に冷え込みます。帽子・サングラス・日焼け止め・虫除けスプレーも必須です。

ビザ・予防接種・安全対策

ケニア旅行の準備で必要な、ビザ・予防接種・安全対策を解説します。

(1) eTA(電子渡航認証)の取得方法(2024年から導入、承認まで約3営業日)

2024年から**eTA(電子渡航認証)**が導入され、ケニア入国に必須となりました。承認まで約3営業日かかるため、余裕を持って申請してください。

申請はケニア政府のeTA公式サイトから行います。パスポート情報、旅行日程、宿泊先情報等を入力し、手数料を支払います。

(2) 黄熱病ワクチン接種証明書(リスク国からの入国時)

黄熱病リスク国からケニアに入国する場合、黄熱病ワクチン接種証明書(イエローカード)が必要です。

日本からの直接入国の場合は不要ですが、他のアフリカ諸国(タンザニア、ウガンダ等)を経由する場合は必要になる可能性があります。詳細は外務省の海外安全情報でご確認ください。

(3) 治安情報(外務省レベル1以上、北東部はレベル3-4)

外務省は、ケニア全域でレベル1以上の危険度を指定しています。特に北東部(ソマリア国境付近)はレベル3-4(渡航中止勧告・退避勧告)を継続しています。

外務省の危険度レベル

レベル 地域 内容
レベル1 ナイロビ、モンバサ等の主要都市 十分注意してください
レベル2 沿岸部・北部一部 不要不急の渡航は止めてください
レベル3-4 北東部(ソマリア国境付近) 渡航中止勧告・退避勧告

サファリツアーで訪れる主要な国立公園(マサイマラ、アンボセリ等)は比較的安全ですが、最新情報を外務省の公式サイトで確認することをおすすめします。

(4) 注意事項(ビニール袋持ち込み禁止、写真撮影厳禁、マタツ回避)

ケニア旅行では、以下の注意事項を守ってください。

ビニール袋(レジ袋)の持ち込み禁止

2017年8月から、ビニール袋(レジ袋)の持ち込みが禁止されています。所持で最高400万ケニアシリング(約400万円)の罰金または4年以下の懲役が科せられる可能性があります。

ショッピングモール・空港での写真撮影は厳禁

テロ対策のため、ショッピングモール・空港での写真撮影は厳禁です。撮影した場合、拘束される可能性があります。

マタツ(乗り合いバス)は避ける

マタツとは、ケニアの乗り合いバスで、現地人には便利ですが旅行者にはリスクが高い交通手段です。タクシーアプリ(Uber等)や専用ツアー車両の利用を推奨します。

おすすめの観光スポットとサファリツアー

ケニアのおすすめ観光スポットと、サファリツアーの楽しみ方を紹介します。

(1) マサイマラ国立保護区(ヌーの川渡り、ビッグファイブ)

マサイマラ国立保護区は、ケニア南西部にある国立保護区で、ヌー(ウィルドビースト)の川渡りで有名です。

ビッグファイブの遭遇率が高く、初心者向けサファリに最適な場所です。ナイロビから車で約5-6時間、または国内線で約1時間でアクセスできます。

(2) アンボセリ国立公園(キリマンジャロを背景にゾウの群れ)

アンボセリ国立公園は、キリマンジャロを背景にゾウの群れが見られる国立公園です。

アフリカ最高峰のキリマンジャロ(標高5,895m)をバックに、ゾウやキリン、シマウマ等の野生動物を観察できます。ナイロビから車で約4時間でアクセスできます。

(3) ナクル湖国立公園(フラミンゴ)

ナクル湖国立公園は、フラミンゴで湖がピンク色に染まる光景で有名な国立公園です。

数百万羽のフラミンゴが湖に集まり、ピンク色の絨毯のような光景を楽しめます。サイやキリン、バッファロー等も生息しています。ナイロビから車で約3時間でアクセスできます。

(4) ゲームドライブのベストタイム(早朝・夕方)

ゲームドライブは、早朝(6:00-9:00)と夕方(16:00-19:00)がベストタイムです。

この時間帯は、多くの動物が活動的になり、ライオンやヒョウ等の肉食動物も観察しやすくなります。昼間は気温が上がり、動物は日陰で休んでいることが多いため、観察には適していません。

まとめ:タイプ別のおすすめプラン

ケニア旅行は、サファリ体験を軸に、自分の旅行スタイルに合わせてプランを選ぶことが大切です。

タイプ別おすすめプラン

(1) 初心者向けプラン(マサイマラ中心、2泊3日)

初めてのケニア旅行には、マサイマラ国立保護区を中心とした2泊3日プランがおすすめです。

プラン例

  • 1日目: ナイロビ到着 → マサイマラへ移動(車5-6時間、または国内線1時間) → 午後のゲームドライブ
  • 2日目: 早朝ゲームドライブ → 昼食 → 午後のゲームドライブ
  • 3日目: 早朝ゲームドライブ → ナイロビへ移動 → 帰国

(2) 本格サファリプラン(複数の国立公園を巡る、4泊5日以上)

複数の国立公園を巡る本格サファリプランは、4泊5日以上がおすすめです。

プラン例

  • 1-2日目: マサイマラ国立保護区(ビッグファイブ、ヌーの川渡り)
  • 3日目: アンボセリ国立公園(キリマンジャロとゾウの群れ)
  • 4日目: ナクル湖国立公園(フラミンゴ)
  • 5日目: ナイロビへ移動 → 帰国

(3) バルーンサファリを含む特別プラン

バルーンサファリを含む特別プランは、早朝の熱気球体験を組み込んだプランです。

プラン例

  • 1日目: ナイロビ到着 → マサイマラへ移動 → 午後のゲームドライブ
  • 2日目: 早朝バルーンサファリ → シャンパンブレックファスト → 午後のゲームドライブ
  • 3日目: 早朝ゲームドライブ → ナイロビへ移動 → 帰国

ケニア旅行は、7-9月の乾季がベストシーズンで、特にヌーの川渡りが観察できる貴重な時期です。2024年からeTA(電子渡航認証)が必須となり、承認まで約3営業日かかるため、余裕を持って申請してください。

外務省の最新情報を確認し、治安リスクや健康リスクに十分注意しながら、旅行会社や現地ツアー会社に相談して計画を立てることをおすすめします。

よくある質問

Q1ケニア旅行の費用はどれくらい?

A12泊3日で1人あたり20-45万円が目安です。航空券(往復)約10-20万円、宿泊費(2泊)約5-10万円、サファリツアー(1日)約1-10万円、食事代約1-3万円、その他(ビザ、保険等)約3-5万円です。サファリツアーはツアー内容により価格が異なります。詳細は旅行会社や現地ツアー会社の公式サイトでご確認ください。

Q2ベストシーズンはいつ?

A27-9月の乾季がベストシーズンです。特にヌー(ウィルドビースト)の川渡りが観察できる貴重な時期で、多くの旅行者が訪れます。7-2月は野生動物が豊富で年中楽しめます。12-3月は降水量が少なく、野生動物が水場に集まるため観察しやすくなります。

Q3ビザはどうやって取得する?

A32024年からeTA(電子渡航認証)が必須となりました。承認まで約3営業日かかるため、余裕を持って申請してください。申請はケニア政府のeTA公式サイトから行います。黄熱病リスク国からケニアに入国する場合、黄熱病ワクチン接種証明書(イエローカード)が必要です。詳細は外務省の海外安全情報でご確認ください。

Q4治安は大丈夫?

A4外務省は、ケニア全域でレベル1以上の危険度を指定しています。特に北東部(ソマリア国境付近)はレベル3-4(渡航中止勧告・退避勧告)を継続しています。サファリツアーで訪れる主要な国立公園(マサイマラ、アンボセリ等)は比較的安全ですが、最新情報を外務省の公式サイトで確認することをおすすめします。ショッピングモール・空港での写真撮影は厳禁です。

Q5おすすめの観光スポットは?

A5マサイマラ国立保護区(ヌーの川渡り、ビッグファイブ)、アンボセリ国立公園(キリマンジャロを背景にゾウの群れ)、ナクル湖国立公園(フラミンゴ)が3大スポットです。マサイマラはビッグファイブの遭遇率が高く、初心者向けサファリに最適です。早朝と夕方のゲームドライブが動物観察に最適な時間帯です。

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Tripfolio編集部

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