波照間島ツアーガイド|日帰り・宿泊プランと星空観測の魅力

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/12/22

波照間島ツアーとは|日本最南端の楽園と南十字星の島

日本最南端の有人島・波照間島への旅行を検討する際、「どうやって行くのか」「日帰りと宿泊どちらがいいのか」「何が見られるのか」と悩む方は少なくありません。

この記事では、波照間島ツアーのアクセス方法、料金、観光スポット、日帰り・宿泊の選び方を、竹富町観光協会安栄観光の公式情報を元に解説します。

初めて波照間島を訪れる方でも、自分に合ったツアープランを選べるようになります。

この記事のポイント

  • 波照間島へは石垣港離島ターミナルから高速船で約60〜80分、1日3便運航
  • ツアー料金はサイクリングコース約8,800円、バス観光コース約13,600円が目安
  • ニシ浜ビーチは日本のベストビーチランキング1位の評価があり、唯一遊泳可能なビーチ
  • 星空観測(南十字星)を楽しむなら1泊2日推奨、日帰りでもニシ浜と日本最南端の碑は周遊可能
  • 外洋航路のため欠航率が高く、特に冬場や台風シーズンは旅程に余裕を持つべき

(1) 波照間島の基本情報(日本最南端の有人島)

波照間島は、沖縄県八重山郡竹富町に属する日本最南端の有人島です。人口約500人、周囲約14.8km(竹富町統計資料による)の小さな島ですが、「ハテルマブルー」と呼ばれる独特の青い海と、夜空に輝く満天の星で知られています。

島名は「果ての珊瑚礁(うるま)」に由来するとされ、その名の通り、沖縄本島から南西約500kmに位置します。亜熱帯気候で年間を通じて温暖ですが、外洋に面しているため、天候の影響を受けやすい特徴があります。

(2) ハテルマブルーの海と星空の魅力

ハテルマブルーとは、波照間島の海の独特な青色を指します。透明度が非常に高く、浅瀬ではエメラルドグリーン、沖合では深い青へとグラデーションを描きます。特にニシ浜ビーチはその美しさで知られ、日本国内のベストビーチランキングで1位に選ばれた実績があります。

星空観測も波照間島の大きな魅力です。日本最南端の位置にあるため、本土では見られない南十字星を観測できます。ベストシーズンは4月〜5月中旬で、この時期には水平線近くに南十字星が姿を現します。島内には星空観測タワーがあり、天体望遠鏡での観測も可能です。

(3) ツアーで体験できること

波照間島ツアーでは、以下のような体験ができます。

  • ニシ浜ビーチでの海水浴・シュノーケリング: 透明度の高い海で熱帯魚やサンゴ礁を観察
  • 日本最南端の碑の訪問: 高那崎の断崖絶壁にある記念碑で記念撮影
  • 島内サイクリング・バス観光: レンタサイクルやバスで島内の観光スポットを周遊
  • 星空観測: 星空観測タワーや宿泊施設周辺で南十字星や天の川を観測
  • 島の集落散策: のどかな集落や古い石垣を巡り、島時間を体験

アクセス方法と料金|石垣島からの高速船・ツアーの種類

(1) 石垣港離島ターミナルから高速船(約60〜80分、1日3便)

波照間島へのアクセスは、石垣港離島ターミナルから高速船を利用します。安栄観光が主要な運航会社で、1日3便(08:00発、11:45発、15:00発)を運航しています。所要時間は約60〜80分です。

運賃は往復で大人7,000円前後(2024年時点)ですが、ツアー料金に含まれることが一般的です。ただし、外洋航路のため天候不良で欠航することが多く、特に冬場や台風シーズンは注意が必要です。予約前に公式サイトで運航状況を確認することをおすすめします。

(2) 安栄観光のツアー料金(サイクリングコース約8,800円、バス観光コース約13,600円)

安栄観光では、以下のようなツアーが用意されています(2024年時点)。

コース名 料金(大人) 内容 出発時刻
サイクリングコース 約8,820円 高速船往復+レンタサイクル 08:00発
バス観光コース 約13,590円 高速船往復+バス観光 08:00発

(出典: 安栄観光

サイクリングコースは自分のペースで島内を周遊でき、バス観光コースは効率的に主要スポットを回れます。体力や時間に応じて選択するとよいでしょう。

(3) フリープランとパッケージツアーの違い

フリープランは、高速船のチケットのみを予約し、島内の移動手段や観光スポットを自分で手配する方式です。自由度が高い一方、レンタサイクルやレンタバイクの事前予約、観光ルートの計画が必要です。

パッケージツアーは、高速船+島内観光がセットになったプランです。バスガイドが主要スポットを案内してくれるため、初めて訪れる方や効率的に回りたい方に適しています。ただし、自由時間が限られるため、ゆっくり過ごしたい方にはフリープランがおすすめです。

(4) 予約方法(オンライン・電話)

高速船やツアーの予約は、安栄観光の公式サイトからオンライン予約が可能です。電話予約も受け付けています。繁忙期(ゴールデンウィーク・夏休み)は満席になりやすいため、早めの予約をおすすめします。

また、VELTRAたびらい沖縄などのオプショナルツアー予約サイトでも、複数のツアーを比較・予約できます。

主要観光スポット|ニシ浜ビーチ・日本最南端の碑・星空観測

(1) ニシ浜ビーチ(日本のベストビーチランキング1位)

ニシ浜ビーチは波照間島の北側に位置し、「北浜」と書いて「にしはま」と読みます。ハテルマブルーの海を代表するビーチで、日本国内のベストビーチランキングで1位に選ばれた実績があります。

遠浅で透明度が高く、シュノーケリングで熱帯魚やサンゴ礁を観察できます。波照間島で唯一遊泳が許可されているビーチでもあります。ただし、監視員はいないため、自己責任での遊泳となります。海況が悪い日は無理をしないようにしましょう。

(2) 高那崎・日本最南端の碑

高那崎は波照間島の南端に位置する断崖絶壁の岬です。ここに「日本最南端の碑」が立っており、記念撮影スポットとして人気です。岬からは荒々しい波と岩礁が広がり、ニシ浜とは対照的な景観を楽しめます。

岬までは港から自転車で約20〜30分です。道中はアップダウンがあるため、電動アシスト自転車やレンタバイクの利用も検討するとよいでしょう。

(3) 星空観測タワー・南十字星観測(ベストシーズン4月〜5月中旬)

波照間島は日本で最も南に位置するため、南十字星を観測できる貴重な場所です。ベストシーズンは4月〜5月中旬で、水平線近くに南十字星が見られます。

島内には星空観測タワーがあり、天体望遠鏡での観測が可能です(営業時間・料金は変更される場合があるため、竹富町観光協会で確認してください)。宿泊施設周辺でも十分に星空を楽しめますが、街灯のない場所での観測がおすすめです。

(4) コート盛(琉球王朝時代の火番所跡)

コート盛は、琉球王朝時代に火番所(のろし台)として使われた遺跡です。島内で最も標高が高い場所で、360度のパノラマビューを楽しめます。晴れた日には周囲の海や集落を一望でき、島の全体像を把握するのに適したスポットです。

日帰りと宿泊の選び方|滞在時間別のモデルコース

(1) 日帰りコース(8:00発便利用、ニシ浜・最南端の碑を周遊)

日帰りコースは、08:00発の高速船で波照間島へ渡り、15:00発または16:00発の便で石垣島に戻るプランです。島内滞在時間は約4〜6時間です。

日帰りモデルコース(約5時間):

  1. 08:00 石垣港発(高速船)
  2. 09:00 波照間港着、レンタサイクル受取
  3. 09:30 ニシ浜ビーチで海水浴・シュノーケリング(2時間)
  4. 11:30 島内食堂で昼食
  5. 12:30 日本最南端の碑へサイクリング(1時間)
  6. 13:30 コート盛展望(30分)
  7. 14:00 レンタサイクル返却、お土産購入
  8. 15:00 波照間港発(高速船)
  9. 16:00 石垣港着

日帰りでもニシ浜ビーチと日本最南端の碑は十分楽しめますが、星空観測はできません。

(2) 1泊2日コース(星空観測をゆっくり楽しむ)

星空観測や島時間をゆっくり楽しむなら、1泊2日がおすすめです。夜は南十字星や天の川を観測し、翌日はゆったりと島内を周遊できます。

1泊2日モデルコース:

  • 1日目: 08:00発便で波照間島へ、ニシ浜・日本最南端の碑を周遊、夜は星空観測
  • 2日目: 朝は島内散策、昼食後に15:00発便で石垣島へ戻る

宿泊することで、日帰りでは味わえないのんびりとした島時間を体験できます。

(3) 滞在時間別のおすすめプラン

滞在時間 おすすめ度 楽しめること 注意点
日帰り(4〜6時間) ⭐⭐⭐ ニシ浜・最南端の碑 星空観測不可
1泊2日 ⭐⭐⭐⭐⭐ 全スポット+星空観測 宿泊施設の予約必須
2泊以上 ⭐⭐⭐⭐ のんびり島時間 島内設備が限定的

(4) 宿泊施設の選び方(民宿が中心、早めの予約推奨)

波照間島の宿泊施設は民宿が中心です。大型ホテルはなく、客室数も限られているため、繁忙期は予約が取りにくくなります。早めの予約をおすすめします。

民宿では、島の食材を使った郷土料理を提供するところが多く、島の暮らしを体験できます。ただし、設備は簡素な場合があるため、事前に口コミや施設情報を確認しておくとよいでしょう。

島内の移動手段と注意点|レンタサイクル・欠航リスク

(1) レンタサイクル・レンタバイク・レンタカーの選び方

波照間島内にはバスやタクシーがないため、移動手段の確保が必須です。以下の3つから選択します(波照間島内のレンタル業者の平均料金、2024年時点)。

移動手段 料金目安 メリット デメリット
レンタサイクル 1,500〜2,000円/日 手軽、風を感じる アップダウンあり
レンタバイク 3,000〜4,000円/日 楽、遠方も可 免許必要
レンタカー 5,000〜6,000円/日 快適 台数少ない

レンタサイクルは港周辺で借りられますが、繁忙期は満車になることがあるため、事前予約をおすすめします。島内は1周約14.8kmで、自転車でも2〜3時間で回れます。

(2) 島内の設備(コンビニ・ATMなし、石垣島で事前準備)

波照間島内にはコンビニ、信号、ATMがありません。必要なもの(日焼け止め、飲料、現金等)は石垣島で事前に調達しておきましょう。島内には商店や食堂がありますが、営業時間が限られている場合があります。

また、携帯電話の電波が入りにくい場所もあるため、紙の地図やオフラインマップを用意しておくと安心です。

(3) 欠航リスクと対策(外洋航路のため天候不良で欠航多い)

波照間島への高速船は外洋航路のため、天候不良で欠航することが多いです。特に冬場(12月〜2月)や台風シーズン(7月〜9月)は欠航率が高くなります。

欠航時の対策:

  • 旅程に余裕を持つ: 前後1日ずつ余裕を持ったスケジュールを組む
  • 宿泊予約の柔軟性: キャンセル可能なプランを選ぶ
  • 運航状況の確認: 前日・当日に安栄観光の公式サイトで確認

欠航した場合、石垣島で待機することになります。石垣島の観光スポットも事前に調べておくと、予定変更に対応しやすくなります。

(4) ベストシーズン(4-5月と11月、冬場や台風シーズンは避ける)

波照間島のベストシーズンは、4月〜5月11月です。

  • 4月〜5月: 南十字星観測のベストシーズン、気候も穏やか
  • 11月: 台風シーズン後で海況が安定、混雑も少ない

逆に、**12月〜2月(冬場)7月〜9月(台風シーズン)**は欠航リスクが高いため、避けた方が無難です。気候や運航状況の詳細は、竹富町観光協会で確認してください。

まとめ|波照間島旅行を成功させるためのポイント

波照間島ツアーは、日本最南端の有人島でハテルマブルーの海と満天の星を楽しめる魅力的な旅行プランです。石垡港から高速船で約60〜80分、サイクリングコース約8,800円、バス観光コース約13,600円が目安です。

ニシ浜ビーチ、日本最南端の碑、星空観測が主要な見どころで、日帰りでも十分楽しめますが、南十字星観測を楽しむなら1泊2日がおすすめです。ただし、外洋航路のため欠航リスクが高く、旅程には余裕を持つことが重要です。

安栄観光竹富町観光協会の公式サイトで最新情報を確認しながら、自分に合ったプランを立てましょう。

よくある質問

Q1波照間島への行き方は?

A1石垣港離島ターミナルから安栄観光の高速船で約60〜80分です。1日3便(08:00、11:45、15:00発)運航しており、往復運賃は大人7,000円前後(2024年時点)です。直接波照間島へは行けないため、まず石垣島に行ってから船に乗る必要があります。外洋航路のため天候不良で欠航することが多く、予約前に公式サイトで運航状況を確認することをおすすめします。

Q2日帰りと宿泊どちらがおすすめですか?

A2星空観測(南十字星)を楽しむなら1泊2日がおすすめです。日帰りでもニシ浜ビーチと日本最南端の碑は周遊可能ですが、南十字星観測は夜間のため宿泊が必要です。1泊2日なら、島内をゆっくり回り、のんびりとした島時間を体験できます。ただし、宿泊施設は民宿が中心で予約が取りにくい場合があるため、早めの予約が必要です。

Q3ツアー料金の相場はいくらですか?

A3安栄観光のサイクリングコースで約8,820円、バス観光コースで約13,590円です(2024年時点)。高速船往復+島内観光のセット料金です。個別に高速船チケットのみ予約し、島内の移動手段を自分で手配するフリープランも選べます。料金は変更される可能性があるため、予約前に公式サイトで最新情報を確認してください。

Q4欠航した場合どうなりますか?

A4外洋航路のため天候不良で欠航することが多く、特に冬場(12月〜2月)や台風シーズン(7月〜9月)は欠航率が高くなります。欠航時は石垣島で待機し、次の運航便を待つことになります。旅程に前後1日ずつ余裕を持ち、宿泊予約はキャンセル可能なプランを選ぶことをおすすめします。運航状況は前日・当日に安栄観光の公式サイトで確認しましょう。

Q5島内の移動手段は?

A5島内にバス・タクシーはないため、レンタサイクル、レンタバイク、レンタカーのいずれかが必須です。レンタサイクルが最も一般的で、料金は1日1,500〜2,000円程度です。港周辺で借りられますが、繁忙期は満車になることがあるため、事前予約をおすすめします。島内は1周約14.8kmで、自転車でも2〜3時間で回れますが、アップダウンがあるため体力に自信のない方は電動アシスト自転車やレンタバイクを検討するとよいでしょう。

T

Tripfolio編集部

Tripfolioは、旅行・観光に関する実践的な情報を提供するメディアです。観光スポット、旅行計画、宿泊施設、グルメ情報など、旅行者に役立つ情報を分かりやすく解説しています。

関連記事

おすすめ記事