福岡から釜山ツアー完全ガイド|フェリー・高速船・飛行機の比較と費用

著者: Tripfolio編集部公開日: 2025/11/25

福岡から釜山ツアーが人気の理由

福岡から韓国・釜山は、飛行機で約1時間、フェリーで約6時間とアクセスが非常に良く、気軽に海外旅行を楽しめる人気の渡航先です。時差がないため、1泊2日の弾丸ツアーでも滞在時間を最大限活用できるのが大きな魅力です。

観光庁の旅行・観光消費動向調査によると、福岡から釜山への旅行は、近隣国へのアクセスの良さから日本人に人気があります。

この記事では、福岡-釜山ツアーの交通手段、費用相場、ツアー選び、おすすめ観光スポットを解説します。初めて釜山旅行を検討している方でも、自分に合ったツアーを選べるようになります。

この記事のポイント

  • 福岡から釜山まで飛行機約1時間、フェリー約6時間とアクセス良好
  • 1泊2日ツアーは12,800円~、2泊3日は22,200円~とリーズナブル
  • フェリーは片道7,837円~、LCC利用で往復2万円程度
  • 高速船「クイーンビートル」は2024年に運行終了、今後はフェリー「ニューかめりあ」か飛行機を利用
  • 時差がないため、1泊2日でも十分楽しめる

福岡-釜山のアクセス方法(フェリー・飛行機)

(1) フェリー「ニューかめりあ」の料金・所要時間

カメリアラインが運航するフェリー「ニューかめりあ」は、福岡(博多港)から釜山への主要な海路オプションです。

フェリー「ニューかめりあ」の特徴:

  • 所要時間: 約6時間
  • 料金: 片道7,837円~(Direct Ferriesによる平均料金¥21,623)
  • 追加費用: 燃料特別不加運賃2,700円、ターミナル使用料500円、国際観光旅客税1,000円が別途必要
  • 利点: 航空機より安価、船内でゆっくり過ごせる

フェリーは費用を抑えたい方、船旅を楽しみたい方におすすめです。

(2) 飛行機(エアプサン・チェジュ航空)の料金・所要時間

福岡空港から釜山(金海国際空港)への飛行機は、LCC(格安航空会社)を利用すると往復2万円程度で利用できます。

飛行機の特徴:

  • 所要時間: 約1時間
  • 料金: LCC利用で往復2万円程度(KKday
  • 主要航空会社: エアプサン、チェジュ航空(阪急交通社によると、WEB予約限定プランではチェジュ航空は15kgまで荷物無料預け可)
  • 利点: 所要時間が短く、スケジュールの自由度が高い

時間を優先する方、移動時間を短くしたい方におすすめです。

(3) 高速船「クイーンビートル」運行終了の注意

高速船「クイーンビートル」は、福岡-釜山間で長年運航していましたが、KKdayによると2024年に運行終了が決定しました。執筆時点(2025年)では利用できないため、今後はフェリー「ニューかめりあ」か飛行機を利用することになります。

ツアー選びのポイントと主要旅行会社の比較

(1) ツアー選びの3つのポイント

福岡-釜山ツアーを選ぶ際は、以下の3点を確認しましょう。

  1. 交通手段: フェリーか飛行機か(時間優先なら飛行機、費用優先ならフェリー)
  2. 宿泊日数: 1泊2日か2泊3日か(1泊2日でも十分楽しめるが、ゆっくり観光したいなら2泊3日)
  3. パッケージ内容: 航空券・宿泊・送迎がセットか、個別手配か

(2) 主要旅行会社の比較(阪急交通社・NEWT・トラベルコ)

旅行会社 特徴 料金帯
阪急交通社 エアプサン・チェジュ航空利用プランあり 中~高
NEWT 航空券+ホテルのパッケージツアー 22,000円~(おとな1名・燃油込み)
トラベルコ 1泊2日ツアーの最安値比較が可能 12,800円~(大人2名1室、1名あたり)

(注: 料金は執筆時点(2025年)の目安であり、時期・プラン・ホテルグレードにより変動します)

(3) パッケージツアーvs個人手配

パッケージツアーの特徴:

  • 航空券・宿泊・送迎がセットで手配の手間が少ない
  • トラブル時のサポートが受けられる
  • 初心者や語学に不安がある方におすすめ

個人手配の特徴:

  • 航空券・宿泊・現地ツアーを自分で手配
  • 自由度が高く、予算に応じたカスタマイズが可能
  • リピーターや旅行慣れしている方に向いている

初めて釜山を訪れる方には、パッケージツアーが安心です。

費用相場と1泊2日・2泊3日の内訳

(1) 1泊2日ツアーの費用相場(12,800円~)

トラベルコによると、福岡発の釜山1泊2日ツアーは、11月最安値で12,800円(大人2名1室、1名あたり)です。

1泊2日ツアーの内訳例:

  • 往復航空券(LCC利用): 約2万円
  • 宿泊費(1泊): 約5,000円~1万円
  • 食事代(2日分): 約5,000円
  • 現地交通費・観光施設: 約3,000円

(2) 2泊3日ツアーの費用相場(22,200円~)

NEWTによると、福岡発の釜山2泊3日ツアーは、22,000円~(おとな1名・燃油込み)です。

2泊3日ツアーの内訳例:

  • 往復航空券(LCC利用): 約2万円
  • 宿泊費(2泊): 約1万円~2万円
  • 食事代(3日分): 約7,500円
  • 現地交通費・観光施設: 約5,000円

(3) 追加費用(燃料特別不加運賃・ターミナル使用料・国際観光旅客税)

フェリー利用時には、基本料金に加えて以下の追加費用が必要です(Direct Ferries)。

  • 燃料特別不加運賃: 2,700円
  • ターミナル使用料: 500円
  • 国際観光旅客税: 1,000円

合計4,200円の追加費用が発生するため、予算に組み込んでおきましょう。

釜山のおすすめ観光スポットとモデルコース

(1) 主要観光スポット(海雲台ビーチ・海東龍宮寺・甘川文化村)

阪急交通社によると、釜山の主要観光スポットには以下があります。

  • 海雲台ビーチ: 韓国を代表するビーチリゾート、夏は海水浴客で賑わう
  • 海東龍宮寺: 海沿いに建つ美しい寺院、パワースポットとして人気
  • 甘川文化村: カラフルな家が立ち並ぶアートな村、フォトスポットとして人気

(2) 南浦洞エリア(国際市場・チャガルチ市場・釜山タワー)

南浦洞エリアは、釜山観光の中心地で、グルメ・ショッピングが楽しめます。

  • 国際市場: 衣料品・雑貨・お土産が揃う大型市場
  • チャガルチ市場: 新鮮な海産物を購入・その場で食べられる市場
  • 釜山タワー: 釜山のランドマーク、展望台から市内を一望できる

(3) 1泊2日・2泊3日のモデルコース

1泊2日モデルコース:

  • 1日目: 福岡→釜山(午前着)→海雲台ビーチ→海東龍宮寺→南浦洞で夕食
  • 2日目: 甘川文化村→国際市場・チャガルチ市場→釜山タワー→福岡へ

2泊3日モデルコースKlook参照):

  • 1日目: 福岡→釜山(午前着)→南浦洞エリア散策→夕食
  • 2日目: 海雲台ビーチ→海東龍宮寺→甘川文化村
  • 3日目: 国際市場・チャガルチ市場→釜山タワー→福岡へ

まとめ:状況別おすすめツアープラン

福岡-釜山ツアーは、1泊2日で12,800円~、2泊3日で22,200円~とリーズナブルに楽しめます。飛行機は約1時間、フェリーは約6時間で、時差がないため短期旅行でも滞在時間を最大限活用できます。

交通手段は、時間優先なら飛行機(LCC利用で往復2万円程度)、費用優先ならフェリー(片道7,837円~)がおすすめです。高速船「クイーンビートル」は2024年に運行終了したため、今後はフェリー「ニューかめりあ」か飛行機を利用しましょう。

初めて釜山を訪れる方にはパッケージツアーが安心で、リピーターには個人手配も選択肢です。最新の料金・運航スケジュールは旅行会社や公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q1福岡から釜山までの所要時間はどれくらい?

A1飛行機で約1時間、フェリーで約6時間です。時差がないため、1泊2日でも滞在時間を最大限活用できます。飛行機はエアプサン・チェジュ航空などのLCCを利用でき、フェリーはカメリアライン「ニューかめりあ」が運航しています。高速船「クイーンビートル」は2024年に運行終了しました。

Q2福岡-釜山ツアーの費用はどれくらい?

A21泊2日ツアーは12,800円~、2泊3日は22,200円~が目安です。フェリーは片道7,837円~、LCC利用で往復2万円程度となります。フェリー利用時には燃料特別不加運賃(2,700円)、ターミナル使用料(500円)、国際観光旅客税(1,000円)が別途必要です。

Q3フェリーと飛行機どちらが良い?

A3時間優先なら飛行機(約1時間)、費用優先ならフェリー(約6時間)がおすすめです。高速船「クイーンビートル」は2024年に運行終了したため、今後はフェリー「ニューかめりあ」か飛行機を利用することになります。船旅を楽しみたい方にはフェリーが適しています。

Q4釜山でおすすめの観光スポットは?

A4海雲台ビーチ、海東龍宮寺、甘川文化村、釜山タワーなどが人気です。南浦洞エリアには国際市場やチャガルチ市場があり、韓国グルメ・ショッピングを楽しめます。海東龍宮寺は海沿いに建つ美しい寺院で、パワースポットとしても人気です。

Q51泊2日でも十分楽しめる?

A5フライト時間が短く時差もないため、1泊2日の弾丸ツアーでも十分楽しめます。ただし観光を詰め込みすぎると疲労が溜まるため、余裕を持った計画を推奨します。1日目は海雲台ビーチ・海東龍宮寺、2日目は甘川文化村・南浦洞エリアを回るモデルコースが人気です。

T

Tripfolio編集部

Tripfolioは、旅行・観光に関する実践的な情報を提供するメディアです。観光スポット、旅行計画、宿泊施設、グルメ情報など、旅行者に役立つ情報を分かりやすく解説しています。

関連記事