寒の地獄旅館が注目される理由:冷泉と秘湯の魅力
大分県九重町の山間部に佇む「寒の地獄旅館」は、13-14℃の冷泉と秘湯の雰囲気を楽しめる温泉宿として、温泉好きの間で注目を集めています。この記事では、寒の地獄旅館の特徴、冷泉の入浴方法、宿泊料金、アクセス方法を、大分県観光情報公式サイトや旅館公式サイトの情報を元に解説します。
この記事のポイント
- 13-14℃の冷泉と2023年7月開設の薪サウナで、通年楽しめる温泉体験が可能
- 日本秘湯を守る会の会員宿で、秘湯愛好家から高い評価を受けている
- 宿泊料金は2名で17,000円~19,000円が目安(2025年時点)
- 囲炉裏を囲む山里料理と静かな環境が特徴
- アクセスは車が必要(福岡から約1時間)
(1) 13-14℃の冷泉と2023年開設の薪サウナ
寒の地獄旅館の最大の特徴は、13-14℃という非常に冷たい冷泉です。温泉法では25℃未満の源泉を「冷泉」と定義しますが、寒の地獄旅館の冷泉はその中でも特に低温です。
2023年7月には「だんだんの地獄サウナ」が開設され、薪サウナと冷泉の組み合わせを楽しめるようになりました。これにより、従来7-9月限定だった冷泉体験が通年可能になり、サウナブームに対応した新しい楽しみ方が加わりました。
(2) 日本秘湯を守る会の会員宿としての価値
寒の地獄旅館は「日本秘湯を守る会」の会員宿です。日本秘湯を守る会は、秘湯の保護と紹介を目的とした団体で、会員宿は秘湯愛好家から高く評価されています。
山間部の一軒宿という立地も、静かな環境で温泉を楽しみたい方に適しています。
基礎知識:冷泉の特徴と独特の入浴法
(1) 冷泉とは:温泉法と寒の地獄の源泉温度
冷泉は温泉法で定義される25℃未満の源泉を指します。寒の地獄旅館の冷泉は13-14℃と、冷泉の中でも特に冷たい部類に入ります。
一般的な温泉が40℃前後であるのに対し、冷泉は体温よりはるかに低いため、独特の入浴法が必要です。
(2) 交互浴の方法と効能
寒の地獄旅館では、冷泉に入った後に暖房室で体を温める「交互浴」が基本の入浴法です。この方法は血行促進や自律神経の調整に効果があるとされ、皮膚病やリウマチに良いと言われています。
ただし、13-14℃は非常に冷たいため、体調に不安のある方や心臓に疾患のある方は、事前に医師に相談することをおすすめします。
(3) 嘉永2年(1849年)開湯の歴史
寒の地獄旅館は嘉永2年(1849年)開湯、昭和3年(1928年)創業の歴史ある温泉宿です。「寒の地獄」という名称は、明礬温泉エリアの地獄地帯に由来しています。
170年以上の歴史を持つ温泉として、多くの湯治客に親しまれてきました。
温泉・客室・料理の魅力
(1) 多彩な浴槽:切石風呂・檜風呂・家族風呂
寒の地獄旅館には、冷泉浴場のほかに切石風呂、檜風呂、家族風呂など多彩な浴槽があります。それぞれ異なる雰囲気で温泉を楽しめます。
温泉の種類や浴槽の詳細は、大分県観光情報公式サイトでご確認いただけます。
(2) 囲炉裏会席:豊後牛など大分の食材
夕食は囲炉裏を囲んで提供される山里料理が名物です。豊後牛など大分の食材を使った懐石料理が提供され、利用者からは「温泉と夕食の評価が最高評価」と高く評価されています(じゃらんnet)。
囲炉裏会席は山里の雰囲気を楽しめる独特の食事スタイルで、秘湯の宿ならではの魅力です。
(3) 静かな山間の環境と客室
山間部の一軒宿という立地のため、周辺は静かな環境です。都会の喧騒から離れ、ゆっくりと温泉を楽しみたい方に適しています。
ただし、周辺に飲食店やコンビニが少ないため、必要なものは事前に準備することをおすすめします。
宿泊プランと料金・日帰り入浴
(1) 宿泊料金の目安:2名17,000円~19,000円
宿泊料金は2名1室で17,000円~19,000円程度が目安です(2025年時点)。プランにより料金は変動するため、最新情報は予約サイトでご確認ください。
| 予約サイト | 料金目安(2名) |
|---|---|
| じゃらんnet | 19,140円~ |
| 一休.com | 17,424円~(朝食付き) |
(2) 日帰り冷泉浴場の料金と営業日
日帰り入浴は冷泉浴場のみ利用可能です。2つのコースがあります。
| コース | 料金 | 営業日 |
|---|---|---|
| 2時間コース | 大人・高校生 2,500円 | 木-火曜(水曜定休) |
| 1時間コース | 大人・中高生 700円、小学生以下 500円 | 金-火曜(水・木曜定休) |
(出典: 寒の地獄旅館公式サイト)
営業日は変更される可能性があるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
(3) 予約方法:じゃらん・楽天トラベル・一休等
宿泊予約は、じゃらん、楽天トラベル、一休、JTB等の主要予約サイトで可能です。プランや料金は各サイトで異なる場合があるため、比較検討することをおすすめします。
アクセスと注意点
(1) アクセス方法:福岡から車で約1時間
寒の地獄旅館は大分県九重町の山間部に位置します。福岡から車で約1時間、九重夢大吊橋から車で約20分の距離です。
公共交通機関は不便なため、車でのアクセスを推奨します。レンタカーの利用も検討すると良いでしょう。
(2) 冷泉入浴の注意事項:体調管理と事前確認
冷泉は13-14℃と非常に冷たいため、以下の点に注意が必要です。
- 体調管理: 体調に不安のある方や心臓に疾患のある方は事前に医師に相談
- 入浴時間: 長時間の入浴は避け、体を冷やしすぎないように注意
- 暖房室の利用: 冷泉入浴後は必ず暖房室で体を温める
(3) 山間部の一軒宿:周辺施設の状況
山間部の一軒宿のため、周辺に飲食店やコンビニが少ない環境です。必要なものは事前に準備することをおすすめします。
ただし、九重夢大吊橋など周辺観光スポットへのアクセスは良好です。
まとめ:寒の地獄旅館の楽しみ方
寒の地獄旅館は、13-14℃の冷泉と2023年開設の薪サウナで、通年楽しめる温泉体験が可能な秘湯の宿です。日本秘湯を守る会の会員宿として、秘湯愛好家から高い評価を受けています。宿泊料金は2名で17,000円~19,000円が目安で、囲炉裏を囲む山里料理と静かな環境が魅力です。
アクセスには車が必要ですが、九重夢大吊橋など周辺観光と組み合わせることで、充実した旅行プランが立てられます。冷泉入浴の際は体調管理に注意し、交互浴の方法を守って楽しみましょう。
詳細な営業時間や料金は変更される可能性があるため、訪問前に寒の地獄旅館公式サイトでご確認ください。
