青森観光1泊2日で回れるエリアと計画のコツ
青森県への旅行を計画する際、「1泊2日で回りきれるの?」「どこを優先すればいいの?」と悩む方は少なくありません。青森県は東西南北に見どころが分散しており、限られた時間で全エリアを制覇するのは困難です。
この記事では、1泊2日で青森を効率よく回るモデルコース、スケジュール例、旅行費用を、青森県観光情報サイト Amazing AOMORIの公式情報を元に解説します。初めて青森を訪れる方でも、無理なく観光スポットを回れるようになります。
この記事のポイント
- 1泊2日では青森全エリアは困難。十和田湖・奥入瀬、弘前・白神、青森市・浅虫温泉のいずれかに絞るのがおすすめ
- 東京から東北新幹線で新青森まで約3時間10分、八戸まで約2時間50分
- レンタカーがあると便利だが、車なしでも観光バスやJRバスで主要スポットを回れる
- 旅行費用は1泊2日で1人3〜5万円が目安(交通費、宿泊費、食事代込み)
(1) 青森県の広さとエリアの特徴
青森県は本州最北端に位置し、面積は四国に匹敵する広さです。主なエリアは以下の通りです。
| エリア | 主な観光地 | 特徴 |
|---|---|---|
| 十和田・奥入瀬 | 十和田湖、奥入瀬渓流 | 自然景勝地、国の特別名勝 |
| 弘前・白神 | 弘前城、白神山地・青池 | 歴史と世界遺産 |
| 青森市周辺 | ねぶたの家ワ・ラッセ、浅虫温泉 | 文化・グルメ・温泉 |
| 下北半島 | 恐山、仏ヶ浦 | 霊場と絶景 |
| 津軽半島 | 龍飛崎、ストーブ列車 | 最北の風景 |
(2) 1泊2日で欲張りすぎない計画の立て方
1泊2日で青森を満喫するには、エリアを1〜2つに絞るのがポイントです。
推奨:
- 十和田湖・奥入瀬エリア(自然重視)
- 弘前・白神エリア(歴史・世界遺産重視)
- 青森市・浅虫温泉エリア(グルメ・温泉重視)
避けたいパターン:
- 十和田湖→弘前→下北半島など、複数エリアを詰め込みすぎる
- 移動時間が長く、観光時間が短くなる
目的別モデルコース3選
(1) 十和田湖・奥入瀬渓流コース(自然満喫派向け)
十和田湖国立公園協会によると、十和田湖と奥入瀬渓流は同じエリアにあり、1日で両方回れます。
1日目: 八戸駅→奥入瀬渓流→十和田湖→十和田湖畔宿泊 2日目: 十和田湖→蔦沼(紅葉シーズン)→八戸駅
おすすめポイント:
- 奥入瀬渓流は全長約14km。見どころを絞って散策(2〜3時間)
- 十和田湖の遊覧船(約50分)
- 蔦沼は早朝訪問で幻想的な朝焼けを楽しめる(10月中旬〜下旬が紅葉見頃)
(2) 弘前・白神山地コース(歴史・世界遺産派向け)
1日目: 新青森駅→弘前城→岩木山神社→弘前市内宿泊 2日目: 弘前→白神山地・青池→新青森駅
おすすめポイント:
- 弘前城は桜の名所(4月下旬〜5月上旬が見頃)
- 白神山地・青池は神秘的な青色が魅力
- 弘前市内でアップルパイ巡り(市内約40店舗)
(3) 青森市・浅虫温泉コース(グルメ・温泉派向け)
1日目: 新青森駅→青森魚菜センター(のっけ丼)→ねぶたの家ワ・ラッセ→浅虫温泉宿泊 2日目: 浅虫水族館→酸ヶ湯温泉→新青森駅
おすすめポイント:
- のっけ丼は自分好みの海鮮を選んで作る丼(10枚綴り1,500円、2025年時点)
- ねぶたの家ワ・ラッセではねぶた祭の山車を常設展示
- 酸ヶ湯温泉の「千人風呂」は混浴の大浴場として有名
1日目のスケジュール例|到着から宿泊まで
(1) 十和田湖・奥入瀬コースの1日目
| 時刻 | 場所・行動 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 09:00 | 八戸駅到着(東京駅から新幹線約2時間50分) | - |
| 09:30 | 八戸駅→奥入瀬渓流入口(JRバス約1時間30分) | 移動1.5時間 |
| 11:00 | 奥入瀬渓流散策(石ヶ戸〜銚子大滝) | 散策2時間 |
| 13:00 | ランチ(渓流沿いのレストラン) | 1時間 |
| 14:00 | 奥入瀬渓流→十和田湖(バス約30分) | 移動30分 |
| 14:30 | 十和田湖遊覧船 | 約50分 |
| 16:00 | 十和田湖畔散策・休屋地区 | 1時間 |
| 17:00 | 宿泊施設チェックイン | - |
ポイント:
- 奥入瀬渓流は見どころを絞って散策。全長14kmを歩くのは時間がかかる
- 十和田湖遊覧船は休屋発着で約50分(料金: 大人1,500円、2025年時点)
(2) 弘前・白神コースの1日目
| 時刻 | 場所・行動 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 10:00 | 新青森駅到着(東京駅から新幹線約3時間10分) | - |
| 10:30 | 新青森駅→弘前駅(JR奥羽本線約30分) | 移動30分 |
| 11:00 | 弘前城・弘前公園散策 | 2時間 |
| 13:00 | ランチ(弘前市内・郷土料理) | 1時間 |
| 14:00 | 弘前市内観光(藤田記念庭園・旧弘前市立図書館) | 2時間 |
| 16:00 | アップルパイ巡り・カフェ休憩 | 1時間 |
| 17:00 | 宿泊施設チェックイン | - |
ポイント:
- 弘前城は桜の名所(4月下旬〜5月上旬が見頃)。桜のない時期は所要時間短縮可
- アップルパイは市内約40店舗で提供。弘前市観光サイトでマップ配布
2日目のスケジュール例|観光から帰路まで
(1) 十和田湖・奥入瀬コースの2日目
| 時刻 | 場所・行動 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 06:00 | 早朝:蔦沼の朝焼け鑑賞(10月中旬〜下旬) | 1時間 |
| 08:00 | ホテルで朝食・チェックアウト | 1時間 |
| 09:00 | 十和田湖→八戸駅(JRバス約2時間) | 移動2時間 |
| 11:00 | 八戸市内観光(八食センター・海鮮丼) | 2時間 |
| 13:00 | 八戸駅→東京駅(新幹線約2時間50分) | - |
ポイント:
- 蔦沼は紅葉シーズン(10月中旬〜下旬)の早朝が幻想的
- 八食センターは八戸の海の幸が揃う市場。七輪で焼いて食べられる
(2) 弘前・白神コースの2日目
| 時刻 | 場所・行動 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 08:00 | ホテルで朝食・チェックアウト | 1時間 |
| 09:00 | 弘前→白神山地・青池(弘南バス約1時間30分) | 移動1.5時間 |
| 10:30 | 青池・十二湖散策 | 2時間 |
| 12:30 | ランチ(十二湖周辺) | 1時間 |
| 13:30 | 十二湖→弘前駅(バス約1時間30分) | 移動1.5時間 |
| 15:00 | 弘前駅→新青森駅→東京駅(新幹線約3時間10分) | - |
ポイント:
- 白神山地・青池は「青いインクを流したような」神秘的な色が特徴
- 十二湖散策は青池を中心に2時間程度で主要な池を回れる
アクセス・交通手段・旅行費用
(1) 東京からのアクセス方法
新幹線:
- 東京駅→新青森駅: 東北新幹線で約3時間10分、片道17,670円(通常期指定席、2025年時点)
- 東京駅→八戸駅: 東北新幹線で約2時間50分、片道16,500円(通常期指定席、2025年時点)
飛行機:
- 羽田空港→青森空港: 約1時間20分、片道15,000円〜(時期により変動)
(2) レンタカー vs 公共交通機関
レンタカーのメリット:
- 白神山地・十和田湖など、公共交通機関でアクセスしにくいエリアも自由に回れる
- 時間に縛られず、自分のペースで観光できる
レンタカーの注意点:
- 冬季(11月中旬〜4月下旬)はスタッドレスタイヤ必須
- 一部道路(八甲田ルート等)は冬季通行止めになる場合がある
公共交通機関のメリット:
- びゅうトラベルによると、八戸駅や新青森駅を起点に観光バスやJRバスで主要スポットを回れる
- 運転の負担なく、車窓を楽しめる
(3) 1泊2日の旅行費用目安
青森県旅行(1泊2日)の費用は、以下のように分類されます。
| 項目 | 内容 | 目安額(1人) |
|---|---|---|
| 交通費 | 東京〜新青森往復(新幹線) | 3.5万円 |
| 宿泊費 | ビジネスホテルまたは温泉旅館1泊 | 0.8〜1.5万円 |
| 食事代 | 朝・昼・夕(2日分) | 0.5〜1.0万円 |
| 観光施設 | 入場料、バス代等 | 0.3〜0.5万円 |
| 雑費 | お土産等 | 0.2〜0.3万円 |
合計: 1人5.3〜7.8万円が目安です。
費用を抑えるポイント:
- えきねっと早割の活用: 新幹線を14日前予約で10〜20%割引
- 平日旅行: 宿泊費が週末より1〜2割安い
- レンタカー vs バス: レンタカーは2人以上ならコスパ良し、1人ならバス利用がお得
まとめ:季節別おすすめコース
青森県は1泊2日でも、エリアを絞れば十分楽しめます。十和田湖・奥入瀬エリア(自然)、弘前・白神エリア(歴史・世界遺産)、青森市・浅虫温泉エリア(グルメ・温泉)のいずれかに絞った計画がおすすめです。
季節別おすすめコース:
- 春(4月下旬〜5月上旬): 弘前城の桜→弘前・白神コース
- 夏(8月2日〜7日): ねぶた祭→青森市・浅虫温泉コース(宿泊は早めの予約必須)
- 秋(10月中旬〜下旬): 奥入瀬・蔦沼の紅葉→十和田湖・奥入瀬コース
- 冬(12月〜2月): ストーブ列車→津軽半島コース(または青森市・酸ヶ湯温泉)
東京から新幹線で約3時間とアクセスも良く、週末旅行にも最適です。青森県観光情報サイト Amazing AOMORIで最新情報を確認しながら、自分に合ったプランを立てましょう。
